JPH06962U - グローブボックス - Google Patents

グローブボックス

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Publication number
JPH06962U
JPH06962U JP4484492U JP4484492U JPH06962U JP H06962 U JPH06962 U JP H06962U JP 4484492 U JP4484492 U JP 4484492U JP 4484492 U JP4484492 U JP 4484492U JP H06962 U JPH06962 U JP H06962U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
table plate
box body
main table
pulled out
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP4484492U
Other languages
English (en)
Inventor
祐恵 仲岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Corp filed Critical Araco Corp
Priority to JP4484492U priority Critical patent/JPH06962U/ja
Publication of JPH06962U publication Critical patent/JPH06962U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 不使用時には邪魔にならず、必要な時には助
手席に着座した者が楽な姿勢のままで前方に小物類を置
くことができるようにする。 【構成】 主テーブル板21にヒンジ23を介して補助
テーブル板22が連結されている。不使用時には折り畳
まれた状態でグローブボックスのボックス本体10内に
収納されている。一方、使用時には主テーブル板21を
前方に引き出すと、主テーブル板21に設けられた突条
部24がスライド溝12内をスライドし、主テーブル板
21は前方に引き出された状態で支持される。その状態
で補助テーブル板22を前方に広げると着座者は楽な姿
勢でテーブル20上に小物類を置くことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両のインストルメントパネルに設けられるグローブボックスに関す る。
【0002】
【従来の技術】
車両のグローブボックスはインストルメントパネルの助手席側に設けられ、小 物類を収納するためのボックス本体のシート側開放口を蓋にて開閉する構成とな っている。ボックス本体と蓋は下縁部においてヒンジによって連結されており、 蓋を開閉して中に入れた物を出し入れすることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、助手席に着座した者が例えば缶ジュース等の小物類を前方に置こう とする場合がある。この場合、従来はシート前方に小物類を置くためのテーブル 等が無いため、インストルメントパネルの上面に置かねばならない。しかしなが ら、このようにインストルメントパネルの上に小物類を置くには、着座者は上体 を起こして前かがみにならねばならず、シートベルトを付けた状態では特に窮屈 である。
【0004】 そこで、シート前方にテーブル板を設け、シートに着座した状態でそのテーブ ル板上に小物類を置けるようにすることも考えられる。しかし、シートに楽な姿 勢で座った状態で前方に小物類を置けるようにするためには、シートからインス トルメントパネルまでの距離がかなりあるためテーブルの張り出し寸法を大きく しなければならない。すると、今度はシート前方の空間が狭くなるばかりか、乗 降の際に邪魔になる等の問題が生じ実用的ではない。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、不使用時には邪魔にならず、必要 な時には着座者が楽な姿勢のままで前方に小物類を置くことができるグローブボ ックスを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のグローブボックスは、車両のインストルメントパネルに設けられ、シ ート側を開放したボックス本体と、前記ボックス本体内に収納可能な主テーブル 板と、この主テーブル板を前後方向に移動可能に支持することによりボックス本 体内への収納状態とボックス本体からの引き出し状態との間で変位可能になすス ライド機構と、前記主テーブル板にヒンジ部を介して前後に回動可能に連結され 主テーブル板を引き出し状態としたときに広げられると共に、主テーブル板をボ ックス本体内に収納状態とするときに折り畳まれる補助テーブル板とを備えると ころに特徴を有する。
【0007】
【作用】
主テーブル板とここにヒンジ部を介して連結されている補助テーブル板とから なるテーブル板は、不使用時には折り畳まれた状態でスライド機構に支持されて ボックス本体内に収納されている。従って、シートの前方空間は広く確保できる と共に、乗降の妨げにもならない。
【0008】 一方、使用時にはボックス本体の内部に収納されているテーブル板を手前に引 き出すと、テーブル板はスライド機構により引き出し状態で支持される。ここで 、折り畳まれた補助テーブル板をヒンジ部を中心に回動させるとテーブル面積が 大きくなり、楽な姿勢でテーブル板の上に小物類を置くことができるようになる 。
【0009】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案のグローブボックスによれば、必要な時に主テーブ ル板を引き出し状態として補助テーブル板を広げれば、シートに楽な姿勢で着座 したままこのテーブル板上に小物類を置くことができる。
【0010】 一方、使用しないときには、テーブル板は折り畳まれてボックス本体内に収納 されるため邪魔にならず、乗降の妨げになることもない。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を具体化した実施例について図面に従って詳細に説明する。 車両のグローブボックスはインストルメントパネルの助手席側に設けられてい る。そのボックス本体10はシート側が開放しており、その開放口の下縁部には 開閉用ヒンジ15を介して蓋14が回動可能に連結されている。蓋14は公知の ロック機構16によって閉鎖状態にロック可能である。
【0012】 一方、主テーブル板21は長方形の平坦な板をなし、その横幅がボックス本体 10の開放口よりわずかに小さくなっており、ボックス本体10に収納可能であ る。尚、主テーブル板21の手前側下面には引き出し用凹部26が設けられてい る。
【0013】 さらに、主テーブル板21の両側面には、図4に示すように突条部24が前後 にかけて設けられている。一方、ボックス本体10左右両内側面の上部には、図 5に示すように奥側から開放口にかけてスライド溝12が設けられ、このスライ ド溝12に主テーブル板21の突条部24がスライド可能に嵌合され、これにて 主テーブル板21を前後方向に移動可能に支持するスライド機構が構成され、主 テーブル板21をボックス本体10への収納状態とボックス本体10からの引き 出し状態との間で変位可能としている。尚、主テーブル板21が一杯に引き出さ れても抜け落ちないように、突条部24の奥端には下向きにストッパー部25が 設けられ、スライド溝12の開放口側の端部には凸部13が設けられてスライド 溝12の幅が狭くなっている。
【0014】 上記主テーブル板21の手前側の端部には補助テーブル板22が連結され、両 者でテーブル20が構成される。補助テーブル板22は長方形の平坦な板であり 、その横幅は主テーブル板21と同じである。この補助テーブル板22は、奥側 上縁部において主テーブル板21の手前側上縁部とヒンジ23を介して2カ所で 前後に回動可能に連結されて、図2に示すように主テーブル板21の上部に折り 畳まれた状態と、その状態から補助テーブル板22を手前側に回動させて図1に 示すようにテーブル20を広げた状態とにすることができる。尚、テーブル20 を広げた状態では、補助テーブル板22のヒンジ23側の下縁部が主テーブル板 21に当接して両テーブル板21,22が一連に平坦に連なった状態に保持され る。
【0015】 次に上記構成の作用について説明する。不使用時には、図2に示すようにテー ブル20は補助テーブル板22が折り畳まれた状態でボックス本体10のスライ ド溝12部に支持され、ボックス本体10内に収納されている。従って、シート 前方の空間は広く確保でき、乗降の際に邪魔になることもない。
【0016】 一方、テーブル20を使用する場合には次のようにする。まずグローブボック スの蓋14を開ける。次にボックス本体10の開放口から手を入れ、主テーブル 板21下部に設けた引き出し用凹部26に指を引っ掛けて主テーブル板21を手 前に引く。すると、図3に示すように主テーブル板21に設けられた突条部24 がスライド溝12に沿って前方に移動してテーブル20は前方に引き出される。 ストッパー部25が凸部13に当たるまでテーブル20が引き出された引き出し 状態では補助テーブル板22は手前側に回動可能になり、図1に示すように補助 テーブル板22を前方に広げることができる。この状態では、テーブル20はシ ートの近くにまで引き出された状態となっていることから、着座者はシートに楽 な姿勢で座った状態でテーブル20上に小物類を置くことができる。
【0017】 尚、テーブル20を引き出した状態では、テーブル20にはそれ自身や上に載 せた小物類の重量によって下向きの力が加わり、突条部24がスライド溝12の 開放口付近の上面に強く当たる。しかし、スライド溝12の上面は突条部24の 上面とテーブル20が水平の状態で接しているため、突条部24は上方に動くこ とができずにテーブル20は下向きに傾くことなく水平に保たれる。
【0018】 以上のように本実施例のグローブボックスによれば、使用しないときはグロー ブボックス本体10内に収納できるため邪魔にならず、必要な時にテーブル20 を引き出して補助テーブル板22を広げることにより、シートに楽な姿勢で着座 した状態でテーブル20上に小物等を置くことができる。
【0019】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、次のような変更が可能で ある。
【0020】 (1)本実施例では、ボックス本体10にスライド溝12を設け、主テーブル 板21に突条部24を設けてスライド機構を構成したが、これに限らず、ボック ス本体に突条部を設け、主テーブル板にスライド溝を設けた構成としてもよい。
【0021】 (2)主テーブル板21および補助テーブル板22としては長方形の平坦な板 を用いたが、テーブル板としてはこれに限らず、車両走行時の振動による小物等 の転落防止のため、各テーブル板の上面に窪みを設けた構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】テーブルを使用した状態のグローブボックスの
斜視図
【図2】テーブルを収納した状態のグローブボックスの
断面図
【図3】テーブルを引き出した状態のグローブボックス
の断面図
【図4】テーブルの斜視図
【図5】スライド溝の斜視図
【符号の説明】
10…ボックス本体 12…スライド溝 21…主テーブル板 22…補助テーブル板 24…突条部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のインストルメントパネルに設けら
    れるものであって、 シート側を開放したボックス本体と、 前記ボックス本体内に収納可能な主テーブル板と、 この主テーブル板を前後方向に移動可能に支持すること
    によりボックス本体内への収納状態とボックス本体から
    の引き出し状態との間で変位可能になすスライド機構
    と、 前記主テーブル板にヒンジ部を介して前後に回動可能に
    連結され主テーブル板を引き出し状態としたときに広げ
    られると共に、主テーブル板をボックス本体内に収納状
    態とするときに折り畳まれる補助テーブル板とを備えて
    なるグローブボックス。
JP4484492U 1992-06-03 1992-06-03 グローブボックス Pending JPH06962U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4484492U JPH06962U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 グローブボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4484492U JPH06962U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 グローブボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06962U true JPH06962U (ja) 1994-01-11

Family

ID=12702788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4484492U Pending JPH06962U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 グローブボックス

Country Status (1)

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JP (1) JPH06962U (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11165592A (ja) * 1997-12-03 1999-06-22 Kojima Press Co Ltd テーブル付き2段開閉ドアグラブ
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JP2019116246A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 ダイハツ工業株式会社 インストルメントパネル構造

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