JP2517937Y2 - 車両用ドア - Google Patents

車両用ドア

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JP2517937Y2
JP2517937Y2 JP1989029657U JP2965789U JP2517937Y2 JP 2517937 Y2 JP2517937 Y2 JP 2517937Y2 JP 1989029657 U JP1989029657 U JP 1989029657U JP 2965789 U JP2965789 U JP 2965789U JP 2517937 Y2 JP2517937 Y2 JP 2517937Y2
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door
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吉信 酒井
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Araco Corp
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はインナパネルとアウタパネルとを一体化して
形成してなる車両用ドアであって、その長手方向の一側
縁部にて車体の側部に設けた開口部の前後方向の一側縁
部に回動可能に組付けられて前記開口部を開閉する車両
用ドアに関する。
(従来技術) この種形式の車両用ドアは乗用車、バン型車両等に一
般に採用されていて、第6図(a)、(b)および第7
図(a)、(b)に示すように適宜の部位に機能部品の
組付部が設けられている。第6図(a)、(b)に示す
ドア1は同図(c)に示すホイルベースL1の長いロング
ホイルベース車両2のサイドリヤドアに採用され、また
第7図(a)、(b)に示すドア3は同図(c)に示す
ホイルベースL2の短かいシヨートホイルベース車両4の
サイドリヤドアに採用されるものであり、各ドア1、3
のインナパネルにはインサイドハンドル5aの取付座1a、
3a,ロッキング機構のリンク類5bの取付座1b、3b、ウイ
ンドレギュレータの取付座1c、3c等組付部が設けられて
いる。
(考案が解決しようとする課題) この種のドアにおいては外観が重要視されるアウタパ
ネルは当然であるが、外観を重要視されないインナパネ
ルもロングホイルベース車両用ドア、ショートホイルベ
ース車両用ドアそれぞれ形状、組付部の配設部位の相違
から、それぞれ専用の成形型にて成形された専用のもの
である。このため、インナパネルもコストが高くこれが
ドアのコストを引上げる結果となる。従って、本考案の
目的は、ロングホイルベース車両用ドアのインナパネル
をわずかな加工によりショートホイルベース車両用ドア
のインナパネルに転用可能として、インナパネルのコス
トの低減を図り以って車両用ドアのコストの低減を図る
ことにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記した形式の車両用ドアにおいて、前記イ
ンナパネルを長手方向に前側区域、中間区域および後側
区域の3つの区域に区分して、前記両側区域のいずれか
一方または両方に機能部品の組付部を設けるとともに、
前記中間区域を形状変化の少ない区域としたことを特徴
とするものである。
(考案の作用・効果) かかる構成のインナパネルによれば、両側区域がロン
グホイルベース車両用ドアとショートホイルベース車両
用ドアとに共通となり、中間区域の長手方向の寸法を短
かくすることによりショートホイルベース車両用ドアに
適宜採用することができる。この場合、インナパネルの
中間区域を所望の寸法だけ切断して除去した後溶接等の
簡単な接合手段で対応できるため、ショートホイルベー
ス車両用ドアのインナパネルのコストが低減し同ドアの
コストの低減を図ることができる。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明するに、
第1図には本考案に係るインナパネルを備えた車両用ド
ア10が示されている。当該ドア10はアウタパネル11、同
パネル11に溶接されて一体のインナパネル12、同パネル
12の内側面に組付けられて同内側面を覆蓋する図示しな
いドアトリムを備えてなり、インナパネル12の内側面に
は第2図に示すようにインサイドハンドル13、ロッキン
グ機構14、図示しないウインドレギュレーター等が組付
けられている。
しかして、インナパネル12は長手方向に前側区域12
a、後側区域12bおよび中間区域12cの3つの区域に区分
されていて、前側区域12aの内側面にインサイドハンド
ル13、ロッキング機構14両者の取付座12a1、ウインドレ
ギュレータの取付座12a2等機能部品の全ての組付部が設
けられていて、中間区域12cおよび後側区域12bは形状変
化の少ない区域となっている。なお、インナパネル12の
前側区域12aと中間区域12cの境界12a3は第3図に示すよ
うに断面凹形状に形成されている。
かかる構成のインナパネル12を備えたドア10は第6図
(c)には示すロングホイルベース車両用のリヤドアで
あり、インナパネル12の中間区域12cを除去して前側区
域12aと後側区域12bを接合することにより、第7図
(c)に示すショートホイルベース車両用リヤドアのイ
ンナパネルとして採用することができる。第4図には当
該ドア20が示されている。当該ドア20はアウタパネル21
に溶接されて一体のインナパネル22を備え、同インナパ
ネル22は前側区域22aと後側区域22bとにより構成されて
いる。インナパネル22の前後区域22a、22bは第4図およ
び第5図に示すように、前後端縁部にて互いに重合さ
れ、当該重合部をスポット溶接されて一体化されてい
る。インナパネル22の前後両区域22a、22bには第1図に
示すインナパネル12の中間区域12cを除去して分離され
た前後両区域12a、12bが採用されている。
このように、これら両ドア10、20においてはインナパ
ネル12、22の前後両区域12a、12bと22a、22bとが共通と
なり、インナパネル12における中間区域12cの全てまた
は長手方向に適宜の長さ除去して互いに接合するという
簡単な手段により、ショートホイルベース車両用のイン
ナパネル22、これより長い適宜のホイルベース車両用の
インナパネルが構成できる。従って、これらのインナパ
ネルを採用する車両用ドアはコストが著しく低減する。
なお、本実施例においては、インナパネル12の前側区
域12aと中間区域12cの境界12a3をインナパネル12の内面
側に突出する所定幅で所定深さの凹所に形成して、中間
区域12cを切断する場合に境界12a3にて切断するように
構成されている。従って、中間区域12cを適宜の幅切断
除去した残りの区域の先端縁部を前側区域12aの境界12a
3の凹所外面に重合して接合することができ、これによ
りインナパネル12の接合部の外面側(車室内側)への出
張りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るロングホイルベース車両用ドアの
内側からみた斜視図、第2図は同ドアに機能部品を組付
けた部分斜視図、第3図はインナパネルにおける第1図
の矢印III−III線方向の部分断面図、第4図は本考案に
係るショートホイルベース車両用ドアの第1図に対応す
る斜視図、第5図はインナパネルにおける第4図の矢印
V−V線方向の断面図、第6図(a)は従来のロングホ
イルベース車両用ドアの内側面図、同図(b)は同ドア
の内側からみた斜視図、同図(c)はロングホイルベー
ス車両の側面図、第7図(a)は従来のショートホイル
ベース車両用ドアの内側面図、同図(b)は同ドアの内
側からみた斜視図、同図(c)はショートホイルベース
車両の側面図である。 符号の説明 10、20……ドア、11、21……アウタパネル、12、22……
インナパネル、12a、22a……前側区域、12b、22b……後
側区域、12c……中間区域、12a1、12a2……取付座部
(組付部)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インナパネルとアウタパネルとを一体化し
    て形成してなり、長手方向の一側縁部にて車体の側部に
    設けた開口部の前後方向の一側縁部に回動可能に組付け
    られて前記開口部を開閉する車両用ドアにおいて、前記
    インナパネルを長手方向に前側区域、中間区域および後
    側区域の3つの区域に区分して、前記両側区域のいずれ
    か一方または両方に機能部品の組付部を設けるととも
    に、前記中間区域を形状変化の少ない区域としたことを
    特徴とする車両用ドア。
JP1989029657U 1989-03-15 1989-03-15 車両用ドア Expired - Lifetime JP2517937Y2 (ja)

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