JPH0533383Y2 - - Google Patents

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JPH0533383Y2
JPH0533383Y2 JP1989079882U JP7988289U JPH0533383Y2 JP H0533383 Y2 JPH0533383 Y2 JP H0533383Y2 JP 1989079882 U JP1989079882 U JP 1989079882U JP 7988289 U JP7988289 U JP 7988289U JP H0533383 Y2 JPH0533383 Y2 JP H0533383Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等、車両のインストルメント
パネル(以下インストパネルという)に組み込ま
れる格納テーブルに関する。
(従来の技術) 従来の車両用格納テーブルとしては、例えば、
実開昭58−18833号公報に記載されているような
ものが知られている。
この従来の格納テーブルは、インストパネルに
組み込まれたグローブボツクスのリツドの裏面又
はグローブボツクスの上部に、テーブルが前後方
向に引き出し可能に設けられたもので、使用時に
はテーブルを手前に引き出し、不使用時にはテー
ブルを奥に引つ込めておくようにしたものであつ
た。
又、コツプ立て等の小物入れを使用する場合に
は、テーブルを引き出し、その状態で別途に用意
した小物入れをテーブルに着脱可能に取り付ける
ようにしていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の格納テーブルに
あつては、テーブルを前後方向に直線的に引き出
す構造であるため、テーブルの前後長さがインス
トパネルの奥行きに制限され、縦長テーブルとし
て使用することができず、このため運転席から手
が届きにくいといつた問題があつた。
又、小物入れはテーブルを引き出した状態でし
か使用できないし、その使用に際しては、そのた
びに着脱しなければならないという煩雑さがあつ
た。
本考案は、上述のような従来の問題点に着目し
てなされたもので、インストパネルに格納するこ
とができながら、縦長テーブルとして使用でき、
又、テーブルの上に小物入れを別体に備えると共
に、両者を別々に使用することが可能で、更には
テーブルを安定よく支持できるようにした車両用
格納テーブルを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決すること
を目的としてなされたもので、この目的達成のた
めに、本考案では、車両のインストパネルに、テ
ーブルと、該テーブル上に載置される小物入れと
の格納部が形成され、前記テーブルと小物入れと
は回転ピンにより格納部に軸着されて、格納部に
収納された格納位置と、格納部から引き出された
突出位置との間で回転可能に設けられ、前記テー
ブルには回転ピンを中心とした円弧溝が形成さ
れ、該円弧溝に挿通されて格納部に固定された軸
部と、該軸部の上部に設けられ、テーブルの上面
に係合してテーブルの上方移動を規制する係止部
とが形成された保持部材が設けられ、前記テーブ
ルと小物入れとの間には、小物入れがテーブルよ
りも手前に引き出されるのを規制するストツパが
設けられている手段とした。
(作用) 本考案では、使用に際し、テーブルを手前に引
けば、テーブルと、その上に載置されている小物
入れとが回転ピンを中心として回動し、格納位置
から突出位置に引き出される。
このように、テーブルと小物入れとは回転を伴
つて引き出されるため、格納位置と突出位置とで
は向きが変わることになる。従つて、格納位置で
インストパネルに沿つた横長に形成されたテーブ
ルを用いると、突出位置では縦長テーブルとして
使用できる。
又、小物入れがテーブル上に載置されているの
で、格納位置でも突出位置でも、小物入れをテー
ブル上に載置した状態で使用できるし、又、テー
ブルを突出位置に引き出し、小物入れを格納位置
に残した状態で、両者を使い分けることができ
る。
又、小物入れをテーブル上に載置して突出位置
で使用する場合、小物入れの荷重はテーブルによ
つて支えられるので、小物入れの支持を簡素化で
きるし、ストツパによつて小物入れのみを突出位
置に引きだすことができないため、支持を簡素化
することに支障はない。しかも、テーブルを引き
出して使用する時に、テーブルおよびその上に載
置した物品の重量によりテーブルの先端が下がる
ようなモーメントが生じるが、このモーメントを
テーブルの上面に係合している保持部材の係合部
により受け止めることができ、回転ピンと保持部
材との2点で支持することにより高い支持剛性が
得られる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成を第1図及び第2図に基づ
き説明する。
図中1は格納部で、インストパネルPの中央部
から助手席側によつた位置に形成され、その内部
には、テーブル2と、該テーブル2上に載置され
る小物入れ3とが収納される。
前記格納部1は、インストパネルPに形成され
た横長の開口部10に底板11をセツトすること
で形成されている。前記底板11は、インストパ
ネルPの内側に配設されたクロスメンバ12に固
定され、かつ、格納部1の左右両側縁にはインス
トパネルPと一体の垂壁13の下方から奥壁にか
けての部分に切欠部15が形成されている。尚、
前記底板11はインストパネルPと一体成形して
もよい。
又、前記格納部1にはリツド4が設けられてお
り、該リツド4は、格納部1の奥縁において、両
端がピン40,40により垂壁13,14に枢着
されることで開閉可能になつている。
前記テーブル2は、格納部1に納まる形状の本
体部20と、該本体部20の右側縁に突出部21
が一体成形された平板材で形成され、右側手前部
にピン穴22が形成されると共に、該ピン穴22
を中心とした円弧溝23が本体部20から突出部
21にかけて形成されている。又、係止部66と
軸部67とから成るL字形の保持部材としての係
止ピン6が底板11に固定されている。テーブル
2は、前記ピン穴22を通して回転ピン5により
格納部1の底板11に枢着され、かつ該底板11
に固定した係止ピン6の係止部66を前記円弧溝
23に係合することで、この係止ピン6と回転ピ
ン5との2点で支持されると共に、回転ピン5を
中心とした回動により、格納部1に収納された格
納位置(第3図位置)と、格納部1から引き出さ
れた突出位置(第4図位置)との略90度の範囲で
回転可能となつている。尚、係止ピン6は必ずし
もL字形である必要はなく、軸部67よりも大径
で円弧溝23と係合する頭部を備えていれば良
い。テーブル2の突出部21は、前記切欠部15
によつて格納部1との干渉が防止されている。
前記小物入れ3は、テーブル2の本体部20と
略同一形状のトレー状に形成され、その左側部に
2個のリングを連結したコツプホルダ30が設け
られ、かつ右側奥部には前記係止ピン6の係止部
66との干渉を防ぐための逃げ部31が形成され
ている。又、この小物入れ3の右側手前部にはピ
ン穴32が形成され、このピン穴32を通して前
記回転ピン5によりテーブル2と共に軸着されて
いる。また、この小物入れ3とテーブル2との間
には、小物入れ3がテーブル2よりも手前に引き
出されるのを規制するストツパ7が設けられてお
り、このストツパ7は、小物入れ3の手前縁に係
合するように、テーブル2の手前縁に固定されて
いる。尚、このストツパ7は、テーブル2の奥縁
に係合するように、小物入れ3の奥縁に固定して
もよい。
次に、実施例の作用を第3図〜第5図により説
明する。
本実施例では、第3図のように、リツド4を開
ければ、格納部1内において小物入れ3を使用す
るすることができる。
又、格納位置からテーブル2かあるいは小物入
れ3を手前に引けば、テーブル2とその上に載置
されている小物入れ3とが回転ピン5を中心とし
て回動し、係止ピン6の軸部67に円弧溝23の
奥端が当接することによる回動規制で第4図のよ
うに突出位置まで引き出される。
この引き出し状態ではテーブル2と小物入れ3
とは縦長に向きを変えるため、運転席から手が届
き易くなるし、又、小物入れ3の荷重はテーブル
2によつて支えられるので、小物入れ3の支持を
簡素化できるし、またテーブル2は回転ピン5と
係止ピン6の係止部66との2点で支持されるた
め、安定した支持状態を確保することができる。
又、第5図のように、テーブル2を突出位置に
引き出し、小物入れ3を格納部1に残すことも可
能であり、これによつてテーブル2と小物入れ3
とをそれぞれ単独で使用出来るといつた使い分け
ができる。
又、小物入れ3のみを突出位置に引き出すこと
はストツパ7によつて規制されているので、小物
入れ3は、それ自身単独での支持状態はなく、小
物入れの支持を回転ピン5のみで行なうことによ
る支障はない。
以上のように、本実施例では、テーブル2を縦
長テーブルとして使用できると共に、テーブル2
と小物入れ3との使い分けが可能になり、さらに
は、テーブル2を強固にしながら、小物入れ3の
支持を簡素化出来るという効果が得られる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、例えば、実施例では、格納部の位置
は、運転その他に支障のない範囲で、出来るだけ
運転席近くのインストパネル上に形成するのが、
運転者にとつては都合がよいが、これに限られる
ことはない。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の車両用格納
テーブルにあつては、テーブルを回転させながら
引き出すことになるため、インストパネルの奥行
きに制限を受けることなく、縦長テーブルとして
使用できるという効果が得られ、さらに、この効
果により、運転席からも助手席からも使い勝手が
良くなるという効果が得られる。
しかも、小物入れとテーブルとを、単に回転さ
せるだけの簡単な操作で必要に応じ両者を別々に
使用することができ、一方を着脱する面倒がなく
使勝手が良いという効果が得られる。
加えて、小物入れをテーブルで支持すると共
に、テーブルは、回転ピンと保持部材とにより支
持する構造としたため、テーブルの安定した支持
をテーブルを回転させる操作以外の操作を必要と
せずに確保することができると共に、小物入れの
支持を簡素化できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の格納テーブルを示す分
解斜視図、第2図は該格納テーブルを示す全体斜
視図、第3図〜第5図は該格納テーブルの使用状
態を示す斜視図である。 P……インストルメントパネル、1……格納
部、2……テーブル、3……小物入れ、5……回
転ピン、6……係止ピン(保持部材)、7……ス
トツパ、23……円弧溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両のインストルメントパネルに、テーブル
    と、該テーブル上に載置される小物入れとの格納
    部が形成され、 前記テーブルと小物入れとは回転ピンにより格
    納部に軸着されて、格納部に収納された格納位置
    と、格納部から引き出された突出位置との間で回
    転可能に設けられ、 前記テーブルには回転ピンを中心とした円弧溝
    が形成され、 該円弧溝に挿通されて格納部に固定された軸部
    と、該軸部の上部に設けられ、テーブルの上面に
    係合してテーブルの上方移動を規制する係止部と
    が形成された保持部材が設けられ、 前記テーブルと小物入れとの間には、小物入れ
    がテーブルよりも手前に引き出されるのを規制す
    るストツパが設けられていることを特徴とする車
    両用格納テーブル。
JP1989079882U 1989-07-06 1989-07-06 Expired - Lifetime JPH0533383Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989079882U JPH0533383Y2 (ja) 1989-07-06 1989-07-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989079882U JPH0533383Y2 (ja) 1989-07-06 1989-07-06

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Publication Number Publication Date
JPH0319734U JPH0319734U (ja) 1991-02-26
JPH0533383Y2 true JPH0533383Y2 (ja) 1993-08-25

Family

ID=31624449

Family Applications (1)

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JP1989079882U Expired - Lifetime JPH0533383Y2 (ja) 1989-07-06 1989-07-06

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5724152B2 (ja) * 1980-05-26 1982-05-22

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567563Y2 (ja) * 1975-10-21 1981-02-19
JPS6010921Y2 (ja) * 1980-07-17 1985-04-12 トヨタ自動車株式会社 自動車用物置台装置

Patent Citations (1)

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JPS5724152B2 (ja) * 1980-05-26 1982-05-22

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JPH0319734U (ja) 1991-02-26

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