JP2008213499A - 車両用インストルメントパネルの収納構造 - Google Patents

車両用インストルメントパネルの収納構造 Download PDF

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宏 大野
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則昭 鶴見
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Abstract

【課題】インストルメントパネル1に配設され、サイズの異なる複数種類の書籍(定形物)を収納可能な収納空間2を有するグローブボックス3と、該グローブボックス3よりも上側に配設され、車室側に開口10aを有するとともに連通口11を介して収納空間2に連通する凹部10とを備えた車両用インストルメントパネルの収納構造において、車両衝突時にインストルメントパネル1の上面から車室内に膨張展開する最中又は膨張展開後のエアバッグ7が、収納空間2及び凹部10間に跨って収納された書籍と干渉するのを防止する。
【解決手段】連通口11の車幅方向(長手方向)の長さを、A4サイズ(所定サイズ)の書籍の幅よりも大きくし、該所定サイズよりもワンサイズ大きいB4サイズの書籍の幅未満にして、所定サイズ以下の書籍のみを連通口11に挿通可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用インストルメントパネルの収納構造に関する技術分野に属する。
従来より、車両のインストルメントパネルの助手席前方部分に配設される物品収納用のボックス部(収納部)と、該ボックス部よりも上側に配設され、該ボックス部内に自由に収納物を出入れできる開口部を有するトレイ部(補助収納部)とを備えた車両用インストルメントパネルの収納構造は知られている。
例えば、特許文献1に示すものでは、車室側に開口部を有するトレイ部がボックス部の上側に設けられており、該ボックス部とトレイ部とは開閉可能な蓋で仕切られている。そして、該蓋の開時には、該ボックス部とトレイ部とが互いに連通状態となって、収納物を上記開口部から該ボックス部内、又は該ボックス部とトレイ部とで形成される空間内に出入れ可能になっている。
特開平11−28958号公報
ところで、上述の特許文献1に示すインストルメントパネルの収納構造を有する車両において、車両衝突時における安全性を確保するために、インストルメントパネルの上面に乗員保護用のエアバッグ装置を配設することが考えられる。
しかし、このようにした場合に、開口部から差込まれた収納物が所定のサイズよりも大きいときには、該収納物が、収納部と補助収納部とに跨った状態になって開口部から車室内に突出し、この結果、車両衝突時等に上記エアバッグ装置が作動してエアバッグが車室内に膨張展開する最中又は膨張展開した後に、該エアバッグが上記収納物の突出した部分に干渉する場合があり、乗員保護の観点からも改良の余地がある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インストルメントパネルに配設されたグローブボックスと、該グローブボックスよりも上側に配設され、該ボックス内の収納部に連通するとともに車室側に開放するとともに車室側に開放する補助収納部とを備えた車両用インストルメントパネルの収納構造に対して、その構成に工夫を凝らすことで、車両衝突時にインストルメントパネルの上面から車室内に膨張展開する最中又は膨張展開後のエアバッグと、上記収納部及び補助収納部に跨った状態で収納された収納物との干渉を確実に防止して、車室内の乗員をより一層確実に保護しようとすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、所定サイズよりも大きな定形物がグローブボックスの収納部に収納されるのを規制する規制部を備えるようにした。
具体的には、請求項1の発明では、車両のインストルメントパネルに配設されて、サイズが異なる複数種類の定形物を収納可能な収納部を有するグローブボックスを備え、該グローブボックスのリッド部を前後に揺動させることで該グローブボックスを開閉可能に構成された、車両用インストルメントパネルの収納構造を対象とする。
そして、上記インストルメントパネルにおけるグローブボックスよりも上側に配設され、車室側に開放するとともに上記収納部に連通する補助収納部を備え、上記収納部は、所定サイズの上記定形物を該収納部及び上記補助収納部間に跨った状態で収納可能に構成されており、上記収納部には、上記所定の定形物が該収納部及び上記補助収納部間に跨るように該定形物の下側端縁部に当接する当接部が設けられており、上記インストルメントパネルの上面には、車両衝突時に上記補助収納部の開放部の車室側を通って車室内に膨張展開するエアバッグを有するエアバッグ装置が設けられており、上記所定サイズよりも大きな定形物がその下側端縁部を上記当接部に当接させた正規の収納状態で上記収納部に収納されないように規制する規制部を更に備えているものとする。
上記の構成により、収納部と補助収納部とに跨った状態で収納された定形物の上部が、補助収納部の車室側の開放部分から車室内に所定量以上突出するのを防止することができ、これによって、車両衝突時等にエアバッグが該突出した部分と干渉するのを防止することができる。
すなわち、定形物のサイズが大きい場合には、該定形物は、収納部と補助収納部とに跨った状態で収納されて、その上部が補助収納部の車室側の開放端から車室内に突出する。この突出量が所定量以上である場合には、エアバッグが車両衝突時等に車室内に膨張展開する最中又は膨張展開した後に、該エアバッグが該定形物の突出部分と干渉し、エアバッグの膨張展開性能を向上させるうえで問題となる。
しかしながら、本発明によれば、上述のようにエアバッグとの干渉を引起こすような大きさの定形物つまり所定サイズよりも大きな定形物は、上記規制部により正規の収納状態での収納が規制されている。この結果、該規制部により、所定サイズよりも大きな定形物の収納部への収納を禁止したり、該収納部への収納自体は許容するものの正規の収納状態での収納を禁止したりすることができる。ここで、正規の収納状態とは、定形物を予め設定された差込位置つまり定形物の下側端縁部が上記当接部に当接するまで差込んだ状態である。
従って、例えば、上記補助収納部と収納部との連通部分を、所定サイズ以下の定形物のみ挿通可能にすることで、所定サイズよりも大きな定形物の収納部への収納を禁止することができ、これによって、エアバッグと定形物との干渉を確実に防止することができる。
また、例えば、収納部内を下側ほど狭くなるテーパ面とするとともに、所定のサイズよりも大きな定形物については、該定形物が上記差込位置まで差込まれる前に(上記正規の収納状態になる前に)該定形物の下側端縁部を上記テーパ面により拘束するようにすることで(上記正規の収納状態での収納を禁止することで)上記定形物の突出量を増大させ、これにより、乗員に対して違和感を与えるとともに該定形物のサイズが許容サイズではないことを認識させて該定形物の収納を行わせないようにしたり、該定形物の収納バランスを悪化させて故意に落下させたりすることができる。従って、上記収納部に所定サイズ以下の定形物のみを収納して、エアバッグと定形物との干渉を防止することができる。
よって、エアバッグの膨張展開性能を向上させるとともに、車両(助手席)の乗員をより一層確実に保護することが可能となる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記収納部及び上記補助収納部間には、該収納部及び該補助収納部同士を連通させる連通部が設けられており、上記連通部の長手方向は車幅方向に略一致しており、上記連通部の車幅方向の最大長さは、上記所定サイズの定形物の幅以上で且つ該所定サイズよりもワンサイズ大きい定形物の幅未満であり、
上記規制部は、上記連通部からなるとともに、上記所定サイズの定形物よりも大きな幅を有する定形物が上記収納部に収納されないように規制するよう構成されているものとする。
このように、上記連通部の車幅方向の長さを、上記所定サイズの定形物の幅以上で且つ該所定サイズの定形物よりもワンサイズ大きな定形物の幅未満としたことで、所定サイズ以下の定形物については、該定形物の幅方向を車幅方向に向けた状態で該連通部に挿通させて収納部内に差込むことができる一方、該所定サイズよりも大きな定形物については、その幅が連通部の車幅方向の長さよりも長くなるため、該連通部から収納部内に差込めないようになっている。従って、所定サイズよりも大きな定形物が収納部に収納されるのを確実に防止し、これによって、請求項1の発明と同様の作用効果を得ることができる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、上記補助収納部は、上記インストルメントパネルの車両後側面において車両前側に凹み且つ車幅方向に延びる凹部からなり、上記連通部は、上記凹部の下面に車幅方向に延びるように形成されており、上記凹部の車幅方向の長さは、上記連通部の車幅方向の長さよりも長くなっており、上記凹部の下面における上記連通部の車幅方向の少なくとも一方の側の部分には、物置部が設けられているものとする。
このように、凹部を車幅方向に長く形成することで、インストルメントパネルを車室側から見たときに、該インストルメントパネルと該凹部とに一体感を持たせることができる。また、該凹部の下面のうち連通部が設けられていない部分に物置部を設けるようにしたことで、スペースの有効利用を図ることができる。
請求項4の発明では、請求項3の発明において、上記物置部は、上記インストルメントパネルに一体形成されているものとする。
このことにより、上記物置部に物品を確実に載置させておくことができる。すなわち、例えば上記凹部の下面をグローブボックスの上端部で構成するとともに該上端部に物置部を設けるようにした場合には、該グローブボックスの開閉に伴って物置部に載置された物品が落下する虞があるが、本発明によれば、該物置部をインストルメントパネルに一体形成して固定させるようにしたことで該物品の落下等を確実に防止することが可能となる。
請求項5の発明では、請求項1の発明において、上記補助収納部は、上記インストルメントパネルの車両後側面において車両前側に凹む凹部からなり、上記規制部は、上記インストルメントパネルにおける凹部開口の上縁部からなっていて、上記所定サイズ以下で且つ所定厚さの定形物が上記正規の収納状態で収納されているときにおける該定形物の車両前側の面を含む平面上又は該平面よりも車両後側に位置しているものとする。
このことにより、所定サイズよりも大きな定形物を収納部に差込もうとした場合には、補助収納部を構成する凹部開口の上縁部が、上記定形物の前側面と干渉して該定形物の収納を阻止することとなる。従って、所定サイズよりも大きな定形物が収納部に収納されるのを確実に防止することができる。従って、請求項1と同様の作用効果を得ることができる。ここで、所定の収納状態とは、定形物を予め設定された差込位置まで差込んだ状態である。
請求項6の発明では、請求項1乃至5のいずれか一項の発明において、上記収納部は、上記当接部よりも車両後側に配設され且つ上記定形物を収納可能な第一収納部と、該当接部よりも車両前側に配設された第二収納部とを有しているものとする。
このことにより、定形物をその下側の端縁部が上記当接部に当接した状態で第一収納部に収納するとともに、第二収納部に整備所等の収納物を更に収納することができ、これにより、グローブボックス内の収納スペースの有効利用を図ることができる。
以上説明したように、本発明の車両用インストルメントパネルの収納構造によると、所定サイズよりも大きな定形物がグローブボックスの収納部に収納されるのを規制する規制部を備えるようにしたことで、車両衝突時等に車室内に膨張展開するエアバッグと、収納部及び補助収納部に跨った状態で収納された定形物との干渉を防止し、これによって、該エアバッグの膨張展開性能を向上させて車両の乗員をより一層確実に保護することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態に係る収納構造を含む車両用インストルメントパネル(以下、インストルメントパネルと呼ぶ)1を示す斜視図である。このインストルメントパネル1の助手席前方に対応する部分には、サイズが異なる複数種類(本実施形態においては、図5に示す7種類のうちA4,B5,A5,B6,A6の5種類)の書籍(定形物)を収納可能な収納空間2(図2参照。収納部に相当)を有するグローブボックス3が開閉自在に取付けられており、インストルメントパネル1の上面には、車両衝突時等に助手席25の乗員を保護するための助手席用エアバッグ装置4が設けられている。
尚、以下の説明では、「前側」「後側」及び「左側」「右側」は、それぞれ自動車の車体を基準としてその前側、後側及び左側、右側を意味する。また、特に断らない限り、グローブボックス3は閉じられているものとして説明を行う。
図2に示すように、フロントウィンド5の下側に広がるインストルメントパネル1の上面1aは、後側ほど低くなる傾斜面1aとされている。また、インストルメントパネル1の車室側面1bは、前側ほど低くなる傾斜面1b(図1参照)とされていて、グローブボックス3のリッド部9の車室側面に連続的に繋がって略面一になっている。
上記エアバッグ装置4は、インストルメントパネル1の上部のエアバッグ収容空間6に収容されたエアバッグ7と、該エアバッグ7を膨張展開させるためのガスを発生させるインフレータ8とを備えていて、エアバッグECU(図示省略)により作動制御される。そして、車体に取付けられた衝突検知センサ(図示省略)からの情報を基に、エアバッグECUにて車両の衝突が検知されたときには、該エアバッグECUからの指令を受けてインフレータ8が起動してエアバッグ7を車室内に膨張展開させる。エアバッグ7は膨張展開時には、図2の2点鎖線に示すように、後述する凹部10の開口10aに対して車室側を通って車室内に展開する。
グローブボックス3の車室側面を構成するリッド部9の上端部には、該グローブボックス3の閉時に、車室内の乗員が書籍を該グローブボックス3内の収納空間2に差込めるように開口10aを介して該収納空間2と車室内とを連通させる連通口11を有する差込用壁部12が設けられている。
上記差込用壁部12の上端部における車幅方向略中央部には、開閉用レバー13が配設されており、この開閉用レバー13の裏面には、2つの係止爪14(図3参照)を有するロック機構(図示省略)が設けられている。そして、グローブボックス3は、開閉用レバー13を操作しない限り上記係止爪14がインストルメントパネル1に係合してロック状態とされる一方、開閉用レバー13を助手席25側(車室側)に引くことにより上記係止爪14とインストルメントパネル1との係合が解除されて非ロック状態となるよう構成されている。
グローブボックス3よりも上側には、該グローブボックス3に隣接して車幅方向に延びる凹部10が設けられている。この凹部10は、インストルメントパネル1の上面1aと車室側面1bとの間で且つインストルメントパネル1の後端部に位置している。
該凹部10は、車室側に開口10aを有していて、その下面の一部が上記差込用壁部12で構成されている(図1参照)。該凹部10を構成する壁面のうち差込用壁部12に対応する部分を除く部分は、インストルメントパネル1に一体形成されている。
凹部10の車幅方向の長さはグローブボックス3(差込用壁部12)の車幅方向の長さよりも長くなっており、該凹部10におけるグローブボックス3の右側部分には小物類を置くための物置部15が設置されている。
上記グローブボックス3は、図3に示すように、上側に開放する箱状部材からなるとともに収納空間2を形成するボックス本体20と、該ボックス本体20の車室側壁部を兼ねるリッド部9と、該リッド部9の上端部に接続され、上記連通口11を形成する差込用壁部12とを有している。
ボックス本体20は、前方に向かって下側に傾斜する車室側壁部17と、該車室側壁部17の前側の端縁部から上側に向かって延びる前側壁部16と、該車室側壁部17及び前側壁部16の車幅方向の両端縁部同士を接続する略台形状の側壁部19a,19bとを有している。
ボックス本体20の側壁部19a,19bの下端部には、車幅方向外側に延びる支軸21が一体形成されており、該支軸21は、インストルメントパネル1の図示しない軸受部に回動支持されている。そして、グローブボックス3は、該ボックス本体20が支軸21回りに回動することで開閉可能になっている。
具体的には、開閉用レバー13を後側(車室側)に引いてリッド部9を乗員側に引き寄せることで、ボックス本体20を支軸21回りにU方向(車両左側から見て時計回り方向)に揺動(回動)させてグローブボックス3を開くようになっている。グローブボックス3を開いた状態では、収納空間2と車室内とがボックス本体20の上側の開口を介して連通することとなり、この結果、該開口を介した物品の出し入れが可能となる。一方、リッド部9を前側に押すことでボックス本体20を支軸21回りにW方向(車両左側からみて反時計回り方向)に揺動(回動)させてグローブボックス3を閉じるようになっている。
また、ボックス本体20は、その左側の半部の奥行き長さ(前後方向の長さ)が右側の半部に比べて長くなるように形成されていて、車両平面視で略L字状になっている。より具体的には、上記ボックス本体20の前側壁部16は、該ボックス本体20の右側の半部に対応する第一壁部16aと、左側の半部に対応する第二壁部16bと、該第一壁部16a及び第二壁部16b同士を連結する連結壁部16cとで構成されており、第二壁部16bは第一壁部16aよりも前側に形成されている。そして、連通口11から差込まれた書籍は、第一壁部16aの下端部に当接することで係止される(図2参照)。そして、書籍の下端部が第一壁部16aに当接した状態が、該書籍の正規の収納状態とされる。
ボックス本体20内の収納空間2は、第一壁部16aよりも車室側に配設されるとともに書籍を収納可能な第一収納空間2a(第一収納部)と、該第一収納空間2aよりも前側に配設され、該第一収納空間2aに連設された第二収納空間2b(第二収納部)とからなる。
ここで、図4に示すように、右側の側壁部19bと左側の側壁部19aとの距離は、上下方向の位置に拘わらず一定に保たれている。
上記リッド部9は、図3に示すように、前方に向かって下側に傾斜するとともにボックス本体20の車室側壁部17を構成しており、リッド部9の車室側面9aは、インストルメントパネル1の車室側面1b(図1参照)に連続的に繋がるように形成されている。
上記差込用壁部12は、リッド部9の車幅方向の略全体に亘って該リッド部9の上端部から略水平方向の前側に延びるように形成されている。
連通口11は、差込用壁部12の上面に車幅方向に延びるように形成されていて、車幅方向に長い矩形状とされている。すなわち、連通口11の長手方向の長さは車幅方向に一致している。
連通口11の車幅方向の長さは、本実施形態においては、A4サイズの書籍の幅(書籍の長手方向を縦方向としたときの横方向の長さであって、21cmとされている。図5参照)以上で且つB4サイズの書籍の幅(25.7cm)よりも小さくなるように設定されている。そして、A4サイズの書籍が所定サイズの書籍とされ、B4サイズの書籍が該所定サイズよりもワンサイズ大きいサイズの書籍とされている。
具体的には、本実施形態では、該連通口11の車幅方向の長さは22cmに設定されており、A3及びB4サイズの書籍(所定サイズよりも大きいサイズの書籍)は、その幅がそれぞれ29.7cm及び25.7cmとなって22cmを上回ることから、連通口11に挿通不能になっている。尚、連通口11の車幅方向の長さは21.5cm以上で25.2cm以下の範囲内にあることが好ましい。
一方、上記所定サイズ以下のサイズの書籍のうちA4サイズ及びB5サイズの書籍は、それぞれの幅が21cm及び18.2cmとなって22cm未満であることから、該各書籍の幅方向を車幅方向に向けた状態でつまり書籍の高さ方向(書籍の幅方向を横方向としたときの縦方向であって、書籍の長手方向)を上下方向に向けた状態で連通口11に挿通可能になっている一方、該各書籍は、それぞれの高さが29.7cm及び25.7cmとなって22cmよりも大きいことから、該書籍の高さ方向を車幅方向に向けた状態つまり幅方向を上下方向に向けた状態では連通口11に挿通不能になっている。
また、上記所定サイズ以下のサイズの書籍のうちA5サイズ,B6サイズ,A6サイズの書籍については、それぞれの幅及び高さは全て22cm未満となっており、従って、該各書籍の向きに拘わらず、連通口11に挿通可能になっている。
そして、本実施形態においては、A4サイズの書籍(所定サイズの書籍)を収納空間2内と凹部10内とに跨った状態で収納した場合には、該書籍の上端部は、上記凹部10内の開口10aよりも若干下側に位置するようになっている(図3参照)。従って、A4サイズ以下の書籍については全て、収納空間2内、又は収納空間2及び凹部10とで形成される空間内に収納される。尚、仮に、連通口11の車幅方向の長さが十分に広いと仮定して、B4サイズの書籍が収納空間2内と凹部10内とに跨った状態で収納された場合には、該書籍は、凹部10の開口10aから車室内に突出し、その突出量は所定量(膨張展開中又は膨張展開後のエアバッグ7と干渉するような突出量の最小値)よりも大きくなる。
以上の如く上記実施形態1では、連通口11の車幅方向の長さは、A4サイズ(所定サイズ)の書籍の幅よりも大きく且つ該A4サイズよりもワンサイズ大きいB4サイズの書籍の幅未満になるように設定されている。従って、上述したようにA4サイズよりも大きいサイズの書籍が収納されるのを確実に防止することができる。また、A4サイズ以下の書籍については、収納空間2内、又は収納空間2及び凹部10とで形成される空間内に収納される。よって、凹部10の開口10aから車室内に定形物が突出することもなく、エアバッグ7と書籍との干渉を確実に防止してエアバッグ7の膨張展開性能を向上させることで、車両の乗員をより一層確実に保護することが可能となる。
また、上記実施形態1では、グローブボックス3の収納空間2は、第一壁部16aよりも車室側に配設される第一収納空間2a(第一収納部)と、該第一収納空間2aよりも前側に配設され、該第一収納空間2aに連設された第二収納空間2b(第二収納部)とで構成されている。これにより、第一収納空間2aに書籍が収納された状態で、更に第二収納空間2b内に整備書等を収納することができ、収納空間2内のスペースの有効利用を図ることができる。尚、上記実施形態1では、車室側壁部17の前側端縁部から延びる上記前側壁部16の一部である第一壁部16aにより第一収納空間2aと第二収納空間2bとを区画するようにしているが、これに限ったものではなく、例えば車室側壁部17の上面における該前側壁部16よりも後側に、収納空間2内に(上側に)数cm程度突出し且つ車幅方向に延びる小縦壁部を設けることで、第一収納空間2aと第二収納空間2bとを区画するようにしてもよい。こうすることにより、第一収納空間2aと第二収納空間2bとの車幅方向の長さが等しくなるため、第二収納空間2aの収納スペースを広くとることができる。
また、上記実施形態1では、凹部10は、インストルメントパネル1の上面1aと車室側面1bとの間で且つインストルメントパネル1の後端部に位置している。これにより、凹部10の車室側の開口10a及び凹部10の下面に設けられた連通口11を極力、助手席25の乗員に近い位置に配設することができ、この結果、乗員は楽な姿勢のまま、開口10a及び連通口11に書籍を挿通させてグローブボックス3内の収納空間2に収納することができる。
(実施形態2)
図6は、本発明の実施形態2を示し、凹部10の構成を上記実施形態1とは異ならせたものである。尚、図3と実質的に同じ構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明を適宜省略する。すなわち、凹部10の車室側の上端縁部10bが、連通口11から収納空間2に差込まれて第一壁部16aに当接した状態で収納される所定厚さのA4サイズの書籍の前側の面を含む仮想平面31よりも車室側に位置し且つ該A4サイズの書籍の上端縁よりも若干上側に位置するように形成されている。ここで、この所定厚さとは、本実施形態においては、例えば標準的なページ数を有する雑誌の厚さと等しい値に設定される。
以上の如く上記実施形態2では、A4サイズよりも大きいサイズの書籍を連通口11から収納空間2に収納しようとすると、該書籍が上記上端縁部10bと干渉する結果、該A4サイズよりも大きいサイズの書籍の収納を確実に防止することができる。これにより請求項1と同様の作用効果を得ることが可能となる。
(実施形態3)
図7は、本発明の実施形態3を示し、グローブボックス3のボックス本体20の構成を上記実施形態1とは異ならせたものである。尚、図4と実質的に同じ構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明を適宜省略する。すなわち、ボックス本体20は、左側の側壁部19aと右側の側壁部19bとの距離が下側に行くほど狭くなるように形成されていて、車両前方から見て上側に拡大する略台形状の断面を有している。
そして、両側壁部19a,19b間の距離は、ボックス本体20の上端部においてはA3サイズの書籍の幅(29.7cm)よりも長くなっている一方で、ボックス本体20の下端部においては該B4サイズの書籍の幅よりも短くなっていて、該上端部から該下端部にかけて直線的減少している。そして、両側壁部19a,19b間の距離は、ボックス本体20の上下方向の中間部の第一所定高さ位置35にてB4サイズの書籍の幅に等しくなり、該第一所定高さ位置35よりも上側の第二所定高さ位置36にてA3サイズの書籍の幅に等しくなる。また、両側壁部19a,19b間の距離は、上下方向のいずれの高さにおいてもA4サイズの書籍の幅(21cm)よりも大きくなっている。
従って、A4サイズ以下のサイズの書籍(本実施形態においては、A4,B5,A5,B6,A6サイズ)を連通口11から収納空間2内(第一収納空間2a内)に差込んだ場合には、該書籍はその下側の端縁部が第一壁部16aに当接するまで差込まれる(図2参照)。
一方、A4サイズよりも大きなサイズ(B4,A3サイズ)の書籍を連通口11から差込んだ場合には、B4サイズの書籍は上記第一所定高さ位置35まで差込まれ、またA3サイズの書籍は第二所定高さ位置36まで差込まれる。
従って、B4及びA3サイズの書籍は、A4サイズ以下の書籍のように第一壁部16aに当接するまで差込むことができず、この結果、該各書籍は連通口11から車室内に大きく突出することとなる。
これにより、乗員がB4サイズ及びA3サイズ(A4サイズよりも大きいサイズ)の書籍を収納しようとした場合に、その突出状態を見た乗員に対して違和感を感じさせるとともに当該書籍が許容サイズ(A4サイズ以下のサイズ)よりも大きいサイズであることを認識させてその収納を行わないようにさせることができる。
尚、ボックス本体20の上端部及び下端部における両側壁部19a,19b間の距離は、該書籍の突出量(図7のtに相当する量)が所定の設定量以上になるように決定される。ここで、設定量とは乗員が見たときに明らかに違和感を感じるような量である。
(他の実施形態)
本発明の構成は、上記実施形態に限定されるものではなく、それ以外の種々の構成を包含するものである。また、上記実施形態1では、A4サイズ(所定サイズ)の書籍は、収納空間2と凹部10とで形成される収納空間内に収納されて該書籍の上端部が、凹部10の開口10aよりも若干下側に位置するようになっているが、これに限ったものではなく、例えば該開口10aから車室内に若干突出していもよい。すなわち、該突出量がエアバッグ7と干渉しないような量であればよい。
また、上記実施形態2では、凹部10の車室側の上端縁部10bは、仮想平面31よりも車室側に位置するように形成されているが、該仮想平面31上に位置していてもよい。
また、上記実施形態3では、上記設定量tを乗員が違和感を感じるような量としているが、これに限ったものではなく、例えば、収納された書籍の収納バランスが不安定になって落下するような量であってもよい。
また、上記各実施形態では、グローブボックス3は上側に開放する箱状部材で構成されているが、必ずしもこれに限ったものではなく、例えば該グローブボックス3をインストルメントパネルとの一体成形により車室側に開口するように形成するとともに、該開口をリッド部9により開閉するようにしてもよい。
本発明は、エアバッグ装置を備えた車両用インストルメントパネルの収納構造に有用である。
本発明の実施形態に係る車両用インストルメントパネルを示す、車両の助手席側の斜め上方から見た斜視図である。 図1におけるIII−III線断面図である。 グローブボックスを示す、後方斜め上方から見た斜視図である。 図2におけるIV−IV線断面図である。 書籍の種類、サイズ、及び使用例を示す図である。 実施形態2を示す、図2相当図である。 実施形態3を示す、図4相当図である。
符号の説明
1 インストルメントパネル
2 収納空間(収納部)
2a 第一収納空間(第一収納部)
2b 第二収納空間(第二収納部)
3 グローブボックス
4 エアバッグ装置
5 物置部
7 エアバッグ
9 リッド部
10 凹部(補助収納部)
10a開口(開放部)
10b凹部の開口上端縁部(規制部)
11 連通口(連通部、規制部)
16a 第一壁部(当接部)

Claims (6)

  1. 車両のインストルメントパネルに配設されて、サイズが異なる複数種類の定形物を収納可能な収納部を有するグローブボックスを備え、該グローブボックスのリッド部を前後に揺動させることで該グローブボックスを開閉可能に構成された、車両用インストルメントパネルの収納構造であって、
    上記インストルメントパネルにおけるグローブボックスよりも上側に配設され、車室側に開放するとともに上記収納部に連通する補助収納部を備え、
    上記収納部は、所定サイズの上記定形物を該収納部及び上記補助収納部間に跨った状態で収納可能に構成されており、
    上記収納部には、上記所定の定形物が該収納部及び上記補助収納部間に跨るように、該定形物の下側端縁部に当接する当接部が設けられており、
    上記インストルメントパネルの上面には、車両衝突時に上記補助収納部の開放部の車室側を通って車室内に膨張展開するエアバッグを有するエアバッグ装置が設けられており、
    上記所定サイズよりも大きな定形物がその下側端縁部を上記当接部に当接させた正規の収納状態で上記収納部に収納されないように規制する規制部を更に備えていることを特徴とする車両用インストルメントパネルの収納構造。
  2. 請求項1記載の車両用インストルメントパネルの収納構造において、
    上記収納部及び上記補助収納部間には、該収納部及び該補助収納部同士を連通させる連通部が設けられており、
    上記連通部の長手方向は車幅方向に略一致しており、
    上記連通部の車幅方向の最大長さは、上記所定サイズの定形物の幅以上で且つ該所定サイズよりもワンサイズ大きい定形物の幅未満であり、
    上記規制部は、上記連通部からなるとともに、上記所定サイズの定形物よりも大きな幅を有する定形物が上記収納部に収納されないように規制するよう構成されていることを特徴とする車両用インストルメントパネルの収納構造。
  3. 請求項2記載の車両用インストルメントパネルの収納構造において、
    上記補助収納部は、上記インストルメントパネルの車両後側面において車両前側に凹み且つ車幅方向に延びる凹部からなり、
    上記連通部は、上記凹部の下面に車幅方向に延びるように形成されており、
    上記凹部の車幅方向の長さは、上記連通部の車幅方向の長さよりも長くなっており、
    上記凹部の下面における上記連通部の車幅方向の少なくとも一方の側の部分には、物置部が設けられていることを特徴とする車両用インストルメントパネルの収納構造。
  4. 請求項3記載の車両用インストルメントパネルの収納構造において、
    上記物置部は、上記インストルメントパネルに一体形成されていることを特徴とする車両用インストルメントパネルの収納構造。
  5. 請求項1記載の車両用インストルメントパネルの収納構造において、
    上記補助収納部は、上記インストルメントパネルの車両後側面において車両前側に凹む凹部からなり、
    上記規制部は、上記インストルメントパネルにおける凹部開口の上縁部からなっていて、上記所定サイズ以下で且つ所定厚さの定形物が上記正規の収納状態で収納されているときにおける該定形物の車両前側の面を含む平面上又は該平面よりも車両後側に位置していることを特徴とする車両用インストルメントパネルの収納構造。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の車両用インストルメントパネルの収納構造において、
    上記収納部は、上記当接部よりも車両後側に配設され且つ上記定形物を収納可能な第一収納部と、該当接部よりも車両前側に配設された第二収納部とを有していることを特徴とする車両用インストルメントパネルの収納構造。
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