JPH024823Y2 - - Google Patents

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JPH024823Y2
JPH024823Y2 JP2696785U JP2696785U JPH024823Y2 JP H024823 Y2 JPH024823 Y2 JP H024823Y2 JP 2696785 U JP2696785 U JP 2696785U JP 2696785 U JP2696785 U JP 2696785U JP H024823 Y2 JPH024823 Y2 JP H024823Y2
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JP
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seat
sides
armrests
groove
seat back
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JP2696785U
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Priority to US06/819,640 priority patent/US4668010A/en
Priority to DE19863605145 priority patent/DE3605145A1/de
Priority to GB08604707A priority patent/GB2171300B/en
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は座席に係り、更に詳しくは、シートバ
ツク部の背部側に突出するアームレストにテーブ
ルを取付可能とした座席に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、車両用シート等の座席においては、第5
図に示すように、フロントシート1を構成するシ
ートクツシヨン部2とシートバツク部3とをリク
ライニングデイバイス4により回動自在に連結し
ている。前記シートバツク部3の両側にはシート
バツク部3の前方の水平位置から後方の水平位置
まで前後に移動または回動自在となるようにアー
ムレスト5,5が装着されている。また、前記シ
ートバツク部3の背部側には、薄板状のテーブル
6が上下方向に回動自在に設けられている。前記
テーブル6はつまみ6aを後部方向に引いた際に
水平方向に保持するために、前記アームレスト
5,5の対向する両内面側5a,5aには突出及
び埋入自在なピン7,7が設けられている。
上記の構成を有する座席(実開昭58−180731号
公報参照)は、アームレスト5,5を後部方向に
突出させるように移動または回動させて、テーブ
ル6をアームレスト5,5のピン7,7により水
平方向に支持して、リヤシート側の乗員のテーブ
ルとして飲食物等を載置するのに利用されてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような従来の座席におい
ては、以下のような問題点を有していた。
シートバツク部3の背部側にはテーブル6が取
付けられており、テーブル6を使用しないときに
はシートバツク部3の背面に沿つて格納している
ために、シートバツク部の背部側に通常設けられ
ている小物入れを設けることができず、また、テ
ーブル6の背面に小物入れを取付けたとしても小
物入れの大きさを大きくすることは難しいという
問題点を有していた。
また、アームレスト5,5はテーブル6の支持
部としてピン7,7を突出または突出可能として
いるが、このピン7,7はアームレスト5,5の
対向する内面側5a,5aに突出するので、テー
ブル6を回動、支持していないときには思わぬ怪
我をする虞れがあつた。
本考案の目的は、テーブルとして使用していな
いときには小物入れとして使用できる箱状のテー
ブル板を有するとともに、このテーブル板のアー
ムレストへの取付けを溝により行うようにして汎
用性、安全性に優れた便利なテーブルを備えた座
席を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案に係る座席の
特徴は、シートバツク部の後部方向に、かつ水平
状態を保つように回動可能と成つたアームレスト
をシートバツク部の両側に装着し、各アームレス
トの対向内面側に、アームレストの長手方向に沿
う溝を設け、この溝にテーブル板の両側を挿入可
能とし、上記テーブル板の両側に立上り部と、こ
の立上り部の先端より外方へ突出し上記溝に挿入
可能となつた挿入片を設け、この挿入片をシート
バツク部後面の両側に設けられたテーブル保持枠
の上下に延長する溝に挿入可能としたことにあ
る。
〔作用〕
上記のように構成したので、テーブル板をリヤ
側乗員のテーブルとして使用しないときには、立
上り部及びテーブル板をシートバツク部の背部側
より後方へ突出する状態で、テーブル保持枠の溝
に挿入片を挿入しておくことができるので、テー
ブル板の格納に場所をとらないだけでなく、上記
立上り部の一端を橋絡して一方の開口側を塞ぐよ
うにしておけば、この橋絡片により格納時のテー
ブル板を小物入れとして使用することができる。
また、ピン等の突出物によりテーブル板を支持
するのでなく、溝により支持しているので、怪我
等をする虞れがなくなるばかりでなく、テーブル
として使用するときにも強度性に優れている。
前記構成により以上のような作用を呈するの
で、テーブルとしても小物入れ用の容器としても
使用できる便利なテーブル板を備えた座席を提供
でき、汎用性を有するばかりでなく、ピン等の突
出物をなくして安全性をも確保することができ
る。
〔実施例〕
以下本考案に係る座席について実施例にもとづ
いて更に詳細に説明する。第1図ないし第4図は
本考案の一実施例を説明するためのもので、第1
図はテーブルとして使用する状態を示す全体斜視
図、第2図はアームレストの軸支機構を示す要部
分解斜視図、第3図は小物入れとしてテーブル板
をシートバツク部背面に格納する状態を示す全体
斜視図、第4図はテーブル板の高さを微調整した
状態を示す全体斜視図である。なお、第5図と同
一符号を付したものは、従来例と同一または相当
する部材を示している。
第1図において、座席10はシートクツシヨン
部2にシートバツク部3をリクライニングデイバ
イス4により回動自在に取付けている。前記シー
トバツク部3の両側部3a,3aにはアームレス
ト11が取付けられている。このアームレスト1
1は第2図に示すように前記側部3aにねじ1
2,12により固定された取付板13の中央に穿
設された穴13aに嵌合する回動軸14と、前記
穴13aの上部側に略180度に亘り形成された周
状溝13bに摺動可に嵌合するピン15とを有し
ている。周状溝13bの中央央と両端にはピン1
5に当接するゴム等の摩擦片40,41,42が
固定される。この摩擦片40,41,42によ
り、アームレスト11は直立状態と、前後水平状
態に保持される。
上記アームレスト11の対向内面11a,11
aには、長手方向に延長する溝16,16が形成
されており、この溝16,16にはテーブル板1
7が取付けられる。このテーブル板17は略矩形
状の薄板の3方向を一面側に略直角に折曲して立
上り部18とし、この立上り部18の対向する2
辺を更に外側に折曲して挿入片19,19とし、
この挿入片19,19を前記溝16,16に挿入
可能としている。また、テーブル板17には任意
形状の穴17aが形成されている。
前記シートバツク部3の背面3bと側部3aと
の角部には、略L字状の一対の保持枠20,20
が上下方向に取付けられている。この保持枠2
0,20と前記背面3bとの間は溝部20a,2
0aとなつている。
上記のような構成において、テーブルとして使
用する場合には、第1図に示すようにテーブル板
17を挿入片19,19に対し下方に位置するよ
にして溝16,16に挿入してシートバツク部3
の背面3bにまで当接させて水平方向に支持して
テーブルとして使用できるようになる。このと
き、穴17aにはコツプ等の底部を挿入して係止
することにより車両の振動等で倒れるのを防止で
きる。
次にテーブル板17をテーブルとして使用しな
いで格納する場合には、第3図に示すように、シ
ートバツク部3の背面3bの両側に取付けた保持
枠20,20の溝20aにテーブル板17の挿入
部19,19を挿入して前記背面3bとテーブル
板17とが平行になるように装着する。前記挿入
部19,19は保持枠20,20の下端を折曲し
て形成した係止部20b,20bに係止される。
この状態で、テーブル板17は立上り部18によ
り前記背面3bとの間で間隙を形成しており、こ
の間隙とこの状態で下面に位置している立上り片
18とによりテーブル板17は、新聞、雑誌等の
小物入れとして使用できる。
更に、テーブル板17は立上り片18,18に
より上下逆にすると、第4図に示すようにアーム
レスト11,11の上面と略同じ高さとなり、テ
ーブルの上面の広さを十分に拡張して使用するこ
とができる。このようにすることによりテーブル
としての使用感を一層向上させるがことできる。
以上説明した実施例に特有の効果としては、テ
ーブル板17に穴17aを設けたので、テーブル
として使用するときにはこの穴17aにコツプ等
の底部を差し入れて保持することができ、液体等
の入つたコツプ等の容器を安定させておくことが
できる。
また、テーブル板17の両側に立上り部18,
18を形成するだけでなく、この立上り部18,
18を橋絡する第3の立上り部18を形成したの
で、この第3の立上り部18によりシートバツク
部背面3bにテーブル板17を格納した際に小物
入れの底板として使用できるので、小物入れ用の
底板を別途用意する必要はない。同様に第4図に
示すように上下を逆にして広面テーブルとして使
用する際にも後部側の側壁として外観を向上させ
るという特有の効果を奏する。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように本考案に係る座席に
よれば、以下のような効果を奏する。
テーブル板の両側に立上り部と、挿入片を設
け、この挿入片をアームレストの対向内面の長尺
方向に形成した溝と、シートバツク部背面両側に
形成した溝との両方に挿入して保持することによ
り、テーブルとしても小物入れとしても機能させ
ることができ、用途の広い、従つて汎用性を有す
る座席を提供することができる。
また、テーブルとするときも小物入れとすると
きもテーブル板の挿入片を溝に挿入するだけでよ
く、ピンやねじ等の突出部分を各部材の身体接触
面から除去することができ、安全性の高い座席と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係る座席の一実
施例を説明するためのもので、第1図はテーブル
として使用した状態の全体斜視図、第2図はアー
ムレストの回動機構を示す要部拡大斜視図、第3
図は小物入れとして使用した状態の全体斜視図、
第4図はテーブルの上面の高さを高くした状態の
全体斜視図である。また、第5図は従来の座席の
一例を示す全体斜視図である。なお、図中同一符
号を付したものは同一または相当する部分を示し
ている。 3…シートバツク部、10…座席、11…アー
ムレスト、16,20a…溝、17…テーブル
板、18…立上り部、19…挿入片、20…テー
ブル保持枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートバツク部の後部方向にかつ水平状態を保
    つように回動可能となつたアームレストをシート
    バツク部の両側に装着し、各アームレストの対向
    面側に、アームレストの長手方向に沿う溝を設
    け、この溝にテーブル板の両側を挿入可能とし、
    上記テーブル板の両側に立上り部と、この立上り
    部の先端より外方に突出し上記溝に挿入可能とな
    つた挿入片を設け、この挿入片をシートバツク部
    後面の両側に設けられたテーブル保持枠の上下に
    延長する溝に挿入可能としたことを特徴とする座
    席。
JP2696785U 1985-02-26 1985-02-26 Expired JPH024823Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2696785U JPH024823Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26
US06/819,640 US4668010A (en) 1985-02-26 1986-01-17 Seat with armrests adapted to support tray
DE19863605145 DE3605145A1 (de) 1985-02-26 1986-02-18 Sitz mit zum halten eines tabletts geeigneten armlehnen
GB08604707A GB2171300B (en) 1985-02-26 1986-02-26 Seat with armrests adapted to support tray

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2696785U JPH024823Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61142640U JPS61142640U (ja) 1986-09-03
JPH024823Y2 true JPH024823Y2 (ja) 1990-02-06

Family

ID=30523477

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JP2696785U Expired JPH024823Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0721396Y2 (ja) * 1990-10-17 1995-05-17 四方平 小野 列車用トレイ
JP7002434B2 (ja) * 2018-10-25 2022-02-04 トヨタ紡織株式会社 乗物用シートテーブル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61142640U (ja) 1986-09-03

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