JP2014083920A - 自動車の物品収納構造 - Google Patents

自動車の物品収納構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2014083920A
JP2014083920A JP2012232929A JP2012232929A JP2014083920A JP 2014083920 A JP2014083920 A JP 2014083920A JP 2012232929 A JP2012232929 A JP 2012232929A JP 2012232929 A JP2012232929 A JP 2012232929A JP 2014083920 A JP2014083920 A JP 2014083920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
accessory
vehicle
article storage
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012232929A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6063707B2 (ja
Inventor
Shinichi Ueda
真一 上田
Shotaro Okamura
正太郎 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2012232929A priority Critical patent/JP6063707B2/ja
Publication of JP2014083920A publication Critical patent/JP2014083920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6063707B2 publication Critical patent/JP6063707B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

【課題】乗員の手が奥まで入らない大きさの小物入れ部であってもボールペンやカード等の小物を容易に取り出すことができる自動車の物品収納構造を提供する。
【解決手段】小物入れ部9の長手方向一側端部9cには、該小物入れ部9に連通し、かつ乗員が手を入れることのできる大きさの開口部10aを有する大物入れ部(第2の物入れ部)10が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば本や書類等の厚さの薄い物品を収納するようにした小物入れ部を備えた自動車の物品収納構造に関する。
例えば商用車等では、インストルメントパネルに地図帳,車検証,あるいは伝票ファイル等の書類が収納可能な大きさの小物入れ部を設ける場合がある(例えば、特許文献1参照)。この種の小物入れ部は、開口部が車幅方向に細長く、奥行きが深く、かつ奥にいくほど下向きに傾斜する構造となっており、一般的には乗員の手が奥まで入らない大きさとなっている。
特許第3282333号
ところで、前記従来の小物入れ部は、乗員の手が奥まで入らない大きさであり、しかも奥にいくほど下方に傾斜していることから、例えばボールペンやカード、あるいは紙幣や硬貨等の小物が小物入れ部の奥に入り込むと、取り出すのに手間がかかるという問題がある。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、乗員の手が入らない大きさの小物入れ部であってもペンやカード等の小物を容易に取り出すことができる自動車の物品収納構造を提供することを課題としている。
請求項1の発明は、車室内に設けられ、乗員が手を入れることのできない開口形状が長方形の開口部を有するとともに、該開口部から奥にいくほど下向きに傾斜する小物入れ部を備えた自動車の物品収納構造において、前記小物入れ部の長手方向一側端部には、該小物入れ部に連通し、かつ乗員が手を入れることのできる大きさの開口部を有する第2の物入れ部が形成されていることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の自動車の物品収納構造において、前記小物入れ部と前記第2の物入れ部との連通部分には、前記小物入れ部に収納された物品が第2の物入れ部側に移動するのを防止するストッパ部が形成されていることを特徴としている。
請求項1の発明に係る物品収納構造によれば、乗員が手を入れることのできない長方形状の開口部を有する小物入れ部の長手方向一側端部に、乗員が手を入れることのできる大きさの開口部を有する第2の物入れ部を連通するよう形成したので、小物入れ部の奥に小物が入り込んだときには、該小物を例えば棒材により第2の物入れ部側に掃き出すことにより容易に取り出すことができる。
ここで、本発明において、手を入れることのできないとは、手首を含めた手全体が奥まで入らないとの意味であり、手を入れることができるとは、手首を含めた手全体が奥まで入るとの意味である。
請求項2の発明では、小物入れ部と第2の物入れ部との連通部分にストッパ部を設けたので、例えば車両の旋回時に小物入れ部に収納した物品が第2の物入れ部側に移動して落下するのを防止できる。
本発明の実施例1による自動車のインストルメントパネルの斜視図である。 前記インストルメントパネルに配設された物品収納部の概略図である。 前記物品収納部の断面図(図2のIII-III線断面図)である。 前記物品収納部の断面図(図2のIV-IV線断面図)である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図4は、本発明の実施例1による自動車の物品収納構造を説明するための図である。
図において、1は商用車等のフロントシート(不図示)の車両前方に配設されたインストルメントパネルを示している。このインストルメントパネル1は、左,右のフロントピラー(不図示)に架け渡して結合された鋼管製のP−Pメンバ2に取り付けられている(図3参照)。
前記インストルメントパネル1の運転席側にはステアリングシャフト挿通凹部1aが形成され、該挿通凹部1aの上側には計器ユニット装着開口部1bが形成されている。また前記インストルメントパネル1の助手席側には、グローブボックス取付け開口部1cが形成されている。
前記インストルメントパネル1の車幅方向中央部1′には、空調ユニット3が配設されており、該空調ユニット3の下側にはオーディオユニット4が配設されている。また前記インストルメントパネル1の左, 右端部には、前記空調ユニット3からの空気を車室内に吹き出すクラスタ5が配設されている。なお、図示していないが、インストルメントパネル1の車幅方向中央部1′にもクラスタが配設されている。
前記インストルメントパネル1の車幅方向中央部1′には、物品収納部8が配設されている。
この物品収納部8は、乗員が手を奥まで入れることのできない車幅方向に延びる長方形状の開口部9aを有する小物入れ部9と、該小物入れ部9の長手方向一端部9cに続いて形成され、乗員が手を奥まで入れることのできる大きさの開口部10aを有する大物入れ部(第2の物入れ部)10とを備えており、詳細には以下の構造を有する。
前記物品収納部8は、前記インストルメントパネル1に形成された開口部1dに取り付けられている。具体的には、前記物品収納部8は、前記小物入れ部9及び大物入れ部10の各開口部9a,10aの周縁部に所定間隔をあけて形成された各係合爪9bを前記インストルメントパネル1の開口部1dに形成された係合孔1eに係合させるとともに、大物入れ部10を前記P−Pメンバ2にブラケット2aを介して締結することにより、インストルメントパネル1及びP−Pメンバ2に固定されている(図3参照)。なお、本発明の物品収納部はインストルメントパネルに一体に形成してもよい。
前記小物入れ部9は、前記空調ユニット3の上側に配置され、車室内に開口する前記開口部9aから車両前方の奥側にいくほど下向きに傾斜するよう形成されている。この小物入れ部9の傾斜角度θは、例えば車両の発進時に小物入れ部9に収納した物品が車室側に落下するのを防止できる角度に設定されている。
前記小物入れ部9は、直方体の箱形状をなしており、概ねA4サイズの地図帳,車検証,あるいは伝票ファイル等の物品12が収納可能な大きさを有する。ちなみに、車幅寸法Wは300mm程度,奥行きLは220mm程度、開口高さHは30mm程度に設定されている。このため小物入れ部9は、乗員の指が入る程度の大きさであり、手首を含む手全体を奥まで入れることのできない大きさとなっている。
前記大物入れ部10は、前記インストルメントパネル1の車幅方向中央部1′の空調ユニット3及びオーディオユニット4の車幅方向一側部に並列配置されており、前記小物入れ部9に一体に形成されている。
前記大物入れ部10は、前記小物入れ部9の車幅方向一側端部9cに連通し、かつ該一側端部9cに続いて下方に延びるよう形成されている。これにより小物入れ部9の一側端部9cと大物入れ部10の上端部10bとは連通部15を介して車幅方向に連通している。
前記大物入れ部10は、直方体の箱形状をなしており、例えば1リットルの飲料パックを含む大型容器13が収容可能な大きさを有する。これにより、大物入れ部10は、乗員の手首を含む手全体が奥まで入る大きさとなっている。
また前記大物入れ部10の底壁10cには、収容凹部10dが下方に膨出形成されている。これにより開封した飲料パックをこぼすことなく保持することが可能となっている。
前記小物入れ部9と大物入れ部10との連通部15には、小物入れ部9に収納された前記物品12が大物入れ部10側に移動するのを防止するストッパ部15aが設けられている。このストッパ部15aは、前記連通部15の奥側壁15bに車内側に突出するよう一体に形成されている。
前記ストッパ部15aの下端と、小物入れ部9の底壁9dとの間には、ボールペンやカード、あるいは紙幣や硬貨等の小物14を通すことのできる程度の隙間Sが設けられており、この隙間Sを通って大物入れ部10側に落下させるようになっている。
本実施例の物品収納構造によれば、乗員が手を奥まで入れることのできない大きさの開口部9aを有する小物入れ部9の車幅方向一側端部9cに、乗員が手を奥まで入れることのできる大きさの開口部10aを有する大物入れ部10を一体に連通形成したので、小物入れ部9の奥にボールペンやカード等の小物14が入り込んだときには、該小物14を例えば棒材により大物入れ部10側に掃き出すことにより容易に取り出すことができる。
本実施例では、前記小物入れ部9と大物入れ部10との連通部15にストッパ部15aを形成したので、例えば車両の旋回時に小物入れ部9に収納した書類等の物品12が大物入れ部10側に移動して落下するのを防止できる。
また前記ストッパ部15aと小物入れ部9の底壁9dとの間に所定の隙間Sを設けたので、前記小物14を引っかけたりすることなく容易に通すことができる。
なお、前記実施例では、ストッパ部15aを連通部15の奥側壁15bに車内側に突出するよう形成したが、本発明のストッパ部の配置部位に関しては各種の変形例が考えられる。
例えば、図4に示すように、ストッパ部15a′を連通部15より大物入れ部10側に若干偏位させて配置してもよく、またストッパ部15a′′を連通部15のコーナー部の車両前後方向中途部に形成してもよい。要は、物品12の移動を阻止しつつ、小物14の挿通を許容する隙間を確保できる部位であれば何れに設けてもよい。
前記実施例では、小物入れ部9と大物入れ部10とを一体に形成したが、本発明は、それぞれ独立して形成し、両者を結合してもよい。
また前記実施例では、小物入れ部9及び大物入れ部10の各開口部9a,10aを開放させたが、蓋部材を配設して各開口部9a,10aを開閉させるようにしてもよい。
さらに前記実施例では、小物入れ部9及び大物入れ部10を有する物品収納部8をインストルメントパネル1に設けた場合を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、例えば、車室を構成するサイドパネル部材,ルーフパネル部材,クォータパネル部材あるいはドア等に設けることも可能である。
1 インストルメントパネル
8 物品収納部
9 小物入れ部
9a 開口部
9c 一側端部
10 大物入れ部(第2の物入れ部)
10a 開口部
12 物品
15 連通部
15a ストッパ部

Claims (2)

  1. 車室内に設けられ、乗員が手を入れることのできない開口形状が長方形の開口部を有するとともに、該開口部から奥にいくほど下向きに傾斜する小物入れ部を備えた自動車の物品収納構造において、
    前記小物入れ部の長手方向一側端部には、該小物入れ部に連通し、かつ乗員が手を入れることのできる大きさの開口部を有する第2の物入れ部が形成されている
    ことを特徴とする自動車の物品収納構造。
  2. 請求項1に記載の自動車の物品収納構造において、
    前記小物入れ部と前記第2の物入れ部との連通部分には、前記小物入れ部に収納された物品が第2の物入れ部側に移動するのを防止するストッパ部が形成されている
    ことを特徴とする自動車の物品収納構造。
JP2012232929A 2012-10-22 2012-10-22 自動車の物品収納構造 Active JP6063707B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012232929A JP6063707B2 (ja) 2012-10-22 2012-10-22 自動車の物品収納構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012232929A JP6063707B2 (ja) 2012-10-22 2012-10-22 自動車の物品収納構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014083920A true JP2014083920A (ja) 2014-05-12
JP6063707B2 JP6063707B2 (ja) 2017-01-18

Family

ID=50787423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012232929A Active JP6063707B2 (ja) 2012-10-22 2012-10-22 自動車の物品収納構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6063707B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101815305B1 (ko) * 2016-08-19 2018-01-11 (주)에이원엔지니어링 내화물 손상 방지구조를 가진 금속 환원로
KR101815304B1 (ko) * 2016-08-19 2018-01-11 (주)에이원엔지니어링 금속 환원로

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820540A (ja) * 1981-07-31 1983-02-07 Nissan Motor Co Ltd 自動車用小物入れ
JPH10147180A (ja) * 1996-11-18 1998-06-02 Suzuki Motor Corp 自動車用小物入れ
JPH10230794A (ja) * 1997-02-20 1998-09-02 Moriroku Kk 自動車用グローブボックス
JP2009046064A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Daikyo Nishikawa Kk コンソール
JP2011051534A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Honda Motor Co Ltd 車両用ポケット構造

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820540A (ja) * 1981-07-31 1983-02-07 Nissan Motor Co Ltd 自動車用小物入れ
JPH10147180A (ja) * 1996-11-18 1998-06-02 Suzuki Motor Corp 自動車用小物入れ
JPH10230794A (ja) * 1997-02-20 1998-09-02 Moriroku Kk 自動車用グローブボックス
JP2009046064A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Daikyo Nishikawa Kk コンソール
JP2011051534A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Honda Motor Co Ltd 車両用ポケット構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP6063707B2 (ja) 2017-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4687470B2 (ja) 車両室内の収納構造
US7980409B2 (en) Console lid dual latch differentiation
US20070182183A1 (en) Center console having hidden storage
JP6063707B2 (ja) 自動車の物品収納構造
JP5342379B2 (ja) 車両用ドアライニング構造
KR100925829B1 (ko) 차량용 맵 포켓
JP5586074B1 (ja) 収納部を備えたナンバープレートフレーム
US10272844B1 (en) Foldable cover for a vehicle door
JP2011230626A (ja) 車両用コンソールボックス
JP5432663B2 (ja) 車両用収納ポケット
JP6048272B2 (ja) 内装トリムのポケット構造
JP5679808B2 (ja) 着脱式カップホルダーの構造
JPH07112643A (ja) グローブボックス構造
JP6727696B2 (ja) 自動車内の物入れ構造
JP3678302B2 (ja) コンソールボックス
JP4024648B2 (ja) 開閉リッド付収納ケース
US20090108608A1 (en) Coin Bin
KR100477253B1 (ko) 다용도 글로브박스
KR20130005486U (ko) 자동차용 콘솔 박스
JP5484431B2 (ja) 自動車用物品収納部構造
EP2460689B1 (en) Vehicle holder, in particular for holding bottles, cans, ashtray, coin tray, and the like
JP4441374B2 (ja) 車両用トレイ
TWM554857U (zh) 車用置物盒之結構
JP5285239B2 (ja) 車両用コンソールボックス
JPH0121066Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6063707

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250