JP2000335315A - 車両の簡易テーブル装置 - Google Patents

車両の簡易テーブル装置

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Publication number
JP2000335315A
JP2000335315A JP11150850A JP15085099A JP2000335315A JP 2000335315 A JP2000335315 A JP 2000335315A JP 11150850 A JP11150850 A JP 11150850A JP 15085099 A JP15085099 A JP 15085099A JP 2000335315 A JP2000335315 A JP 2000335315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
lid body
vehicle
glove box
swing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11150850A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaori Okada
果織 岡田
Chuichi Inoue
忠一 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP11150850A priority Critical patent/JP2000335315A/ja
Publication of JP2000335315A publication Critical patent/JP2000335315A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 助手席の乗員が適正な高さ位置でパソコン等
を使用した作業ができるとともに、テーブルの収納場所
の確保や着脱作業を要しない。 【解決手段】 車両のグローブボックス1のボックス開
口11を閉鎖する蓋体2と、蓋体2の上下の中間位置と
グローブボックス1側とに両端を回動可能に連結され
て、蓋体2を室内側へ振り出し揺動可能とする揺動アー
ム4と、蓋体2の振り出しに伴って蓋体2の下端部を上
方へ移動案内して蓋体2を水平姿勢へ回動開放させる案
内溝13およびこれに嵌装された案内突起24とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の簡易テーブル
装置に関し、特に、グローブボックスに設ける簡易テー
ブル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両インストルメントパネルの助手席側
にはグローブボックスが設けられており、このグローブ
ボックスの開口を閉鎖する蓋体は、通常、ボックス開口
の下縁にヒンジ結合されて略水平姿勢へ回動開放するよ
うになっていて、開放した蓋体の裏面に凹所を形成して
カップホルダ等として使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、助手席の乗員
がメモを取ったり、パソコン等を使用したい場合には、
開放された上記蓋体の位置は低すぎるため、ひざの上で
作業を強いられ不便であるという問題があった。この場
合、テーブル板をシート等に着脱可能に設けることも考
えられるが、取り外したテーブル板を収納する場所に苦
慮するとともに、着脱作業が煩雑であるという問題があ
る。
【0004】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るもので、助手席の乗員が適正な高さ位置でパソコン等
を使用した作業ができるとともに、テーブル収納場所の
確保や着脱作業を要しない車両の簡易テーブル装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、車両のグローブボックス(1)のボッ
クス開口(11)を閉鎖する蓋体(2)と、蓋体(2)
の上下の中間位置とグローブボックス(1)側とに両端
を回動可能に連結されて、蓋体(2)を室内側へ振り出
し揺動可能とする揺動アーム(4)と、蓋体(2)の振
り出しに伴って蓋体(2)の下端部を上方へ移動案内し
て蓋体(2)を水平姿勢へ回動開放させる案内部材(1
3,24)とを具備している。
【0006】本発明において、蓋体を室内側へ引くと、
これに伴って揺動アームが室内方向へ回動すると同時
に、蓋体の下端部が上方へ移動案内されて、蓋体は全体
が室内側へ引き出されるとともにボックス開口の上下方
向の中間位置へ上昇し、同時に水平姿勢へ回動開放され
る。上昇して水平姿勢となった蓋体は助手席の乗員にと
って最適な高さ位置となり、上方を向いた蓋体の裏面上
にパソコン等を置いて種々の作業を行うことができる。
テーブルとして使用しない場合には、ボックス開口を閉
鎖する位置に蓋体を戻すだけであるから、テーブルの収
納場所の確保に苦慮したり、煩雑な着脱作業を要すると
いう問題もない。
【0007】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1において、インストルメント
パネル(以下、単にインパネという)Pの助手席側には
引き取手21を有する蓋体2で閉鎖されたグローブボッ
クス1が設けられており、その内部構造を図2に示す。
図2において、グローブボックス1はインパネP内に室
内側(図2の右方)へ開放する矩形凹所として形成され
ており、その開口11には収納物の落下を防止する立壁
14が設けられるとともに、蓋体2によって閉鎖されて
いる。蓋体2は内部に小物入れの空間Sを形成した厚肉
の板体で、上記空間Sは、蓋体2の裏面2aの一部を構
成しヒンジ31により開閉させられる蓋板3によって閉
鎖されている。このような蓋体2の裏面2aは後述する
ようにテーブルとして使用される。
【0009】蓋体2の裏面2aの両側(一方のみ図示)
には上下方向の中間位置に通孔23を形成した突片22
が形成されており、ここに揺動アーム4の下端41が回
動自在に結合されている。すなわち、揺動アーム4は棒
体の上下端41,42を反対方向へ略直角に屈曲させた
もので、下端41は突片22の通孔23内に回動自在に
挿通され、上端42はグローブボックス1の内壁に設け
た軸受け部材12の通孔内に回動自在に挿通されてい
る。これにより、揺動アーム4は図2の一点鎖線Lで示
すように、その下端41が上端42を中心として円弧を
描くように揺動可能である。
【0010】図2において、蓋体2の下端部両側面(一
方のみ図示)には円柱状の案内突起24が形成されてお
り、一方、これに対応するグローブボックス1の内壁面
には斜め上方へ延びる案内溝13が形成されて、この案
内溝13内に上記案内突起24が摺動自在に嵌装されて
いる。
【0011】このような構造の簡易テーブルにおいて、
引き取手21を掴んで蓋体2を室内側へ引くと、図3に
示すように、これに伴って揺動アーム4の下端41が上
端42を中心にして軌跡Lに沿いX位置からY位置へ室
内方向へ回動すると同時に、案内突起24が案内溝13
内を上方へ移動して蓋体2が室内側へ倒れ、グローブボ
ックス1が開放される。この状態で、収納物をグローブ
ボックス1内へ出し入れすることができる。
【0012】さらに蓋体2を室内側へ引くと、揺動アー
ム4は図3のY位置からZ位置へ回動するとともに、案
内突起24が案内溝13内を上端まで移動して、図4に
示すように、蓋体2は全体がボックス開口11内で上下
方向の中間位置へ上昇すると同時に、その裏面2aが水
平になるまで室内側へ倒れてこの姿勢に保持される。
【0013】このように、グローブボックス1の開口1
1から引き出されるとともに上昇して水平姿勢となった
蓋体2は助手席の乗員にとって最適な高さとなり、図5
に示すように、上方を向いた蓋体2の裏面2a上にパソ
コンPC等を置いて種々の作業を行い、あるいは食事を
摂ることができる。また、水平姿勢に引き出された蓋体
裏面2aの蓋板3を開放して、図6に示すように、内部
空間Sへの財布等の小物Mの出し入れを行なうことがで
きる。なお、蓋板3には一部に円形の穴32が設けられ
て、蓋板3を閉鎖した状態で飲み物のコップ等を挿入し
て保持することができる。
【0014】このような簡易テーブル装置においては、
蓋体2をグローブボックス1のボックス開口11内の従
来よりも十分高い位置で、助手席の乗員に最適な高さに
位置させることができるから、従来のような乗員のひざ
上での作業をする必要はなく、効率的な作業が可能とな
る。また、テーブルとして使用しない場合には、ボック
ス開口11を閉鎖する位置に蓋体2を戻すだけであるか
ら、テーブルの収納場所の確保に苦慮したり、煩雑な着
脱作業を要するという問題は生じない。
【0015】なお、上記実施形態において、案内溝13
の上端位置へ移動した案内突起24の戻り移動を規制す
るストッパ等を設ければ、さらに確実に蓋体2を水平姿
勢に保持することができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の車両の簡易テー
ブル装置によれば、助手席の乗員が適正な高さ位置でパ
ソコン等を使用した作業ができるとともに、テーブルの
収納場所の確保や着脱作業を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】グローブボックスを設けた車両インストルメン
トパネルの斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿った、蓋体閉鎖状態の断面
図である。
【図3】蓋体を開放する過程の断面図である。
【図4】蓋体開放状態の断面図である。
【図5】蓋体をテーブルとして使用した状態の斜視図で
ある。
【図6】蓋体裏面の蓋板を開いた状態の斜視図である。
【符号の説明】
1…グローブボックス、11…ボックス開口、13…案
内溝、2…蓋体、24…案内突起、3…蓋板、4…揺動
アーム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のグローブボックスのボックス開口
    を閉鎖する蓋体と、前記蓋体の上下の中間位置と前記グ
    ローブボックス側とに両端を回動可能に連結されて、前
    記蓋体を室内側へ振り出し揺動可能とする揺動アーム
    と、前記蓋体の振り出しに伴って前記蓋体の下端部を上
    方へ移動案内して前記蓋体を水平姿勢へ回動開放させる
    案内部材とを具備する車両の簡易テーブル装置。
JP11150850A 1999-05-31 1999-05-31 車両の簡易テーブル装置 Pending JP2000335315A (ja)

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ID=15505752

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2851530A1 (fr) * 2003-02-25 2004-08-27 Peugeot Citroen Automobiles Sa Couvercle pour boite de rangement agence sur une planche de bord d'un vehicule automobile.
FR2894538A1 (fr) * 2005-12-08 2007-06-15 Renault Sas Agencement a l'interieur d'un vehicule automobile d'un dispositif de rangement dans une planche de bord
CN110758261A (zh) * 2019-11-28 2020-02-07 华南理工大学广州学院 一种可折叠为桌子的汽车手套箱及工作方法
CN113459957A (zh) * 2021-08-11 2021-10-01 东莞广华汽车饰件科技有限公司 一种伸缩弹出式汽车储物装置

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CN110758261B (zh) * 2019-11-28 2023-12-08 华南理工大学广州学院 一种可折叠为桌子的汽车手套箱的工作方法
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