JP3661522B2 - 収容具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両等のシート等に装着して使用するシートバックテーブル等の収容具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のシートバックテーブルとしては、図13(b)に示すように、車両等における、例えばフロントシート(被支持具)の背面に装着して使用される。このシートバックテーブル101は、シート102のヘッドレスト103の支持軸に係合する一対のアーム部104aを有する支持部104を備えている。その支持部104の一端部側には、シート102の背面とほぼ平行に配置される略平板状の本体105がその上端部において連結されている。また、その本体105の下端部には、略平板状のテーブル(保持部)106が、その本体105に対して回動可能に連結されている。また、そのテーブル106は、前記本体105に対して、使用時にはほぼ水平位置に、非使用時にはその本体105と重合する重合位置に切換配置が可能に連結されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来構成においては、前記支持部104と本体105との角度が、所定の固定値をなすように構成されている。このため、例えば装着しようとするシート102の形状によっては、本体105の下端部と背もたれ102aの背面とが干渉して、装着が困難になることがあった。このように、前記従来構成においては、被支持体であるシート102の形状に対する自由度が小さいという問題点があった。
【0004】
また、逆に、シートバックテーブル101の本体105の下端部と背もたれ102aの背面との間に隙間107が生じると、本体105がシート102に対して支持部104を介してのみ支持されることとなる。そして、その本体105の支持が不安定となり、使用状態におけるテーブル106が揺れやすいものとなって、テーブル106が使用しづらくなるという問題点があった。
【0005】
また、前記従来構成においては、使用状態における本体105とテーブル106との角度も所定の固定値をなすように構成されている。このため、リクライニング可能なシート102に装着した場合には、背もたれ102aの傾斜が変更されると、その変更に伴ってテーブル106の上面に傾斜が生じることがある。このようにテーブル106の上面に傾斜が生じると、そのテーブル106上に載置した物が不用意に転倒したり移動したりしやすくなって、テーブル106が使用しづらくなるという問題点があった。
【0006】
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的としては、装着される被支持体の形状及び状態に対する自由度を向上するとともに、使用感を改善可能な収容具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本願請求項1に記載の発明は、被支持体に対して支持される支持部と、その支持部の一端部側に連結される本体と、その本体における前記支持部との反対側の端部側に連結される保持部とを備えた収容具において、前記支持部と前記本体とを連結する基端側連結部にその支持部と本体との角度を調整する基端側角度調節手段を備えるとともに、前記本体と前記保持部とを連結する先端側連結部にその本体と保持部との角度を調整するスライド移動可能とされた先端側角度調節手段を備えることを特徴とするものである。
【0008】
この本願請求項1に記載の発明では、基端側角度調節手段により、支持部と本体との角度を被支持体の形状に応じて調整することにより、被支持体と本体とを干渉したり隙間を生じたりすることなく接触させることができる。加えて、スライド移動可能とされた先端側角度調節手段により、本体と保持部との角度を調整することができる。このため、前記基端側角度調整手段の調整あるいは被支持体自身の傾斜の変更により、前記本体の傾斜が変更されたとしても、その変更を吸収して、本体と保持部との角度を所望の角度に維持することができる。
【0009】
また、本願請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記基端側連結部には、前記支持部と本体との角度を調整した状態で固定する固定手段を備えたことを特徴とするものである。
【0010】
この本願請求項2に記載の発明では、前記請求項1に記載の発明の作用に加えて、被支持体と本体とを互いに接触した状態で固定することができて、本体がより安定に支持される。
【0011】
また、本願請求項3に記載の発明は、前記請求項1または請求項2に記載の発明において、前記本体を、前記被支持体の接触面にほぼ追従するように接触させる追従手段を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
この本願請求項3に記載の発明では、前記請求項1または請求項2に記載の発明の作用に加えて、被支持体と本体との接触面積を拡大することができて、本体がさらに安定に支持される。
【0013】
また、本願請求項4に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記保持部を、その保持部の使用時においてほぼ水平に固定する水平固定手段を備えたことを特徴とするものである。
【0014】
この本願請求項4に記載の発明では、前記請求項1に記載の発明の作用に加えて、使用時において、保持部がほぼ水平に保たれる。このため、その保持部に収容された物が、不用意に転倒したり移動したりしにくくすることができる。
【0015】
また、本願請求項5に記載の発明は、前記請求項4に記載の発明において、前記水平固定手段は、前記本体の傾斜に応じて、前記先端側角度調節手段におけるその本体と保持部との角度の調整量を変更するようにしたことを特徴とするものである。
【0016】
この本願請求項5に記載の発明では、前記請求項4に記載の発明の作用に加えて、前記基端側角度調整手段の調整あるいは被支持体自身の傾斜の変更に伴う前記本体の傾斜の変更が確実に吸収される。このため、保持部を、確実にほぼ水平に保つことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の収容具を車両のフロントシート等に装着するシートバックテーブルに具体化した一実施形態について図1〜図12及び図13(a)に基づいて説明する。
【0020】
図1、図2及び図13(a)に示すように、シートバックテーブル21は、平面略コ字状をなす支持部22と、本体23と、トレイ状をなす保持部としてのテーブル24とから構成されている。
【0021】
図1、図2、図8、図9及び図13(a)に示すように、前記支持部22は一対のアーム部31を有し、両アーム部31の先端の近傍には、被支持体としてのシート27におけるヘッドレスト28の支持軸を挿通する支持軸挿通孔32が穿設されている。アーム部31の裏面には、支持軸押さえ34が押さえ固定ネジ35により止着されている。その支持軸押さえ34には、前記支持軸挿通孔32に対応するようにU字状切欠33が形成されている。そして、この支持軸押さえ34の位置を調節することにより、前記ヘッドレスト28の支持軸を、前記支持軸挿通孔32の内周面の一部とU字状切欠33の内周面の一部とで確実に挟持するようになっている。
【0022】
また、支持部22の基端側の両側端面には、基端側連結部の一部及び追従手段の一部を構成する略円環状の受け座36が形成されている。この受け座36の表面には、所定の中心角の範囲において、基端側角度調整手段の一部を構成する断面三角形状の連続ノッチ37が形成されている。また、受け座36の中心には、固定手段としてのタッピングネジ38を螺着するための固定孔39が穿設されている。
【0023】
図1〜図7及び図13(a)に示すように、前記本体23は略平板状の主壁部41を有し、その主壁部41の上端及び側端から背面側に向かって上方側壁部42a及び側方側壁部42bがそれぞれ垂下されている。また、その主壁部41の下端からは、その主壁部41に対して所定の角度で背面側に延びる斜壁部43が形成されている。
【0024】
前記主壁部41の表面上には平面略四角形状の方形凹部44が形成されており、その方形凹部44の下半部を覆うように別体のカバー45が取着されている。この方形凹部44とカバー45とにより、シートバックテーブル21の使用時において、カード等の小物を収容可能な小物入れが構成されるようになっている。
【0025】
また、主壁部41の表面上には、円形と四角形とを組み合わせた平面形状をなすカップホルダ収納用凹部46が形成されている。そのカップホルダ収納用凹部46の下端部には、別体のカップホルダ47が回動可能に取着されている。
【0026】
図3〜図7及び図9に示すように、前記主壁部41の背面上には、その上方側壁部42aから前記支持部22の受け座36に対応するように、基端側連結部の一部及び追従手段の一部を構成する一対の位置決めリブ48が延びている。その位置決めリブ48の中央で前記支持部22の固定孔39と対応する位置には、前記タッピングネジ38を挿通するとともにその頭部を係止する係止孔49が穿設されている。また、前記側方側壁部42bにおけるこの係止孔49と対応する位置には、前記タッピングネジ38(その頭部を含む)の挿通を許容する挿通孔50が穿設されている。
【0027】
また、前記位置決めリブ48の内側面には、前記主壁部41の背面から前記上方側壁部42aと平行に延びるように、基端側角度調整手段の一部を構成する断面三角形状の位置決め突条51が形成されている。この位置決め突条51は、前記位置決めリブ48と前記支持部22の受け座36とを対応させた状態で、その受け座36の連続ノッチ37に係合するようになっている。
【0028】
前記主壁部41には、その斜壁部43側中央において、前記方形凹部44の下方に、前記複数(本実施形態では5個)の水平固定手段の一部を構成する係止溝52が形成されている。これらの係止溝52は、それぞれ主壁部41に長手方向に所定の間隔をおいて列設されている。
【0029】
前記斜壁部43上には、一対の先端側連結部の一部を構成する連結脚部53が突設されている。各連結脚部53の先端側外側面には連結軸54が突設されており、この連結軸54において、前記テーブル24が回動可能に連結されるようになっている。なお、前記連結脚部53は、後述する調整レール58における斜壁部43の長手方向に沿ったスライド移動を阻害しないように形成されている。
【0030】
図1、図2、図10〜図12及び図13(a)に示すように、前記斜壁部43には、その斜壁部43の長手方向に沿って延びるように複数(本実施形態では3個)の長孔55が形成されている。そして、斜壁部43上には、先端側連結部の一部及び先端側角度調整手段を構成する長尺状の調整レール58がスライド移動可能に接合されている。
【0031】
その調整レール58の前記斜壁部43との対向面上には、前記長孔55にスライド移動可能に嵌入するクリップ59が形成されている。また、調整レール58の前記対向面とは反対側の表面60には、複数(本実施形態では3個)の台部61が一体に膨出形成されている。この台部61の一端側には、調整レール58の表面60とその台部61の頂上面62とを所定に傾斜をもって連続させる斜面63が形成されている。つまり、この台部61は断面台形状に形成されている。
【0032】
また、調整レール58の長手方向の一側面の中央からは、アングル状の操作ノブ64が、その先端が前記本体23の主壁部41上の係止溝52に対向するように延長形成されている。この操作ノブ64の先端における前記係止溝52との対向面上には、その係止溝52と係合し、水平固定手段の一部を構成する係合突起65が突設されている。そして、この係合突起65と前記係止溝52との係合位置を変更することにより、調整レール58の位置、つまりその台部61の位置が変更されるようになっている。
【0033】
前記テーブル24は、平板状の底板68とその底板68の周縁から立設された周壁69とを備えている。その周壁69のうちでテーブル24の長手方向に沿う一側の奥側周壁69aと前記底板68とからは、前記本体23の連結脚部53と対応するように、複数対(本実施形態では2対)の先端側連結部の一部を構成する連結リブ70が突設されている。その連結リブ70のほぼ中央には、前記連結脚部53の外表面上の連結軸54に嵌合する連結孔71が穿設されている。この連結リブ70の連結孔71と、連結脚部53の連結軸54との嵌合により、テーブル24が本体23に対して回動可能に連結される。
【0034】
そして、テーブル24は、図13(a)に二点鎖線で示すその底板68が本体23の主壁部41に重合された状態の非使用状態と、同図において実線で示すその奥側周壁69aと本体23の斜壁部43上に接合された調整レール58とが当接してその底板68がほぼ水平に保持される使用状態とに切換配置されるようになっている。
【0035】
この使用状態において、前記奥側周壁69aは、前記調整レール58の台部61及びその近傍の表面60に当接するようになっている。その奥側周壁69aの端縁上には、調整レール58のスライド移動に伴う前記台部61のスライド移動を許容する許容凹部72が設けられている。
【0036】
また、前記非使用状態を保持するために、前記本体23の上方側壁部42aのの中央には、係止突起56が形成されている。そして、テーブル24の奥側周壁69aと対向する手前側周壁69b上には、その係止突起56に係合する係合凹部(図示略)が形成されている。
【0037】
次に、以上のように構成されたシートバックテーブル21におけるシート27への取着方法の一例について説明する。
まず、支持部22の押さえ固定ネジ35を緩め、シート27の背もたれ27aから取り外したヘッドレスト28の支持軸を、支持部22の支持軸挿通孔32及び支持軸押さえ34のU字状切欠33内に挿通する。この状態で、ヘッドレスト28の支持軸を前記支持軸挿通孔32とU字状切欠33との内周面で挟着して、前記押さえ固定ネジ35を締め付け、シートバックテーブル21をヘッドレスト28に固定する。
【0038】
次いで、前記タッピングネジ38を緩め、支持部22と本体23とを回動自由の状態、つまり受け座36の連続ノッチ37と位置決めリブ48の位置決め突条51との係合位置を変更可能な状態とする。そして、ヘッドレスト28をシート27の背もたれ27aに取りつける。この状態で、本体23の背面と背もたれ27aの背面とがほぼ沿うように、連続ノッチ37と位置決め突条51との係合位置を変更する。そして、前記タッピングネジ38を締め込んで、支持部22と本体23との角度を固定する。これにより、前記本体23を、背もたれ27aと干渉したり、背もたれ27aとの間に隙間を生じたりすることなく、その背もたれ27aの背面に追従させた状態で支持することができる。
【0039】
次に、シートバックテーブル21の使用方法について説明する。
テーブル24の手前側周壁69bの係合凹部と本体23の上方側壁部42aの係止突起56との係合を解除して、テーブル24を回動させる。これにより、そのテーブル24の奥側周壁69aの端縁を、本体23の斜壁部43上の調整レール58に当接させる。この状態で、本体23の傾斜に応じて、調整レール58の操作ノブ64を適宜移動させ、本体23の係止溝52と調整レール58の係合突起突起65との係合位置を変更する。これにより、本体23とテーブル24との角度を変更して、テーブル24をその底板68がほぼ水平となるようにする。
【0040】
ここで、調整レール58のスライド移動に伴うテーブル24の角度調整動作、つまり調整レール58の水平方向の移動をテーブル24の回動方向の移動に変換する動作について説明する。
【0041】
前述のように、本体23の傾斜に応じて、調整レール58の操作ノブ64を適宜移動させると、調整レール58が本体23の斜壁部43上を水平方向にスライド移動される。これに伴って、その調整レール58上の台部61もスライド移動される。これに対して、その台部61に当接するテーブル24は、その連結リブ70が本体23の連結脚部53と互いに当接嵌合関係にあるため、前記調整レール58のスライド移動方向に沿う方向への移動が規制されている。
【0042】
このため、図10〜図12に示すように、調整レール58のスライド移動に伴って、調整レール58の台部61とテーブル24の奥側周壁69aの端縁との当接位置が変更される。すなわち、例えば図10に示すように、同図において操作ノブ64が最も右側に配置されると、調整レール58の台部61とテーブル24とは図11及び図12に実線で示す位置関係となる。このとき、操作ノブ64の係合突起65は、本体23に向かって最も右側の係止溝52に係合した状態となる。この状態では、前記台部61はテーブル24の奥側周壁69aの許容凹部72内に収容され、その奥側周壁69aの端縁は調整レール58の表面60に当接することになる。このため、本体23とテーブル24との角度が、最も大きくなる。
【0043】
一方、図10において操作ノブ64が最も左側に配置されると、調整レール58の台部61とテーブル24とは図11及び図12に二点鎖線で示す位置関係となる。このとき、操作ノブ64の係合突起65は、本体23に向かって最も左側の係止溝52に係合した状態となる。この状態では、奥側周壁69aの端縁が台部61上に乗り上げ、その端縁は台部61の頂上面62に当接することになる。このため、前記奥側周壁69aが台部61により押し下げられるように回動され、本体23とテーブル24との角度が最も小さくなる。
【0044】
さらに、図10において操作ノブ64が前記2つの状態の中間に配置されると、調整レール58の台部61とテーブル24とは図11及び図12に実線で示す位置関係と二点鎖線で示す位置関係との中間となる。このとき、操作ノブ64の係合突起65は、中間の係止溝52に係合した状態となる。この状態では、台部61の一部が前記許容凹部72内に収容されるとともに、奥側周壁69aの端縁が台部61上に乗り上げ、その端縁は台部61の斜面63の途中に当接することになる。このため、前記奥側周壁69aがその端縁と斜面63との当接位置における台部61の高さに応じて押し下げられ、本体23とテーブル24とが前記2つの状態の中間の角度関係をもって配置される。
【0045】
また、前記シートバックテーブル21を、シート27から取り外して保管する場合には、まず本体23とテーブル24と重合させて係合凹部と係止突起56とを係合させる。そして、タッピングネジ38を緩め、前記取りつけ時と同様に、支持部22と本体23とを回動自由の状態として、支持部22を本体23の主壁部41側に折り畳む。この状態では、前記支持部22が、本体23の背面側において、上方側壁部42a及び側方側壁部42bの内部にほぼ収容されるようになっている。
【0046】
従って、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(イ) 前記シートバックテーブル21は、シート27に支持される支持部22とシート27の背もたれ27aの背面に接触する本体23とが、連続ノッチ37を有する受け座36と位置決め突条51を有する位置決めリブ48との係合により、その支持部22と本体23との間の角度を調整可能に連結されている。
【0047】
このため、前記連続ノッチ37と位置決め突条51との係合位置を変更することにより、支持部22と本体23との角度をシート27の形状に応じて調整して、シート27の背もたれ27aと本体23とを干渉したり隙間を生じたりすることなく接触させることができる。従って、シートバックテーブル21における装着相手となるシート27の形状に対する自由度を向上することができる。また、本体23が確実にシート27の背もたれ27aの背面に接触されるため、テーブル24における揺れの発生を抑制することができる。
【0048】
(ロ) 前記シートバックテーブル21は、連続ノッチ37を有する支持部22の受け座36と位置決め突条51を有する本体23の位置決めリブ48とが、その支持部22と本体23との角度を調整した状態でタッピングネジ38により締め付け固定されている。
【0049】
このため、前記連続ノッチ37と位置決め突条51との係合位置が不用意に変更されたりするおそれが少なく、シート27の背もたれ27aと本体23との接触状態が保たれる。従って、本体23をシート27上により安定に支持することができて、テーブル24における揺れの発生を一層確実に抑制することができる。
【0050】
(ハ) 前記シートバックテーブル21は、支持部22と本体23との角度調整により、その本体23がシート27の背もたれ27aの背面にほぼ追従するように接触されている。
【0051】
このため、前記背もたれ27aの背面と本体23との接触面積を拡大することができて、その本体23がさらに安定に支持される。従って、テーブル24における揺れの発生を一層効果的に抑制することができる。
【0052】
(ニ) 前記シートバックテーブル21は、本体23とテーブル24とが、それらの間の角度を調整する機能を有する調整レール58を介して連結されている。
【0053】
このため、前記支持部22と本体23との間の角度調整、あるいはシート27の背もたれ27aにおけるリクライニング動作等により、本体23の傾斜が変更されたとしても、その変更を本体23とテーブル24との角度を調整することで吸収することができる。従って、テーブル24を、常に水平を含む所望の傾斜に維持することができる。
【0054】
(ホ) 前記シートバックテーブル21は、本体23上の係止溝52と調整レール58の係合突起65との係合により、調整レール58の不用意なスライド移動が抑制されるようになっている。これにより、テーブル24を使用時においてほぼ水平な状態に固定できるようになっている。
【0055】
このため、このシートバックテーブル21を、そのテーブル24上に載置した物に不用意な転倒や移動が生じにくいものとすることができる。
(ヘ) 前記シートバックテーブル21は、シート27から取り外して保管する場合には、支持部22を本体23の主壁部41側に折り畳むことができるようになっている。そして、この状態では、その支持部22が、本体23の背面側において、上方側壁部42a及び側方側壁部42bの内部にほぼ収容されるようになっている。
【0056】
このため、シートバックテーブル21をコンパクトに折り畳んで保管することができる。
(変更例)
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
【0057】
・ 前記実施形態では、支持部22における受け座36の連続ノッチ37と本体23における位置決めリブ48の位置決め突条51との係合により、支持部22と本体23との角度が段階的に調整されるようにした。これに対して、受け座36及び位置決めリブ48の少なくとも一方に対向する他方の部材を押圧するような構成を設けて、支持部22と本体23との角度が連続的に調整されるようにしてもよい。
【0058】
このようにした場合、支持部22と本体23との角度をより細かく調整することができて、シートバックテーブル21のシート27に対する装着性をより高めることができる。
【0059】
・ 前記実施形態では、本体23における主壁部41上の係止溝52と調整レール58における操作ノブ64の裏面上の係合突起65との係合により、本体23の斜壁部43上における調整レール58の位置が段階的に変更されるようにした。これに対して、主壁部41上と操作ノブ64の裏面上の少なくとも一方に、その対向面を押圧するような構成を設けて、前記斜壁部43上における調整レール58の位置が連続的に変更されるようにしてもよい。
【0060】
このようにした場合、前記斜壁部43上における調整レール58の位置をより細かく変更することができて、本体23とテーブル24との角度をより細かく調整することができる。従って、使用時におけるテーブル24の水平度を、さらに高めることができる。
【0061】
・ 前記実施形態では、支持部22の受け座36の一部に連続ノッチ37を形成したが、受け座36の全周にわたって連続ノッチ37を形成してもよい。
・ 前記実施形態では、支持部22の受け座36に連続ノッチ37を形成するとともに本体23の位置決めリブ48に位置決め突条51を形成したが、連続ノッチ37を位置決めリブ48側に形成するとともに位置決め突条51を受け座36側に形成してもよい。
【0062】
・ 前記実施形態では、調整レール58の表面60上に台部61を一体に膨出形成したが、その表面60上に別体の台部61を取着してもよい。
・ 前記実施形態では、本発明の収容具をシートバックテーブル21に具体化したが、例えば缶、カップ、ボトル、パック等の保持部のみを有するドリンクホルダ、箱等を有する小物入れ、ゴミ箱等に具体化してもよい。また、支持部22はシート27に支持されるものに限定されず、例えばエアコンの吹き出し口グリル、ダッシュボード、ドア枠、サンバイザ、ルームミラー、コンソールボックス、テールゲート、トランクリッド等に支持されるものであってもよい。さらに、シート27は車両用のものに限らず、例えば船舶用、航空機用、会議用、事務用、屋外用、一般家庭用等のものであってもよい。
【0063】
これらのようにしても、前記実施形態とほぼ同様の効果が得られる。
【0064】
【発明の効果】
以上詳述したように、本願請求項1に記載の発明によれば、装着される被支持体の形状に対する自由度を向上することができるとともに、保持部における揺れの発生を抑制することができる。加えて、スライド移動可能とされた先端側角度調節手段により、本体と保持部との角度を調整することができる。
【0065】
また、本願請求項2に記載の発明によれば、前記請求項1に記載の発明の効果に加えて、本体をより安定に支持することができて、保持部における揺れの発生を一層確実に抑制することができる。
【0066】
また、本願請求項3に記載の発明によれば、前記請求項1または請求項2に記載の発明の効果に加えて、本体をさらに安定に支持することができて、保持部における揺れの発生を一層効果的に抑制することができる。
【0067】
また、本願請求項4に記載の発明によれば、前記請求項1に記載の発明の効果に加えて、保持部に収容された物の不用意な転倒や移動を生じにくくすることができる。
【0068】
また、本願請求項5に記載の発明によれば、前記請求項4に記載の発明の効果に加えて、前記基端側角度調整手段の調整あるいは被支持体自身の傾斜の変更に伴う前記本体の傾斜の変更が確実に吸収される。このため、保持部を、確実にほぼ水平に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をシートバックテーブルに具体化した一実施形態を示す斜視図。
【図2】 図1のシートバックテーブルの分解斜視図。
【図3】 図1の本体を示す正面図。
【図4】 (a)は図3の4a−4a線断面図、(b)は図3の4b−4b線断面図。
【図5】 図3の5−5線断面図。
【図6】 図3の6−6線断面図。
【図7】 図1の本体の部分平面図。
【図8】 図1の支持部を示す平面図。
【図9】 位置決めリブと受け部との係合状態を分解して示す斜視図。
【図10】 図1の調整レールの操作ノブの周辺を拡大して示す斜視図。
【図11】 調整レールの台部とテーブルの奥側周壁との当接状態を示す斜視図。
【図12】 図1の調整レールの操作ノブの周辺における拡大断面図。
【図13】 (a)は実施形態の、(b)は従来のシートバックテーブルのシートに対する装着状態を示す側面図。
【符号の説明】
21…収容具としてのシートバックテーブル、22…支持部、23…本体、24…保持部としてのテーブル、27…被支持体としてのシート、36…基端側連結部の一部及び追従手段の一部を構成する受け座、37…基端側角度調整手段の一部を構成する連続ノッチ、38…固定手段としてのタッピングネジ、48…基端側連結部の一部及び追従手段の一部を構成する位置決めリブ、51…基端側角度調整手段の一部を構成する位置決め突条、52…水平固定手段の一部を構成する係止溝、53…先端側連結部の一部を構成する連結脚部、58…先端側連結部の一部及び先端側角度調整手段を構成する調整レール、65…水平固定手段の一部を構成する係合突起、70…先端側連結部の一部を構成する連結リブ。
Claims (5)
- 被支持体に対して支持される支持部と、その支持部の一端部側に連結される本体と、その本体における前記支持部との反対側の端部側に連結される保持部とを備えた収容具において、
前記支持部と前記本体とを連結する基端側連結部にその支持部と本体との角度を調整する基端側角度調節手段を備えるとともに、前記本体と前記保持部とを連結する先端側連結部にその本体と保持部との角度を調整するスライド移動可能とされた先端側角度調節手段を備えることを特徴とする収容具。 - 前記基端側連結部には、前記支持部と本体との角度を調整した状態で固定する固定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の収容具。
- 前記本体を、前記被支持体の接触面にほぼ追従するように接触させる追従手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の収容具。
- 前記保持部を、その保持部の使用時においてほぼ水平に固定する水平固定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の収容具。
- 前記水平固定手段は、前記本体の傾斜に応じて、前記先端側角度調節手段におけるその本体と保持部との角度の調整量を変更するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の収容具。
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