JPH0714080Y2 - 車両用仕切板 - Google Patents
車両用仕切板Info
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- JPH0714080Y2 JPH0714080Y2 JP1990031836U JP3183690U JPH0714080Y2 JP H0714080 Y2 JPH0714080 Y2 JP H0714080Y2 JP 1990031836 U JP1990031836 U JP 1990031836U JP 3183690 U JP3183690 U JP 3183690U JP H0714080 Y2 JPH0714080 Y2 JP H0714080Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition plate
- lock spring
- locking pin
- housing
- lock
- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/01—Liners for load platforms or load compartments
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R7/00—Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps
- B60R7/02—Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps in separate luggage compartment
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05C—BOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
- E05C19/00—Other devices specially designed for securing wings, e.g. with suction cups
- E05C19/06—Other devices specially designed for securing wings, e.g. with suction cups in which the securing part if formed or carried by a spring and moves only by distortion of the spring, e.g. snaps
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T292/00—Closure fasteners
- Y10T292/08—Bolts
- Y10T292/0894—Spring arm
- Y10T292/0895—Operating means
- Y10T292/09—Lever
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- Y10T292/08—Bolts
- Y10T292/0894—Spring arm
- Y10T292/0907—Multiple head
-
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、特にロック装置を装着している車両用仕切板
に関する。
に関する。
《従来の技術》 この種の仕切板は、例えば自動車のラゲージフロアに設
けられてスペアタイヤ等を格納しておく収納部を閉じる
カバーボードなどとして構成される。
けられてスペアタイヤ等を格納しておく収納部を閉じる
カバーボードなどとして構成される。
このような仕切板は、設置部に脱着可能に設けられるこ
とに加えて比較的大きな平面板状となっているので、設
置状態を使用目的などに応じて表裏何れの面を上にする
か選択できるようにしたり、野外に持ち出してテーブル
等として使用することが提案され、両面使用可能なリバ
ーシブルタイプとしたものが知られている。
とに加えて比較的大きな平面板状となっているので、設
置状態を使用目的などに応じて表裏何れの面を上にする
か選択できるようにしたり、野外に持ち出してテーブル
等として使用することが提案され、両面使用可能なリバ
ーシブルタイプとしたものが知られている。
第6図,第7図はそのような従来の車両用仕切板を示し
ている。
ている。
第6図は自動車1のトランクルーム2内をトランクリッ
ド3を開けた状態で示し、第7図はラゲージフロア4に
設けられた収納部5および仕切板6を示したものであ
る。仕切板6は、ボード7の表面にカーペット8を接着
材等を介して一体化したもので、収納部5の上部開口断
部5aに着脱可能に設置される。また、仕切板6には、走
行中の振動等によりガタ付いたり飛び出すことがないよ
う、車体側の断部5aに突設した係止ピン9に対して係脱
するロック装置10が設けられている。
ド3を開けた状態で示し、第7図はラゲージフロア4に
設けられた収納部5および仕切板6を示したものであ
る。仕切板6は、ボード7の表面にカーペット8を接着
材等を介して一体化したもので、収納部5の上部開口断
部5aに着脱可能に設置される。また、仕切板6には、走
行中の振動等によりガタ付いたり飛び出すことがないよ
う、車体側の断部5aに突設した係止ピン9に対して係脱
するロック装置10が設けられている。
このロック装置10は、第7図に示す如く仕切板6の切欠
部6aに装着されるハウジング11と、ハウジング11の上側
開口部に設けられた操作用レバー12と、係止ピン9と係
合するロック片13と、ロック片13を係合方向へ付勢する
スプリング14などから構成されている。そして、スプリ
ング14のバネ圧に抗してレバー12を回動操作することに
より、ロック片13が回動されて係止ピン9に対する係合
状態を解除するものである。
部6aに装着されるハウジング11と、ハウジング11の上側
開口部に設けられた操作用レバー12と、係止ピン9と係
合するロック片13と、ロック片13を係合方向へ付勢する
スプリング14などから構成されている。そして、スプリ
ング14のバネ圧に抗してレバー12を回動操作することに
より、ロック片13が回動されて係止ピン9に対する係合
状態を解除するものである。
《考案が解決しようとする課題》 ところで、従来の仕切板6は、ロック装置10が仕切板6
の片側からのみ係合を解除する設定となっていて、操作
レバー12を仕切板6の表側にしか設けていない。このた
め、仕切板6をカーペット8を下にして設置する場合に
は、車体側に対して非ロック状態となってしまうので、
リバーシブルタイプであってもロック機能の点では半分
しか満足していなかった。
の片側からのみ係合を解除する設定となっていて、操作
レバー12を仕切板6の表側にしか設けていない。このた
め、仕切板6をカーペット8を下にして設置する場合に
は、車体側に対して非ロック状態となってしまうので、
リバーシブルタイプであってもロック機能の点では半分
しか満足していなかった。
また、第7図に示す如く係止ピン9が段部5aにあって垂
直壁5bから突設されていたので、ハウジング11の前端面
と垂直壁5bとの間に所定の隙間を設けなければならず、
設置状態での見た目も悪かった。
直壁5bから突設されていたので、ハウジング11の前端面
と垂直壁5bとの間に所定の隙間を設けなければならず、
設置状態での見た目も悪かった。
本考案は、以上の背景に鑑みてなされたもので、係合を
解除する操作用レバーを仕切板の表と裏側に設定し、仕
切板の何れの面を上にした場合も係脱できる車両用仕切
板を提供することを目的とする。
解除する操作用レバーを仕切板の表と裏側に設定し、仕
切板の何れの面を上にした場合も係脱できる車両用仕切
板を提供することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案は、車体側の収納部
に着脱可能に設置されるとともに、前記収納部側に突設
された係止ピンに対して係脱するロック装置を略面一に
装着してなる車両用仕切板において、前記ロック装置
は、前記収納部に対し仕切板を表裏何れの面を上にして
設置したときにも前記係止ピンを下側から内部に挿通す
る貫通孔を設けたハウジングと、前記ハウジング内に設
けられて前記係止ピンと係合するロックバネと、前記ハ
ウジング内に配置されて前記ロックバネの係合および係
合解除状態をガイドする保持プレートと、前記ロックバ
ネに連携された摺動片と、前記ハウジングの表と裏側に
設けられ、前記摺動片をロックバネの付勢力に抗して移
動操作してロックバネを保持プレートのガイドにより係
合解除状態とする1対の操作レバーとを備えていること
を特徴とする。
に着脱可能に設置されるとともに、前記収納部側に突設
された係止ピンに対して係脱するロック装置を略面一に
装着してなる車両用仕切板において、前記ロック装置
は、前記収納部に対し仕切板を表裏何れの面を上にして
設置したときにも前記係止ピンを下側から内部に挿通す
る貫通孔を設けたハウジングと、前記ハウジング内に設
けられて前記係止ピンと係合するロックバネと、前記ハ
ウジング内に配置されて前記ロックバネの係合および係
合解除状態をガイドする保持プレートと、前記ロックバ
ネに連携された摺動片と、前記ハウジングの表と裏側に
設けられ、前記摺動片をロックバネの付勢力に抗して移
動操作してロックバネを保持プレートのガイドにより係
合解除状態とする1対の操作レバーとを備えていること
を特徴とする。
《作用》 以上の構成によれば、ハウジングの表と裏側に操作レバ
ーが設けられており、何れの操作レバーによっても係止
ピンに対するロックバネの係合状態を解除できる。
ーが設けられており、何れの操作レバーによっても係止
ピンに対するロックバネの係合状態を解除できる。
したがって、仕切板は、表裏何れの面を上にして設置し
てもロック装置により収納部側の係止ピンと係合固定さ
れ、逆に操作レバーの一方により係合を解除できるの
で、リバーシブルタイプとして高品質化が図られる。
てもロック装置により収納部側の係止ピンと係合固定さ
れ、逆に操作レバーの一方により係合を解除できるの
で、リバーシブルタイプとして高品質化が図られる。
《実施例》 以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明
する。
する。
第1図(イ),(ロ)は本考案を適用した仕切板の表裏
面を示す斜視図、第2図は前記仕切板の設置状態として
示す第1図のA−A断面図である。
面を示す斜視図、第2図は前記仕切板の設置状態として
示す第1図のA−A断面図である。
図において、車両用仕切板20は、ボード21と、ボード21
の一方の面に設けられたトリム部材としてのカーペット
22と、ロック装置23などからなっている。
の一方の面に設けられたトリム部材としてのカーペット
22と、ロック装置23などからなっている。
ボード21は内部中空の樹脂成形体であり、後側中間部に
は切欠部が設けられ、同切欠部の端面に突設された取付
部21aを利用してロック装置23を略面一に装着してい
る。
は切欠部が設けられ、同切欠部の端面に突設された取付
部21aを利用してロック装置23を略面一に装着してい
る。
カーペット22は、ラゲージフロア24に敷かれたカーペッ
ト24aと同一のものが用いられ、ボード21の一方の面を
覆う大きさに裁断されている。カーペット22には開口部
22aが設けられ、ボード21に接着材等を用いて貼着固定
したときにロック装置23が露出される。
ト24aと同一のものが用いられ、ボード21の一方の面を
覆う大きさに裁断されている。カーペット22には開口部
22aが設けられ、ボード21に接着材等を用いて貼着固定
したときにロック装置23が露出される。
そして、仕切板20は、ボード21の前側周囲部に突設され
た1対の係止部材25を有し、図に示すようにラゲージフ
ロア24に設けられた収納部26の上部開口段部26aに仕切
板20を設置するときに、係止部材25を段部26aの前側に
設けられた対応する嵌合穴27に差し込むとともに、ロッ
ク装置23により段部26aの後側に設けられた係止ピン28
と係脱する構造となっている。
た1対の係止部材25を有し、図に示すようにラゲージフ
ロア24に設けられた収納部26の上部開口段部26aに仕切
板20を設置するときに、係止部材25を段部26aの前側に
設けられた対応する嵌合穴27に差し込むとともに、ロッ
ク装置23により段部26aの後側に設けられた係止ピン28
と係脱する構造となっている。
ここで、係止部材25と嵌合穴27とは、仕切板20を表裏何
れの面を上にして段部26aに設置しても係合可能となっ
ている。また、係止ピン28は円柱状の先端部にくびれ部
28を形成したものであり、後側の段部26aにあって水平
部26bの中間部に突設されている。
れの面を上にして段部26aに設置しても係合可能となっ
ている。また、係止ピン28は円柱状の先端部にくびれ部
28を形成したものであり、後側の段部26aにあって水平
部26bの中間部に突設されている。
前記ロック設置23は、2個の半体からなるハウジング29
と、係止ピン28と係合するロックバネ30と、ロックバネ
30の変形をガイドする2枚の保持プレート31と、ロック
バネ30に連携される摺動片32と、摺動片32を移動する1
対の操作レバー33とを備えている。
と、係止ピン28と係合するロックバネ30と、ロックバネ
30の変形をガイドする2枚の保持プレート31と、ロック
バネ30に連携される摺動片32と、摺動片32を移動する1
対の操作レバー33とを備えている。
ハウジング29は樹脂成形体であり、ボード21の取付部21
aに対して各半体を前後から配置するとともに、取付部2
1aと平行に2枚の保持プレート31を間に挟持した状態に
固定されて一体化される。ハウジング29の各半体には、
貫通孔29aが設けられ、収納部26に対し仕切板20を表裏
何れの面を上にして設置したときにも係止ピン28を下側
から貫通孔29aを通って内部に挿通する。
aに対して各半体を前後から配置するとともに、取付部2
1aと平行に2枚の保持プレート31を間に挟持した状態に
固定されて一体化される。ハウジング29の各半体には、
貫通孔29aが設けられ、収納部26に対し仕切板20を表裏
何れの面を上にして設置したときにも係止ピン28を下側
から貫通孔29aを通って内部に挿通する。
前記各半体は貫通孔29aの右側に設けられた大きな矩形
の開口部29bを有し、開口部29bに操作レバー33を略面一
に配置している。操作レバー33は軸34により回転自在に
枢支されている。そして、軸34回りに設けられたスプリ
ング35により時計回り方向へ付勢されるとともに、前記
半体内壁に一体に設けられたストッパ部36により水平状
態を保持している。
の開口部29bを有し、開口部29bに操作レバー33を略面一
に配置している。操作レバー33は軸34により回転自在に
枢支されている。そして、軸34回りに設けられたスプリ
ング35により時計回り方向へ付勢されるとともに、前記
半体内壁に一体に設けられたストッパ部36により水平状
態を保持している。
操作レバー33の裏面側にあつて軸34と接近する端部に
は、開口部29bの低部へ延びる突出部33aが設けられてお
り、ロックバネ30の係合状態で突出部33aを介して摺動
片32と当接する。
は、開口部29bの低部へ延びる突出部33aが設けられてお
り、ロックバネ30の係合状態で突出部33aを介して摺動
片32と当接する。
ロックバネ30、保持プレート31、摺動片32の関係は第3
図に示されており、2枚の保持プレート31の間にロック
バネ30を配置し、保持プレート31の上下面に1対の摺動
片32を連結軸37により一体化した構造となっている。
図に示されており、2枚の保持プレート31の間にロック
バネ30を配置し、保持プレート31の上下面に1対の摺動
片32を連結軸37により一体化した構造となっている。
ロックバネ30は、係止ピン28の先端を挿通してくびれ部
28aと弾性的に係合する挟持部30aと、挟持部30aの両先
端部を外側へ折り返した支持用脚部30bと、挟持部30aの
下部を略V形に延長した連結部30cとからなる線細工バ
ネである。
28aと弾性的に係合する挟持部30aと、挟持部30aの両先
端部を外側へ折り返した支持用脚部30bと、挟持部30aの
下部を略V形に延長した連結部30cとからなる線細工バ
ネである。
保持プレート31には貫通孔29aと同軸に孔31aが設けら
れ、各対抗面には一段深く形成された略T字形のガイド
溝31が孔31aを含む部位に形成されている。
れ、各対抗面には一段深く形成された略T字形のガイド
溝31が孔31aを含む部位に形成されている。
ガイド溝31bはロックバネ30を係合状態と係合解除状態
に変形を導くもので、孔31aの周縁部に挟持部30aを配置
することによりT字形の水平部下側の端面に脚部30bが
当接し、T字形の垂直部中間部に連結部30cが位置する
設定となっている。また、ガイド溝31bには、T字形の
垂直部の下部側にスリット31cが設けられており、スリ
ット31cを通じて連結部30cの中間部を内側にして連結軸
37が挿通される。
に変形を導くもので、孔31aの周縁部に挟持部30aを配置
することによりT字形の水平部下側の端面に脚部30bが
当接し、T字形の垂直部中間部に連結部30cが位置する
設定となっている。また、ガイド溝31bには、T字形の
垂直部の下部側にスリット31cが設けられており、スリ
ット31cを通じて連結部30cの中間部を内側にして連結軸
37が挿通される。
連結軸37の両端部には摺動片32が固着されている。した
がって、操作レバー33を回転することにより、突出部33
aが摺動片32を押圧して、ロックバネ30はその連結部30c
が連結軸37の移動に追随してT字形の垂直部下方向へ引
き寄せられる。
がって、操作レバー33を回転することにより、突出部33
aが摺動片32を押圧して、ロックバネ30はその連結部30c
が連結軸37の移動に追随してT字形の垂直部下方向へ引
き寄せられる。
以下、以上のロック装置の作動を第4図、第5図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第4図(イ),(ロ)は、係合時における係止ピン28と
ロックバネ30の関係を示している。
ロックバネ30の関係を示している。
仕切板20は、係止部材25を段部26aの対応する嵌合穴27
に差し込み、保持している手を離すことにより操作レバ
ー33を操作することなくロックバネ30に係止ピン28が係
合し、段部26a側に固定される。この係合は、係止ピン2
8の先端部が挟持部30aの開口を弾性拡径させつつ通過
し、通過したときにくびれ部28aを挟み込む。つまり、
仕切板20は段部26aに設置することにより係合固定さ
れ、しかも仕切板20の何れの面を上側にしても同様に行
われる。
に差し込み、保持している手を離すことにより操作レバ
ー33を操作することなくロックバネ30に係止ピン28が係
合し、段部26a側に固定される。この係合は、係止ピン2
8の先端部が挟持部30aの開口を弾性拡径させつつ通過
し、通過したときにくびれ部28aを挟み込む。つまり、
仕切板20は段部26aに設置することにより係合固定さ
れ、しかも仕切板20の何れの面を上側にしても同様に行
われる。
一方、仕切板20を取り外す場合には、先ず、上側に位置
している操作レバー33を同図(イ)の矢印方向へ押し、
操作レバー33と開口部29bとの間に隙間を形成した後、
同隙間に指を入れて第5図(イ)の矢印方向へ操作レバ
ー33を回転する。これにより、係止ピン28に対するロッ
クバネ30の係合が解除される。次に、操作レバー33を摘
んで仕切板20の片側を少し持ち上げ、段部26aとの間に
隙間を形成し、同隙間に手を差入れて仕切板20を取り外
す。
している操作レバー33を同図(イ)の矢印方向へ押し、
操作レバー33と開口部29bとの間に隙間を形成した後、
同隙間に指を入れて第5図(イ)の矢印方向へ操作レバ
ー33を回転する。これにより、係止ピン28に対するロッ
クバネ30の係合が解除される。次に、操作レバー33を摘
んで仕切板20の片側を少し持ち上げ、段部26aとの間に
隙間を形成し、同隙間に手を差入れて仕切板20を取り外
す。
ここで、第4図(イ)の矢印方向へは操作レバー33をス
プリング35の付勢力に抗して押し込み回転する。また第
5図(イ)のように操作レバー33を大きく矢印方向へ回
転する場合は、同図(ロ)に示す如く突出部33aが摺動
片32を押圧してスリット31cに沿って移動し、同時に連
結部30cが摺動片32の移動に連結軸37を介して追随移動
される結果、挟持部30aがその開口を押し広げられるよ
う変形して、係止ピン28に対して係合解除状態となるの
である。
プリング35の付勢力に抗して押し込み回転する。また第
5図(イ)のように操作レバー33を大きく矢印方向へ回
転する場合は、同図(ロ)に示す如く突出部33aが摺動
片32を押圧してスリット31cに沿って移動し、同時に連
結部30cが摺動片32の移動に連結軸37を介して追随移動
される結果、挟持部30aがその開口を押し広げられるよ
う変形して、係止ピン28に対して係合解除状態となるの
である。
また、この状態でロックバネ30は、T字形の水平部下側
の端面に脚部30bが当接していて、挟持部30aを元へ復帰
させる方向の付勢力が働いてる。したがって、操作レバ
ー33に対する保持あるいは摘みを解放することによっ
て、操作レバー33はスプリング35の付勢力で元の状態と
なり、またロックバネ30は変形された挟持部30aおよび
脚部30bの付勢力で元の状態に復帰するのである。
の端面に脚部30bが当接していて、挟持部30aを元へ復帰
させる方向の付勢力が働いてる。したがって、操作レバ
ー33に対する保持あるいは摘みを解放することによっ
て、操作レバー33はスプリング35の付勢力で元の状態と
なり、またロックバネ30は変形された挟持部30aおよび
脚部30bの付勢力で元の状態に復帰するのである。
このように、仕切板20は何れの面を上側にしても係合固
定され、しかも操作レバー33の一方により常に係合を解
除することができ、リバーシブルタイプとして最適なも
のとなる。
定され、しかも操作レバー33の一方により常に係合を解
除することができ、リバーシブルタイプとして最適なも
のとなる。
しかも、ロック装置26は構成部品が極力少なくなるよう
に工夫されているので、低コストで製品を提供できる。
に工夫されているので、低コストで製品を提供できる。
なお、本考案は、この実施例のものに限られることな
く、種々変形ないしは発展できることは勿論である。例
えば、仕切板はエンジンルームの開口を蓋するカバーボ
ード、リアシートの背部に設置され、車室内とラゲージ
ルームを区画するトノボード等としても構成できる。
く、種々変形ないしは発展できることは勿論である。例
えば、仕切板はエンジンルームの開口を蓋するカバーボ
ード、リアシートの背部に設置され、車室内とラゲージ
ルームを区画するトノボード等としても構成できる。
《考案の効果》 以上説明した通り、本考案に係る車両用仕切板にあって
は、仕切板の表と裏側に係止ピンとロックバネとの係合
を解除する操作レバーを有しているので、収納部にスペ
アタイヤや物を出し入れしたり、仕切板に物品を載せて
置く場合等に仕切板の表裏面を任意に選択して、何れの
面を上にして設置してもロック装置を共に機能できる。
は、仕切板の表と裏側に係止ピンとロックバネとの係合
を解除する操作レバーを有しているので、収納部にスペ
アタイヤや物を出し入れしたり、仕切板に物品を載せて
置く場合等に仕切板の表裏面を任意に選択して、何れの
面を上にして設置してもロック装置を共に機能できる。
また、従来のロック装置に対して、係止ピンをハウジン
グの下側から内部に挿通する構造となっているので、収
納部側に設けられる係止ピンとハウジングとの間に隙間
を設定する必要がなくなり、仕切板の設置状態は外観的
にも良好となる。
グの下側から内部に挿通する構造となっているので、収
納部側に設けられる係止ピンとハウジングとの間に隙間
を設定する必要がなくなり、仕切板の設置状態は外観的
にも良好となる。
したがって、本考案は、特にリバーシブルタイプの仕切
板の場合に使い勝手を向上でき、高品質化を達成でき
る。
板の場合に使い勝手を向上でき、高品質化を達成でき
る。
第1図(イ),(ロ)は本考案の一実施例として示す車
両用仕切板の表裏面を示す斜視図、第2図は前記仕切板
を設置状態で示す第1図A−A線断面図、第3図はロツ
ク装置の要部を示す分解斜視図、第4図(イ),(ロ)
は前記ロック装置の係合時における係止ピンとロックバ
ネ等との関係を示す模式図、第5図(イ),(ロ)は係
合解除時における係止ピンとロックバネ等との関係を示
す模式図、第6図は自動車のトランクルーム内を示す説
明用斜視図、第7図は従来の車両用仕切板を示す斜視
図、第8図は前記仕切板のロック装置を示す断面図であ
る。 20……仕切板 23……ロック装置 26……収納部 28……係止ピン 29……ハウジング 30……ロックバネ 31……保持プレート 32……摺動片 33……操作レバー
両用仕切板の表裏面を示す斜視図、第2図は前記仕切板
を設置状態で示す第1図A−A線断面図、第3図はロツ
ク装置の要部を示す分解斜視図、第4図(イ),(ロ)
は前記ロック装置の係合時における係止ピンとロックバ
ネ等との関係を示す模式図、第5図(イ),(ロ)は係
合解除時における係止ピンとロックバネ等との関係を示
す模式図、第6図は自動車のトランクルーム内を示す説
明用斜視図、第7図は従来の車両用仕切板を示す斜視
図、第8図は前記仕切板のロック装置を示す断面図であ
る。 20……仕切板 23……ロック装置 26……収納部 28……係止ピン 29……ハウジング 30……ロックバネ 31……保持プレート 32……摺動片 33……操作レバー
Claims (1)
- 【請求項1】車体側の収納部に着脱可能に設置されると
ともに、前記収納部側に突設された係止ピンに対して係
脱するロック装置を略面一に装着してなる車両用仕切板
において、前記ロック装置は、前記収納部に対し仕切板
を表裏何れの面を上にして設置したときにも前記係止ピ
ンを下側から内部に挿通する貫通孔を設けたハウジング
と、前記ハウジング内に設けられて前記係止ピンと係合
するロックバネと、前記ハウジング内に配置されて前記
ロックバネの係合および係合解除状態をガイドする保持
プレートと、前記ロックバネに連携された摺動片と、前
記ハウジングの表と裏側に設けられ、前記摺動片をロッ
クバネの付勢力に抗して移動操作してロックバネを保持
プレートのガイドにより係合解除状態とする1対の操作
レバーとを備えていることを特徴とする車両用仕切板。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990031836U JPH0714080Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 車両用仕切板 |
US07/641,296 US5056858A (en) | 1990-03-29 | 1991-01-15 | Partition plate for automotive vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990031836U JPH0714080Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 車両用仕切板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03122940U JPH03122940U (ja) | 1991-12-13 |
JPH0714080Y2 true JPH0714080Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=12342148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990031836U Expired - Lifetime JPH0714080Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 車両用仕切板 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5056858A (ja) |
JP (1) | JPH0714080Y2 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0791450A1 (en) * | 1996-02-23 | 1997-08-27 | Lear Corporation | Method and apparatus for joining carpet and plastic |
US5842730A (en) * | 1996-10-07 | 1998-12-01 | Chrysler Corporation | Spare tire storage compartment cover |
US6102464A (en) * | 1996-10-07 | 2000-08-15 | Chrysler Corporation | Spare tire storage compartment cover |
US6033003A (en) * | 1997-09-26 | 2000-03-07 | Daimlerchrysler Corporation | Vehicle spare tire storage system |
ATE251053T1 (de) * | 1998-07-07 | 2003-10-15 | Volkswagen Ag | Griffanordnung für eine am boden des kofferraums oder laderaums befindliche abdeckung |
US6062052A (en) * | 1999-06-16 | 2000-05-16 | Diaz De Tuesta; Galo | Latch locking mechanism |
US7066532B2 (en) * | 2002-11-12 | 2006-06-27 | Lear Corporation | Ultrathin structural panel with rigid insert |
US6880875B2 (en) * | 2003-09-16 | 2005-04-19 | Honda Motor Company, Ltd. | Cargo protecting system for a pickup truck |
US6883851B2 (en) * | 2003-09-16 | 2005-04-26 | Honda Motor Company, Ltd. | Cargo carrying system having multiple closure members |
US20080257927A1 (en) * | 2007-04-20 | 2008-10-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Storage system for a vehicle |
US20090267374A1 (en) * | 2008-04-25 | 2009-10-29 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Running board with storage compartment |
JP5583524B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2014-09-03 | 株式会社パイオラックス | ハンドル装置 |
US9315156B1 (en) * | 2014-10-03 | 2016-04-19 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle and load floor for a vehicle |
DE102016122523B4 (de) * | 2016-11-22 | 2022-06-30 | Lisa Dräxlmaier GmbH | Verschluss mit seitlicher Fixierung |
DE102017109524A1 (de) * | 2017-05-04 | 2018-11-08 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Laderaumanordnung für ein Kraftfahrzeug |
US20230032694A1 (en) * | 2019-01-15 | 2023-02-02 | Gemini Group, Inc. | Honeycomb load structure with over mold |
JP7256664B2 (ja) * | 2019-03-28 | 2023-04-12 | 日本車輌製造株式会社 | 車両 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1264814A (en) * | 1917-06-05 | 1918-04-30 | Ulrich Kornstein | Lock. |
DE566874C (de) * | 1930-07-08 | 1932-12-22 | Jacob Moench Fa | Verschluss fuer Handtaschen, Portemonnaies u. dgl. |
US2137035A (en) * | 1936-07-15 | 1938-11-15 | Wells Gardner & Company | Radio receiving set |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP1990031836U patent/JPH0714080Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-01-15 US US07/641,296 patent/US5056858A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03122940U (ja) | 1991-12-13 |
US5056858A (en) | 1991-10-15 |
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