JP2002104084A - 車両用小物入れ装置 - Google Patents

車両用小物入れ装置

Info

Publication number
JP2002104084A
JP2002104084A JP2000301021A JP2000301021A JP2002104084A JP 2002104084 A JP2002104084 A JP 2002104084A JP 2000301021 A JP2000301021 A JP 2000301021A JP 2000301021 A JP2000301021 A JP 2000301021A JP 2002104084 A JP2002104084 A JP 2002104084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
storage recess
vertical wall
occupant
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000301021A
Other languages
English (en)
Inventor
Oaki Ichioka
大明 市岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Piolax Inc
Original Assignee
Piolax Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Piolax Inc filed Critical Piolax Inc
Priority to JP2000301021A priority Critical patent/JP2002104084A/ja
Publication of JP2002104084A publication Critical patent/JP2002104084A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来はデッドスペースであったインストルメ
ントパネルの下方の足回り空間を画成する縦壁部を利用
して、該縦壁部に小物入れ装置を配設することで、車両
における小物収納容積を拡大することができ、しかも、
ほこりや子供の小さな玩具等が誤って入り込む心配がな
いので、小物入れ凹部の内部が経時汚れる虞がなく、し
かも、収納物の挿脱作業も容易で使い勝手が良好な車両
用小物入れ装置を提供する。 【解決手段】 車両用小物入れ装置を、インストルメン
トパネルの下方の足回り空間を画成する縦壁部に、乗員
に向かって横方向に開口し、かつ、上記縦壁部に沿って
乗員から遠ざかる方向に延びる収納凹部を形成して構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のデッドス
ペースに配設され、雑誌や車検証、マップ、マニュア
ル、整備帳或は工具類等を収納することができると共
に、取り出しも簡単な車両用小物入れ装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】周知のように、車両には、車検
証、マップ、マニュアル或は工具類等を常設しておく方
が安全走行上も便利であるが、従来のこの種の小物類を
収納可能な車両用小物入れ装置としては、例えば、実開
平1−145646号公報に所載のものが公知である。
この従来の車両用小物入れは、車両用ドアの車室内側の
壁面に、開閉蓋を有する凹部を配設し、この凹部に小物
入れ箱を収納して構成されており、該小物入れ箱は、ヒ
ンジを介して上部が回動して車室内方向に引き出し可能
に構成されている。
【0003】しかしながら、上記従来の車両用小物入れ
は、小物入れ箱の挿脱開口部が上向きに開口しているの
で、ほこりや子供の小さな玩具が入り込み易いため、箱
内部が汚れ易く、また、ドアの開閉振動により小物入れ
箱が飛び出し易い、という課題も有していた。
【0004】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、従来はデッド
スペースであったインストルメントパネルの下方の足回
り空間を画成する縦壁部を利用して、該縦壁部に小物入
れ装置を配設することで、車両における小物収納容積を
拡大することができ、しかも、ほこりや子供の小さな玩
具等が誤って入り込む心配がないので、小物入れ凹部の
内部が経時汚れる虞がなく、しかも、収納物の挿脱作業
も容易で使い勝手が良好な車両用小物入れ装置を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明にあっては、車両用小物入れ
装置を、インストルメントパネルの下方の足回り空間を
画成する縦壁部に、乗員に向かって横方向に開口し、か
つ、上記縦壁部に沿って乗員から遠ざかる方向に延びる
収納凹部を形成して構成したことを特徴とするものであ
る。
【0006】このように構成することで、請求項1に記
載の車両用小物入れ装置にあっては、従来はデッドスペ
ースであったインストルメントパネルの下方の足回り空
間を画成する縦壁部に小物入れ装置を配設することがで
き、その結果、車両における小物収納容積を拡大するこ
とができると共に、車両ドアの開閉振動等の影響を受け
る心配がないので閉じ状態を保持することができるた
め、ほこりや子供の小さな玩具等が誤って入り込む心配
がなく、さらには、上記収納凹部は、乗員に向かって横
方向に開口し、かつ、上記縦壁部に沿って乗員から遠ざ
かる方向に延びて形成されているので、これら小物類の
挿脱作業も容易に行なうことができる。
【0007】次に、請求項2に記載の車両用小物入れ装
置にあっては、上記収納凹部を、上記縦壁部材とは別体
に形成し、該収納凹部体は、乗員から遠ざかった位置に
縦方向に延びる支軸を有して構成されていると共に、該
収納凹部体の開口は、乗員側で水平方向に開閉自在に構
成したことを特徴とするものである。
【0008】このように構成することで、請求項2に記
載の車両用小物入れ装置にあっては、上記収納凹部体を
開き方向に引き出した場合でも、支軸が乗員から遠ざか
った位置に配置されているため、上記足回り空間の奥部
空間が狭められないので、ペダル操作等の運転作業の支
障とはならないため安全である。
【0009】また、請求項3に記載の車両用小物入れ装
置にあっては、請求項2に記載の車両用小物入れ装置に
おいて、上記収納凹部本体内に、スプリングを介して収
納物を前記開口方向へと押圧するスライド体を配設する
と共に、上記収納凹部本体の天板部の開口部側に、該開
口と連通する切欠きを開設したことを特徴とするもので
ある。
【0010】このように構成することで、請求項3に記
載の車両用小物入れ装置にあっては、収納物が常に取り
出し開口方向へ押圧され、しかも、上記収納凹部本体の
天板部に開設された切欠きによって斜め上方から収納物
を引き出すことができるため、収納物の取り出しを楽な
姿勢で容易に行なうことができる。
【0011】尚、上記収納凹部本体をセンターコンソー
ルボックスの傾斜壁に沿って配設し、該収納凹部本体の
長辺に対して短辺をより多く湾曲形成することで、例え
ば、雑誌等の糊付けした背部分を湾曲させたり折り曲げ
ることなく収納することができ、雑誌等を傷めることな
く収納することができる。
【0012】さらに、請求項4に記載の車両用小物入れ
装置にあっては、車両後方のリアゲートによって開閉さ
れるラゲージルームを画成する車両側壁に、車体後方に
向かって横方向に開口する収納凹部を配設したことを特
徴とするものである。
【0013】このように構成することで、請求項4に記
載の車両用小物入れ装置にあっては、ラゲージルームの
デッドスペースに工具類等を収納するスペースを確保す
ることができる。尚、上記収納凹部を車両側壁とは別体
に形成すると共に、該収納凹部の車両前方側端位置に縦
方向に延びる支軸を有して、前記開口は車両後端側で水
平方向に開閉自在であり、本請求項の構成を請求項3の
構成と組合せることで、小物などの挿脱作業をリアゲー
ト側から容易に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す発明の実施
の形態例に基づき、この発明を詳細に説明する。
【0015】図1乃至図3は、この発明の実施の第1形
態例に係る車両用小物入れ装置を示しており、この形態
例に係る車両用小物入れ装置Kは、小物類を収納する収
納凹部本体10が、自動車のインストルメントパネルI
の下方であって、センターコンソールボックスCの足回
り部分を画成する両縦壁部W,Wに配設されて構成され
ている。
【0016】この両縦壁部W,Wには、センターコンソ
ールボックスCの内方向に向かって上記収納凹部本体1
0が上記縦壁部Wの表面部から突出しない状態で収納可
能な取付凹部1が凹設されており、該取付凹部1の奥行
側上下面部には、後記する支軸11,11を回動自在に
軸支する軸孔2,2が開設されていると共に、該取付凹
部1,1の手前側には段部3が突設されており、該段部
3の中央部には、永久磁石4が固着されて構成されてい
る。
【0017】また、上記収納凹部本体10は、センター
コンソールボックスCと同じ材質で箱状に形成されてお
り、特に図3に示すように、手前側(以下、座席側とい
う。)に開口12が位置するように縦断面形状及び水平
断面形状が共に略コ字状に形成されている。そして、該
収納凹部本体10の天板部13と底板部14の奥行側に
は、軸孔2,2に回動可能に嵌着される支軸11,11
が突設されていると共に、該収納凹部本体10を構成す
る表面側板部15の自由端部15aは、天板部13と底
板部14及び背板16の前後方向寸法よりも長く形成さ
れており、該自由端部15aは上記段部3を覆う大きさ
に形成されていると共に、該自由端部15aの裏面側に
は、上記永久磁石4に吸着可能な金属板17が取り付け
られている。尚、図中符号18は、上記表面側板部15
に凹設された指掛け部である。また、この指掛け部18
はノブに代えることもできる。
【0018】さらに、上記収納凹部本体10は、センタ
ーコンソールボックスCの傾斜した縦壁部Wに沿って、
図3(C)に示すように、収納凹部本体10の長辺に対
して短辺をより多く湾曲させて形成されており、雑誌M
の糊付けした背部分mを湾曲させたり折り曲げることな
く収納することができるので、雑誌Mを傷めることなく
収納することができ、また、背部分mを上に収納するこ
とで、取り出しも容易となる。
【0019】また、上記収納凹部本体10の背板16の
奥行端部には、取付凹部1の奥行側に突設されたストッ
パ突部5及びクリック用突部6と衝合可能なストッパ突
起19及びクリック突起20が膨出形成されている。そ
れ故、収納凹部本体10を引き出したときには、上記ス
トッパ突起19が取付凹部1のストッパ突部5と衝合し
て、収納凹部本体10が不用意に大きく足元空間部へと
張り出さないようにその開動を規制する。また、上記ク
リック突起20は、収納凹部本体10を開操作したとき
や収納凹部本体10を取付凹部1に収納するときに、上
記クリック用突部6を乗り越えるので、上記開閉作動を
手で感得することができるため、運転中、視点を外すこ
となく小物類の出し入れを楽に、かつ、確実に行なうこ
とができる。
【0020】図4は、この発明の実施の第2形態例に係
る車両用小物入れ装置Kを示しており、この形態例に係
る車両用小物入れ装置Kでは、上記第1形態例における
収納凹部本体10内に、スプリング21,21を介して
雑誌等の収納物を前記開口12方向へと押圧するスライ
ド体22を摺動自在に配設すると共に、上記収納凹部本
体10の天板部13の開口部側に、該開口12と連通す
る切欠き23を開設した他は、他の構成・作用は第1形
態例と同様であるので、図面には第1形態例で用いた符
号と同一の符号を付して、その詳細な説明をここでは省
略する。
【0021】それ故、この形態例に係る車両用小物入れ
装置Kにあっては、第1形態例の車両用小物入れ装置K
の作用・効果に加え、雑誌等の収納物がスライド体22
を介して常に取り出し開口12方向へ押圧され、しか
も、上記収納凹部本体10の天板部13に開設された切
欠き23によって、乗員が手を斜め上方から伸ばして収
納物を手前側に容易に引き出すことができるため、収納
物の取り出しを楽な姿勢で行なうことができる、という
効果が得られる。
【0022】尚、上記各形態例では、車両用小物収納装
置KをセンターコンソールボックスCの両縦壁部W,W
に配設した場合を例にとり説明したが、この発明にあっ
てはこれに限定されるものではなく、例えば、図5に示
すように、車両後方のリアゲートLGによって開閉され
るラゲージルームLの両側壁LW,LWに第1及び第2
形態例に係る車両用小物入れ装置Kを配設することで、
例えば、工具類を収納した袋体を収納しておくことがで
き、ラゲージルームLの有効面積を最大限に広く活用す
ることができる。勿論、該車両用小物入れ装置Kは、上
記各場所に限定されるものではなく、インストルメント
パネルの下方の足回り空間部を画成するホイールハウス
側縦壁等に配設することもできる。
【0023】
【発明の効果】この発明に係る車両用小物入れ装置は、
以上説明したように構成されているので、従来はデッド
スペースであったインストルメントパネルの下方の足回
り空間を画成する縦壁部を利用して、該縦壁部に小物入
れ装置を配設することで、車両における小物収納容積を
拡大することができ、しかも、ほこりや子供の小さな玩
具等が誤って入り込む心配がないので、小物入れ凹部の
内部が経時汚れる虞がなく、さらには、ラゲージルーム
のデッドスペースに工具類等を収納するスペースを確保
することも可能であり、しかも、収納物の挿脱作業も容
易で使い勝手も向上する等、幾多の優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1形態例に係る車両用小物
入れ装置が配設された運転席回りの概略斜視図である。
【図2】同車両の前席部分を車室内後方から見た概略構
成説明図である。
【図3】同車両のセンターコンソールに配設された車両
用小物入れ装置の構成を示しており、(A)は斜視図
を、(B)は(A)図B−B線拡大断面図を、(C)は
(A)図C−C線拡大断面図である。
【図4】この発明の実施の第2形態例に係る車両用小物
入れ装置の構成を示す斜視図である。
【図5】この発明に係る車両用小物入れ装置の他の配置
例を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
C センターコンソールボックス I インストルメントパネル K 車両用小物入れ装置 L ラゲージルーム LG リアゲート M 雑誌 W センターコンソールボックスの縦壁部 1 取付凹部 10 収納凹部本体 11,11 支軸 12 開口 13 天板部 21,21 スプリング 22 スライド体 23 切欠き

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルの下方の足回り
    空間を画成する縦壁部に、乗員に向かって横方向に開口
    し、かつ、上記縦壁部に沿って乗員から遠ざかる方向に
    延びる収納凹部が形成されてなる車両用小物入れ装置。
  2. 【請求項2】 前記収納凹部は、前記縦壁部材とは別体
    で形成されており、該収納凹部体は、乗員から遠ざかっ
    た位置に縦方向に延びる支軸を有して構成されていると
    共に、該収納凹部体の開口は、乗員側で水平方向に開閉
    自在であることを特徴とする請求項1に記載の車両用小
    物入れ装置。
  3. 【請求項3】 前記収納凹部本体内には、スプリングを
    介して収納物を前記開口方向へと押圧するスライド体を
    配設すると共に、上記収納凹部本体の天板部の開口部側
    に、該開口と連通する切欠きが開設されていることを特
    徴とする請求項2に記載の車両用小物入れ装置。
  4. 【請求項4】 車両後方のリアゲートによって開閉され
    るラゲージルームを画成する車両側壁に、車体後方に向
    かって横方向に開口する収納凹部を配設したことを特徴
    とする車両用小物入れ装置。
JP2000301021A 2000-09-29 2000-09-29 車両用小物入れ装置 Pending JP2002104084A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000301021A JP2002104084A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 車両用小物入れ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000301021A JP2002104084A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 車両用小物入れ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002104084A true JP2002104084A (ja) 2002-04-09

Family

ID=18782612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000301021A Pending JP2002104084A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 車両用小物入れ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002104084A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006175945A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Nippon Plast Co Ltd 自動車用支持装置
JP2017052438A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 トヨタ自動車株式会社 車両の収納構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006175945A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Nippon Plast Co Ltd 自動車用支持装置
JP4500664B2 (ja) * 2004-12-21 2010-07-14 日本プラスト株式会社 自動車用支持装置
JP2017052438A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 トヨタ自動車株式会社 車両の収納構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4204312B2 (ja) センタコンソールアセンブリ
JP4294623B2 (ja) 車両用収納装置
US20090174209A1 (en) Vehicle electronic device support systems
JP4721288B2 (ja) コンソールボックス
JP4284660B2 (ja) 車両用ルーフコンソールボックス
JP2002104084A (ja) 車両用小物入れ装置
JPH0437237A (ja) 電話器内蔵コンソールボックス
JPH07112643A (ja) グローブボックス構造
JP3201571B2 (ja) 車両のルーフコンソール装置
JP4609760B2 (ja) グローブボックス内の箱入りティシュペーパーの収納構造
JP3707243B2 (ja) 自動車のトリム
JP5402514B2 (ja) インストルメントパネルの小物収納装置
JP5551453B2 (ja) オーバーヘッドコンソール
JP4297004B2 (ja) 車両用収納ボックス構造
JP3678302B2 (ja) コンソールボックス
JPH0692186A (ja) 自動車のセンタコンソール
JP2003226196A (ja) 自動車のフロアコンソール
JP2005324668A (ja) 車両の小物収納構造
JP2005262986A (ja) 車両用グラブボックス
US20230398943A1 (en) Storage device for vehicle
JP3836808B2 (ja) 車両用小物入れ装置
JPH086621Y2 (ja) ベッドスペースの収納装置
JP2779757B2 (ja) 自動車
JP3097417B2 (ja) 自動車のコンソールボックス構造
JP3405385B2 (ja) 自動車のフロアコンソール