JP2515252Y2 - カップホルダ装置 - Google Patents

カップホルダ装置

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JP2515252Y2
JP2515252Y2 JP1991076320U JP7632091U JP2515252Y2 JP 2515252 Y2 JP2515252 Y2 JP 2515252Y2 JP 1991076320 U JP1991076320 U JP 1991076320U JP 7632091 U JP7632091 U JP 7632091U JP 2515252 Y2 JP2515252 Y2 JP 2515252Y2
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JP
Japan
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cup
support plate
holder
plate
front side
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JP1991076320U
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良之 杉田
正昭 鬼塚
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Toyota Motor Corp
Kojima Industries Corp
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Toyota Motor Corp
Kojima Industries Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車両用収納ボックス
の収納室に着脱可能に組付けられるカップホルダ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実公昭58−44029
号公報、実開昭63−159349号公報、実開平2−
136725号公報に開示されたもののように、車両用
コンソールボッスクの収納室の対向壁面に設けられた上
下方向の案内溝に対し着脱可能に嵌込まれる仕切板にカ
ップ挿入孔が貫設され、前記仕切板が収納室の上端開口
部付近に水平状に配置切換えされることで、仕切板にカ
ップホルダとしての機能をもたせたものが知られてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のものにおいては、コンソールボックスの収納室の開
口部付近に仕切板を略水平状に配置してカップホルダと
して使用する際、下部より上部の外径が大きいテーパ状
のカップは、仕切板のカップ挿入孔に挿通されたとき
に、そのカップの高さ方向の上部外周面がカップ挿入孔
の内周面に当接して保持されるため、カップの自重によ
って、同カップがカップ挿入孔にくい込む場合があり、
カップの取出しがしずらくなる不具合があった。また、
下部と上部との外径が等しいカップや缶ジュース類であ
る場合には、前記仕切板のカップ挿入孔に挿通されるカ
ップ、缶ジュース類の底面が、コンソールボックスの収
納室底面に受承された状態で、前記カップ,缶ジュース
類の上部寄り外周面がカップ挿入孔の周縁部によって保
持される。しかしながら、コンソールボックスの収納室
の底面が深い場合や、カップ・缶ジュース類の高さが低
い場合などにおいては、収納室の底面からの仕切板の高
さがカップ・缶ジュース類の高さよりも高くなることが
ある。この場合には、カップ・缶ジュース類の上面が仕
切板の下方に位置することとなり、仕切板のカップ挿入
孔の周縁部によってカップ・缶ジュース類の外周面を保
持することができず、カップホルダとして機能できなく
なる。この考案の目的は、前記した従来の問題点に鑑
み、コンソールボックスのような収納ボックスの収納室
の底面の深さにかかわることなく、カップ・缶ジュース
類の高さが比較的低い場合においても、そのカップ・缶
ジュース類の底面を受承しかつカップ・缶ジュース類の
外周面を保持することができるカップホルダ装置を提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この考案は、車両用収納ボックスの収納室に着脱可
能に保持されて仕切壁として機能する支持プレートの前
側面上部には、カップ挿入孔を有するホルダ体が、前記
支持プレートの前側面から略水平状に張出す使用位置
と、同支持プレートに沿って折り畳まれる折り畳み位置
とに回動可能に組付けられ、前記支持プレートの前側面
部寄りには、カップ受け体が、同支持プレートの前側
面から略水平状に張出されかつ前記使用位置にあるホル
ダ体のカップ挿入孔に挿入されるカップ・缶ジュース類
等の底面を受承するカップ受承位置と、同支持プレート
に沿って折り畳まれる折り畳み位置とに回動可能に組付
けられ、 前記支持プレートの背面には車室内に掛止めさ
れるハンガー部材の下端部を挿脱可能に差込むための差
込み部が形成されている。
【0005】
【作用】前記したように構成されるカップホルダ装置に
おいて、収納ボックスの収納室に着脱可能に保持される
支持プレートに対し、ホルダ体とカップ受け体とがそれ
ぞれ折り畳み位置まで回動されることで、支持プレート
が仕切壁として機能する。カップ、缶ジュース類を保持
する場合、支持プレートに対し、ホルダ体が使用位置ま
で、カップ受け体がカップ受承位置までそれぞれ回動さ
れる。この状態において、ホルダ体のカップ挿入孔に挿
入されるカップ・缶ジュース類の底面がカップ受け体に
よって受承され、同カップ・缶ジュース類の外周面が挿
入孔の周縁部によって保持される。また、収納ボックス
の収納室から支持プレートが取外され、その支持プレー
トの背面の差込み部にハンガー部材が差込まれ、そのハ
ンガー部材によって車室内の所望とする位置に支持プレ
ートが吊下げられることで、カップホルダとして使用す
ることができる。
【0006】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面にしたがっ
て説明する。車両用コンソールボックスとカップホルダ
装置とを分離し斜視図で表わした図1において、コンソ
ールボックス1に設けられた収納室2の左右の内壁面の
前後方向略中央部と一端寄り部分には、カップホルダ装
置11の支持プレート12が選択的にかつ着脱可能に嵌
込まれる上下方向の保持溝3がそれぞれ形成されてい
る。カップホルダ装置11は、支持プレート12と、ホ
ルダ体14と、カップ受け体25とを主体として構成さ
れている。
【0007】支持プレート12は、仕切壁として機能す
るように、収納室2の保持溝3内に着脱可能に嵌込まれ
る大きさの方形板状に形成されている。支持プレート1
2の前側面上部の左右両端部には、ホルダ体14を組付
けるための組付け溝を備えて二又状をなす取付片13が
それぞれ突設されており、これら両取付片13には、左
右2つのカップ挿入孔15を有するホルダ体14が、支
持プレート12の前側面から略水平状に張出す使用位置
と、該使用位置から背面側へ向けて略270°回動され
て支持プレート12の背面側に沿って折り畳まれる折り
畳み位置とにピン16を中心として回動可能に組付けら
れている。
【0008】この実施例において、ホルダ体14は、ホ
ルダプレート17と、ホルダワイヤ18とにより構成さ
れている。ホルダプレート17は平板状をなし、その基
部上面の左右両端部には、突片18が突設されており、
これら両突片18が支持プレート12の左右の両取付片
13の組付け溝内に嵌込まれた状態でピン16によって
回動可能に組付けられている。そして、支持プレート1
2の前側面に対しホルダプレート17が略水平状に張出
される使用位置に配置されたときには、ホルダプレート
17の基端面及び突片18の背面が支持プレート12の
前側面に当接することで、ホルダプレート17が使用位
置に保持されるようになっている。
【0009】ホルダプレート17の先端側には、左右2
つのカップ挿入孔15を半分割して構成する半円弧面1
5aが切欠状に形成されている。さらに、ホルダプレー
ト17の先端部には、その各平円弧面15aと協働して
カップ挿入孔15を構成するための2つの平円弧面15
bを有しかつ線材が略W字状に折曲されてなるホルダワ
イヤ19が、ホルダプレート17の先端側に連続して張
出す張出し位置と、ホルダプレート17の上面に折り重
ねられる折重ね位置とに、その両端部において回動可能
に組付けられている。なお、ホルダプレート17の先端
部には、ホルダワイヤ19を張出し位置に保持するため
のストッパ面が形成されている。
【0010】支持プレート12の前側面下部寄りには、
カップ受け体25を組付けるための左右の両取付片21
と、中央部の支持片22とがそれぞれ突設されており、
前記両取付片21には、前記各カップ挿入孔15に挿入
されるカップ・缶ジュース類の下面を受承するカップ受
け体25が、支持プレート12の前側面から略水平状に
張出すカップ受承位置と、支持プレート12の前側面に
沿って折り畳まれる折り畳み位置とに回動可能に組付け
られている。
【0011】この実施例において、カップ受け体25
は、一本の線材が折曲げ加工されて形成されるもので、
両端部に、取付片21に対し回動可能に嵌挿される軸部
26が形成され、中央部に支持片22の支持溝内に嵌込
まれる支持部27が形成され、さらに、支持部27と、
両軸部26との間に、カップ受け部28がそれぞれ形成
されている。そして、支持プレート12の前側面に対し
カップ受け体25が略水平状に張出されるカップ受承位
置に配置されたときには、同カップ受け体28の両カッ
プ受け部28の基端部付近が取付片21の下部に形成さ
れたストッパ片23に当接することで、カップ受け体2
5がカップ受承位置に保持されるようになっている。ま
た、この実施例では、コンソールボックス1の保持溝3
より取外された支持プレート12をコンソールボックス
3の外側面や、車室内の所望とする位置に掛止めするた
めに、図4と図5に示すように、支持プレート12の背
面には、下向に開口するハンガー用差込み部29が形成
されている。そして、平帯状のばね板材よりなるハンガ
ー部材30の下端には、前記差込み部29に挿脱可能に
差込まれる係止フック31が形成され、同ハンガー部材
30の上端には掛止めフック32が形成されている。
【0012】この実施例は上述したように構成される。
したがって、コンソールボックス1の収納室2において
カップホルダとして使用する場合、コンソールボックス
21の保持溝3に支持プレート12が嵌込まれて保持さ
れる。そして、支持プレート12の前側面に対し、ホル
ダプレート17が略水平状に張出される使用位置に配置
されるとともに、ホルダワイヤ19が張出し位置に配置
される。さらに、支持プレート12の前側面下部に対
し、カップ受け体25がカップ受承位置に配置される。
この状態において、ホルダプレート17とホルダワイヤ
19によって形成されるカップ挿入孔15よりカップ・
缶ジュース類が挿入され、同カップ・缶ジュース類Cの
下面が図2に示すように、カップ受け体25のカップ受
け部28によって支承される。このため、コンソールボ
ックス1の収納室2の底面が深い場合であっても、カッ
プ・缶ジュース類Cの下面をカップ受け体25によって
受承し、同カップ・缶ジュース類Cの外周面をカップ挿
入孔15の周縁部によって保持することで、前記収納室
2の深さにかかわらず、カップ・缶ジュース類Cを安定
よく保持することができる。
【0013】また、支持プレート12を収納室2の仕切
壁として使用する場合には、図3に示すようにホルダプ
レート17の上面にホルダプワイヤ19が折り重ねら
れ、前記ホルダプレート17が支持プレート12の背面
に沿って折り畳まれる。さらに、支持プレート12の前
面に沿ってカップ受け体25が折り畳まれることで、支
持プレート12が収納室2の仕切壁として機能する。こ
の際、ホルダプレート17やカップ受け体25が共に折
り畳み位置にあるため、収納室2の妨害物となることが
防止される。
【0014】また、この実施例では、コンソールボック
ス1の保持溝3から取外された支持プレート12の差込
み部29に、図4に示すようにハンガー部材30の係止
フック31を差込み、そのハンガー部材30の掛止めフ
ック32を車室内の所望とする位置、例えば、図5に示
すようにドア33のインナパネル34とドアガラス35
との間に差込んで支持プレート12を吊下げることで、
カップホルダとして使用することができる。
【0015】なお、前記実施例においては、ホルダ体1
4を、ホルダプレート17と、該ホルダプレート17の
上面に折り重ね可能に組付けられたホルダワイヤ19と
により構成したが、これに限るものではなく、カップ挿
入孔15を有する一枚の平板材によってホルダ体14を
構成してもよい。
【0016】
【考案の効果】以上述べたように、この考案によれば、
収納ボックスの収納室に着脱可能に保持されて仕切壁と
して機能する支持プレートに対し、折畳み可能に組付け
られたホルダ体を使用位置に、カップ受け体をカップ受
承位置にそれぞれ配置した状態において、カップ・缶ジ
ュース類等の底面をカップ受け体によって受承し、同カ
ップ・缶ジュース類の外周面をホルダ体のカップ挿入孔
の周縁部によって保持するものであるから、収納ボック
スの収納室の底面の深さにかかわらず、また、カップ・
缶ジュース類の高さが比較的低い場合であっても、その
カップ・缶ジュース類を安定よく保持することができ
る。また、収納ボックスの収納室から支持プレートを取
外し、その支持プレートの背面の差込み部にハンガー部
材を差込み、車室内の所望とする位置にハンガー部材に
よって前記支持プレートを吊下げることでカップホルダ
として使用することができ、使い勝手にすぐれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例におけるカップホルダ装置
を示す斜視図である。
【図2】同じくコンソールボックスの収納室内において
カップホルダとして使用する状態を示す説明図である。
【図3】同じく支持プレートに対しホルダ体とカップ受
け体とをそれぞれ折り畳んだ状態を示す説明図である。
【図4】同じく支持プレートの背面の差込み部にハンガ
部材を差込む状態を示す斜視図である。
【図5】同じくドアの内側面に支持プレートを吊下げた
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンソールボックス(収納ボックス) 2 収納室 3 保持溝 11 カップホルダ装置 12 支持プレート 14 ホルダ体 15 カップ挿入孔 25 カップ受け体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用収納ボックスの収納室に着脱可能
    保持されて仕切壁として機能する支持プレートの前側
    面上部には、カップ挿入孔を有するホルダ体が、前記支
    持プレートの前側面から略水平状に張出す使用位置と、
    同支持プレートに沿って折り畳まれる折り畳み位置とに
    回動可能に組付けられ、 前記支持プレートの前側面下部寄りには、カップ受け体
    が、同支持プレートの前側面から略水平状に張出されか
    つ前記使用位置にあるホルダ体のカップ挿入孔に挿入さ
    れるカップ・缶ジュース類等の底面を受承するカップ受
    承位置と、同支持プレートに沿って折り畳まれる折り畳
    み位置とに回動可能に組付けられ、 前記支持プレートの背面には車室内に掛止めされるハン
    ガー部材の下端部を挿脱可能に差込むための差込み部が
    形成されている ことを特徴とするカップホルダ装置。
JP1991076320U 1991-08-27 1991-08-27 カップホルダ装置 Expired - Lifetime JP2515252Y2 (ja)

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JPH0616134U JPH0616134U (ja) 1994-03-01
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JP2019088381A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 学校法人自治医科大学 口腔ケア用コップホルダ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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