JPH0672228A - 乗物用カップホルダ装置 - Google Patents

乗物用カップホルダ装置

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Publication number
JPH0672228A
JPH0672228A JP22740392A JP22740392A JPH0672228A JP H0672228 A JPH0672228 A JP H0672228A JP 22740392 A JP22740392 A JP 22740392A JP 22740392 A JP22740392 A JP 22740392A JP H0672228 A JPH0672228 A JP H0672228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
ashtray
auxiliary
case
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP22740392A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ishikawa
明 石川
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP22740392A priority Critical patent/JPH0672228A/ja
Publication of JPH0672228A publication Critical patent/JPH0672228A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホルダ使用中でも喫煙が可能な乗物用カップ
ホルダ装置を提供するものである。 【構成】 この発明の乗物用カップホルダ装置は、ホル
ダ10の乗員室内側端部に、引出し時に垂直状態となる
補助灰皿18が設けられているため、ホルダ10の保持
孔11に容器Cを入れて利用している時も、この補助灰
皿18を本来の灰皿27の代わりに使用できるため喫煙
が可能となる。また、ホルダ10をケース8内に収納す
ると、その補助灰皿18は水平状態となり吸殻等はケー
ス8の連通口40から本来の灰皿27内へ捨てられるこ
ととなるため、常に補助灰皿18を空の状態で使用する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は乗物用カップホルダ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の乗物用カップホルダ装置として
は、図5及び図6に示されるようなものがある(類似技
術として、実開昭63−119134号公報参照)。
【0003】センタコンソールの立上がり部1内にはケ
ース2が設けられており、このケース2内には車室内R
側へ引出し自在なホルダ3が装着されている。このホル
ダ3には円形な保持孔4が左右に2つ形成されている。
また、ホルダ3の下側には、ホルダ3に引出し使用時に
支点5を中心にして下方倒動する底部支持体6が備えら
れている。従って、容器Cを保持孔4内に挿入すると、
その容器Cの底が底部支持体6に支えられ、容器Cの完
全な保持状態が得られる。なお、ホルダ3の真下位置に
は引出し自在な灰皿7が備えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカップホルダ装置にあっては、ホルダ3の真
下に灰皿7が備えられているため、灰皿7を引出し使用
している時は、ホルダ3を使用できず、また逆にホルダ
3を使用している時は灰皿7を使用できず、喫煙者にと
っては大変に不便である。
【0005】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、ホルダ使用中でも喫煙が可能な
乗物用カップホルダ装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗物用カ
ップホルダ装置は、上記の目的を達成するために、開口
を乗員室内側へ臨ませた状態で乗物に固定されたケース
と、容器用の保持孔が形成され且つ前記ケース内に乗員
室内側へ引出し可能状態で装着されたホルダと、前記ケ
ースの下方隣接位置に乗員室内側へ引出し可能状態で装
着された灰皿と、を備えたものであって、前記ホルダの
乗員室内側端部に設定された左右一対の接続支点に、ホ
ルダの引出し時には下方回動により垂直状態となり、ま
た収納時には水平状態となってケース内に収納され、且
つホルダ側対応部位に垂直状態で上向きとなる灰受部が
凹設された補助灰皿を、取付け、前記ケースの底面部の
うち、水平になった補助灰皿の灰受部と対応する部位
に、下方の灰皿へ連通する灰取出口を形成したものであ
る。
【0007】ここで、「乗物」とは、自動車、鉄道車
両、船舶、飛行機その他でも良い。そして、「乗物に固
定された」とは、乗物自体(自動車であれば車体)に固
定される場合と、乗物に組付けられている装備品(自動
車であればインストルメントパネルやシートなど)に固
定される場合の、両方を意味している。また、「容器」
とは、缶、瓶、コップ、その他の容器を含む、広概念を
意味している。更に「垂直状態」「水平状態」とは、厳
密な意味での垂直度や水平度が要求されるものでなく、
補助灰皿の灰受部が利用可能な程度の垂直度であり、容
器の保持が可能な程度の水平度であれば良い。
【0008】
【作用】この発明の乗物用カップホルダ装置によれば、
ホルダの乗員室内側端部に、引出し時に垂直状態となる
補助灰皿が設けられているため、ホルダの保持孔に容器
を入れて利用している時も、この補助灰皿を本来の灰皿
の代わりに使用でき喫煙が可能となる。従って、喫煙者
にとっては大変に便利である。また、ホルダをケース内
に収納すると、その補助灰皿は水平状態となり吸殻等は
ケースの灰取出口から本来の灰皿内へ捨てられることと
なるため、常に補助灰皿を空の状態で使用することがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の好適な一実施例を図1〜図
4に基づいて説明する。8がケースで、自動車のセンタ
コンソールの立上がり部1内に水平に備えられており、
その開口9は車室内R側へ臨まされている。そして、こ
のケース8内に、車室内(乗員室内)R側へ引出し可能
なホルダ10が設けられている。このホルダ10には容
器C用の保持孔11が左右に2つ形成されており、ホル
ダ10の下側には支点12を中心にして下方倒動自在な
底部支持体13が取付けられている。この底部支持体1
3は正面視で上向きコ字状となる形状を有しており、そ
の受面部14は下方倒動時に水平になるように設定され
ている。
【0010】そして、このホルダ10の車室内R側の端
部には凹部15が形成されており、この凹部15の左右
側面16における中央位置に設定した接続支点17に
は、補助灰皿18が回動自在に取付けてある。この補助
灰皿18は、ホルダ10の引出し状態においては、自重
により下方回動して垂直状態となり、ケース8内への収
納状態においては、ホルダ10と共に水平状態となる。
また、接続支点17が凹部15の左右側面16の中央位
置に設定されていることから、水平状態における補助灰
皿18と凹部15の前面部19との間には所定の水平間
隔d1 が生じ(図4参照)、また垂直状態の補助灰皿1
8とホルダ10の上面部との間には所定の垂直間隔d2
が生じるようになる(図3参照)。尚、凹部15の前面
部19の下側には、前記補助灰皿18との干渉を回避す
るための切欠部20が形成されている。
【0011】そして、この補助灰皿18には垂直状態で
上向きになる灰受部21が凹設されており、灰受部21
の反対側部位には把手部22が形成してある。更に、ホ
ルダ10の上面部における凹部15の左右両側位置に
は、それぞれタバコTを載せるための円弧状溝部23が
車幅方向に沿って形成されている。また、ケース8の底
面部24のうち、ケース8内に収納されて水平状態とな
った補助灰皿18の灰受部21と対応する部位には、該
補助灰皿18と同じ幅サイズを有する下向き角筒状の灰
取出口25が形成されている。なお、ケース8とホルダ
10との間には、図示せぬストッパ手段が設けてあり、
ケース8からホルダ10を引き出した場合において、ホ
ルダ10の大部分がケース8から車室内R側へ突出して
時点で停止するようになっており、ホルダ10全体がケ
ース8から抜け出ないようにされている。
【0012】一方、ケース8の下方隣接位置に相当する
立上がり部1には収納部26が凹設してあり、この収納
部26内に灰皿27が引出し自在に設けられている。こ
の灰皿27における底面部の前面フランジ28近辺は上
側に凹ませた棚部29となっている。この棚部29の上
面はタバコTのもみ消し部として利用されるものであ
り、またこの棚部29の存在により前面フランジ28の
下端を「把手部」として利用できるようになっている。
そして、この灰皿27が収納されている収納部26の上
面部は固定カバー30により形成されており、この固定
カバー30には前記ケース8の灰取出口25に連通する
灰取入口31が形成されている。
【0013】次に、この実施例に係るカップホルダ装置
の使用方法を説明する。非使用時は、図2に図示したよ
うに、ホルダ10はケース8内に収納された状態とな
る。この収納状態においては、底部支持体13はホルダ
10内に折りたたまれた重合状態となっている。また、
ホルダ10と一緒に水平状態となった補助灰皿18の灰
受部21側部分もケース8内に収納されるが、補助灰皿
18の把手部22はケース8から車室内R側へ突出した
状態となる。このホルダ10の収納状態においては、灰
皿27の前面フランジ28の下端に手をかけ、自由に車
室内R側へ引き出して使用することができる。
【0014】そして、ホルダ10を使用する場合には、
前記車室内R側へ突出した補助灰皿18の把手部22に
手をかけ、車室内R側へホルダ10を引き出す。このホ
ルダ10とケース8との間には、前述の如く図示せぬス
トッパ手段が設けられているため、ホルダ10の大部分
が車室内Rへ突出した状態で止まる。このようにして、
ホルダ10を車室内R側へ引き出すと、ホルダ10の下
側に設けられている底部支持体13が下方へ自重により
倒動し、その一部がケース8の開口9の下辺に当接した
時点で倒動が停止し、その状態が固定される。底部支持
体13の受面部14はこのように角度が固定された状態
でちょうど水平になる。従って、容器Cをホルダ10の
保持孔11内に挿入し、その容器Cの底部を底部支持体
13の受面部13にて支えることにより、容器Cの確実
な保持が行なえる。
【0015】なお、前述のように容器Cを保持するため
に、ホルダ10を車室内R側へ引き出すと、ホルダ10
の凹部15に設けられている補助灰皿18が接続支点1
7を中心にした下方へ回動し、灰受部21が上向きの垂
直状態となる。従って、この補助灰皿18の灰受部21
にタバコTの灰や吸殻を入れれば、容器Cを保持した状
態でありながら、タバコTの喫煙が可能となる。更に、
補助灰皿18の左右両側のホルダ10には円弧状溝部2
3が形成されているため、この上にタバコTをのせてお
くこともできる。
【0016】そして、容器Cの保持と、タバコTの喫煙
が終わって、ホルダ10をケース8内に収納する時は、
ホルダ10の凹部15以外の前面部を手で押して、ホル
ダ10をケース8内に押し込む。すると、底部支持体1
3が開口9の下辺に押されるため上方回動してホルダ1
0と重合状態になると共に、補助灰皿18も開口9の下
辺に当たって水平状態となり、その灰受部21側部分が
ケース8内に収納されていく。そして、このように補助
灰皿18が水平状態になると、灰受部21内に入ってい
たタバコTの吸殻等がケース8内にこぼれ出すが、水平
状態の補助灰皿18と凹部15の前面部19との間には
一定の間隔d1 が確保されていると共に、この前面部1
9には切欠部20が形成されているため、こぼれ出した
吸殻等はケース8の底面部に形成した灰取出口25へ入
り、そのまま固定カバー30の灰取入口31を経て、本
来の灰皿27内に収納される。従って、次に補助灰皿1
8を利用する時は灰受部21が空になっているため、小
容量の灰受部21でも喫煙に支障はない。
【0017】
【発明の効果】この発明に係る乗物用カップホルダ装置
は、以上説明してきた如き内容のものであって、ホルダ
の乗員室内側端部に、引出し時に垂直状態となる補助灰
皿が設けられているため、ホルダの保持孔に容器を入れ
て利用している時も、この補助灰皿を本来の灰皿の代わ
りに使用でき喫煙が可能となる。従って、喫煙者にとっ
ては大変に便利である。また、ホルダをケース内に収納
すると、その補助灰皿は水平状態となり吸殻等はケース
の灰取出口から本来の灰皿内へ捨てられることとなるた
め、常に補助灰皿を空の状態で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るカップホルダ装置の
ホルダを車室内側に引き出して使用している状態を示す
斜視図である。
【図2】ホルダをケース内に収納した状態を示す図1相
当の斜視図である。
【図3】ホルダを車室内側に引き出して使用している状
態のカップホルダ装置を示す断面図である。
【図4】ホルダをケース内に収納した状態を示す図4相
当の断面図である。
【図5】従来のカップホルダ装置のホルダ収納状態を示
す斜視図である。
【図6】ホルダ使用状態を示す図5相当の斜視図であ
る。
【符号の説明】
8 ケース 9 開口 10 ホルダ 11 保持孔 13 底部支持体 17 接続支点 18 補助灰皿 24 ケースの底面部 25 灰取出口 27 灰皿 R 車室内(乗員室内) C 容器 T タバコ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を乗員室内側へ臨ませた状態で乗物
    に固定されたケースと、容器用の保持孔が形成され且つ
    前記ケース内に乗員室内側へ引出し可能状態で装着され
    たホルダと、前記ケースの下方隣接位置に乗員室内側へ
    引出し可能状態で装着された灰皿と、を備えたものであ
    って、 前記ホルダの乗員室内側端部に設定された左右一対の接
    続支点に、ホルダの引出し時には下方回動により垂直状
    態となり、また収納時には水平状態となってケース内に
    収納され、且つホルダ側対応部位に垂直状態で上向きと
    なる灰受部が凹設された補助灰皿を、取付け、 前記ケースの底面部のうち、水平になった補助灰皿の灰
    受部と対応する部位に、下方の灰皿へ連通する灰取出口
    を形成したことを特徴とする乗物用カップホルダ装置。
  2. 【請求項2】 ホルダの下側に、引出し位置で下方倒動
    可能な容器底部支持用の底部支持片を設けた請求項1記
    載の乗物用カップホルダ装置。
JP22740392A 1992-08-26 1992-08-26 乗物用カップホルダ装置 Pending JPH0672228A (ja)

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JP22740392A JPH0672228A (ja) 1992-08-26 1992-08-26 乗物用カップホルダ装置

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JP22740392A JPH0672228A (ja) 1992-08-26 1992-08-26 乗物用カップホルダ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0672228A true JPH0672228A (ja) 1994-03-15

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ID=16860289

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JP22740392A Pending JPH0672228A (ja) 1992-08-26 1992-08-26 乗物用カップホルダ装置

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JP (1) JPH0672228A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5533772A (en) * 1993-05-11 1996-07-09 Gebr. Happich Gmbh Ashtray and container holder for motor vehicles
FR2747969A1 (fr) * 1996-04-26 1997-10-31 Peugeot Cendrier modulable pour vehicule automobile
FR2769270A1 (fr) * 1997-10-02 1999-04-09 Renault Accessoire pour vehicule automobile monte dans un logement prevu dans l'habitacle
WO2001074621A1 (de) * 2000-04-01 2001-10-11 Fischerwerke Artur Fischer Gmbh & Co. Kg Halter für einen getränkebehälter

Cited By (5)

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WO2001074621A1 (de) * 2000-04-01 2001-10-11 Fischerwerke Artur Fischer Gmbh & Co. Kg Halter für einen getränkebehälter
US6648194B2 (en) 2000-04-01 2003-11-18 Fischerwerke Artur Fischer Gmbh & Co. Kg Holder for a drinks container

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