JPH0323882Y2 - - Google Patents

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JPH0323882Y2
JPH0323882Y2 JP1985112780U JP11278085U JPH0323882Y2 JP H0323882 Y2 JPH0323882 Y2 JP H0323882Y2 JP 1985112780 U JP1985112780 U JP 1985112780U JP 11278085 U JP11278085 U JP 11278085U JP H0323882 Y2 JPH0323882 Y2 JP H0323882Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車等に設けられるコンソ−ルボツ
クスの収納装置に関するものである。
〔従来の技術〕 自動車等のコンソ−ルボツクスには物入れ用の
収納部として、第6図に示すように、コンソ−ル
ボツクス1の上下方向の面に収納凹部2を形成し
たもの、あるいは、第7図に示すように、コンソ
−ルボツクス1の上下方向の面に開口部3を形成
し、この開口部3に別体の収納箱4を装着してコ
ンソ−ルボツクス1と一体化したもの等がある。
また、コンソ−ルボツクスに設けられるもので
はないが、自動車用物入れとして、実開昭59−
39243号公報には、引出し可能な物入れ箱の上方
に、物入れ箱とは別体のテ−ブルを引出し可能に
設け、このテ−ブルを引出す際には、テ−ブルを
物入れ箱に係合し、物入れ箱とともに引出すよう
にしたものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来のコンソ−ルボツクス1の収納凹部
2や収納箱4は、物入れ以外の用途に利用するこ
とができず、狭い車内空間においてはあらゆる部
分を有効に利用する必要があることから、収納部
を物入れ以外の用途に利用することが望まれてい
た。
また、上述した公報に示されたものは、物入れ箱
と別体のテ−ブルを設けているため、部品点数が
多く、スペ−スも無駄になり、そして、このテ−
ブルを出入れ可能に支持する構造、及び、テ−ブ
ルを物入れ箱に係脱する構造が必要なため、構造
が複雑で、組立て等も面倒であり、その上、使用
に際して、物入れ箱の使用と、テ−ブルの使用と
で、異なる操作を必要とするので、操作が面倒で
ある。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、コンソ−ルボツクスに設けた収納箱を、物入
れとしての機能を損なうことなく、テ−ブルとし
て利用できるようにするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のコンソ−ルボツクスの収納装置は、コ
ンソ−ルボツクス11内に上下方向の開口部12
を有する空間部13を形成し、この空間部13に
収納箱14,24を上記開口部12の下部を中心
に前後方向回動自在に装着し、この収納箱14,
24を上記空間部13に没入して収納箱14,2
4の表面側板16,26で上記開口部12を閉塞
した状態の定位置から収納箱14,24を前後方
向に回動した状態でほぼ水平となるテ−ブル面2
2を収納箱14,24のたとえば蓋体20あるい
は表面側板26等に形成したものである。
〔作 用〕
本考案のコンソ−ルボツクスの収納装置は、収
納箱14,24を定位置から回動した状態で、収
納箱14,24の蓋体20あるいは表面側板26
等をほぼ水平にして、この蓋体20あるいは表面
側板26等をテ−ブル面22として利用するもの
である。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は第1の実施例を示し、11
は合成樹脂製のコンソ−ルボツクスで、このコン
ソ−ルボツクス11の前部の前方にやや傾斜した
上下方向の面に開口部12が穿設されているとと
もに、この開口部12の内部に空間部13が形成
され、この空間部13に合成樹脂製の収納箱14
が上記開口部12の下部の軸15を中心に前方向
回動自在に装着されている。
この収納箱14は、上部を開口したほぼ矩形の
箱状に形成され、その後側部の表面側板16に
は、手掛かりとなる凹部17が形成され、上記空
間部13に没入してその表面側板16で上記開口
部12を閉塞した状態の定位置から、後方側つま
り手前側に回動して上記開口部12から引出せる
ようになつており、その前側部の裏面側板18の
上縁部に肉厚を薄くしたヒンジ部19を介して板
状の蓋体20が一体に形成されているとともに、
この蓋体20の後端部つまり手前側の端部の上面
には突片21が形成され、収納箱14を手前側に
引出した状態で、 収納箱14の上部の蓋体20を開閉でき、収納箱
14内に品物を収納したり、収納箱14内の品物
を取出したりすることができるようになつてい
る。
そうして、上記蓋体20は、収納箱14を引出
した状態で、ほぼ水平となり、その上面がテ−ブ
ル面22となり、飲料の缶Cや図示しない瓶等の
品物を安定的に載置できるようになつている。
なお、収納箱14が定位置にあるとき、及び収
納箱14を手前に引出して蓋体20の開閉が可能
になり、かつ、蓋体20がほぼ水平となつたとき
に、収納箱14が、コンソ−ルボツクス11及び
収納箱14の一方に設けた突部と他方に設けた凹
部の係合等により、その状態に保持されるように
なつている。
また、上記蓋体20のテ−ブル面22は、お盆
のように矩形状に凹陥し、載置した缶C等の品物
が滑り落ちないようになつている。
第3図ないし第5図は第2の実施例を示し、こ
の実施例では、コンソ−ルボツクス11に縦断面
がほぼ扇形の凹部23を形成することにより第1
の実施例と同様な開口部12及び空間部13が形
成され、この空間部13に合成樹脂製の収納箱2
4が開口部12の下部の軸15を中心に前後方向
回動自在に装着されている。
この収納箱24は、上記収納箱14と同様に上
部を開口したほぼ矩形の箱状に形成され、その後
側部の表面側板26には、手掛かりとなる凹部2
7が形成され、収納箱24を上記空間部13に没
入してその表面側板26で上記開口部12を閉塞
した状態の定位置から、後方側つまり手前側に回
動して上記開口部12から引出せるようになつて
おり、収納箱14を手前側に引出した状態で、収
納箱24内に品物を収納したり、収納箱24内の
品物を取出したりすることができるようになつて
いる。
そうして、この収納箱24は、定位置から、前
方側つまり奥側に回動して上記空間部13内に深
く押込めるようになつており、収納箱24を奥側
に押込んでその裏面側板28をコンソ−ルボツク
ス11の凹部23の底部に当接した状態で、その
表面側板26がほぼ水平となり、この表面側板2
6の上面がテ−ブル面22となり、飲料の缶Cや
図示しない他の瓶等の品物を安定的に載置できる
ようになつているとともに、載置した飲料の缶C
や図示しない他の食品等の品物をコンソ−ルボツ
クス11で覆うことができるようになつている。
なお、収納箱24が定位置にあるとき、及び収
納箱24を手前に引出したときに、収納箱24
が、コンソ−ルボツクス11及び収納箱24の一
方に設けた突部と他方に設けた凹部の係合等によ
り、その状態に保持されるようになつている。
また、上記表面側板26のテ−ブル面22は、
お盆のように矩形状及び円形状に2段階に凹陥
し、載置した缶C等の品物が滑らないようになつ
ている。
なお、以上に説明した各実施例において、コン
ソ−ルボツクス11に収納箱14,24を回動自
在に支持する軸15は、コンソ−ルボツクス11
側及び収納箱14,24のいずれに形成してもよ
く、また、軸15を用いずに、ヒンジを用いてコ
ンソ−ルボツクス11に収納箱14,24を回動
自在に支持してもよく、さらに、各実施例を組合
わせて、第2図の実施例の収納箱24に第1図の
実施例の蓋体20を設け、2箇所にテ−ブル面2
2を設けてもよい。
〔考案の効果〕 上述したように、本考案によれば、コンソ−ルボ
ツクスに収納箱を回動自在に設けたので、収納箱
に品物を収納でき、しかも、定位置から回動した
状態の収納箱にほぼ水平なテ−ブル面があるの
で、別のテ−ブルを設けることなく、この収納箱
のテ−ブル面に品物を安定的に載置することがで
き、このため、部品点数を増加させることなく、
テ−ブル機能を付加することができ、別体のテ−
ブルを出入れ可能にする構造等も不要で、構造が
複雑にならず、組立作業も簡単で、スペ−スも無
駄にならず、自動車等のコンソ−ルボツクスに適
用した場合、狭い車内空間を有効に利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案によるコンソ−ルボ
ツクスの第1の実施例を示し、第1図はその縦断
面図、第2図はその斜視図であり、そして、第3
図ないし第5図は本考案によるコンソ−ルボツク
スの第2の実施例を示し、第3図はその縦断面
図、第4図及び第5図はそれぞれその斜視図であ
り、また、第6図及び第7図は従来のコンソ−ル
ボツクスの斜視図及び縦断面図である。 11……コンソ−ルボツクス、12……開口
部、13……空間部、14,24……収納箱、1
6,26……表面側板、19……ヒンジ部、20
……蓋体、22……テ−ブル面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コンソ−ルボツクス内に上下方向の開口部を
    有する空間部を形成し、この空間部に収納箱を
    上記開口部の下部を中心に前後方向回動自在に
    装着し、この収納箱を上記空間部に没入して収
    納箱の表面側板で上記開口部を閉塞した状態の
    定位置から収納箱を前後方向に回動した状態で
    ほぼ水平となるテ−ブル面を収納箱に形成した
    ことを特徴とするコンソ−ルボツクスの収納装
    置。 (2) 上記収納箱は上部にヒンジ部を介して一体に
    形成した開閉自在の蓋体を有し、この蓋体の上
    面が、収納箱を定位置から手前側に回動して引
    出した状態でほぼ水平なテ−ブル面となること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のコンソ−ルボツクスの収納装置。 (3) 定位置で上記開口部を閉塞する上記収納箱の
    表面側板の表面が、収納箱を上記空間部の奥側
    に回動して押込んだ状態でほぼ水平なテ−ブル
    面となることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のコンソ−ルボツクスの収納装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629114Y2 (ja) * 1988-01-26 1994-08-10 トヨタ自動車株式会社 車両用カツプホルダの収納構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5939243B2 (ja) * 1978-08-07 1984-09-21 三菱マテリアル株式会社 表面被覆工具部品

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JPS5939243B2 (ja) * 1978-08-07 1984-09-21 三菱マテリアル株式会社 表面被覆工具部品

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