JP3492917B2 - 車両用コンソールボックス - Google Patents

車両用コンソールボックス

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JP3492917B2
JP3492917B2 JP19473298A JP19473298A JP3492917B2 JP 3492917 B2 JP3492917 B2 JP 3492917B2 JP 19473298 A JP19473298 A JP 19473298A JP 19473298 A JP19473298 A JP 19473298A JP 3492917 B2 JP3492917 B2 JP 3492917B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用コンソール
ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種車両用コンソールボックス
は、図9及び図10に示すように、小物を入れるための
収容部1aを有するボックス本体1と、このボックス本
体1の開口部を覆う蓋体2とを有して構成しており、蓋
体2には、一対のカップホルダー用のホルダー穴3が明
けられている。
【0003】このホルダー穴3は、蓋体2の裏側部に、
蓋体2に一体に形成した底部4を有しており、この底部
4にカップ5を載置して、保持するように構成してい
る。また別の例として、ホルダー穴3を、蓋体2の裏側
に開口させ、表側に一体の底部4を形成したものもあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成する車両用コンソールにあっては、先ず、図
9及び図10に示す場合には、蓋体2がボックス本体1
を閉塞している状態でのみ、カップ5を保持できるもの
で、蓋体2を明けた状態では、カップ5をホルダー穴3
内に保持することはできなくなってしまう。また、ホル
ダー穴3が蓋体2の裏側に開口している場合には、逆に
蓋体2を閉めた状態では、カップ5を保持することはで
きなかった。
【0005】本発明は、かかる点に鑑み、蓋体がボック
ス本体の開口部を閉じた状態でも、明けた状態でも、常
にカップを保持できるした車両用コンソールボックスを
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、小物を収容するための
収容部を有するボックス本体の開口部を、蓋体で覆うよ
うにして構成する車両用コンソールボックスにおいて、
前記蓋体の表裏両面を貫通するように、カップホルダー
用のホルダー穴を設け、該ホルダー穴の両端部に、それ
ぞれ段部を形成して、該両段部の間における前記ホルダ
ー穴内に、該ホルダー穴の軸心方向に摺動可能な底板片
を挿入し、前記ホルダー穴における蓋体の表面側または
裏面側よりカップを挿入したときに、前記底板片が蓋体
の裏面側又は表面側における段部に当接して、カップを
支持するように構成したものである。
【0007】本発明によれば、例えば、蓋体がボックス
本体の開口部を閉めた状態では、蓋体が表面側を表出さ
せており、底板片が蓋体の裏面側における段部に当接し
て、ホルダー穴が蓋体の表面側で開口することになっ
て、この開口部より、カップを挿入して、保持すること
ができる。反対に、蓋体がボックス本体の開口部を明け
た状態では、蓋体の裏面側が表出しており、底板片が蓋
体の表面側における段部に当接して、ホルダー穴が蓋体
の裏面側で開口することになって、この開口部よりカッ
プを挿入して保持することができる。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1記載
の蓋体に、ティッシュペーパーボックスの収容部を設
け、該収容部より前記蓋体の表面側に前記ティッシュペ
ーパーボックスから表出したティッシュペーパーを突出
させるティッシュペーパー取出し口を形成して構成した
ものである。
【0009】本発明によれば、蓋体にティッシュペーパ
ー取出し口を形成した結果、蓋体を一々開けなくとも、
ティッシュペーパーを取り出すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を用いて説明する。
【0011】図1は、本発明の実施の形態における車両
用コンソールボックスの車体後部から見た斜視図、図2
は図1における拡大II−II断面図で、小物を収容するた
めの収容部11aを有するボックス本体11と、このボ
ックス本体11の開口部を覆う蓋体12とを有して構成
している。
【0012】そして、蓋体12は、ボックス本体11の
開口部を直接覆う中蓋12aとこの中蓋12aの上部に
位置する外蓋12bとから構成し、いずれも、一側端側
がボックス本体11にヒンジ結合されて、他端側が開閉
動できるように構成している。
【0013】更に、外蓋12bは、その車体後部側に、
カップホルダー用に一対のホルダー穴13が形成されて
いる。このホルダー穴13は、外蓋12bの表裏両面を
貫通して形成されており、その両端部に、段部23a、
23bがそれぞれ設けられている。段部23a、23b
の間におけるホルダー穴13に、底板片16が挿入され
ており、この底板片16は、段部23a、23bの間に
おいて、ホルダー穴13の軸心方向に摺動可能になって
いる。
【0014】従って、図2に示す蓋体12がボックス本
体11の開口部を閉めた状態では、底板片16は、蓋体
12の裏面側に存する段部23b側に当接していること
から、カップ15をホルダー穴13に挿入した場合に
は、カップ15の底部を支持しており、カップ15の側
部は、段部23a側に支持されていることから、カップ
15はホルダー穴13内に保持されていることになる。
【0015】また、図3に示すように、蓋体12がボッ
クス本体11の開口部を開けた状態で、底板片16は、
蓋体12の表面側に存する段部23a側に当接している
ことから、カップ15をホルダー穴13に挿入した場合
には、カップ15の底部を支持しており、カップ15の
側部は、段部23b側に支持されていることから、カッ
プ15はホルダー穴13内に保持されていることにな
る。
【0016】更に、本実施の形態では、外蓋12bの車
体前部側に、ティッシュペーパー取出し口17が形成し
てあり、このティッシュペーパー取出し口17が略中央
に位置するように、ティッシュペーパーケース19を収
容するケース収容部20が外蓋体12bの裏面側に形成
されている。ケース収容部20の下部は、開口20a
し、この開口20aより、ティッシュペーパーケース1
9を出し入れする。
【0017】図3乃至図8は、本発明の他の実施の形態
を示すもので、先ず、図4に示すものは、外蓋体12a
を、車体前後方向において、2分割12b1 、12b2
して、一方の分割蓋12b1 に一対のホルダー穴13を
形成し、他方の分割蓋12b2 にティッシュペーパー取
出し口17を形成している。この結果、図5に示すよう
に、例えば、ティッシュペーパーケース17を取出した
い場合には、分割蓋12b2 側のみを開ければよく、ま
た、分割蓋12b1 も単独で開閉できる。尚、分割蓋1
2b2 を開けることによって、ティッシュペーパーケー
ス17がケース収容部20から取出せるために、前記実
施の形態における開口20aは本実施の形態では省略で
きる。
【0018】図6に示すものは、ボックス本体11の車
両後方側に補助ボックスともいえる第2のボックス本体
111を並設して、この第2のボックス本体111の開
口部を、互いに外方向に横開きする(図7参照)分割蓋
12b1 、12b2 からなる外蓋体12bにより開閉す
るようの構成しており、分割蓋12b1 、12b2 に
は、それぞれホルダー穴13が設けられ、このホルダー
穴13内に底板片16が挿入され、この底板片16が段
部23a,23b間でホルダー穴13内を摺動できる
点、上記実施の形態と同様である。この実施の形態で
は、第2のボックス本体11が前席シート24の後方に
位置するので、図示しない後席側においてもカップ15
の出し入れが容易となる。
【0019】図8は、更に本発明による他の実施の形態
を示すもので、上記実施の形態における第2のボックス
本体111に中蓋体12aを有して構成しており、この
中蓋体12aは車体前方側に開閉するようになってい
て、その裏面側には、テレビ受像用のディスプレイ25
が設置され、後席側の乗員にテレビ観戦が可能になって
いる。そして、ホルダー穴13内に底板片16が挿入さ
れ、この底板片16が段部23a,23b間でホルダー
穴13内を摺動できる点、上記実施の形態と同様であ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明のコンソールボックスは、小物を
収容するための収容部を有するボックス本体の開口部
を、蓋体で覆うようにして構成する車両用コンソールボ
ックスであって、前記蓋体の表裏両面を貫通するよう
に、カップホルダー用のホルダー穴を設け、該ホルダー
穴の両端部に、それぞれ段部を形成して、該両段部の間
における前記ホルダー穴内に、該ホルダー穴の軸心方向
に摺動可能な底板片を挿入し、前記ホルダー穴における
蓋体の表面側または裏面側よりカップを挿入したとき
に、前記底板片が蓋体の裏面側又は表面側における段部
に当接して、コップを支持するように構成したもので、
例えば、蓋体がボックス本体の開口部を閉めた状態で
は、蓋体が表面側を表出させており、底板片が蓋体の裏
面側における段部に当接して、ホルダー穴が蓋体の表面
側で開口することになって、この開口部より、カップを
挿入して、保持することができる。反対に、蓋体がボッ
クス本体の開口部を明けた状態では、蓋体の裏面側が表
出しており、底板片が蓋体の表面側における段部に当接
して、ホルダー穴が蓋体の裏面側で開口することになっ
て、この開口部より、カップを挿入して、保持すること
ができる。この結果、蓋体の開閉何れの状態でも、カッ
プは、出し入れがかのうとなり、しかも、蓋体の表面側
から挿入した場合と裏面側から挿入した場合では、保持
されるカップの位置が異なることになって、カップを使
用している乗員の近い位置を選択することにより、カッ
プの使用を容易にすることができる。
【0021】また、本発明は、前記蓋体に、ティッシュ
ペーパーボックスの収容部を設け、該収容部より前記蓋
体の表面側に前記ティッシュペーパーボックスから表出
したティッシュペーパーを突出させるティッシュペーパ
ー取出し口を形成して構成している結果、蓋体にティッ
シュペーパー取出し口を形成した結果、蓋体を一々開け
なくとも、ティッシュペーパーを取り出すことができ、
便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における車両用コンソール
ボックスを車体後方から見た斜視図である。
【図2】図1の拡大II−II線断面図である。
【図3】図1における外蓋体を開けた状態を示す背面図
である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す車両用コンソー
ルボックスの車体前方から見た一部斜視図である。
【図5】図4における分割蓋を開けた状態を示す側面図
である。
【図6】本発明の更に他の実施の形態を示す車両用コン
ソールボックスの車体前方から見た斜視図である。
【図7】図6の分割蓋を開けた状態を示すIIV−IIV線に
おいて一部を断面した正面図である。
【図8】本発明の更に他の実施の形態を示す車両用コン
ソールの一部を車体後方より見た斜視図である。
【図9】従来における車両用コンソールボックスを車体
後方から見た斜視図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【符号の説明】
11 ボックス本体 11a 収容部 12 蓋体 12a 中蓋体 12b 外蓋体 12b1 分割蓋 12b2 分割蓋 13 ホルダー穴 15 カップ 16 底板片 17 ティッシュペーパー取出し口 18 ティッシュペーパー 19 ティッシュペーパーケース 20 ケース収容部 23a,23b 段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 3/10 B60N 3/00 B60R 7/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小物を収容するための収容部を有するボ
    ックス本体の開口部を、蓋体で覆うようにして構成する
    車両用コンソールボックスにおいて、前記蓋体の表裏両
    面を貫通するように、カップホルダー用のホルダー穴を
    設け、該ホルダー穴の両端部に、それぞれ段部を形成し
    て、該両段部の間における前記ホルダー穴内に、該ホル
    ダー穴の軸心方向に摺動可能な底板片を挿入し、前記ホ
    ルダー穴における蓋体の表面側または裏面側よりカップ
    を挿入したときに、前記底板片が蓋体の裏面側又は表面
    側における段部に当接して、カップを支持するように構
    成したことを特徴とする車両用コンソールボックス。
  2. 【請求項2】 前記蓋体に、ティッシュペーパーボック
    スの収容部を設け、該収容部より前記蓋体の表面側に前
    記ティッシュペーパーボックスから表出したティッシュ
    ペーパーを突出させるティッシュペーパー取出し口を形
    成したことを特徴とする請求項1記載の車両用コンソー
    ルボックス。
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