JP4024648B2 - 開閉リッド付収納ケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、開閉リッド付収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車などの車両には、車室内に灰皿などの収納ケースが各種設けられている。このような収納ケースには、開閉リッドを備えたものがある。(例えば、特許文献1参照。)
この文献に記載された開閉リッド付収納ケースでは、リッドを収容するためのリッド収容空間に、落下物を溜める落下物溜め部を設けるようにしている。
【特許文献1】
特開2000−108799号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記文献に記載された開閉リッド付収納ケースでは、落下物溜め部に入った落下物を取出すのに、指などを狭い隙間に挿入する必要があり、落下物を取出すのに手間がかかるという問題があった。
【0004】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、容易に落下物を取出すことのできる開閉リッド付収納ケースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、収納ケース本体と、該収納ケース本体を開閉可能なリッドとを備え、前記収納ケース本体が、小物を収納可能な収納部と、開状態の前記リッドを収容可能なリッド収容空間とを有する開閉リッド付収納ケースにおいて、前記リッド収容空間へ落下した落下物を前記収納部の内部へと案内するガイドを設けたことを特徴とする開閉リッド付収納ケースにかかるものである。
【0006】
このように構成された請求項1にかかる発明によれば、前記リッド収容空間へ落下した落下物をガイドが収納部の内部へと案内することにより、リッド収容空間を探ったりリッドを取外したりすることなく、収納部から簡単に落下物を取出すことができる。
【0007】
また、請求項1に記載された発明は、前記収納ケース本体が収納部とリッド収容空間との境界壁の部分に落下物を通す落下物通過部を有し、前記ガイドが、リッド収容空間の背面板に一体的に形成された突条であることを特徴としている。
【0008】
このような構成によれば、落下物は、リッド収容空間の背面板に一体的に形成された突条のガイドに案内されて、収納ケース本体の境界壁に形成された落下物通過部から収納部へ導かれる。これにより、確実に落下物を収納部へ送出することができる。
【0009】
更に、請求項1に記載された発明は、前記収納部が前記収納ケース本体の幅方向に偏在すると共に、前記ガイドが、収納部が存する幅方向位置に向かって幅方向へ湾曲した湾曲部を有していることを特徴としている。
【0010】
このような構成によれば、前記収納ケース本体の幅方向に収納部が偏在している場合であっても、ガイドの湾曲部が、確実に落下物を収納部へ送出することができる。
【0011】
請求項に記載された発明は、前記ガイドの湾曲部が、前記収納部の略収納方向へ向けて立設されていることを特徴とする請求項記載の開閉リッド付収納ケースにかかるものである。
【0012】
このように構成された請求項にかかる発明によれば、前記収納部の略収納方向へ向けて立設されたガイドの湾曲部により、落下物がガイドから外れるのを防止することができる。また、ガイドの湾曲部を収納部の略収納方向へ向けて立設することにより、成形時の型抜きを容易化することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態について、図示例と共に説明する。
図1〜図8は、この発明の実施の形態を示すものである。
【0014】
まず、構成を説明すると、自動車などの車両には、車室内に図1に示すようなセンターコンソール1を備えているものがある。このセンターコンソール1は、シフトレバー設置部2を備えている。そして、例えば、シフトレバー設置部2の車両前後方向3の前側の位置に、この実施の形態にかかる収納ケース4が設けられている。この収納ケース4は、図2〜図4に示すように、収納ケース本体5と、収納ケース本体5を開閉可能なリッド6(蓋体)とを備えている。
【0015】
そして、収納ケース本体5は、図5に示すように、小物を収納可能な収納部7と、開状態のリッド6を収容可能なリッド収容空間8とを有している。リッド収容空間8は収納部7の車両前後方向3前側に設けられている。収納部7とリッド収容空間8とは境界壁9で仕切られている。また、リッド収容空間8は背面板10によって画成されている。背面板10は、リッド6の前縁の回動軌跡に略沿った形状を呈している。
【0016】
そして、図1、図4に示すように、収納部7にはトレー11が着脱可能に取付けられるようになっている。また、収納部7には、挿着されたトレー11を摘んで取外すことが容易にできるように、幅方向12の両側部に凹部13,14が形成されている。このトレー11は、例えば、灰皿などとする。
【0017】
また、図1〜図4に示すように、収納ケース4は、リッド収容空間8の上部に、リッド収容空間8を外部から覆い隠すためのフイニッシャー15(遮蔽部材)を備えている。このフイニッシャー15は、収納ケース本体5の背面板10の上縁部に設けられたフイニッシャー取付部16に取付けられる。このフイニッシャー取付部16は、背面板10の上縁部を折曲げて形成されている。
【0018】
更に、図2〜図4に示すように、リッド6の両側部からは、裏面側へ向けて略垂直に支持部17が突設形成されている。この支持部17に回動中心軸孔18が設定されている。一方、図5に示すように、収納ケース本体5の両側部に回動中心軸支持部19が設けられている。これら回動中心軸孔18と回動中心軸支持部19とを位置合せして回動中心軸を取付けることにより、リッド6が収納ケース本体5に回動可能に支持されている。
【0019】
そして、この実施の形態のものでは、図5に示すように、リッド6とフイニッシャー15との隙間からリッド収容空間8へ落下した落下物を収納部7の内部へと案内するガイド21,22を設ける。
【0020】
そのために、収納ケース本体5は収納部7とリッド収容空間8との境界壁9の部分に落下物を通す落下物通過部23を有している。この落下物通過部23は、境界壁9を上から下まで切欠いて形成されている。
また、ガイド21,22は、リッド収容空間8の背面板10に一体的に形成された突条とされている。
【0021】
更に、収納部7が収納ケース本体5の幅方向12に偏在している。例えば、図5、図6に示すように、収納部7は、幅方向12右側に偏在している。ここで、収納ケース本体5の幅方向12左側部分には、シガーライター取付孔24が形成される。この場合に、ガイド21,22は、収納部7(或いは落下物通過部23)が存する幅方向12位置に向かって幅方向12へ湾曲した湾曲部25,26を有している。
そして、このガイド21,22の湾曲部25,26は、図8に示すように、収納部7の略収納方向27へ向けて立設されている。
【0022】
なお、リッド6とフイニッシャー15とには、図2〜図4に示すように、カードなどのシート状物が入り込むのを防止するための物落防止用リブ31,32が交互に形成されている。
【0023】
次に、この実施の形態の作用について説明する。
この実施の形態によれば、リッド6とフイニッシャー15との隙間からリッド収容空間8へ落下したコインなどの落下物は、ガイド21,22が収納部7の内部(トレー11の下方)へと案内する。これにより、リッド収容空間8を指などで探ったりリッド6を取外したりすることなく、トレー11を持上げるだけで収納部7から簡単に落下物を取出すことができる。
【0024】
即ち、落下物は、リッド収容空間8の背面板10に一体的に形成された突条のガイド21,22に案内されて、収納ケース本体5の境界壁9に形成された落下物通過部23から収納部7へ導かれる。これにより、確実に落下物を収納部7へ送出することができる。
【0025】
また、収納ケース本体5の幅方向12に収納部7が偏在している場合であっても、ガイド21,22の湾曲部25,26が、確実に落下物を収納部7へ送出することができる。
【0026】
そして、収納部7の略収納方向27へ向けて立設されたガイド21,22の湾曲部25,26により、落下物がガイド21,22から外れるのを防止することができる。また、ガイド21,22の湾曲部25,26を収納部7の略収納方向27へ向けて立設することにより、成形時の型抜きを容易化することができる。
【0027】
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、リッド収容空間へ落下した落下物をガイドが収納部の内部へと案内することにより、リッド収容空間を探ったりリッドを取外したりすることなく、収納部から簡単に落下物を取出すことができる。
【0029】
また、落下物は、リッド収容空間の背面板に一体的に形成された突条のガイドに案内されて、収納ケース本体の境界壁に形成された落下物通過部から収納部へ導かれる。これにより、確実に落下物を収納部へ送出することができる。
【0030】
更に、収納ケース本体の幅方向に収納部が偏在している場合であっても、ガイドの湾曲部が、確実に落下物を収納部へ送出することができる。
【0031】
請求項の発明によれば、収納部の略収納方向へ向けて立設されたガイドの湾曲部により、落下物がガイドから外れるのを防止することができる。また、ガイドの湾曲部を収納部の略収納方向へ向けて立設することにより、成形時の型抜きを容易化することができる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の全体斜視図である。
【図2】図1の収納ケースのリッド閉状態の斜視図である。
【図3】図2の収納ケースのリッド微開状態の斜視図である。
【図4】図2の収納ケースのリッド開状態の斜視図である。
【図5】図2の収納ケース本体の斜視図である。
【図6】落下物通過部とガイドとの位置関係を示す収納ケース本体の概略正面図である。
【図7】図6のA−A線に沿った断面図である。
【図8】図6のB−B線に沿った断面図である。
【符号の説明】
5 収納ケース本体
6 リッド
7 収納部
8 リッド収容空間
9 境界壁
10 背面板
12 幅方向
21 ガイド
22 ガイド
23 落下物通過部
25 湾曲部
26 湾曲部
27 収納方向

Claims (2)

  1. 収納ケース本体と、該収納ケース本体を開閉可能なリッドとを備え、
    前記収納ケース本体が、小物を収納可能な収納部と、開状態の前記リッドを収容可能なリッド収容空間とを有する開閉リッド付収納ケースにおいて、
    前記リッド収容空間へ落下した落下物を前記収納部の内部へと案内するガイドを設け
    前記収納ケース本体が収納部とリッド収容空間との境界壁の部分に落下物を通す落下物通過部を有し、
    前記ガイドが、リッド収容空間の背面板に一体的に形成された突条であり、
    前記収納部が前記収納ケース本体の幅方向に偏在すると共に、
    前記ガイドが、収納部が存する幅方向位置に向かって幅方向へ湾曲した湾曲部を有していることを特徴とする開閉リッド付収納ケース。
  2. 前記ガイドの湾曲部が、前記収納部の略収納方向へ向けて立設されていることを特徴とする請求項記載の開閉リッド付収納ケース。
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