JPS5851098Y2 - 自動車用リヤフロア構造 - Google Patents

自動車用リヤフロア構造

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Publication number
JPS5851098Y2
JPS5851098Y2 JP9726481U JP9726481U JPS5851098Y2 JP S5851098 Y2 JPS5851098 Y2 JP S5851098Y2 JP 9726481 U JP9726481 U JP 9726481U JP 9726481 U JP9726481 U JP 9726481U JP S5851098 Y2 JPS5851098 Y2 JP S5851098Y2
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JP
Japan
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floor
rear floor
sedan
side edge
extension panel
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Expired
Application number
JP9726481U
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English (en)
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JPS583382U (ja
Inventor
久男 笠原
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
Priority to JP9726481U priority Critical patent/JPS5851098Y2/ja
Publication of JPS583382U publication Critical patent/JPS583382U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はセダン型とパン型とに共用する自動車のリヤ
フロア構造に関するものである。
一般にパン型自動車のリヤシートは、法規上の理由と荷
室確保の都合からセダン型自動車のリヤシートに比して
前方位置に配置されている。
ところが車体部材を共用にしてセダン型のりガフ0アを
もってパン型の後部荷室を形成する場合、パン型のりャ
シートと、セダン型のりャフロアの段部すなわちシート
設置の下床部とその後方の上床部とを連続する段部との
間に、間隙ができるようになる。
これを第1図について説明すると、セダン型のリヤフロ
ア1は段部1aを介して、後方に上床部1b、前方に下
床部1Cが形成されている。
そしてセダン型のりャシート2のクッション部2a。
バックレスト部2bは段部1aに接するようにして配置
される。
これに対してパン型のリヤシート3のクッション部3a
、バ、ツクレスト部3bをセダン型のりャフロア1に配
置するときは、段部1aとリヤシート3との間に間隙4
ができる。
リヤフロア1の上床部1bは荷室の床部になるので、パ
ン型においてリヤシート3との間に間隙4が存在すると
、荷物の積載が有効に行われないという不具合が発生す
る。
そこでパン型においては、第2図、第3図に示すように
、段部1aにエクステンションパネル5を固着し、間隙
4を塞ぐようにしている。
すなわちリヤフロア1の両側縁にホイールエプロン8を
固着し、リヤフロア1の下面とホイールエプロン8との
間にフレーム9を掛は渡し、パン型においては、リヤフ
ロア1の段部1aとリヤシート3との間隙4を塞ぐため
にL形断面形のエクステンションパネル5をリヤフロア
1の上床部1bと下床部1cとに固着して閉断面部10
を形成し、エクステンションパネル5の上面5aと上床
部1bとを同一平面になるようにしている。
そしてリヤクォータパネルインナ7とリヤクォータパネ
ルアウタ6とをリヤ70ア1およびホイールエプロン8
に固着して車体後部を構成している。
この構成において、リヤフロア1はその側縁に設けたフ
ランジ部1dをもってホイールエプロン8に溶接固着し
1、エクステンションパネル5はその側縁に設けたフラ
ンジ部5bをもってホイールエプロン8に溶接固着する
ようになっている。
そして車外からの雨水の侵入を防ぐために、前記のフラ
ンジ部に沿ってシール剤を塗布する○このときエクステ
ンションパネル5の7ランジ部5bにはシール剤11を
塗布できるが、リヤフロア1のフランジ部1dは閉断面
部10の内部に位置しているためシール剤11′を塗布
することができない。
そしてシール剤11′を塗布しないと7ランジ部1dか
ら閉断面部10の内に雨水が侵入し腐食を起すようにな
る。
これに対して第4図、第5図は、前記とは別のエクステ
ンションパネル12を形成してリヤ70ア1に固着した
ものである。
すなわち側縁12aとホイールエプロン8との間に間隙
13を設けるようにしたものである○この構成によれば
、リヤフロア1の7ランジ部1dには間隙13を通して
シール剤11を塗布することができ、雨水の侵入を防ぐ
ことができるが、間隙13を設けであるために、荷物の
積載が充分に行われないという不具合がある。
本考案はこのような不具合を解消するために案出したも
のであって、リヤフロアの段部の側縁を延設して、その
側縁に設けた7ランジ部をエクステンションパネルの側
縁に設けた7ランジ部に重ねてホイールエプロンに溶接
するようにしたものである。
第6図、第7図は本考案の実施例を示すもので、リヤフ
ロア10段部1aの側縁は次のようになっている。
すなわち段部1aと下床部1Cとの屈曲線1eを車体側
方へ近づくに従って車体前方へせり出すようにし、段部
1aと上床部1bとの車体側方に位置する屈曲点1fと
前記の屈曲線1eとを結んで側縁面1gを形成し、この
側縁面1gを延設して7ランジ部1hを形成する。
この7ランジ部1hはさきに述べたエクステンションパ
ネル5の7ランジ部5bと重なるように形成しである。
そして7ランジ部1hと7ランジ部5bとを重ね合わせ
て、ホイールエプロン8にスポット溶接により固着する
このように構成しであるからフランジ部1hおよび7ラ
ンジ部5bに沿ってシール剤11を塗布することができ
る。
従って雨水が車内、ならびにエクステンションパネル5
によって形成される閉断面部10の内に、侵入するよう
なことがない0なお側縁面1gの形状は、段部1aと一
体形状にプレス成形作業がしやすいように、適宜の形状
に形成されていればよい0 第8図、第9図はエクステンションパネル5に作業孔5
cを設けであるものを示し、必要に応じてこの作業孔5
cから溶接機の電極を挿入して側縁面1gの延設面11
とホイールエプロン8とをスポット溶接14し、両者を
確実に固着するようにしであるものである。
前述のように、セダン型のリヤフロアの段部の前方にエ
クステンションパネルを固着して、パン型のリヤシート
との間隙を塞いで後部荷室を形成するものであるが、リ
ヤフロアとエクステンションパネルとで閉断面部ができ
るから、この構成をもって車体の強度部材とすることが
できる。
このような強度部材はたとえば実開昭55−94280
号公報に示されているクロスメンバに相当するものであ
る。
そして本考案においては、リヤフロアの段部の側縁に設
けた7ランジ部をエクステンションパネルの側縁に設け
た7ランジ部に重ねてホイールエプロンに溶接し、これ
らの7ランジに沿ってシール剤を塗布するようにしであ
るから、溶接の作業性が向上するとともに、雨水侵入に
対するシール性が確実に保持されるという特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はリヤフロアに対するセダン型のりャシートとパ
ン型のリヤシートとの関係位置を示す説明図、第2図は
エクステンションパネルを固着してパン型に形成したリ
ヤ70アまわりの斜視図、第3図は第2図A−A線の断
面図、第4図は第2図の構成に対し別のエクステンショ
ンパネルを固着したものの斜視図、第5図は第4図B−
B線の断面図、第6図は本考案の実施例を示すものでパ
ン型に形成したリヤフロアまわりの斜視図、第7図は第
6図C−C線の断面図、第8図は本考案の別の実施例に
よるものでエクステンションパネルに作業孔を設けたも
のの斜視図、第9図は第8図D−D線の断面図である。 1・・・・・・リヤフロア、1a・・・・・・段部、1
b・・・・・・上床部、1C・・・−下床部、1d・・
・・・・7ランジ部、1e・・・・・・屈曲線、1f・
・・・・・屈曲点、1g・・・・・・側縁面、1h・・
・・・・7ランジ部、11・・・・・・延設面、2・・
・・・・リヤシート、2a・・・・・・クッションm、
2b−・−・−バックレスト部、3・・・・・・リヤシ
ート、3a・・・・・・クッション部、3b・・・・・
・バックレスト部、4・・・・・・間隙、5・・・・・
・エクステンションパネル、5a・・・・・・上面、5
b・・・・・・7ランジ部、5C・・・・・・作業孔、
6・・・・・・リヤクォータパネルアウタ、7・・・・
・・リャクオータハネルインナ、8・・・・・・ホイー
ルエプロン、9・・・・・・フレーム、10・・・・・
・閉断面部、11,11’−・・・・・シール剤、12
・・・・・・エクステンションパネル、12a・・・・
・・側縁、13・・・・・・間隙、14・・・・・・ス
ポット溶接。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リヤフロアをセダン型とパン型とに共用する自動車にお
    いて、リヤシートがセダン型自動車より前方に位置する
    パン型自動車の後部荷室を形成するにあたり、セダン型
    自動車のりャフロアの、リヤノート設置の下床部とその
    後方の上床部とを連続する段部の前方に、L形断面形の
    エクステンションパネルを固着してリヤシートとの間隙
    を塞ぐとともに、該リアフロアの段部の側縁を延設して
    、この側縁に設けたフランジ部を該エクステンションパ
    ネルの側縁に設けたフランジ部に重ねてホイールエプロ
    ンに溶接するようにしたことを特徴とする自動車用リヤ
    フロア構造○
JP9726481U 1981-06-30 1981-06-30 自動車用リヤフロア構造 Expired JPS5851098Y2 (ja)

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JP9726481U JPS5851098Y2 (ja) 1981-06-30 1981-06-30 自動車用リヤフロア構造

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JPS583382U JPS583382U (ja) 1983-01-10
JPS5851098Y2 true JPS5851098Y2 (ja) 1983-11-21

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ID=29892078

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6091133U (ja) * 1983-11-24 1985-06-21 株式会社日立ホームテック 調理器
JP5056328B2 (ja) * 2007-10-10 2012-10-24 トヨタ自動車株式会社 車両のフロア端部の結合構造
JP5800224B2 (ja) * 2011-09-26 2015-10-28 いすゞ自動車株式会社 リアシート支持構造

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JPS583382U (ja) 1983-01-10

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