JP2824907B2 - 車両のグローブボックス - Google Patents
車両のグローブボックスInfo
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- JP2824907B2 JP2824907B2 JP63061149A JP6114988A JP2824907B2 JP 2824907 B2 JP2824907 B2 JP 2824907B2 JP 63061149 A JP63061149 A JP 63061149A JP 6114988 A JP6114988 A JP 6114988A JP 2824907 B2 JP2824907 B2 JP 2824907B2
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- Japan
- Prior art keywords
- glove box
- panel
- instrument panel
- opening
- main body
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明は、車両のグローブボックスに関する。
b.従来の技術とその課題 第3図は、従来の車両のグローブボックス1を示すも
のである。
のである。
この従来のグローブボックス1は、インストルメント
パネル2の助手席側に設けられ、前方に開閉するリッド
3を有する。
パネル2の助手席側に設けられ、前方に開閉するリッド
3を有する。
ところで、上記のグローブボックス1のように、前方
に開閉するリッド3を有するタイプのものにおいては、
そのグローブボックス本体4とインストルメントパネル
2の上板5との間の空間6が使用されないままとなって
おり、スペースの有効利用の点より好ましくなかった。
に開閉するリッド3を有するタイプのものにおいては、
そのグローブボックス本体4とインストルメントパネル
2の上板5との間の空間6が使用されないままとなって
おり、スペースの有効利用の点より好ましくなかった。
また、この従来のグローブボックス1では、前方から
物の出入れを行うことができるだけなので、使用上も不
便であった。
物の出入れを行うことができるだけなので、使用上も不
便であった。
そこで、従来より、グローブボックス本体の上部に開
口を設け、該グローブボックス本体とインストルメント
パネルの上板との間の空間を包囲すべくアッパーパネル
を配設した車両のグローブボックスが提案されている。
口を設け、該グローブボックス本体とインストルメント
パネルの上板との間の空間を包囲すべくアッパーパネル
を配設した車両のグローブボックスが提案されている。
しかしながら、上記グローブボックスでは、グローブ
ボックス本体とインストルメントパネルの上板との間の
空間の分だけ該グローブボックスの容積を増やして、ス
ペースの有効利用を図ることができる反面、上記アッパ
ーパネルを上記グローブボックス本体の外側に取付ける
ようにしていたため上記アッパーパネルの取付けが難し
く、上記グローブボックス本体の取付け作業に手間がか
かった。また、上記グローブボックスの奥まで光が届か
ないので、内部の収容物を探し難かった。しかも、上記
グローブボックス内に収容しきれない大きさの物につい
ては、そのままではグローブボックスを利用できなかっ
た。
ボックス本体とインストルメントパネルの上板との間の
空間の分だけ該グローブボックスの容積を増やして、ス
ペースの有効利用を図ることができる反面、上記アッパ
ーパネルを上記グローブボックス本体の外側に取付ける
ようにしていたため上記アッパーパネルの取付けが難し
く、上記グローブボックス本体の取付け作業に手間がか
かった。また、上記グローブボックスの奥まで光が届か
ないので、内部の収容物を探し難かった。しかも、上記
グローブボックス内に収容しきれない大きさの物につい
ては、そのままではグローブボックスを利用できなかっ
た。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、グロー
ブボックス本体の取付け作業が容易であり、しかも、グ
ローブボックス内に収容しきれない大きさの物について
も対応することができる車両のグローブボックスを提供
することを目的とする。
ブボックス本体の取付け作業が容易であり、しかも、グ
ローブボックス内に収容しきれない大きさの物について
も対応することができる車両のグローブボックスを提供
することを目的とする。
c.課題を解決するための手段 本発明では、上記目的を達成するために、インストル
メントパネルと別体にグローブボックス本体を形成し、
該グローブボックス本体の上部に開口を設け、該グロー
ブボックス本体とインストルメントパネルの上板との間
の空間を包囲すべくアッパーパネルを配設した車両のグ
ローブボックスにおいて、インストルメントパネルの上
板に開口を設け、該インストルメントパネルの上板の開
口を塞ぐためのリッドを、その後方端で上記インストル
メントパネルの上板に支持させて、上方に開閉可能に設
け、上記インストルメントパネルの上板の開口の後方
に、該インストルメントパネルと一体に形成されたリブ
を斜め下方に向けて突設し、上記アッパーパネルを上記
リブと上記グローブボックス本体のそれぞれに、該グロ
ーブボックス本体の内側から固定し、さらに、上記イン
ストルメントパネルの上板に立設部を設けるとともに、
平面的に見て略L字形状に折曲されたトレイパネルを、
上記インストルメントパネルの助手席側端部に立設し、
該トレイパネルと上記インストルメントパネルの立設部
とによって、上記インストルメントパネルの上板の開口
付近を底面とするとともに、上方に開口する凹部を形成
した構成としている。
メントパネルと別体にグローブボックス本体を形成し、
該グローブボックス本体の上部に開口を設け、該グロー
ブボックス本体とインストルメントパネルの上板との間
の空間を包囲すべくアッパーパネルを配設した車両のグ
ローブボックスにおいて、インストルメントパネルの上
板に開口を設け、該インストルメントパネルの上板の開
口を塞ぐためのリッドを、その後方端で上記インストル
メントパネルの上板に支持させて、上方に開閉可能に設
け、上記インストルメントパネルの上板の開口の後方
に、該インストルメントパネルと一体に形成されたリブ
を斜め下方に向けて突設し、上記アッパーパネルを上記
リブと上記グローブボックス本体のそれぞれに、該グロ
ーブボックス本体の内側から固定し、さらに、上記イン
ストルメントパネルの上板に立設部を設けるとともに、
平面的に見て略L字形状に折曲されたトレイパネルを、
上記インストルメントパネルの助手席側端部に立設し、
該トレイパネルと上記インストルメントパネルの立設部
とによって、上記インストルメントパネルの上板の開口
付近を底面とするとともに、上方に開口する凹部を形成
した構成としている。
d.実施例 以下、本発明に係る車両のグローブボックスの一実施
例について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
例について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図および第2図は、本発明の一実施例を示すもの
である。
である。
本実施例の車両のグローブボックス10は、インストル
メントパネル11の助手席側端部12に設けられ、かつ前方
に開口するリッド13を有する。
メントパネル11の助手席側端部12に設けられ、かつ前方
に開口するリッド13を有する。
また、グローブボックス10は、そのグローブボックス
本体14の上部にその背面板14aからリッド13に渡る開口1
5を設けるとともに、インストルメントパネル11の上板1
6に開口17を設け、さらに上板16の開口17の後方にリブ1
8を下方に向けて突設し、該リブとグローブボックス本
体14の背面板14aのそれぞれの内側面、すなわち、それ
らのグローブボックス10の内部空間側面にアッパーパネ
ル19を固定して形成される。
本体14の上部にその背面板14aからリッド13に渡る開口1
5を設けるとともに、インストルメントパネル11の上板1
6に開口17を設け、さらに上板16の開口17の後方にリブ1
8を下方に向けて突設し、該リブとグローブボックス本
体14の背面板14aのそれぞれの内側面、すなわち、それ
らのグローブボックス10の内部空間側面にアッパーパネ
ル19を固定して形成される。
アッパーパネル19は、グローブボックス本体14とイン
ストルメントパネル11の上板16との間の空間20を包囲す
べく略コ字形状に形成されたもので、略コ字形状に折曲
された板状のナット21aにネジ21bを特に前方側から、す
なわちリッド13側から締結して固定されている。
ストルメントパネル11の上板16との間の空間20を包囲す
べく略コ字形状に形成されたもので、略コ字形状に折曲
された板状のナット21aにネジ21bを特に前方側から、す
なわちリッド13側から締結して固定されている。
リッド13は、その下端部13aがネジ22によってグロー
ブボックス14の開口部14bの下部に開閉自在に固定され
ている。
ブボックス14の開口部14bの下部に開閉自在に固定され
ている。
さらに、インストルメントパネル11の上板16に形成し
た開口17は、上方に開閉すべく後方端でネジ23によって
固定されたリッド24によって通常は封じられ、必要に応
じて適宜開かれて使用される。
た開口17は、上方に開閉すべく後方端でネジ23によって
固定されたリッド24によって通常は封じられ、必要に応
じて適宜開かれて使用される。
なお、リッド24を開いた状態では開口17を介して光を
グローブボックス10内に導びくことができる。
グローブボックス10内に導びくことができる。
また、インストルメントパネル11の助手席側端部12に
は、略L字状に折曲した形状のトレイパネル25が立設さ
れており、該トレイパネルとインストルメントパネルの
立設部11aと上板16とリッド24とによって上方に開口す
る凹部(トレイ)26が形成されている。
は、略L字状に折曲した形状のトレイパネル25が立設さ
れており、該トレイパネルとインストルメントパネルの
立設部11aと上板16とリッド24とによって上方に開口す
る凹部(トレイ)26が形成されている。
凹部26は、その上方から物を出入れすることができる
小物等の収容スペースとして利用することができる。
小物等の収容スペースとして利用することができる。
e.発明の効果 以上説明したように、本発明に係る車両のグローブボ
ックスによれば、インストルメントパネルの上板に開口
を設け、該インストルメントパネルの上板の開口に、上
方に開口すべく後方端で支持されたリッドを設けた構成
としたので、該リッドを開けることにより、上記グロー
ブボックス内に光を導くことができ、内部の収容物を容
易にかつ迅速に探すことができ、しかも、これまでグロ
ーブボックス内に収納しきれなかった大きさの物(例え
ば長尺の物等)でも上記開口を介して容易に収納するこ
とができ、グローブボックスの使い勝手を良くすること
ができる。
ックスによれば、インストルメントパネルの上板に開口
を設け、該インストルメントパネルの上板の開口に、上
方に開口すべく後方端で支持されたリッドを設けた構成
としたので、該リッドを開けることにより、上記グロー
ブボックス内に光を導くことができ、内部の収容物を容
易にかつ迅速に探すことができ、しかも、これまでグロ
ーブボックス内に収納しきれなかった大きさの物(例え
ば長尺の物等)でも上記開口を介して容易に収納するこ
とができ、グローブボックスの使い勝手を良くすること
ができる。
また、上記インストルメントパネルの上板の開口の後
方にリブを斜め下方に向けて突設し、上記アッパーパネ
ルを上記リブと上記グローブボックス本体のそれぞれの
内側面に固定した構成としたので、上記グローブボック
スの前方の開口から手を差し入れて上記アッパーパネル
を強固にかつ確実に固定することができるとともに、上
記グローブボックス本体の取付け作業を迅速に行うこと
ができ、上記アッパーパネルの取付作業性を向上させる
ことができる。
方にリブを斜め下方に向けて突設し、上記アッパーパネ
ルを上記リブと上記グローブボックス本体のそれぞれの
内側面に固定した構成としたので、上記グローブボック
スの前方の開口から手を差し入れて上記アッパーパネル
を強固にかつ確実に固定することができるとともに、上
記グローブボックス本体の取付け作業を迅速に行うこと
ができ、上記アッパーパネルの取付作業性を向上させる
ことができる。
さらに、上記インストルメントパネルの助手席側端部
に略L字形状のトレイパネルを立設して比較的大きな凹
部を形成しているので、該凹部を、上記グローブボック
スの上方の第2の物入れとして利用することができる。
これにより、物入れの容量を大幅に増加させることがで
き、上記グローブボックスの利用範囲を広げることがで
きる。
に略L字形状のトレイパネルを立設して比較的大きな凹
部を形成しているので、該凹部を、上記グローブボック
スの上方の第2の物入れとして利用することができる。
これにより、物入れの容量を大幅に増加させることがで
き、上記グローブボックスの利用範囲を広げることがで
きる。
第1図および第2図は本発明に係る車両のグローブボッ
クスを示し、第1図はその斜視図、第2図は第1図にお
けるA−A線断面図、第3図は従来の車両のグローブボ
ックスを概念的に示す断面図である。 10……グローブボックス、11……インストルメントパネ
ル、 12……助手席側端部、13,24……リッド、 14……グローブボックス本体、15,17……開口、 16……上板、18……リブ、 19……アッパーパネル、20……空間、 25……トレイパネル、26……凹部。
クスを示し、第1図はその斜視図、第2図は第1図にお
けるA−A線断面図、第3図は従来の車両のグローブボ
ックスを概念的に示す断面図である。 10……グローブボックス、11……インストルメントパネ
ル、 12……助手席側端部、13,24……リッド、 14……グローブボックス本体、15,17……開口、 16……上板、18……リブ、 19……アッパーパネル、20……空間、 25……トレイパネル、26……凹部。
Claims (1)
- 【請求項1】インストルメントパネルと別体にグローブ
ボックス本体を形成し、該グローブボックス本体の上部
に開口を設け、該グローブボックス本体とインストルメ
ントパネルの上板との間の空間を包囲すべくアッパーパ
ネルを配設した車両のグローブボックスにおいて、 インストルメントパネルの上板に開口を設け、該インス
トルメントパネルの上板の開口を塞ぐためのリッドを、
その後方端で上記インストルメントパネルの上板に支持
させて、上方に開閉可能に設け、 上記インストルメントパネルの上板の開口の後方に、該
インストルメントパネルと一体に形成されたリブを斜め
下方に向けて突設し、上記アッパーパネルを上記リブと
上記グローブボックス本体のそれぞれに、該グローブボ
ックス本体の内側から固定し、 さらに、上記インストルメントパネルの上板に立設部を
設けるとともに、平面的に見て略L字形状に折曲された
トレイパネルを、上記インストルメントパネルの助手席
側端部に立設し、該トレイパネルと上記インストルメン
トパネルの立設部とによって、上記インストルメントパ
ネルの上板の開口付近を底面とするとともに、上方に開
口する凹部を形成したことを特徴とする車両のグローブ
ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63061149A JP2824907B2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 車両のグローブボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63061149A JP2824907B2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 車両のグローブボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01233133A JPH01233133A (ja) | 1989-09-18 |
JP2824907B2 true JP2824907B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=13162770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63061149A Expired - Fee Related JP2824907B2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 車両のグローブボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2824907B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008213499A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Mazda Motor Corp | 車両用インストルメントパネルの収納構造 |
USD906102S1 (en) | 2019-07-29 | 2020-12-29 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Packaging |
MX2022001185A (es) | 2019-07-29 | 2022-02-22 | Regeneron Pharma | Embalaje para dispositivo médico y métodos relacionados. |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943146Y2 (ja) * | 1981-09-22 | 1984-12-20 | スズキ株式会社 | 自動車のグロ−ブボツクス |
JPS6147743U (ja) * | 1984-09-04 | 1986-03-31 | 日産自動車株式会社 | 自動車用インストルメント部構造 |
-
1988
- 1988-03-15 JP JP63061149A patent/JP2824907B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01233133A (ja) | 1989-09-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |