JP2007022167A - グローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造 - Google Patents

グローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、車室内の乗員が使用しやすい状態で箱入りティシュペーパーを配置でき、さらに当該箱入りティシュペーパーの取替えが容易に行え、構造が簡易であるグローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、自動車のインストルメントパネル1に設けられたグローブボックス2内に箱入りティシュペーパー6を収納する収納構造において、グローブボックス2を全開した状態で、グローブボックス1の内部に、上面が車両室内側を向き、かつ該上面の長方形の長辺が車幅方向に略平行となるように箱入りティシュペーパー6を収納した時、箱入りティシュペーパー6の底面または側面の少なくともいずれかを保持する面11a,12a,11b,12bを備えた支持部10がグローブボックス2の本体部7の内壁面7aから突出して設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、乗員にとって使いやすい状態で箱入りティシュペーパーをグローブボックス内に配置でき、さらに箱入りティシュペーパーの取替えを容易とするグローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造に関する。
近年、花粉症の症状を訴える人の数の増加に伴い、自動車の車室内でもティシュペーパーを使用する乗員が増えてきている。そのため、ポケットティシュではなく、枚数が多くて取出しやすい箱入りティシュペーパーを車室内に設置する人も多く見られる。
このような場合、車室内の見栄えの面から、使用時以外は外部より見えないように箱入りティシュペーパーをグローブボックス内に収納するのが望ましい。
そこで、近年においては、箱入りティシュペーパーをグローブボックス内に収納し、リッド(蓋)を開くことによってティシュペーパーを取出せるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。このような従来のグローブボックスでは、リッドの内側に高さが可変の収納空間が設けられており、これによってサイズの異なる箱入りティシュペーパーの収納を可能としている。
特開2003−267144号公報
しかしながら、上述した従来のグローブボックスにおいては、高さを可変とするための収納高さ調節手段などが必要となるので、構造が複雑になってしまうおそれがあった。また、グローブボックスのリッドを開けて乗員が使用する際に、箱入りティシュペーパーの引き出し口がグローブボックスの内側に向いてしまうので、運転席などに着座した乗員の方向に当該引き出し口を配置させるには、グローブボックスのリッドが大きく開くように構成しなければならなかった。さらに、グローブボックス内に他の物を収納している場合は、箱入りティシュペーパーの引き出し口が塞がってしまうので、ティシュペーパーを引き出す際に、その他の収納物を取り除かなければならないという問題があった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、車室内の乗員が使用しやすい状態で箱入りティシュペーパーを配置でき、さらに当該箱入りティシュペーパーの取替えが容易に行え、構造が簡易であるグローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、自動車のインストルメントパネルに設けられたグローブボックス内に箱入りティシュペーパーを収納する収納構造において、前記グローブボックスを全開した状態で、前記グローブボックスの内部に、上面が車両室内側を向き、かつ該上面の長方形の長辺が車幅方向に略平行となるように前記箱入りティシュペーパーを収納した時、前記箱入りティシュペーパーの底面または側面の少なくともいずれかを保持する面を備えた支持部が前記グローブボックスの内壁面から突出して設けられている。
また、本発明において、前記支持部は、前記グローブボックスの蓋を形成する壁の裏面から前記グローブボックスの内部へ向かって突出している。
さらに、本発明において、前記支持部は、前記箱入りティシュペーパーの底面を形成する長辺に対して垂直な両側面を保持する一対の面を更に備えている。
そして、本発明において、前記一対の面のうち、一方の面は前記グローブボックスの側壁を形成する面である。
また、本発明において、前記グローブボックスの側壁は、運転席側に近い方の側壁である。
さらに、本発明において、前記一対の面のうち、一方の面は前記箱入りティシュペーパーの底面または側面の少なくともいずれかを保持する面の突出量よりも少ない高さで突出している。
また、本発明において、前記グローブボックスの蓋には、前記グローブボックスの内部に突出して、ノブ機構を収容する空間を形成するためのノブ収容部が設けられ、該ノブ収容部には、前記箱入りティシュペーパーの手前側の側面と接する面が設けられている。
さらに、本発明において、前記グローブボックスを形成する壁面のうち、該グローブボックスを閉じた状態において、車両前方側に位置する車幅方向に略平行な壁面には、該壁面と平行に離間した保持面部が設けられ、該保持面部は、前記箱入りティシュペーパーの車幅方向に平行な面のうち、車両前方側に位置する面と接するように形成されている。
上述の如く、本発明に係るグローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造は、前記グローブボックスを全開した状態で、前記グローブボックスの内部に、上面が車両室内側を向き、かつ該上面の長方形の長辺が車幅方向に略平行となるように前記箱入りティシュペーパーを収納した時、前記箱入りティシュペーパーの底面または側面の少なくともいずれかを保持する面を備えた支持部が前記グローブボックスの内壁面から突出して設けられているので、グローブボックスの形状に関わらず、箱入りティシュペーパーを乗員が使いやすい状態で安定して設置することができる。
また、本発明によれば、前記支持部が前記グローブボックスの蓋を形成する壁の裏面から前記グローブボックスの内部へ向かって突出しているので、グローブボックスを開いた状態で、内部の箱入りティシュペーパーの荷重が蓋を形成する壁に掛かることになり、使用状態での箱入りティシュペーパーを安定して保持することができる。
そして、本発明によれば、前記支持部が前記箱入りティシュペーパーの底面を形成する長辺に対して垂直な両側面を保持する一対の面を更に備えているので、箱入りティシュペーパーの長さよりもグローブボックスの車幅方向の幅が大きい場合でも、車両走行中のカーブや右左折時の遠心力などで箱入りティシュペーパーが車幅方向に動くのを防止することができる。
また、本発明によれば、前記一対の面のうち、一方の面が前記グローブボックスの側壁を形成する面であるので、グローブボックスの側壁を利用することが可能となり、別途車幅方向に箱入りティシュペーパーの保持面を形成するのを省略することができる。
さらに、本発明によれば、前記グローブボックスの側壁が運転席側に近い方の側壁であるので、運転席に近い位置に箱入りティシュペーパーを保持することが可能となり、運転席側からも箱入りティシュペーパーを容易に使用することができる。
また、本発明によれば、前記一対の面のうち、一方の面は前記箱入りティシュペーパーの底面または側面の少なくともいずれかを保持する面の突出量よりも少ない高さで突出しているので、箱入りティシュペーパーの片側を少し持ち上げる動作のみで、箱入りティシュペーパーを横方向へスライドさせることができ、取外しの容易さと使用中の保持作用の両立が可能となる。
そして、本発明によれば、前記グローブボックスの蓋には、前記グローブボックスの内部に突出して、ノブ機構を収容する空間を形成するためのノブ収容部が設けられ、該ノブ収容部には、前記箱入りティシュペーパーの手前側の側面と接する面が設けられているので、グローブボックスを開いた状態で箱入りティシュペーパーの荷重が掛かりやすい蓋のノブ収容部を利用して、広い保持面を確保することができ、より安定した状態で箱入りティシュペーパーを保持することが可能となる。
さらに、本発明によれば、前記グローブボックスを形成する壁面のうち、該グローブボックスを閉じた状態において、車両前方側に位置する車幅方向に略平行な壁面には、該壁面と平行に離間した保持面部が設けられ、該保持面部は、前記箱入りティシュペーパーの車幅方向に平行な面のうち、車両前方側に位置する面と接するように形成されているので、保持面部により箱入りティシュペーパーの奥側に車検証やユーザーズマニュアル等を収納するスペースを確保でき、同時に保持面部に箱入りティシュペーパーの保持の役割を持たせることができる。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るグローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造が適用されたインストルメントパネルであって、グローブボックスを閉じた状態の斜視図、図2は図1のグローブボックスを開けた状態の斜視図、図3は図1のグローブボックスの単品での状態を示す斜視図、図4は図2のグローブボックスの内部を開口部側から見た拡大斜視図、図5は本発明の実施の形態に係るグローブボックスに設けられた運転席側の支持部を拡大した斜視図、図6は本発明の実施の形態に係るグローブボックスに設けられた運転席と反対側の支持部を拡大した斜視図、図7は本発明の実施の形態に係るグローブボックス内に箱入りティシュペーパーを収納した状態を拡大した斜視図である。
本発明の実施の形態のインストルメントパネル1は、図1および図2に示す如く、車室内の車体前部および側部に取付けられる合成樹脂製の一体成形品であり、図示しない運転席および助手席の前方位置に配設されている。このようなインストルメントパネル1は、車室内の車両幅方向のほぼ全幅にわたる長さに形成されており、助手席と対面する箇所の下方位置に開閉式のグローブボックス2を備えている。なお、インストルメントパネル1の車両幅方向の中央部上には、運転席に着座した乗員が操作しやすいように、主にカーステレオ(オーディオ類)3、エアコン(空調機器)4などの操作系パネル5が集約して配置されている。
本発明の実施の形態の収納構造は、グローブボックス2の内部に平面視で長方形の箱入りティシュペーパー6を収納するものであり、一般に市販されている箱入りのティシュペーパーに対して適用が可能な構造とし、少なくともJIS S 3104において規格化されている箱入りのティシュペーパーに対して適用が可能な構造としている。
このような箱入りティシュペーパー6において、以下の説明では、使用の際、ティシュペーパー6aを抜き出す孔が設けられた面を上面、上面の反対側を底面、これら上面と底面との間を繋ぐ垂直な4面を側面とする。
グローブボックス2は、図3に示す如く、上面が開口した容器状の本体部7と、インストルメントパネル1の意匠面の一部を構成する蓋部8と、当該グローブボックス2を閉じた状態に保つためのロック構造を有するノブ機構9とをそれぞれ備えている。
蓋部8の両側には、外方へ向かって突出する左右一対のボス8aが形成されており、これらボス8aは、インストルメントパネル1側の凹部または穴(図示せず)に嵌合されるようになっている。したがって、グローブボックス2は、ボス8aを中心にして蓋部8を回動させることにより、インストルメントパネル1に対して車室内側に開閉する構造となっている。なお、蓋部8は本体部7の車室内側の面に取付けられているが、蓋部8を本体部7と一体に形成されても良い。
グローブボックス2の本体部7を構成する内壁のうち、蓋部8が取付けられる面の裏側の壁面7aであって、グローブボックス2を開いた状態でやや下方位置には、図4に示す如く、箱入りティシュペーパー6を支える支持部10が設けられている。この支持部3は、本発明の特徴部分の1つを構成するものであり、壁面7aに設けたのは、グローブボックス2を開いた時、水平に近い状態となるため、壁面7aが収納した箱入りティシュペーパー6の荷重を主に受ける面となるからである。したがって、このような位置に支持部10を設けることによって、箱入りティシュペーパー6の荷重を支持部10が確実に支えることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る支持部10は、車幅方向に間隔を置いて配置される第1支持部分11および第2支持部分12を備え、本体部7の壁面7aからグローブボックス2の内部へ向かって突出して設けられており、グローブボックス2を全開した状態で、上面が車両室内側を向き、かつ該上面の長方形の長辺が車幅方向に略平行となるように箱入りティシュペーパー6をグローブボックス2に収納した時に、箱入りティシュペーパー6の底面に接して保持する面11a(12a)、または箱入りティシュペーパー6の側面に接して保持する面11b(12b)のどちらか一方、あるいは両方の面を備えた形状に形成されている(本実施の形態では両方の面を備えている)。これらの保持面11a(12a),保持面11b(12b)の向きは、グローブボックス2内に箱入りティシュペーパー6を収納した状態でグローブボックス2を開いた際に、箱入りティシュペーパー6の上面が車室内側を向く方向に保持されるように傾斜して形成されている。しかも、運転席側に位置する第1支持部分11の保持面11a,11bは、第2支持部分12の保持面12a,12bよりも高くなるように突出している。
このような構成により、乗員がグローブボックス2を開くと、収納した箱入りティシュペーパー6の上面が車室内側に向き方向で露出するため、特に運転席に着座した乗員でもティシュペーパー6aを楽に取出すことが可能となる。
なお、本発明の実施の形態では、図4に示す如く、支持部10が車幅方向に間隔を開けた第1支持部分11および第2支持部分12の2箇所に分けられて、箱入りティシュペーパー6の底面の長辺方向の両端部の範囲を支持することが可能な位置に設けられているが、図4中の2点鎖線で示すように、長辺に渡って連続した形状で1箇所に設けられていても良い。
ただし、本発明の実施の形態のように、支持部10を第1支持部分11および第2支持部分12の2箇所に分けて、箱入りティシュペーパー6の左右両端部を保持するような形状とした場合は、支持部10を設けたことによるグローブボックス2内の収納容量の減少を最小限に抑えることが可能となる。その結果、箱入りティシュペーパー6を収納しない場合のグローブボックス2の容量を確保できることになる。
ところで、グローブボックス2の容量は、収納する箱入りティシュペーパー6よりも大きくする必要がある。一般的に、グローブボックス2の内部寸法は、奥行き(車両前後方向)よりも幅(車幅方向)の方が大きいため、車両走行時の振動で収納した箱入りティシュペーパー6が車幅方向(横方向)にずれてしまうおそれがある。車両前後方向へのずれは、グローブボックス2を開けた時に、箱入りティシュペーパー6が重力で自然に本体部7の壁面7a側に動いて戻るため、問題は生じない。しかし、箱入りティシュペーパー6が車幅方向にずれた場合は、箱入りティシュペーパー6が自然に元の位置に動いて戻らないからである。
そこで、本発明の実施の形態では、支持部10の左右両端部に箱入りティシュペーパー6の底面を形成する長辺に対して垂直な両側面を保持する一対の面を備えている。一対の面のうち、一方の面は、図4および図5に示す如く、グローブボックス2の本体部7の側壁を形成する面であって、運転席側に近い方の側壁面7bが利用されており、支持部10の第1支持部分11を当該側壁面7bに当接して設けることにより、収納した箱入りティシュペーパー6の横ずれ防止のストッパーとしている。このようにグローブボックス2の本体部7の側壁面7bを利用することによって、別途にストッパーを設ける必要が無くなる。しかも、運転席側の側壁面7bを利用することによって箱入りティシュペーパー6を運転席側に寄せて配置することが可能となるため、助手席に着座した乗員のみならず、運転席に着座した乗員からもティシュペーパーの取出しがしやすくなる。
また、上記した一対の面のうち、他方の面は、図4および図6に示す如く、支持部10の第2支持部分12の外側端部に設けられた当接面12cである。この当接面12cは、収納した箱入りティシュペーパー6の側壁面に当接する横ずれ防止のストッパーとして利用されており、第2支持部分12の保持面12a,12bに対して垂直方向へ延在し、かつ低い高さとなるように形成されている。すなわち、当接面12cは、第1支持部分11および第2支持部分12の保持面11a,11b,12a,12bの突出量よりも少ない高さで突出している。
この形状と配置は、箱入りティシュペーパー6を取出す時の便宜を考慮したものであり、箱入りティシュペーパー6を少し引き上げて当接面12cから外せば、箱入りティシュペーパー6を横方向へずらしてグローブボックス2内から取出すことが可能となる。しかも、箱入りティシュペーパー6を収納している時は、自重により下方に落ち着くため、ストッパーとして利用する当接面12cの高さが低くても、箱入りティシュペーパー6の側面に当接面12cをしっかり当接させて保持することが可能となっている。なお、当接面12cの高さは、車両走行中の振動で箱入りティシュペーパー6が外れない程度にできるだけ低くするのが好ましい。
一方、本発明の実施の形態に係るグローブボックス2の本体部7であって、蓋部8が取付けられる面の裏側に位置する壁面7a側には、ノブ機構9を収容する空間を形成するためのノブ収容部13が設けられている。このノブ収容部13は、グローブボックス2の内部に突出した突出形状に形成されており、グローブボックス2の内部を向く箇所には、収納した箱入りティシュペーパー6の手前側の側面に接してこれを支える幅広の平坦な支持面13aが設けられている。このため、ノブ収容部13の支持面13aは、支持部10の第1支持部分11および第2支持部分12の保持面11b,12bの高さや傾斜角度を考慮して形成されている。
このようなノブ収容部13の支持面13aの存在により、箱入りティシュペーパー6が使用される状態において、支持する面を広く取ることが可能となり、箱入りティシュペーパー6の保持がより確実になる。
また、本発明の実施の形態に係るグローブボックス2内には、車検証やユーザーマニュアルのような薄型の収納物を定位置に保持することを可能とする2重の収納部が設けられている。そのため、グローブボックス2の本体部7を形成する壁面のうち、グローブボックス2を閉じた状態において、インストルメントパネル1の奥側に位置する(車両前方側に位置する)車幅方向に略平行な壁面7cには、図4および図7に示す如く、該壁面7cから平行に離間した左右一対の保持面部14が互いに対向して設けられており、これら保持面部14によって壁面7cとの間に2重の収納部が形成されている。
保持面部14は、薄型の収納物の両端を保持できる程度の片持ちの突片でも良いし、2重の収納部を本体部7の収納部から完全に分離するような全面を覆う壁でも良い。片持ちの突片とした場合には、中央が開放されるため、グローブボックス2内の全体を広く使うことが可能となる上、薄型の収納物の取出しも容易になる。また、グローブボックス2の成形加工においても、成形型が複雑になるのを防ぐことが可能となる。
さらに、保持面部14は、箱入りティシュペーパー6を収納した時に、該箱入りティシュペーパー6の車幅方向に平行な面のうち、車両前方側に位置する面と接するような位置に形成されている。この構成により、車両の発進停車時や走行中の加減速に伴って、箱入りティシュペーパー6が車両前後方向に動き、異音を発生するのを防ぐことが可能となっている。
このように、本発明の実施の形態の収納構造においては、箱入りティシュペーパー6の底面や側面を保持する第1支持部分11および第2支持部分12の保持面11a,12a,11b,12bを備えた支持部10がグローブボックス2の本体部7の壁面7aから突出して設けられているため、簡易な構造で、グローブボックス2内に収納する箱入りティシュペーパー6を乗員が使用しやすい状態で配置できると共に、箱入りティシュペーパー6の取替えを容易に行うことができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
本発明の実施の形態に係るグローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造が適用されたインストルメントパネルであって、グローブボックスを閉じた状態で示す斜視図である。 図1のグローブボックスを開けた状態で示す斜視図である。 図1のグローブボックスの単品での状態を示す分解斜視図である。 図2のグローブボックスの内部を開口部側から見た拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係るグローブボックスに設けられた運転席側の支持部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るグローブボックスに設けられた運転席と反対側の支持部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るグローブボックス内に箱入りティシュペーパーを収納した状態を拡大して示す斜視図である。
符号の説明
1 インストルメントパネル
2 グローブボックス
6 箱入りティシュペーパー
7 本体部
7a 壁面
7b 側壁面
7c 壁面
8 蓋部
9 ノブ機構
10 支持部
11 第1支持部分
11a,11b 保持面
12 第2支持部分
12a,12b 保持面
12c 当接面
13 ノブ収容部
13a 支持面
14 保持面部

Claims (8)

  1. 自動車のインストルメントパネルに設けられたグローブボックス内に箱入りティシュペーパーを収納する収納構造において、前記グローブボックスを全開した状態で、前記グローブボックスの内部に、上面が車両室内側を向き、かつ該上面の長方形の長辺が車幅方向に略平行となるように前記箱入りティシュペーパーを収納した時、前記箱入りティシュペーパーの底面または側面の少なくともいずれかを保持する面を備えた支持部が前記グローブボックスの内壁面から突出して設けられていることを特徴とするグローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造。
  2. 前記支持部は、前記グローブボックスの蓋を形成する壁の裏面から前記グローブボックスの内部へ向かって突出していることを特徴とする請求項1に記載のグローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造。
  3. 前記支持部は、前記箱入りティシュペーパーの底面を形成する長辺に対して垂直な両側面を保持する一対の面を更に備えていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のグローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造。
  4. 前記一対の面のうち、一方の面は前記グローブボックスの側壁を形成する面であることを特徴とする請求項3に記載のグローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造。
  5. 前記グローブボックスの側壁は、運転席側に近い方の側壁であることを特徴とする請求項4に記載のグローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造。
  6. 前記一対の面のうち、一方の面は前記箱入りティシュペーパーの底面または側面の少なくともいずれかを保持する面の突出量よりも少ない高さで突出していることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のグローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造。
  7. 前記グローブボックスの蓋には、前記グローブボックスの内部に突出して、ノブ機構を収容する空間を形成するためのノブ収容部が設けられ、該ノブ収容部には、前記箱入りティシュペーパーの手前側の側面と接する面が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のグローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造。
  8. 前記グローブボックスを形成する壁面のうち、該グローブボックスを閉じた状態において、車両前方側に位置する車幅方向に略平行な壁面には、該壁面と平行に離間した保持面部が設けられ、該保持面部は、前記箱入りティシュペーパーの車幅方向に平行な面のうち、車両前方側に位置する面と接するように形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のグローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造。
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