JPH0437237A - 電話器内蔵コンソールボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電話器内蔵コンソールボックスに関するもの
である。

「従来の技術Ｊ 従来の自動車用の携帯電話器（以下、電話器と称す）を
車内に設置する場合、例えば車内の定位置に設けられた
コンソールボックスの上面に載置したり、コンソールボ
ックスの内部に収納されていた。

［発明か解決しようとする問題点］ 前者の場合には、前記車内のコンソールボックスの上面
に載置された自動車用の電話器か自動車の急発進時、急
制動時、悪路走行時の振動等により所定の位置より不用
意に移動したり、ズレることかある。このため位置ズレ
防止用のハント等により携帯電話器を所定の位置に固定
している。この場合、見栄えが悪くまた電話器の着脱操
作がヤリにくくなる不具合がある。

また、後者の場合には、コンソールボックス内に電話器
が収納されるため、他の収納物を入れることができない
ことや、コンソールボックス内より電話器を取出すとき
及び収納するときに、コンソールボックスの蓋が助手席
側あるいは運転者席側のいずれか一方にのみ開き、いわ
ゆる開きしろとなる一定の空間を占有するので開いた蓋
か位置しない側では使用し易いか、蓋か位置する側では
使用しにくい。

［課題を解決するための手段１ 本発明は上記従来の問題点を解決するための次のような
手口を提供するものである。

上端が開口し収納物を収容する収納部をもつボックス本
体と、前記ボックス本体の前記上端に揺動自在に装着さ
れ前記開口を開閉自在な蓋部材とよりなり、 前記蓋部材は、内部に略水平方向に延びる収納室と、前
記収納室に出入れ自在に保持され電話器が載置される電
話器載置台と、前記収納室と前記収納室と前記電話器載
置台との各各対向位置に設けられたプッシュロックオー
プン機構とをもつことを特徴とする。

本発明の電話器内臓コンソールボックスは、ボックス本
体と蓋部材とで構成される。

ボックス本体は、上端が開口した収納部をもち、この収
納部に種々の小物よりなる収納物を収納するもので自動
車の室内の所定の位置に固定されて用いられる。ボック
ス本体は、合成樹脂製のものや、金属製のものを用いる
ことかできる。

本発明の最大の特徴は、蓋部材がボックス本体の収納部
の開口を開閉する蓋としての機能をもつ他、内部に収納
室と、電話器載置台と、プッシュロックオープン機構と
をもつことにおる。

蓋部材は、前記ボックス本体の収納部の開口を開閉する
ことができるように、例えば、車掌においてフロント側
及びリヤ側に延びる一側部が支軸によりボックス本体の
上端に揺動自在に装着される。そして、蓋部材は、前記
収納部の上方に略水平位置で着座して開口を閉じ、この
略水平位置より支軸を中心として揺動され他側部か垂直
位置を越えた位置で前記開口を開く。これによりボック
ス本体の収納部を開閉する蓋部材の機能が得られる。ま
た蓋部材は合成樹脂製のものや金属製のものを用いるこ
とができる。

収納室は、蓋部材の内部に形成され電話器を載置した状
態の電話器載置台を出入れ自在に保持するもので、前記
フロント側及びリヤ側のいずれか一方のみに開口部を備
えたものや、フロント側とツヤ側の両方に開口部を備え
たものを用いることかできる。収納室は、フロント側及
びリヤ側に略水平方向に延びる穴ヤ貴通孔により形成す
ることかできる。この穴や貫通孔を軸方向と直交する方
向に断面した形状は、円形、正四角形、台形、長四角形
、その他目的に応じて種々のものを用いることかできる
。

電話器載置台は、前記ボックス本体の収納室に出入れ自
在に保持され、電話器を載置するものである。この電話
器載置台は、収納室より単室のフロント側や、リヤ側の
いずれか一方あるいは両方に引出すようにすることかで
きる。

プッシュロックオープン機構は、収納室と電話器載置台
との各対向位置に設けられる。この機構は種々の型式の
ものを用いることができる。例えば前記各対向位置のい
ずれか一方及び他方に設けられたブツシュロック・ブツ
シュオープン型のキャッチ及びキャッチに着脱自在な挿
入部と、キャッチと挿入部との間に配設され電話器載置
台を収納室の開口部側に付勢する付勢部材とよりなるも
のを用いた場合には、電話器載置台か収納室に収納され
たとき、キャッチに挿入部か挿入されてロック状態とな
り電話器載置台を定位置に保持できる。そしてキャッチ
と挿入部かロック状態のとき、電話器載置台か付勢部材
の付勢力に抗して押されることによりキャッチと挿入部
とのロック状態か解除され付勢部材の付勢力により電話
器載置台は収納室より引出し方向に移動する。

［作用及び効果］ 本発明の電話器内藏コンソールボックスは、自動車の単
室に装着される。そして電話器を使用する場合には、ボ
ックス本体の収納室に収納されている電話器載置台を押
すことによりプッシュロックオープン機構のロック状態
が解除されて、電話器載置台を収納室外部に引出すこと
ができる。この状態で電話器載置台より電話器を取外し
使用することができる。また、使用後の電話器は、電話
器載置台に載置されるとともに、電話器載置台をボック
ス本体の収納室内に押し込むことにより、プッシュロッ
クオープン機構かロック状態となる。

これにより電話器載置台か前記収納室で確実に定位置に
固定保持される。このため電話器が自動車の急発進時、
急制動時、悪路等の走行時における振動等の影響で定位
置より不用意に飛出したり移動したりして運転の妨げに
なるようなことがない。

更にまた従来のように締付バンド等を用いて電話器を定
位置に固定する必要かないため、見栄えもよくなり、か
つ全体の外観意匠面の向上を図ることができる。

また、ボックス本体に収納した電話器を外部に取出し使
用する場合において、従来のように蓋を助手席側あるい
は運転者席側に開くことがないので、両虎側で使用し易
いものとなる。

なお、本発明の電話器内蔵コンソールボックスはボック
ス本体を、そのまま収納部として利用することができる
。すなわち、ボックス本体の収納部に収納物を収納した
り、取出したりするときには、蓋部材を揺動することに
より前記収納部の開口を開閉でき、蓋としての機能が得
られる。

［実施例］ （第１実施例） 第１実施例の電話器内蔵コンソールボックスを第１図〜
第５図に基づいて説明する。

電話器内蔵コンソールボックスはボックス本体１と、蓋
部材２とよりなる。

ボックス本体１は、第１図の示すように自動車の至内（
以下、車室内と称す）に装着された箱状のもので合成樹
脂製である。このボックス本体１は、第３図に示すよう
に上端１０が開口１０ａｕ図略の収納物を収納する収納
部１１が形成されている。

蓋部材２は、前記ボックス本体１の前記上端１０に対し
、車室内のフロント側ａ及びリヤ側すに延びる方向と平
行な側端部２０が支軸２０１により第２図、第３図上の
左石方向に揺動自在で前記開口１０ａを開閉可能な状態
に装着されている。

また、この前記蓋部材２は、内部に略水平方向に延びる
収納室２１と、前記収納室２１に出入れ自在に保持され
電話器２２が載置される電話器載置台２３と、前記収納
室２１と電話器載置台２３との各対向イ装置に設けられ
たプッシュロックオープン機構２４とをもつ。

収納室２１は、車室内のフロント側ａに開口する出入れ
口２１ａを備えている。電話器載置台２３は、電話器２
２を載置するため上面側に形成され略長方形状の窪みよ
りなる載置凹部２３０と、前記収納室２１の内底部２１
０にスライド自在に装着された底面２３１と、前記収納
室２１の出入れ口２１ａに位置し蓋部材２の引出し方向
の意匠面を形成する表示部２３２とを備えている。プッ
シュロックオープン機構２４は、前記収納室２１側に設
けられたブツシュロック・ブツシュオープン型のキャッ
チ（係合係止部）２４０と、このキャッチ２４０に着脱
自在な形状をもち、電話器載置台２３の表示部２３２の
反対側の他端部に設けられた凸状の挿入部２４１と、挿
入部２４１をキャッチ２４０より離脱する方向に付勢す
る板バネ２４２とからなる。

上記構成よりなる第１実施例の電話器内蔵コンソールボ
ックスの作用を説明する。

自動車の乗員か電話するに際し、第５図に示すように蓋
部材２の収納室２１内に収納された電話器載置台２３を
第１図及び第４図に示す位置に弓出す場合、引出すに先
立ち電話器載置台２３の表示部２３２をブツシュする。

これによって前記プッシュロックオープン機構２４のキ
ャッチ２４０より挿入部２４１が外れ、かつ板ハネ２４
２の付勢力の動きて電話器載置台２３は第４図に示す収
納位置より引出し方向（矢印ａ１方向）へ若干移動する
。すると電話器載置台２３は同方向に手動によりスライ
ドさせることが可能となる。そして第１図および第４図
に示すように電話器載置台２３かボックス本体１の収納
室２１より外部に引出される。そしてこの状態で電話器
２２が電話器載置台２３の載置凹部２３０から取出され
使用される。電話器２３の使用を終了した後、電話器２
２を電話器載置台２３の載置凹部２３０にセットする。

ついで電話器載置台２３を押し込み方向く矢印ｂ１方向
）に押込むことによりプッシュ口ックオープン機＠２４
のキャッチ２４０と挿入部２４１とか板バネ２４２の付
勢力に抗して係合し、かつロックした状態となる。従っ
て電話器載置台２３は、蓋部材２の収納￥２１内に収納
された状態に保持される。

更にまた四路の収納物をボックス本体１の収納部１１に
収納及び収納部１１より取出す場合には、第３図の示す
ように蓋部材２全体をボックス本体１に対して矢印Ｃ１
方向に揺動させることによってボックス本体１の上端１
０の開口１０ａが開かれ、かつ前記収納部１１に収納物
を収容しあるいは取出すことができる状態となる。そし
て収納物を取出しおるいは収容した後は蓋部材２を矢印
Ｃ２方向に揺動させることによって第２図に示すように
蓋部材２がボックス本体１の上端１０に着座し、かつ前
記収納部１１の開口１０ａが閉じられた状態に保持する
ことができる。

本第１実施例の電話器内蔵コンソールボックスによれば
、電話器の使用時以外の収納時に電話器載置台２３が前
記収納￥２１内においてプッシュロックオープン機構２
４の作用により確実に定位置に固定保持された状態とな
る。このため自動車の急発進時、急制動時、悪路等の走
行時にあける振動等の影響で電話器が不用意に蓋部材２
の収納室２１内より飛出したり移動したりして運転の妨
げになるようなことはない。また従来のように締付バン
ド等を用いて電話器を定位置に固定する必要がないため
、見栄えもよくなり、かつ全体の外観意匠面の向上を図
ることができる。

更に、ボックス本体１の収納室２１に収納した電話器２
２を外部に取出し使用する場合、じゃまになるものが助
者席や運転者席に位置しないので、いずれの席側におい
ても使用し易いものとなる。

（第２実施例） 本第２実施例の電話器内蔵コンソールボックスは、第６
図、第７図に示すように蓋部材２Ａのリヤ側すに対向す
る一端側の上部に支軸２０ｃにより回動自在に枢着され
、かつ蓋部材２Ａに対して前記のリヤ側すに揺動じて収
納室２１の上方を開口するサブ蓋部材２０ａを蓋部材２
Ａに設けた以外は、実施例１の構成と同じである。

本第２実施例の電話器内蔵コンソールボックスによれば
、蓋部材２Ａの収納室２１内に電話器載置台２３を収容
した状態でサブ蓋部材２０ａを第７図の矢印ｄ１方向に
（リヤ側ｂ）に開くことによって単室のリヤ側すの乗員
が電話器２２を使用し易い状態となる。他の作用及び効
果′は第１実施例と同じである。

（参考例） ゛本参考例の電話器内蔵コンソールボックスは、第８図
、第９図、第１０図に示されるように蓋部材２Ｂが前記
フロント側ａ及びリヤ側すに対向する一端側及び他端側
の２つの方向に電話器載置台２３Ｂを引出すことができ
るように、前記フロント側ａに対向する出入れ口２１ａ
の伯に蓋部材２Ｂの他端にリヤ側すに対向する第２の出
入れ口２１ｂを形成した構造となしたこと及び、電話器
載置台２３Ｂがフロント側ａに対向する前記出入れ口２
１ａに位置する第１の表示部２３２ａの仙に、リヤ側に
対向する前記出入れ口２１ｂに位置する第２の表示部２
３２ｂを備えたこと以外は、第１実施例の構成と同一で
ある。なお、本参考例で用いられるプッシュロックオー
プン機構は、例えば電話器載置台２３Ｂか蓋部材２Ｂの
収納室２１に収納されたときにロックされるように、電
話器載置台２３の底部に四路の係合凹部を形成し、この
係合凹部に対向する収納室２］の底部に前記係合凹部に
対して着脱自在に係合する出没自在な弾性係合突起を設
けたものか用いられる。この場合には、収納室２１より
電話器載置台２３Ｂをフロント側ａあるいはリヤ側すに
引出すとき、電話器載置台２３Ｂの第１の表示部２３２
ａあるいは第２の表示部２３２ｂを把持して引出すこと
によりロック状態か解除される。

本参考例の電話器内蔵コンソールボックスによれば、蓋
部ｖＵ’　２　Ｂのフロント側ａの出入れ口２１ａの方
向に電話器載置台２３を引出すことによりフロント側ａ
の乗員が電話器２２を使用することができ、またリヤ側
すの出入れ口２１ｂより電話器載置台２３を引出すこと
によりリヤ側すの乗ｄか電話器２２を使用することかで
きるものとなる。

このように参考例では、車室内において電話器２２の使
用時に第１実施例の場合と比べてリヤ側すでより使用し
易くなる効果を奏するものである。

他の作用及び効果は第１実施例と同様である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、第１実施例の電話器内蔵コンソールボックス
において、蓋部材より電話器載置台を弓出した状態を示
す斜視図である。第２図は、第１図における電話器載置
台を蓋部材の収納室に押し入れた状態を断面した状態を
示すＩ−Ｉ線断面矢視図である。第３図は、第２図にお
ける蓋部材２をボックス本体１に対して揺動じてその収
納部の開口を開いた状態を示す断面図である。第４図は
、第１図の■−■線断面矢視図である。第５図は、第４
図にあける電話器載置台を蓋部材の収納室に押し入れた
状態を示す断面図である。第６図は、第２実施例の電話
器内蔵コンソールボックスを示すし、蓋部材より電話器
載置台を引出した状態を示す縦断面図である。第７図は
、第６図にあける電話器載置台を蓋部材の収納室に押し
入れた状態でサブ蓋部材を開口方向に揺動した場合を示
す縦断面図である。第８図は、参考例の電話器内蔵コン
ソールボックスを示し、電話器載置台を蓋部材の収納室
に押し入れた状態を示す縦断面図である。 第９図及び第１０図は、それぞれ第８図にあける電話器
載置台を蓋部材の収納室より車内のフロント側及びリヤ
側に引出した状態を示す縦断面図である。 １・・・ボックス本体　　　　１１・・・収納部１０・
・・上端　　　　　　　１０ａ・・・開口２．２Ａ、２
Ｂ・・・蓋部材　２１・・・収納室２２・・・電話器　
　　　　　２３・・・電話器載置台２４・・・プッシュ
ロックオープン機構２４０・・・キャッチ　　　　２４
１・・・挿入部特許出願人　　豊田合成株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）上端が開口し収納物を収納する収納部をもつボッ
   クス本体と、前記ボックス本体の前記上端に揺動自在に
   装着され、前記開口を開閉自在な蓋部材とよりなり、 上記蓋部材は、内部に略水平方向に延びる収納室と、前
   記収納室に出入れ自在に保持され電話器が載置される電
   話器載置台と、前記収納室と前記電話器載置台との各対
   向位置に設けられたプッシュロックオープン機構とをも
   つことを特徴とする電話器内蔵コンソールボックス。