JP2014104877A - インストルメントパネルのボトムカバー取付け構造 - Google Patents
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Abstract
提供。
【解決手段】本発明に係るインストルメントパネル1にボトムカバー2を取り付けるボトムカバー取付け構造は、弾性変形することでボトムカバーをインストルメントパネルに取り付ける爪部材40と、爪部材と一体的に形成され、インストルメントパネルにその一部が係脱可能な離脱防止部材50とを備え、離脱防止部材は、爪部材がインストルメントパネルとの取付け状態を占めるときには、インストルメントパネルに引っかかる係合可能位置にあり、爪部材がインストルメントパネルから離脱する方向に弾性変形するように操作されたときには、インストルメントパネルとの係合可能位置から係合離脱位置へと爪部材と一体的に移動する.
【選択図】図5
Description
一般にインストルメントパネルへのボトムカバーの取付けには、耐熱性、耐衝突性、耐衝撃性の耐久性の点からスクリュを用いるのが好ましい。しかし、作業スペースの制限からスクリュを締緩する工具を使用できない場合がある。そのため、樹脂爪やクリップを用いてインストルメントパネルにボトムカバーを取り付けることもあるが、脱落に対する信頼性は爪部材の変形等があるので、スクリュの場合よりも低くなってしまう。
そこで、樹脂爪やクリップの経年劣化や破損した場合でもボトムカバーがインストルメントパネルから外れないようにするために、離脱防止手段を設けているものがある。このような構成の先行技術としては、例えば特許文献1が挙げられる。
フックの折損を回避するためには、フックを直接、指や工具で押さえて外せる構造、目視作業できる作業穴の設定がボトムカバーあるいはインストルメントパネルに必要になる。しかし何れも作業性の悪化、作業スペースを要してしまうという課題がある。
本発明は、作業性やスペース効率に優れつつも、取付部位の破損時に確実に保持できるインストルメントパネルのボトムカバー取付け構造を提供することを、その目的とする。
図1に示すように、車室内のフロント側には、樹脂製のインストルメントパネル1が配置されている。インストルメントパネル1には、図示しないエンジンルーム等からインストルメントパネル1内(車室内)に侵入した音を遮音する目的でボトムカバー2が装着されている。
本形態において、運転席側に位置するボトムカバー2は、インストルメントパネル1の下部を構成する樹脂製のアンダーカバー3に取り付けられ、助手席側に位置するボトムカバー2はインストルメントパネル1の下部1Aに直接取り付けられている。運転席側と助手席側のボトムカバー2の形状は異なっているが、インストルメントパネル1に対する取付け構造は同一であるので、以下、運転席側のボトムカバー2に関して説明する。
ボトムカバー2の取付部22には、樹脂製のクリップ7a、7bが挿入されるクリップ孔23a、23bが形成されている。アンダーカバー3の取付部30には、クリップ7a、7bが挿入されるクリップ孔31a、31bが形成されている。ボトムカバー2の取付部22は、アンダーカバー3の取付部30に接合され、クリップ7a、7bを、クリップ孔23a、23b及びクリップ孔31a、31bに挿入することで、ボトムカバー2がアンダーカバー3の下方から取り付けられて固定される。
爪部材40は、図3、図5(a)、図5(b)に示すように、その一辺側40Aがボトムカバー2と一体成形されていて、その他辺側40Bが一辺側40Aに対して間隔を空けて位置する逆U字形状とされている。他辺側40Bは曲がり部40Cを起点として一辺側40Aに接近/離間する方向に弾性変形するように構成されている。
爪部材40は、図4、図5に示すように取付穴32に挿入されて取付け状態を占めるときに、取付穴32の縁部32aに引っかかる係止部41を備えている。爪部材40は、係止部41を取付穴32の縁部32aに引っかかる位置から引っかかりが解除される位置へと変位させる操作部42と、爪部材40を取付穴32から斜め方向に離脱させるように案内する傾斜したガイド部43を備えている。これら係止部41、操作部42及びガイド部43は、弾性変形する他辺側40Bに形成されている。
ボトムカバー2は、図2で説明したようにアンダーカバー3とダッシュパネル4にそれぞれクリップ6a、6b、クリップ7a、7bによって取り付けられて固定されている。このとき爪部材40は、その係止部41が取付穴32の縁部32aに引っかかっている。この状態でクリップ6a、6bやクリップ7a、7bが経年劣化や破損、アンダーカバー3の位置がずれて係止部41と縁部32aとの引っかかりが解除されると、ボトムカバー2は図中下方に自重で落下する。
図6(a)に示す、爪部材40の係止部41が取付穴32の縁部32aは引っかかる取付け状態を占めるとき、ボトムカバー2はアンダーカバー3に取付られて保持されている。この状態から、メンテナンス時などにボトムカバー2をアンダーカバー3から取り外すには、まず図2に示したクリップ6a、6b、クリップ7a、7bを取り外し、爪部材40の操作部42を一端側40A側に撓ませるように操作して弾性変形させる。すなわち、爪部材40がアンダーカバー3から離脱する方向に弾性変形するように操作する。
すると、図6(b)に示すように、係止部41と取付穴32の縁部32aとの引っかかりが解除されるとともに、フック50が取付穴32の縁部32b(アンダーカバー3)との係合可能位置から係合離脱位置へと爪部材40と一体的に移動する。そして爪部材の傾斜したガイド部43を取付穴32の端部32cに当接させる。
そして、図6(c)に示すように、ガイド部43に沿ってボトムカバー2を図中右斜め方向に下降させると、爪部材40全体が取付穴32から離脱する。そしてボトムカバー2をアンダーカバー3から取り外すことができる。
このため、図2に示したクリップ6a、6bやクリップ7a、7bでアンダーカバー3やダッシュパネル4にボトムカバー2を取り付ける際に、作業者がボトムカバー2を保持しなくて良く、作業性が向上する。
2 ボトムカバー
32 取付穴
40 爪部材
41 係止部
42 操作部
43 ガイド部
50 離脱防止部材(フック)
Claims (2)
- インストルメントパネルにボトムカバーを取り付けるボトムカバー取付け構造において、
弾性変形することで前記ボトムカバーを前記インストルメンタルインストルメントパネルに固定する爪部材と、
前記爪部材と一体的に形成され、前記インストルメントパネルにその一部が係脱可能な離脱防止部材とを備え、
前記離脱防止部材は、前記爪部材が前記インストルメントパネルとの固定状態を占めるときには、前記インストルメントパネルに引っかかる係合可能位置にあり、前記爪部材が前記インストルメントパネルから離脱する方向に弾性変形するように操作されたときには、前記インストルメントパネルとの係合可能位置から係合離脱位置へと前記爪部材と一体的に移動することを特徴とするボトムカバー取付け構造。 - 前記インストルメントパネルは、前記爪部材と前記離脱防止部材が挿入される取付穴を有し、
前記爪部材は、前記固定状態を占めるときに、前記取付穴の縁部に引っかかる係止部と、前記係止部を前記取付穴の縁部に引っかかる位置から引っかかりが解除される位置へと変位させる操作部と、前記爪部材を前記取付穴から斜め方向に離脱させるように案内する傾斜したガイド部を有することを特徴とする請求項1記載のボトムカバー取付け構造。
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