JPH0521491Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0521491Y2 JPH0521491Y2 JP8365387U JP8365387U JPH0521491Y2 JP H0521491 Y2 JPH0521491 Y2 JP H0521491Y2 JP 8365387 U JP8365387 U JP 8365387U JP 8365387 U JP8365387 U JP 8365387U JP H0521491 Y2 JPH0521491 Y2 JP H0521491Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer case
- glove box
- case
- outer cover
- claw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 10
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［考案の目的］
（産業上の利用分野）
この考案は自動車運転席のグローブボツクス上
部に設けられるアクセサリーボツクスに関する。
部に設けられるアクセサリーボツクスに関する。
（従来の技術）
自動車運転席にはインストルメントパネル１の
側方に第３図に示すようなグローブボツクスアウ
タカバー２が設けられている。このグローブボツ
クスアウタカバー２の手前側にはグローブボツク
ス３がヒンジ４を介して手前側に回動自在に取付
けられている。そして、このグローブボツクス３
の内部に道路地図や車検証等を収納できるように
なつている。そして、このグローブボツクスアウ
タカバー２の上部にはたとえば運転免許証など重
要で小型の物品を収納できる小物ボツクス５が設
けられている。この小物ボツクス５は上記グロー
ブボツクスアウタカバー２上部のデツドスペース
６に設けられているから奥行寸法を大きくする余
地はあるが、奥行が深くなると収納物の出し入れ
が困難になり、操作性が悪くなるという欠点があ
つた。また、この小物ボツクス５には蓋７が開閉
自在に取付けられているが、重要な収納物を収納
するには不安があるだけでなく意匠面からも好ま
しくなかつた。
側方に第３図に示すようなグローブボツクスアウ
タカバー２が設けられている。このグローブボツ
クスアウタカバー２の手前側にはグローブボツク
ス３がヒンジ４を介して手前側に回動自在に取付
けられている。そして、このグローブボツクス３
の内部に道路地図や車検証等を収納できるように
なつている。そして、このグローブボツクスアウ
タカバー２の上部にはたとえば運転免許証など重
要で小型の物品を収納できる小物ボツクス５が設
けられている。この小物ボツクス５は上記グロー
ブボツクスアウタカバー２上部のデツドスペース
６に設けられているから奥行寸法を大きくする余
地はあるが、奥行が深くなると収納物の出し入れ
が困難になり、操作性が悪くなるという欠点があ
つた。また、この小物ボツクス５には蓋７が開閉
自在に取付けられているが、重要な収納物を収納
するには不安があるだけでなく意匠面からも好ま
しくなかつた。
（考案が解決しようとする問題点）
上記のように従来の小物ボツクスはデツドスペ
ースを利用して設けたが奥行寸法を充分に大きく
とると内部を目視できず、手探り状態になるた
め、目的の収納物を素早く取り出すことができ
ず、外観的にも好ましくなかつた。
ースを利用して設けたが奥行寸法を充分に大きく
とると内部を目視できず、手探り状態になるた
め、目的の収納物を素早く取り出すことができ
ず、外観的にも好ましくなかつた。
この考案は上記の事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは外観的にも良好で収
納物の出入が容易なアクセサリーボツクスを提供
しようとするものである。
で、その目的とするところは外観的にも良好で収
納物の出入が容易なアクセサリーボツクスを提供
しようとするものである。
［考案の構成］
（問題点を解決するための手段および作用）
グローブボツクスアウタカバーの上部に固定さ
れたアウタケース上部と、このアウタケース上部
の後部にヒンジ機構を介して上記アウタケース上
部の下方に位置するように接続されるとともに上
記グローブボツクスアウタカバーの上方で且つ上
記アウタケース上部に対応する第１の位置と上記
アウタケース上部から下方側に離れた上記グロー
ブボツクスアウタカバーの下方の第２の位置との
間で回動自在であり前方に開口を有するアウタケ
ース下部と、上記開口を塞ぐ前面部を有するとと
もに上記アウタケース下部に前後方向に移動自在
に嵌合されて上記アウタケース下部が少なくとも
上記第２の位置を占有するとき上記アウタケース
下部内に収容される位置から上記開口を介して手
前側に引出し可能なインナケースと、上記アウタ
ケース上部に前部に設けられた爪部および上記ア
ウタケース下部が上記第１の位置を占有するとき
上記爪部に係合する上記インナケースの前面部に
設けられた突部から成る係合手段とを具備したこ
とにある。
れたアウタケース上部と、このアウタケース上部
の後部にヒンジ機構を介して上記アウタケース上
部の下方に位置するように接続されるとともに上
記グローブボツクスアウタカバーの上方で且つ上
記アウタケース上部に対応する第１の位置と上記
アウタケース上部から下方側に離れた上記グロー
ブボツクスアウタカバーの下方の第２の位置との
間で回動自在であり前方に開口を有するアウタケ
ース下部と、上記開口を塞ぐ前面部を有するとと
もに上記アウタケース下部に前後方向に移動自在
に嵌合されて上記アウタケース下部が少なくとも
上記第２の位置を占有するとき上記アウタケース
下部内に収容される位置から上記開口を介して手
前側に引出し可能なインナケースと、上記アウタ
ケース上部に前部に設けられた爪部および上記ア
ウタケース下部が上記第１の位置を占有するとき
上記爪部に係合する上記インナケースの前面部に
設けられた突部から成る係合手段とを具備したこ
とにある。
そして、アウタケース上部の前部に設けられた
爪部とインナケースの前面部に設けられた突部か
ら成る係合手段との係合を解除し、アウタケース
下部をヒンジ機構を支点として下方へ回動する
と、インナケースを手前側へ引き出すことができ
る。
爪部とインナケースの前面部に設けられた突部か
ら成る係合手段との係合を解除し、アウタケース
下部をヒンジ機構を支点として下方へ回動する
と、インナケースを手前側へ引き出すことができ
る。
（実施例）
以下この考案の一実施例を第１図および第２図
を参照して説明する。第１図および第２図中第３
図と同一構成部分に対してはその説明を省略す
る。第１図中１１はアウタケース上部である。こ
のアウタケース上部１１はグローブボツクスアウ
タカバー１の上部に取付板１２を介して固定され
ている。すなわち、取付板１２はその一端側をグ
ローブボツクスアウタカバー２にねじ１３，１４
により固定され、その他端を上記アウタケース上
部１１の側面から上面にわたり固定されている。
そして、このアウタケース上部１１には前方に開
口をゆうするアウタケース下部１５がヒンジ機構
１６を介して回動自在に取付けられている。すな
わち、アウタケース下部１５は、上記グローブボ
ツクスアウタカバー１の上方で且つ上記アウタケ
ース上部１１に対応する第１の位置と上記アウタ
ケース上部１１から下方側に離れた上記グローブ
ボツクスアウタカバー１の下方の第２の位置との
間で回動自在に構成されている。また、上記アウ
タケース上部１１の前面には立下がり部１１ａが
設けられている。この立下がり部１１ａの下端部
には爪部１７が設けられている。一方、上記アウ
タケース下部１５の内部にはインナケース１８が
後方側から手前側に移動自在に嵌合している。す
なわち、アウタケース下部１５の両サイドには外
側に突出して案内路１９，１９が形成されてい
る。そしてこの案内路１９，１９にはインナケー
ス１８の両サイドに設けたレール２０が嵌合し上
記案内路１９，１９の内部を移動するようになつ
ている。そして、このインナケース１８の前面部
にはアウタケース下部１５の開口を閉塞するよう
になつており、この前面部には上記アウタケース
上部１１の前面の爪部１７と対向してこの爪部１
７と係止する係合手段としての突部２１が突設さ
れている。この突部２１の下方に押圧部２２が設
けられている。また、アウタケース下部１５の前
面にはハンドル２３が下向きに設けられている。
を参照して説明する。第１図および第２図中第３
図と同一構成部分に対してはその説明を省略す
る。第１図中１１はアウタケース上部である。こ
のアウタケース上部１１はグローブボツクスアウ
タカバー１の上部に取付板１２を介して固定され
ている。すなわち、取付板１２はその一端側をグ
ローブボツクスアウタカバー２にねじ１３，１４
により固定され、その他端を上記アウタケース上
部１１の側面から上面にわたり固定されている。
そして、このアウタケース上部１１には前方に開
口をゆうするアウタケース下部１５がヒンジ機構
１６を介して回動自在に取付けられている。すな
わち、アウタケース下部１５は、上記グローブボ
ツクスアウタカバー１の上方で且つ上記アウタケ
ース上部１１に対応する第１の位置と上記アウタ
ケース上部１１から下方側に離れた上記グローブ
ボツクスアウタカバー１の下方の第２の位置との
間で回動自在に構成されている。また、上記アウ
タケース上部１１の前面には立下がり部１１ａが
設けられている。この立下がり部１１ａの下端部
には爪部１７が設けられている。一方、上記アウ
タケース下部１５の内部にはインナケース１８が
後方側から手前側に移動自在に嵌合している。す
なわち、アウタケース下部１５の両サイドには外
側に突出して案内路１９，１９が形成されてい
る。そしてこの案内路１９，１９にはインナケー
ス１８の両サイドに設けたレール２０が嵌合し上
記案内路１９，１９の内部を移動するようになつ
ている。そして、このインナケース１８の前面部
にはアウタケース下部１５の開口を閉塞するよう
になつており、この前面部には上記アウタケース
上部１１の前面の爪部１７と対向してこの爪部１
７と係止する係合手段としての突部２１が突設さ
れている。この突部２１の下方に押圧部２２が設
けられている。また、アウタケース下部１５の前
面にはハンドル２３が下向きに設けられている。
上記のように構成されたアクセサリーボツクス
内に収納した収納物を取出すにはグローブボツク
ス３をヒンジ４を介して前方に回動させる。グロ
ーブボツクス３が回動すると、グローブボツクス
アウタカバー２の上部にアクセサリーボツクスの
インナケース１８の押圧部２２とハンドル２３と
が露出する。そこで、押圧部２２を押圧すると、
アウタケース上部１１の爪部１７とアウタケース
下部１５に嵌合したインナケース１８との噛合い
が解除されるので、アウタケース下部１５は矢印
Ａのように下方へ回動する。この状態ではインナ
ケース１８はグローブボツクスアウタカバー２内
に隠れているので、ハンドル２３を矢印Ｂのよう
に手前に引くことにより、インナケース１８内の
収納物が目視でき、容易にこれを取出すことがで
きる。
内に収納した収納物を取出すにはグローブボツク
ス３をヒンジ４を介して前方に回動させる。グロ
ーブボツクス３が回動すると、グローブボツクス
アウタカバー２の上部にアクセサリーボツクスの
インナケース１８の押圧部２２とハンドル２３と
が露出する。そこで、押圧部２２を押圧すると、
アウタケース上部１１の爪部１７とアウタケース
下部１５に嵌合したインナケース１８との噛合い
が解除されるので、アウタケース下部１５は矢印
Ａのように下方へ回動する。この状態ではインナ
ケース１８はグローブボツクスアウタカバー２内
に隠れているので、ハンドル２３を矢印Ｂのよう
に手前に引くことにより、インナケース１８内の
収納物が目視でき、容易にこれを取出すことがで
きる。
［考案の効果］
以上、説明したように、この考案においては、
グローブボツクスアウタカバーの上方のデツドス
ペース内に取付板を介してアウタケース上部とア
ウタケース下部とをヒンジ機構を介して結合し、
このアウタケース下部の内部にインナケースを長
手方向に移動自在に嵌合したので従来のようにイ
ンストルメントパネルの外側面に小物ボツクスが
露出せず外観が向上する。そして、インナケース
がアウタケース下部に嵌合され、このアウタケー
ス下部とともに下方に回動し、さらにアウタケー
ス下部内を手前側に移動するのでインナケース内
に収納された収納物を目視しながら容易に取出す
ことができるという効果がある。
グローブボツクスアウタカバーの上方のデツドス
ペース内に取付板を介してアウタケース上部とア
ウタケース下部とをヒンジ機構を介して結合し、
このアウタケース下部の内部にインナケースを長
手方向に移動自在に嵌合したので従来のようにイ
ンストルメントパネルの外側面に小物ボツクスが
露出せず外観が向上する。そして、インナケース
がアウタケース下部に嵌合され、このアウタケー
ス下部とともに下方に回動し、さらにアウタケー
ス下部内を手前側に移動するのでインナケース内
に収納された収納物を目視しながら容易に取出す
ことができるという効果がある。
第１図および第２図はこの考案の一実施例を示
し、第１図はグローブボツクスを手前に回動し状
態における縦断側面図、第２図はアウタケース下
部をヒンジ機構を介して下方に回動させた状態を
示す斜視図、第３図は従来の小物ボツクスを示す
縦断側面図である。 ２……グローブボツクスアウタカバー、３……
グローブボツクス、１１……アウタケース上部、
１５……アウタケース下部、１６……ヒンジ機
構、１７……爪部、１８……インナケース、２１
……突部。
し、第１図はグローブボツクスを手前に回動し状
態における縦断側面図、第２図はアウタケース下
部をヒンジ機構を介して下方に回動させた状態を
示す斜視図、第３図は従来の小物ボツクスを示す
縦断側面図である。 ２……グローブボツクスアウタカバー、３……
グローブボツクス、１１……アウタケース上部、
１５……アウタケース下部、１６……ヒンジ機
構、１７……爪部、１８……インナケース、２１
……突部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 グローブボツクスアウタカバーの上部に固定さ
れたアウタケース上部と、 このアウタケース上部の後部にヒンジ機構を介
して上記アウタケース上部の下方に位置するよう
に接続されるとともに上記グローブボツクスアウ
タカバーの上方で且つ上記アウタケース上部に対
応する第１の位置と上記アウタケース上部から下
方側に離れた上記グローブボツクスアウタカバー
の下方の第２の位置との間で回動自在であり前方
に開口を有するアウタケース下部と、 上記開口を塞ぐ前面部を有するとともに上記ア
ウタケース下部に前後方向に移動自在に嵌合され
て上記アウタケース下部が少なくとも上記第２の
位置を占有するとき上記アウタケース下部内に収
容される位置から上記開口を介して手前側に引出
し可能なインナケースと、 上記アウタケース上部に前部に設けられた爪部
および上記アウタケース下部が上記第１の位置を
占有するとき上記爪部に係合する上記インナケー
スの前面部に設けられた突部から成る係合手段と
を具備したことを特徴とするアクセサリーボツク
ス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8365387U JPH0521491Y2 (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8365387U JPH0521491Y2 (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63193951U JPS63193951U (ja) | 1988-12-14 |
| JPH0521491Y2 true JPH0521491Y2 (ja) | 1993-06-02 |
Family
ID=30937432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8365387U Expired - Lifetime JPH0521491Y2 (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0521491Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-30 JP JP8365387U patent/JPH0521491Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63193951U (ja) | 1988-12-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5846899Y2 (ja) | 自動車の物入れ兼用ア−ムレスト | |
| JPH0714080Y2 (ja) | 車両用仕切板 | |
| JP2772752B2 (ja) | ミッドシップ車両における脱着ルーフの収納構造 | |
| JPH0521491Y2 (ja) | ||
| JPH06107073A (ja) | 自動車用コンソールボックス | |
| JPH06107072A (ja) | コンソールボックス | |
| JPS6024662Y2 (ja) | 車両用フロアコンソ−ルボツクス | |
| JP2824907B2 (ja) | 車両のグローブボックス | |
| JPH06962U (ja) | グローブボックス | |
| JP2537136Y2 (ja) | カップホルダー付き灰皿 | |
| JPS603758Y2 (ja) | 小物入れ付き車両用灰皿 | |
| JPS585641Y2 (ja) | コンソ−ルボツクス | |
| JPH086621Y2 (ja) | ベッドスペースの収納装置 | |
| JPH0439082Y2 (ja) | ||
| JPH0242527Y2 (ja) | ||
| JPH0214510Y2 (ja) | ||
| JPH043873Y2 (ja) | ||
| JPH0522449Y2 (ja) | ||
| JPS6010225Y2 (ja) | 自動車の小物入 | |
| JPS643704Y2 (ja) | ||
| JPS624033Y2 (ja) | ||
| JPH0122761Y2 (ja) | ||
| JPS6122037Y2 (ja) | ||
| JPH0539967Y2 (ja) | ||
| JPH0139222Y2 (ja) |