JPH04134740U - 自動車の車室前部構造 - Google Patents

自動車の車室前部構造

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JPH04134740U
JPH04134740U JP5232891U JP5232891U JPH04134740U JP H04134740 U JPH04134740 U JP H04134740U JP 5232891 U JP5232891 U JP 5232891U JP 5232891 U JP5232891 U JP 5232891U JP H04134740 U JPH04134740 U JP H04134740U
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JP
Japan
Prior art keywords
garnish
passenger compartment
door
vehicle
width direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP5232891U
Other languages
English (en)
Inventor
量 杉本
Original Assignee
ダイハツ工業株式会社
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Publication date
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単で、かつ、ラウンド感を生じさせ
ることにより品質の向上を図るようにした自動車の車室
前部構造の提供をする。 【構成】 車室2の前壁にインスツルメントパネル4を
複数の取付具5により取り付けた場合において、上記取
付具5を覆うガーニッシュ10を車幅方向に長い長尺体
として、このガーニッシュ10で上記各取付具5を一体
的に覆っている。また、上記ガーニッシュ10の車幅方
向各端部を後方に向って折り曲げ、この折り曲げ部15
と、サイドドア17の車室2側のウェスト部24とを前
後に連続するように設け、かつ、同上折り曲げ部15と
ウェスト部24の各車室2側の面を互いにほぼ面一とし
てある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車の車室前部がインスツルメントパネルとサイドドアとを備 えた同上車室前部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車の車室の前壁にはインスツルメントパネルが複数の取付具によ り取り付けられ、車体前部の側壁にはサイドドアが設けられている。 上記構成において、従来、車室前部の見栄えを向上させるため、上記取付具を 車室側から覆うガーニッシュを設けたものが提案されている(例えば、実開昭6 3‐96943号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来構成では、各取付具にそれぞれガーニッシュを設けている ため、部品点数が多くなり、構成が複雑になっている。 また、車室前部には、品質上、ラウンド感の生じることが求められるが、上記 のようにガーニッシュを複数設けると、上記ラウンド感が損なわれるという不都 合がある。
【0004】
【考案の目的】
この考案は、上記のような事情に注目してなされたもので、構成が簡単で、か つ、ラウンド感を生じさせることにより品質の向上を図るようにした自動車の車 室前部構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところは、ガーニッシュを車 幅方向に長い長尺体としてインスツルメントパネル取付用の各取付具を一体的に 覆うと共に、このガーニッシュの車幅方向各端部を後方に向って折り曲げ、この 折り曲げ部と、サイドドアの車室側のウェスト部とを前後に連続するように設け 、かつ、同上折り曲げ部とウェスト部の各車室側の面を互いにほぼ面一とした点 にある。
【0006】
【作 用】
上記構成による作用は次の如くである。 車室2のフロントカウル(前壁)3にインスツルメントパネル4を複数のボル ト(取付具)5により取り付けた場合において、上記ボルト(取付具)5を覆う ガーニッシュ10を車幅方向に長い長尺体として、上記各ボルト(取付具)5を 一体的に覆っている。 このため、各ボルト(取付具)5をそれぞれガーニッシュで覆っていた従来に 比べて部品点数を少なくできる。
【0007】 また、上記ガーニッシュ10の車幅方向各端部を後方に向って折り曲げ、この 折り曲げ部15と、サイドドア17の車室2側のドアガーニッシュ(ウェスト部 )24とを前後に連続するように設け、かつ、同上折り曲げ部15とドアガーニ ッシュ24の各車室2側の面を互いにほぼ面一としてある。 このため、ガーニッシュ10とドアガーニッシュ24との間に連続的な一体感 が生じることとなる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。 図1から図5において、図中符号1は自動車の車体前部、2は車室で、図中矢 印Frは自動車の前方を示している。 上記車室2の前壁であるフロントカウル3の上方にはフロントウィンドガラス 6が設けられている。また、同上フロントカウル3には、車幅方向に延びる樹脂 製のインスツルメントパネル4が三つの取付具であるボルト5によりねじ止めさ れている。この場合、上記インスツルメントパネル4の上部には車幅方向に延び 、かつ、車室2側に向って開口する浅い凹溝7が形成され、この凹溝7の底部に 車室2側からみて車幅方向で三つの凹所8が形成され、これら各凹所8内に挿入 されたボルト5により、この凹所8の底部がフロントカウル3にねじ止めされ、 これによって上記したようにインスツルメントパネル4がねじ止めされている。
【0009】 上記各ボルト5を車室2側から覆うガーニッシュ10が設けられている。この ガーニッシュ10は車幅方向に長い長尺体とされて上記各ボルト5を一体的に覆 い、上記凹所8の開口に嵌脱自在に嵌入されている。このガーニッシュ10には 六つの係止突起11が前方に向って突設され、これら係止突起11がインスツル メントパネル4に形成された係止孔12に係脱自在に係止されている。また、ボ ルト13によってもガーニッシュ10がインスツルメントパネル4にねじ止めさ れ、このようにしてガーニッシュ10はインスツルメントパネル4に着脱自在に 取り付けられている。更に、上記ガーニッシュ10の車幅方向各端は後方に向っ て折り曲げられ、これが折り曲げ部15となっている。
【0010】 一方、前記車体前部1の側壁16には、サイドドア17が設けられている。こ のサイドドア17は、特に図1と図5とで示すように、左右に対面する板金製の インナパネル19とアウタパネル20とを最中状に接合して形成したドア本体2 1と、このドア本体21の上面のウェスト開口22を通り昇降自在とされるウィ ンドガラス23と、インナパネル19の車室2側の上縁19aに沿って前後に延 びこの上縁19aを覆うドアガーニッシュ24と、このドアガーニッシュ24よ りも下方でインナパネル19の車室2側の面に取り付けられる樹脂製のトリム2 5とで構成されている。上記ドアガーニッシュ24は樹脂製で、断面がほぼコの 字状をなし、トリム25よりも車室2側に突出した突条体となっている。そして 、上記ドアガーニッシュ24は上記サイドドア17の車室2側のウェスト部を構 成している。
【0011】 前記折り曲げ部15と上記ドアガーニッシュ24とは前後に連続するように設 けられ、かつ、同上折り曲げ部15とドアガーニッシュ24の車室2側の面は特 に図1で示すようにほぼ面一とされている。 このため、ガーニッシュ10とドアガーニッシュ24との間に連続的な一体感 が生じ、つまり、車室2の前部にラウンド感が生じるようになされている。
【0012】 上記の場合、図4で示すようにガーニッシュ10は樹脂製のガーニッシュ本体 27と、このガーニッシュ本体27の車室2側の面を覆う表皮28とで構成され 、この表皮28と上記ドアガーニッシュ24とは外観上の質感が互いにほぼ同じ ものとされている。なお、上記表皮28はなくてもよく、この場合には、ガーニ ッシュ本体27とドアガーニッシュ24とが外観上の質感が同じとなるようにさ れる。また、上記ドアガーニッシュ24やトリム25はパッドとこれを覆う表皮 とで構成してもよい。
【0013】 図6と図7は、他の実施例を示している。 これによれば、ガーニッシュ10は板金製とされている。また、サイドドア1 7の上縁19aは外観形状が前記実施例のドアガーニッシュ24とほぼ同じとな るよう車室2側に向って膨出し、これがサイドドア17の車室2側のウェスト部 を構成している。 そして、ガーニッシュ10とインナパネル19の上縁19aとは共に板金製で あって、外観上の質感が互いに同じもとなっている。 他の構成は前記実施例と同様であるため、図面に共通の符号を付してその説明 は省略する。
【0014】
【考案の効果】
この考案によれば、車室の前壁にインスツルメントパネルを複数の取付具によ り取り付けた場合において、上記取付具を覆うガーニッシュを車幅方向に長い長 尺体として、上記各取付具を一体的に覆ったため、各取付具をそれぞれガーニッ シュで覆っていた従来に比べて部品点数を少なくでき、よって、その分、ガーニ ッシュを構成簡単にすることができる。
【0015】 また、上記ガーニッシュの車幅方向各端部を後方に向って折り曲げ、この折り 曲げ部と、サイドドアの車室側のウェスト部とを前後に連続するように設け、か つ、同上折り曲げ部とウェスト部の各車室側の面を互いにほぼ面一としてあるた め、ガーニッシュとウェスト部との間に連続的な一体感が生じ、つまり、車室の 前部にラウンド感が生じることになって、車体の品質の向上が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】車室前部の斜視図である。
【図2】車室前部の展開斜視図である。
【図3】図1の3‐3線矢視断面図である。
【図4】図3の部分拡大断面図である。
【図5】図1の5‐5線矢視断面図である。
【図6】他の実施例で図4に相当する図である。
【図7】他の実施例で図5に相当する図である。
【符号の説明】
1 車体前部 2 車室 3 フロントカウル(前壁) 4 インスツルメントパネル 5 ボルト(取付具) 10 ガーニッシュ 15 折り曲げ部 16 側壁(サイドパネル) 17 サイドドア 19a 上縁(ウェスト部) 24 ドアガーニッシュ(ウェスト部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室の前壁にインスツルメントパネルを
    複数の取付具により取り付け、上記各取付具を車室側か
    ら覆うガーニッシュを設け、一方、車体前部の側壁にサ
    イドドアを設けた自動車の車室前部構造において、上記
    ガーニッシュを車幅方向に長い長尺体として各取付具を
    一体的に覆うと共に、このガーニッシュの車幅方向各端
    部を後方に向って折り曲げ、この折り曲げ部と、上記サ
    イドドアの車室側のウェスト部とを前後に連続するよう
    に設け、かつ、同上折り曲げ部とウェスト部の各車室側
    の面を互いにほぼ面一とした自動車の車室前部構造。
JP5232891U 1991-06-10 1991-06-10 自動車の車室前部構造 Pending JPH04134740U (ja)

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JP5232891U JPH04134740U (ja) 1991-06-10 1991-06-10 自動車の車室前部構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111907431A (zh) * 2019-05-07 2020-11-10 丰田纺织株式会社 车辆内饰构件组件
JP2020183143A (ja) * 2019-05-07 2020-11-12 トヨタ紡織株式会社 車両の内装構造
JP2020183141A (ja) * 2019-05-07 2020-11-12 トヨタ紡織株式会社 車両用温調装置

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