JPS6325148A - 引出し式テ−ブル装置 - Google Patents

引出し式テ−ブル装置

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Publication number
JPS6325148A
JPS6325148A JP16743486A JP16743486A JPS6325148A JP S6325148 A JPS6325148 A JP S6325148A JP 16743486 A JP16743486 A JP 16743486A JP 16743486 A JP16743486 A JP 16743486A JP S6325148 A JPS6325148 A JP S6325148A
Authority
JP
Japan
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hinge collar
frame
pull
table device
leaf spring
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Pending
Application number
JP16743486A
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English (en)
Inventor
Yuzo Takano
高野 裕三
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Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Publication date
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テーブル板が、シートのバックシート背面
の凹所内に収納された格納位置から上方に引出され、は
ぼ水平な位置まで回動されて使用される引出し式テーブ
ル装置に関する。
(従来技術) このような引出し式テーブル装置は、上下に延出して、
シートのシートバック背面の凹所に配設された一対のフ
レームと、フレームに形成された対向するガイド溝に沿
って摺動可能に、フレーム間に配設されたテーブル板と
を具備して構成されている。テーブル板は、左右の側面
の端部に、ガイド片を有し、ガイド片が、フレームのガ
イド溝内を摺動することによって、テーブル板は、移動
する。ガイド片として、通常1円柱形のピンが。
使用される。そして、テーブル板は、シートバック背面
の凹所内に収納された格納位置と、フレームの上端まで
引出された後、回動されてほぼ水平に位置する使用位置
との間を移動し、飲食物等が、使用位置にあるテーブル
板にのせられる。
この種のテーブル装置として、フレームが固定されたも
のと、回動可能なものとが、知られている。固定タイプ
のフレームは、シートバック背面の凹所の左右側面に、
固定され、このタイプのものとして、たとえば、実開昭
49−140301号に開示するテーブル装置が、例示
される。この公知のテーブル装置において、ガイド溝は
、上端が部分的に開口し、下側が幅狭となるように、形
成されている。そして、1本のピンが、テーブル板の左
側面および左側面の各下端に、それぞれ植設されている
他方、回動タイプのフレームでは、フレームの下端は、
シートハック背面で、たとえば、シートバックのシャフ
トに回動可能に取付けられる。このような構成ては、フ
レームの上部は、外方に回動されて、凹所から取出し可
能となる。そのような動作を確保するために、第15図
に示すように、フレーム512は、はぼ水平方向に延出
したフレームヒンジ部514を上端に一体に備えて構成
される。また、ガイド溝516も、フレーム512の長
手方向に沿った長手ガイド部518に加えて、フレーム
ヒンジ部514に形成された水平ガイド部520を有し
て構成される。そして、テーブル板522のガイド片5
24は、一対のピン526 、527から形成されてい
る。このような構成において、先行するピン527がガ
イド溝の長手ガイド部518と水平ガイド部520との
連結部519まで、テーブル板522は、引上げられ、
その後、回動されて、はぼ水平な使用位置に引出される
。使用位置においては、ピン526は、水平ガイド部5
20の先端に、他のピン527は、連結部分519にそ
れぞれ位置する。
〔従来技術の問題点〕
飲食物等がテーブル板上でスライドしたり、脱落しない
ように、テーブル板は、使用位置におい ゛て、はぼ水
平に設定されなければならない。
しかし、フレーム固定タイプのテーブル装置では、上記
のように、フレームがシートバックに固定され、フレー
ム、テーブル板は、シートバックと一体に移動する。そ
のため、′シートバックの傾斜角が変化すると、予め水
平に設定されていたテーブル板も、シートバックの傾斜
に伴って、傾斜し、もはや水平に維持されない。
これに対して、フレーム回動タイプのテーブル装置では
、フレームは、その下端が、たとえば、シートバックの
シャフトのような、固定部材に取付けられている。その
ため、シートバックの傾斜角に関係なく、テーブルは水
平に維持される。
このように、フレーム回動タイプのテーブル装置は、シ
ートバックの傾斜角と無関係に、テーブルを、常時、水
平に維持できる利点がある。しかし、テーブル板は、一
対のガイドピンがフレーム上端のフレームヒンジ部に収
納されることによって、水平に維持される。ここで、一
対のガイドピンの間隔が、大きければ大きいほど、テー
ブル板−は水平に安定して支持される。そのため、各ガ
イドピンはかなりの距#離反して配設され、それに応じ
て、フレームヒンジ部も、水平にかなり延出して形成さ
れる。従って、フレームヒンジ部は。
テーブル装置か格納位置にあるとき、シートバック背面
の凹所に収納されず、第15図に示すように、凹所の外
縁530から出張り、外観的に好ましくない。また、凹
所から出張るフレームヒンジ部は、安全対策上からも問
題がある。
また、テーブル板のガイド片がフレームのガイド溝内を
自由に摺動するフリースライド方式を採用し、使用位置
においても、ガイド片の摺動を規制していない。そのた
め、使用位置において、テーブル板は、フレームとの間
にガタを持つ不安定な状態にある。従って、使用位置に
3いて、テーブル装置利用者の膝や手が、テーブル板の
先端や裏面に当ると、テーブル板は、引出し位置方向に
容易に回動する傾向にあり、使用位置が十分に確保され
ない。特に、テーブル装置が、乗用車、航空機、バス等
に装着された場合、このガタは、乗用車等の走行時、使
用位置のテーブル板に振動を生じさせ、好ましくない。
〔発明の目的〕
この発明は、テーブル板のガタを抑えるとともに、シー
トハック背面の凹所内に出張ることなく、格納される引
出し式テーブル装置の提供を目的としている。
(発明の概略〕 この目的を達成するために、この発明によれば、テーブ
ル装置は、ガイド溝の上端に回動可能に配設されたヒン
ジカラーを具備して構成される。
ヒンジカラーは、テーブル板のガイド片の嵌合される切
欠きを備えて形成される。そして、偏倚手段か、ヒンジ
カラーに当接され、ヒンジカラーの回動位置に応じて、
テーブルの使用位置、または、引出し位置にヒンジカラ
ーを偏倚し、それによって、ガタの発生を防止している
(実施例) 以下、図面を参照しなからこの考案の実施例について詳
細に説明する。
第1図に示すように、この考案に係る引出し式テーブル
装置10は、一対の離間したフレーム12(第1図には
左方のフレームのみを示す)と、フレーム間に配設され
たテーブル板14とを具備している。
フレーム12は、第2図かられかるように、その下端部
12aがシートバック16のシャーフト18に回動可能
に取付けられている。テーブル装置10の不使用時、フ
レーム12は、シートバック16の背面に形成された凹
所20内に、第2図にAて示すような状態て格納される
。そして、テーブル装置10の使用の際、フレーム12
は、格納位置Aから、シートバックのシャフト18の回
って、外方に回動される。
そして、テーブル板14は、上方に引出され、引出し位
置Bまで引出された後、はぼ水平な使用位置Cまで回動
される。
なお、フレームの下端部12aを、シートバックのシャ
フト18以外の固定部材に1回動可能に取付けてもよい
テーブル板14は、第3図に示すように、端面の後端に
、一対のガイド片22を備えた矩形に形成されている。
実施例では、各ガイド片22は、単一の板体から形成さ
れている。しかし、各ガイド片22を、従来と同様、一
対のピンからそれぞれ形成してもよい。
また、第1図からよくわかるように、フレーム12は、
テーブル板のガイド片22の摺動可能なガイド溝24を
備えている。このガイド溝24は、フレーム12の長手
方向にのびた長手ガイド部26のみから形成され、公知
の構成における水平ガイド部は存在しない、そして、ヒ
ンジカラー28が、長手ガイド部26の上端に、回動可
能に配設されている。このような構成では、フレーム1
2は、その上端に、水平に延出する部分をもたず、コン
パクトに構成される。そのため、テーブル装置10は、
凹所20の外縁21から出張ることなく、シートバック
背面の凹所内に格納される(第2図参照)。従って、外
観品質が損なわれず、また、テーブル装置利用者がテー
ブル装置lOの出張りに衝突する虞れが軽減され、安全
対策上からも好ましい。
ヒンジカラー28は、第1図に加えて、第4図を見ると
よくわかるように、全体として、段付円筒形に形成され
ている。そして、テーブル板のガイド片22の嵌合可能
な切欠き30か、ヒンジカラー28のほぼ中央に形成さ
れ、この切欠きは、軸線方向に貫通してのびている。ヒ
ンジカラーの小径部32は、大径部34の外縁までのび
たボス36を、切欠き30の回りに有している。また、
ヒンジカラー28は、凸部38を小径部32の周面に一
体的に備えている。後述するように、偏倚手段40が、
凸部38に当接して、ヒンジカラーに偏倚力を作用させ
る。
上記構成のヒンジカラー28は、フレームの長手ガイド
部26の上端に2第1図の、紙面裏側から手前にかけて
挿入され、大径部34は、脱落防止のストッパとして機
能する。
偏倚手段40が、ヒンジカラー28に偏倚力を与えるよ
うに、フレーム12の上端に配設されている。
偏倚手段40は、板ばね42を備え、この板ばねは。
波形面44を中央部に持ち、フレーム12上端前面の形
状に対応した形状に成形されている。板ばねは、ヒンジ
カラーの凸部38の右側面(下面)38a、または、左
側面(上面)38bに、その波形面44が出接して、相
反する2方向の偏倚力をヒンジカラーに選択的に作用さ
せる。
第5図からよくわかるように、板ばね42をフレーム1
2の上端に配設させるために、フレームの上端前面は開
口し、開口46に隣接して凹部48が、形成されている
。そして、板ばね42は、波形面44が、開口46を介
して、ヒジカラーの凹部38に当接するように、凹部4
8内に配設されている。また、板ばねの外方から、カバ
ー50が、凹部に配設されている。貫通孔53か、板ば
ね42、カバー50の両端部にそれぞれ形成され1貫通
孔53を介して、ビス52か、フレームのねじ孔54に
螺合されることよって、板ばね、カバーは、フレーム1
2に取付けられる長手ガイド部26の上端の形状を詳述
すると、第1図に示すように、長手ガイド部は、ヒンジ
カラー28の回動を許容する円弧面56と、平坦面58
.5960.51とを備えて構成されている。これらの
平坦面を適宜利用して、テーブル板の使用位置A、引出
し位MBか、それぞれ規定される。平坦面60は、使用
位NC(第2図参照)におけるテーブル板14の取付は
角度を規定し、実施例では、テーブル板の取付は角度は
調整可能に構成されている。つまり、フレーム12の上
面から平坦面60にかけて貫通ねじ孔64が形成され、
調整用のねじ56かこのねじ孔に螺合されている。その
ため、ねじ66を平坦面60より延出させることによっ
て、ねじの先端とテーブル板のガイド片22との当接位
置が変えられ、それによって、テーブル板14の使用位
置の角度が微調整できる。また、第2図において、使用
位置Cから引出し位置Bまで、テーブル板14を反時計
方向に回動させる際、ヒンジカラーのボス36が、平坦
面59に当接し、それによって、切欠き30、ガイド片
22を長手ガイド部26と平行な位置に停止させる。
実施例ては、平坦部60より延出する調整ねじ66によ
って、テーブル板14の使用位置Cが、設定されるとと
もに、テーブル板のガイド片22が、平坦面59に当接
することによって、引出し位置Bが設定されている。し
かし、このような構成に限定されず、たとえば、ボス3
6を平坦面58に当接させたり、または、ビス52を平
坦面58から延出させ、ビスにボスを当接させて、使用
位置Cを設定してもよい。また、ガイド片22を平坦面
61に当接させて、引出し位置Cを設定してもよい。
第2図に示す使用位置Cに対応する81図において、板
ばねの波形面44は、その右半部が、ヒンジカラーの凹
部38の左側面38、実施例では、左側面38bの隅部
に当接している。このような構成では、板ばね42の偏
倚力は、ヒンジカラー28をヒンジカラーの中心01の
回りで、時計方向に回動させるように作用する。そのた
め、テーブル板のガイド片22は、ヒンジカラー28と
一体的に1時計方向に回動し、調整ねじ55の下端に当
接されて、テーブル板14を使用位置Cに設定する。こ
のように、ヒンジカラーと一体化されたガイド片22が
、板ばね42の偏倚力によって、調整ねじ66の下端に
常時当接された構成では、テーブル板I4とフレームI
2Δの間にガタの存在する余地はない。従って、テーブ
ル板14は使用位置Cに固定的に維持され、テーブル装
置利用者の簾等が、テーブル板の先端や裏面に当っても
引出し位MB方向に容易に移動しない。また、テーブル
装置10が、乗用車等の座席に装着された場合でも1乗
用車等の走行時、使用位置Cのテーブル板に振動が生な
い。従って、テーブル板上の飲食物等のスライド、脱落
が防止される。
また、格納のため、使用位置Cから引出し位置B方向に
、テーブル板14が回動されると、ヒンジカラー28は
、板ばね42の偏倚力に抗して、ガイド片22を伴って
、中心01の回りで反時計方向に回動される。ここて、
ヒンジカラーは、その凸部38が板ばね42の波形面4
4に接触しつつ回動し、波形面の頂点を過ぎると、波形
面の左半部が、凸部の右側面38aに当接する。そのた
め、ヒンジカラー28を反時計方向に回動させるような
偏倚力が、板ばね42に生じる。つまり、ヒンジカラー
の中心01と波形面44の頂点とを結ぶ中立&170を
越えると、板ばね42の偏倚力の作用方向が反転する。
そのため、第6図に示すように、ヒンジカラー28は、
板ばね42の偏倚力によって、そのボス36がフレーム
の平坦面59に押圧されるまで、反時計方向に回動され
る。そして、ヒンジカラーの切欠き30.3よび、テー
ブル板のガイド片22は、長手ガイド溝26に整列され
、ガイド片22は、長手ガイド溝内を摺動可能となる。
そのため、テーブル板14を下方に押圧すれば、ガイド
片22は長手ガイド溝26内を下方に摺動する。そして
、ガイド片22が長手ガイド溝25を最下点まで下降す
れば、テーブル板14は、両フレーム間に完全に収納さ
れる。その後、フレーム12、テーブル板14をシート
パック16方向に回動させれば、テーブル板、フレーム
は、シートバックの凹所内の格納位ff1Aに格納され
る(第2図参照)。
上記のような構成では、中立!1t70をすぎると、ヒ
ンジカラー28は、人為的な回動力によらず、板ばね4
2の偏倚力によって、回動する。そして、ボス36がフ
レーム12の平坦面59に当接するまで、ヒンジカラー
28は、自動的に回動される。そのため、フレーム間に
収納可濠なテーブル板14の引出し位置Bが、自動的に
設定される。従って、格納操作になんらの困難さがなく
、フレーム間へのテーブル板14の格納が、迅速、容易
に行なえる。
ヒンジカラー28は、板ばね42の偏倚力の下で、ボス
36かフレームの平坦面59に押圧された状態に確実に
維持され、ガタが、ヒンジカラーとフレームとの間に生
しない。そのため、格納位置に3いても、乗用車等の走
行中の振動による影響を受けず、ガタに起因する騒音か
発生しない。また、ヒンジカラーの切欠き30か、長手
ガイド溝26およびテーブル板のガイド片22に、整列
された状態で待機している。そのため、フレーム12を
外方に回動し、テーブル板14を上方に引出せば、テー
ブル板のガイド片22は、ヒンジカラーの切欠き30に
常に嵌合される。そして、その後、テーブル板14を回
動させれば、テーブル板の水平な使用位MCか設定され
る。つまり、引出し操作に困難さかなく、テーブル板の
使用位置Cか、迅速、容易に設定できる。
なお、この発明の引出し式テーブル装置は、乗用車、航
空機、ハス等のような走行車両のシートのシートパック
背面に装着されるのが、最適とはいえ、これに限定され
ない。つまり、この発明の引出し式テーブル装置は、た
とえば、講演会場、会議場、教室等のシートのように、
走行車両に装着されないシートにも装着てきる。
板ばね42の形状は、図示の形状に限定されず、他の種
々の形状をとることかてきる。
第2実施例に係る引出し式テーブル装置110を第7図
、第8図に示す。テーブル装置110は、板ばね142
か、上記実施例のテーブル装M10の板ばね42と、そ
の端部形状において異なる点以外は、テーブル装置10
とほぼ同一の構成をしている。そして、テーブル装置1
10において、テーブル装置10の構成部材と同一の構
成部材については、同一の参照符号か付されている。な
お、この点については、以後の実施例についても同様で
ある。
第8図からよくわかるように、テーブル装置11−’0
の偏倚手段40は、ヒンジカラー28に対向するフレー
ム12の壁面12aと相似な形状の端部142a、14
2bを備えた板ばね142から構成されている。そして
、板ばね142は、実線で示す常態から、−点鎖線で示
す、内方に折曲、変形されまま、フレーム12の側方(
第9図の左方)から、ヒンジカラー28の回りに配設さ
れる(第7図参照)。そのため、常態に復元しようとす
る板ばねの偏倚力によって、板ばねの端部142a、1
42bは、フレーム壁面12aに押圧され、装着される
とともに、波形面144の右半部、または、左半部は、
ヒンジカラー28の凸部38の左側面、または、右側面
に押圧される。そして、ヒンジカラー28を使用位置C
1または、引出し位置Bにそれぞれ偏倚する偏倚力が、
ヒンジカラー28に作用する。
上記のように、この実施例の構成ては、板ばね142は
、側方からフレーム12内に挿入するのみで、フレーム
壁面12aとヒンジカラー28との間に固定的に配設さ
れる。そのため、ビスを使用する必要もなく、板ばね1
42の取付けが、迅速、容易に一行なえる。また、最も
目につくフレームの上面や正面に、開口か形成されない
ため、視覚的にすっきりした印象を与え、外観品質上好
ましい。
第3実施例に係る引出し式テーブル装置210を第1O
図、第11図に示す。このテーブル装置210は、上記
のテーブル装置10に対して、板ばねの形状が異なると
ともに、ヒンジカラーの凸部がビスか°ら構成されてい
る点で異なっている。
つまり、第11図からよくわかるように、偏倚手段40
は、両端に係止片242a、 242bを持つ板ばね2
42を備えている。そして、板ばね242は、実線で示
す常態から、−点鎖線て示すように、内方に折曲げられ
、変形された状態で、フレーム上端の開口46を介して
、フレーム12内に挿入される。そして、係止片242
a、242bは、フレーム壁面に形成された一対の係止
孔243に、それぞれ係止される。
また、この実施例ては、ねじ孔246が、ヒンジカラー
28の周面中央に穿孔され、このねじ孔に螺合された丸
頭付ビス238から、ヒンジカラーの凸部が形成されて
、いる。ここで、板ばね242は、その波形面244が
、ビス238に押圧されるように、配設されることはい
うまでもない。このような構成においても、常態に復元
しようとする板ばねの偏倚力によって、板ばねの波形面
244の右半部、または、左半部が、ビス238の左側
面、または、右側面に押圧される。そのため、ヒンジカ
ラー38を使用位置C5または、引出し位置Bにそれぞ
れ偏倚する偏倚力が、ヒンジカラー28に作用する。
この実施例の構成では、板ばね242は、係止片242
a、242bを対応する係止溝243に係止することに
よって、所定位置に固定的に取付けられる。そのため、
ビスを使用する必要もなく、板ばね242の取付けが、
迅速、容易に行なえる。また、ヒンジカラー28と別体
に凸部を形成しているため、ヒンジカラーのMIi成か
簡素化される。そして、ビス238の螺進位置を変える
ことによって、凸部の高さか変動し、それによって、板
ばねの偏倚力か調整される。
別実施例に係る引出し式テーブル装置310を第12図
、第13図に示す。この実施例では、偏倚手段242は
、フレームの背面339に形成された開口346(第1
4図参照)内に配設される板ばね342を備えている。
つまり、板ばね342は、第13図からよくわかるよう
に、波形面344を先端に、取付は面351を後端に、
それぞれ有している。また、板ばね342の取付は面3
51に4個の貫通孔353が形成され、対応するねじ孔
355(第14図参照)が、フレームの背面349に形
成されている。
板ばね342は、先端の波形面344が実線で示す常態
から、−点鎖線で示すように、内方に折曲げられ、変形
された状態て、フレーム背面の開口346を介して、フ
レーム12内に挿入される。そして、ビス352が、板
ばねの貫通孔355を介して、フレームのねじ孔355
に螺合されて、板ばね342を所定位置に取付けている
。ここで、板ばね342は、その波形面344の右半部
、または、左半部がガイド片22の外端の右側面、左側
面に選択的に当接する。そのため、第13図で実線で示
す使用位置Cでは、中心01の回りで、ヒンジカラー2
8を時計方向に、−点鎖線て示す引出し位置Bては、反
時計−方向にそれぞれ回動する偏倚力が、ガイド片22
を介して、ヒンジカラーにそれぞれ作用する。
上記のような構成ては、開口は、目につきにくい、フレ
ームの背面に形成され、フレームの上面、正面には何も
形成されていない。そのため、視覚的にすっきりした印
象を与え、外観品質上好ましいテーブル装置310が得
られる。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであ
り、この発明を同等限定するものでなく、この発明の技
術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明
に包含されることはいうまでもない。たとえば、板ばね
を利用せず、板ばねの波形面に対応する折曲板材の背後
に、圧縮ばねを配設して、ヒンジカラー、または、ガイ
ド片に、相反する方向の偏倚力を作用させてもよい。
(発明の効果) 上記のように、フレームは、その上端に、水平に延出す
る部分をもたず、コンパクトに構成される。そのため、
テーブル装置は、シートバック背面の凹所の外縁から出
張ることなく、凹所内に格納される。そのため、外観品
質が改善され、また、テーブル装置利用者かテーブル装
置の出張りに衝突する虞れが軽減する。
また、板ばねの偏倚力によって、ヒンジカラーが、フレ
ームに押圧された状態で、テーブル装置の使用位置が設
定されている。そのため、テーブル板は、ガタなく、使
用位置に維持され、振動等の生じない、安定した使用位
置か設定される。そして、テーブル板を板ばねの中立線
を越えるまで回動させれば、板ばねに偏倚力によって、
ヒンジカラーかフレームの別の位置に押圧され、フレー
ムへのテーブル板の摺動可能な引出し位置が自動的に設
定される。そのため、テーブル板の格納操作が迅速、容
易に行なえる。
更に、ヒンジカラーは、板ばねの偏倚力によって、フレ
ームへのテーブル板の摺動可使な位置に押圧されて、待
機する。そのため、格納位置からのテーブル板の引出操
作になんらの困難さがなく使用位置が、迅速、容易に設
定できる。また、格納位置においても、ヒンジカラーに
起因するガタか、生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、使用位置における、この発明に係る引出し式
テーブル装置の概略側面図、 第2図は、シートバックに取付けられた、引出し式テー
ブル装置の概略側面図、 第3図は、テーブル板の斜視図、 第4図は、ヒンジカラーの斜視図、 第5図は、テーブル装置の部分分解斜視図、第6図は、
引出し位置における、引出し式テーブル装置の概略側面
図、 第7図は、使用位置における、第2実施例に係る引出し
式テーブル装置の概略側面図、第8図は、板ばねの斜視
図。 第9図は、第7図の線IX−IXに沿った、フレーム上
端の断面図、 第10図は、使用位置における、第3実施例に係る引出
し式テーブル装2の概略側面図、第11図は、板ばねの
斜視図、 第12図は、使用位置における。第4実施例に係66る
引出し式テーブル装置の概略側面図、第13図は、板ば
ねの斜視図、 第14図は、フレーム上端の概略斜視図、第15図は、
公知の引出式テーブル装置の概略側面図である。 10.110,210,310 :引出し式テーブル装
置、12:フレーム、12a:フレームの下端部、14
:テーブル板、16:シートバック、18ニジ−ドパツ
クのシャフト、20ニジ−ドパツク背面の凹所、21:
凹所の外縁、22:テーブル板のガイド片、24:フレ
ームのガイド溝、26:長手ガイド溝、28:ヒンジカ
ラ−,30:ヒンジカラーの切欠き、36:ヒンジカラ
ーのボス、40:偏倚手段、42,142,242,3
42 :板ばね、44,144,244,344:板ば
ねの波形面、56ニフレームの円弧面、58ないし51
:フレームの平坦面。 66:調整用ねじ、70:板ばねの偏倚力の中立線。 01:ヒンジカラーの中心。 ;       第1図 第2図 一\、l 第3図 第4図 第6図 第7図 第8図 第10図 第11図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一端が回動可能にシートのシートバック背面にそ
    れぞれ取付けられ、シートバック方向に回動されて、シ
    ートバック背面の凹所内に収納される一対の離間したフ
    レームと、 フレーム間に配設されたテーブル板と、 を具備し、テーブル板の側面から延出するガイド片が、
    フレーム内に形成されたガイド溝内を摺動することによ
    って、テーブル板が、フレームとともにシートバック背
    面の凹所内に収納される格納位置と、フレームの上端ま
    で引出された後、回動されてほぼ水平に位置する使用位
    置との間を移動する引出し式テーブル装置において、 テーブル板のガイド片の嵌合される切欠きを備え、切欠
    きがフレームのガイド溝とほぼ平行に位置し格納位置方
    向へのテーブル板の摺動を許容する第1位置と、切欠き
    がガイド溝と交差しテーブル板の使用位置を確保する第
    2位置との間を回動可能に、フレームの各ガイド溝の上
    端部に配設されたヒンジカラーと、 ヒンジカラーに当接し、ヒンジカラーの回動位置に応じ
    て、第1位置、または、第2位置にヒンジカラーを偏倚
    する偏倚手段と、 を更に具備することを特徴とする引出し式テーブル装置
    。 (2)フレームに形成されためねじに螺合された調整用
    ボルトの先端に、ヒンジカラーか当接することによって
    、ヒンジカラーの第2位置が、調整可能に構成されてい
    る特許請求の範囲第1項記載の引出し式テーブル装置。 (3)ヒンジカラーは、延出した凸部を備え、偏倚手段
    は、凸部の右側面および左側面に当接して、ヒンジカラ
    ーを偏倚する特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    引出し式テーブル装置。 (4)偏倚手段は、ヒンジカラーの凸部の右側面および
    左側面に選択的に当接可能な波形面を持つ板ばねを備え
    た特許請求の範囲第3項記載の引出し式テーブル装置。 (5)板ばねはヒンジカラーに対向するフレーム壁面と
    相似な形状の端部を備え、各端部がフレーム壁面に当接
    されることによって、板ばねをフレーム壁とヒンジカラ
    ーとの間に固定的に配設する特許請求の範囲第4項記載
    の引出し式テーブル装置(6)板ばねは、フレーム壁面
    に形成された係止孔に係合される係止片を各端部に有し
    ている特許請求の範囲第4項記載の引出し式テーブル装
    置。 (7)ヒンジカラーの凸部は、ヒンジカラーと一体に形
    成されている特許請求の範囲第3項ないし第6項のいず
    れか記載の引出し式テーブル装置。 (8)ヒンジカラーの凸部は、ヒンジカラーの周面に形
    成されたねじ孔に嵌合されたビスから形成されている特
    許請求の範囲第3項ないし第6項のいずれか記載の引出
    し式テーブル装置。 (9)偏倚手段は、ヒンジカラーの切欠きに嵌合された
    、テーブル板のガイド片の外端の、右側面および左側面
    に当接して、ヒンジカラーを偏倚する特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の引出し式テーブル装置。 (10)偏倚手段は、テーブルのガイド片の外端の、右
    側面および左側面に当接可能な波形面を持つ板ばねを備
    えた特許請求の範囲第9項記載の引出し式テーブル装置
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