JP3325099B2 - 車輌用カップホルダー - Google Patents

車輌用カップホルダー

Info

Publication number
JP3325099B2
JP3325099B2 JP28610493A JP28610493A JP3325099B2 JP 3325099 B2 JP3325099 B2 JP 3325099B2 JP 28610493 A JP28610493 A JP 28610493A JP 28610493 A JP28610493 A JP 28610493A JP 3325099 B2 JP3325099 B2 JP 3325099B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
cup
ashtray
cup holder
use position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28610493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07117549A (ja
Inventor
哲司 福島
実 石川
慶一 大岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP28610493A priority Critical patent/JP3325099B2/ja
Publication of JPH07117549A publication Critical patent/JPH07117549A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3325099B2 publication Critical patent/JP3325099B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輌の乗客が使用する
清涼飲料等の入ったカップを保持するために車室内に備
え付けられるカップホルダーに関し、特に自動車のコン
ソールボックス内等に配設されるカップホルダーに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の室内等においては、車輌の乗客
が使用する清涼飲料等の入ったカップが、走行中の振動
によって転倒することがある。そこで、カップの転倒を
防止するためのカップホルダーが、種々、発案されてい
る。
【0003】従来のカップホルダーとしては、例えば図
2に示されるようなものが知られている。この図2は、
従来のカップホルダーを自動車のコンソールボックスに
配設した状態を示している。コンソールボックス1内に
は、灰皿2とシガレットライター3とが互いに隣接配置
されるとともに、これらの下方にカップホルダー10が
配設されている。
【0004】灰皿2は、その下部に指をかけて引くと、
図示されないガイドレールに沿って矢印Aの向きに摺動
して、その上部の開口部が露出する構造になっており、
このように手前に引き出すことにより使用可能となる。
【0005】カップホルダー10は、円形孔からなる2
つのカップ保持部10a・10bが設けられた平板状の
スライドプレートからなり、図示されないガイドレール
に沿ってB寸法で示す範囲内を前後に摺動し得る構造に
なっている。そしてコンソールボックス1内に格納され
た状態から、手前に引き出す、つまり矢印Aの向きに摺
動させてカップ保持部10a・10bを露出させること
により、このカップ保持部に同時に2個のカップを保持
することができるようになっている。
【0006】なお、このようなスライドプレート式のカ
ップホルダーにおいては、円形孔からなるカップ保持部
10a・10bは、カップの周囲を支持してカップの水
平方向移動及び転倒を防止するのみであり、カップの重
量自体は、コンソールボックス1内に別途設けられたト
レイ7により、底面から支持されるようになっている。
【0007】このようなカップホルダーは、同時に2個
のカップを保持することができるとともに、使用しない
ときはコンソールボックス内に格納することができ、た
いへん利便性の高いものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカップホルダーでは、コンソールボックス1
内の限られたスペースを有効に利用する上で、灰皿2の
下部とカップホルダー10のスライドプレートとの間隔
を大きくとることが困難なため、カップホルダー10に
カップが1個でも支えられていると、そのカップが妨げ
となり、灰皿2を使用することが全くできなくなるとい
う不都合がある。これに加えて、カップホルダー10の
格納部を設ける都合上、灰皿2の深さが不十分になりが
ちである。
【0009】本発明は、上記したような従来技術の問題
点に鑑みなされたものであり、その主な目的は、カップ
ホルダーを使用した状態でも、灰皿の使用に支障をきた
すことがなく、しかも灰皿の容量を犠牲にすることのな
いように構成されたカップホルダーを提供することにあ
る。また本発明の第2の目的は、灰皿を使用しないとき
は、更にカップをもう1個支えることができるカップホ
ルダーを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的は、本発明
によれば、パネルに引き出し自在に設けられた灰皿に対
して幅方向に重なり合わないように隣接して配設され、
かつパネル面内に没入する格納位置とパネル面から突出
する使用位置との間で出没可能な主ホルダーと、該主ホ
ルダーに一体的に設けられ、前記主ホルダー内に格納さ
れる格納位置と前記主ホルダーの使用位置においてその
側方から前記灰皿の使用位置への引き出しを妨げるよう
にその前面側に突出する使用位置との間で出没可能な副
ホルダーとからなることを特徴とする車輌用カップホル
ダーを提供することにより達成される。さらに、前記主
ホルダーと前記灰皿とがともに、これらが配設されるコ
ンソールボックスの内側の幅の半分の幅を有し、前記主
ホルダーと前記副ホルダーとがそれぞれ、使用位置で1
個のカップを保持可能とした構成とすると良い。
【0011】
【作用】このように、使用位置にある灰皿の幅方向につ
いて隣接する位置にカップホルダーを配設することによ
り、カップホルダーが引き出された状態でも、さらに、
カップホルダーにカップが1個支えられた状態でも、
を容易に引き出して使用することができるようにな
る。また、格納位置と使用位置との間を摺動可能なよう
に設けられた主ホルダーに対し、副ホルダーを出没可能
に係合させることにより、灰皿を使用しないときは、こ
の副ホルダーを突出させることで、さらにもう1個カッ
プを支えることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0013】図1は、本発明に基づいたカップホルダー
を自動車のコンソールボックスに配設した状態を示して
いる。コンソールボックス1内には、灰皿2及びシガレ
ットライター3が並列して配設され、シガレットライタ
ー3の下方には、本発明が適用されたカップホルダー4
が配設されている。また、灰皿2及びスライドプレート
5は、ともにコンソールボックス1の内側の幅Lの半分
L/2の幅を持ち、互いに幅方向に重なり合わないよう
に配設されている。
【0014】灰皿2は、その下部に指をかけて引くと、
図示されないガイドレールに沿って矢印Aの向きに摺動
し、その上部の開口部が露出する構造になっており、こ
のように引き出すことによって使用可能となる。
【0015】カップホルダー4は、中心部にカップを支
持する円孔状のカップ保持部5aを有する平板状の主ホ
ルダーたるスライドプレート5と、ワイヤーをU字状に
成形した副ホルダーたるワイヤーリング6とからなる。
【0016】スライドプレート5は、図示されないガイ
ドレールに沿ってB寸法の範囲内で水平方向に摺動可能
な構造になっている。なお、このスライドプレート5を
ばね付勢するとともに、格納位置を保持するラッチ機構
を組み込んでおくことにより、コンソールボックス1内
に格納されている状態のスライドプレート5の外端部5
bを指で軽く押すことにより、矢印Aの向きに自動的に
スライドプレート5が摺動するプッシュオープン式の構
成をとることができる。
【0017】ワイヤーリング6は、スライドプレート5
に設けられたワイヤーリング支持孔5cを中心にして1
80度回転(矢印Cの範囲内)するようになっており、
スライドプレート5に設けられた段部5bとカップ保持
部5aとの内側に受容されるようになっている。
【0018】なお、このカップホルダー4においては、
スライドプレート5に設けられたカップ保持部5a及び
ワイヤーリング6が、カップの周囲を支持してカップの
水平方向移動及び転倒を防止するのみであり、カップの
重量自体は、コンソールボックス1内に別途設けられた
トレイ7によって底面から支持されるようになってい
る。
【0019】このように構成されたカップホルダー4
は、スライドプレート5の外端部5dを指で軽く押すこ
とにより、矢印Aの向きに自動的に摺動してカップ保持
部5aが露出し、ここにカップを1個支えることができ
る。この状態では、灰皿2を開いて自由に使用すること
ができる。灰皿2を使用しないときは、ワイヤーリング
6を180度回転させて開くと、その内側にさらにもう
1個のカップを保持することができるようになる。ただ
しこの状態では、カップが妨げとなって灰皿2を開くこ
とはできなくなるが、灰皿2側のカップを1個取り除い
てワイヤーリング6を90度回転させて立てた状態にす
れば、灰皿2を使用することができるようになる。
【0020】カップホルダー4を使用しないときは、ワ
イヤーリング6をスライドプレート5内に格納した上
で、スライドプレート5の外端部5dを矢印Aの逆向き
に押し続けて、スライドプレート5をコンソールボック
ス1内に格納させる。
【0021】なお、本実施例では、副ホルダーたるワイ
ヤーリング6をスライドプレート5のワイヤーリング支
持孔5cを中心にして180度回転させて開閉する構造
としたが、これに限るものではなく、スライドプレート
5内にガイド溝を形成し、これに沿ってワイヤーリング
6を摺動させて出し入れする構造としても良い。
【0022】また、本実施例では、副ホルダーとしてワ
イヤーをU字状に成形したワイヤーリング6を使用した
が、このような形状のものに限らず、例えば中心部に円
形孔を設けたもの、あるいはスライドプレート5側が開
口したU字状のカップ保持部が設けられた平板状のもの
でも良い。
【0023】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によるカップホルダーによれば、カップホルダーが引
き出された状態でも、あるいはさらにカップが1個支え
られた状態でも、使用位置にある灰皿の幅方向について
隣接する位置にカップホルダーを配設することにより、
灰皿を容易に引き出して使用することができるようにな
り、利便性が向上する。しかもカップホルダーの格納空
間が灰皿の格納空間と干渉しないので、灰皿の深さを大
きくして十分な容積を確保することができる。これらに
加えて、格納位置と使用位置との間を摺動可能なように
設けられた主ホルダーに対し、副ホルダーを出没可能に
係合させることにより、灰皿を使用しないときは、この
副ホルダーを突出させることでカップを2個支えること
が可能となり、より一層利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくカップホルダーを自動車のコン
ソールボックスに配設した状態を示す斜視図。
【図2】従来のカップホルダーを自動車のコンソールボ
ックスに配設した状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 コンソールボックス 2 灰皿 3 シガレットライター 4 カップホルダー 5 スライドプレート 5a カップ保持部 5b 段部 5c ワイヤーリング支持孔 5d 外端部 6 ワイヤーリング 10 カップホルダー 10a・10b カップ保持部
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−46557(JP,U) 実開 平2−124730(JP,U) 実開 昭62−43036(JP,U) 実開 平2−82635(JP,U) 実開 昭61−131336(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 3/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに引き出し自在に設けられた灰
    皿に対して幅方向に重なり合わないように隣接して配設
    され、かつパネル面内に没入する格納位置とパネル面か
    ら突出する使用位置との間で出没可能な主ホルダーと、
    該主ホルダーに一体的に設けられ、前記主ホルダー内に
    格納される格納位置と前記主ホルダーの使用位置におい
    てその側方から前記灰皿の使用位置への引き出しを妨げ
    るようにその前面側に突出する使用位置との間で出没可
    能な副ホルダーとからなることを特徴とする車輌用カッ
    プホルダー。
  2. 【請求項2】 前記主ホルダーと前記灰皿とがとも
    に、これらが配設されるコンソールボックスの内側の幅
    の半分の幅を有し、前記主ホルダーと前記副ホルダーと
    がそれぞれ、使用位置で1個のカップを保持可能とした
    ことを特徴とする請求項1に記載の車輌用カップホルダ
    ー。
JP28610493A 1993-10-19 1993-10-19 車輌用カップホルダー Expired - Fee Related JP3325099B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28610493A JP3325099B2 (ja) 1993-10-19 1993-10-19 車輌用カップホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28610493A JP3325099B2 (ja) 1993-10-19 1993-10-19 車輌用カップホルダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07117549A JPH07117549A (ja) 1995-05-09
JP3325099B2 true JP3325099B2 (ja) 2002-09-17

Family

ID=17699991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28610493A Expired - Fee Related JP3325099B2 (ja) 1993-10-19 1993-10-19 車輌用カップホルダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3325099B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2769270B1 (fr) * 1997-10-02 1999-12-10 Renault Accessoire pour vehicule automobile monte dans un logement prevu dans l'habitacle

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07117549A (ja) 1995-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5297767A (en) Multiple container holder
US5505516A (en) Compact container holder
US4756572A (en) Beverage container holder for vehicles
US5487519A (en) Retractable beverage container holder
US5524958A (en) Automotive cup holder
US6478204B2 (en) Receptacle cover
KR100326507B1 (ko) 차량에설치되는액체용기용홀딩장치
US7301758B2 (en) Motor-vehicle seat-back storage compartment
US6027164A (en) Combination seat and armrest with storage compartments
JP3325099B2 (ja) 車輌用カップホルダー
JP3227652B2 (ja) 乗物用カップホルダ装置
JP2803146B2 (ja) 自動車のコンソールボックス
JP2927317B2 (ja) 乗物用カップホルダ装置
JPH0735190U (ja) バン型車両におけるパッケージトレイの支持構造
JP2626150B2 (ja) 自動車のカップホルダ装置
JPH0525958Y2 (ja)
JP3339179B2 (ja) カップホルダー兼用小物入れ
JPH0717578Y2 (ja) 車両におけるカップホルダー
KR0118848Y1 (ko) 자동차의 다용도 콘솔 박스
JP3018505B2 (ja) 車輌のコップホルダー
JPH061179A (ja) 乗物用カップホルダ装置
JP2792348B2 (ja) 乗物用カップホルダ装置
KR100381232B1 (ko) 펜 홀더를 가지는 자동차용 암 레스트
JP3492917B2 (ja) 車両用コンソールボックス
JP2001321244A (ja) テーブル付きアームレスト

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees