JPH0525958Y2 - - Google Patents

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JPH0525958Y2
JPH0525958Y2 JP1987030743U JP3074387U JPH0525958Y2 JP H0525958 Y2 JPH0525958 Y2 JP H0525958Y2 JP 1987030743 U JP1987030743 U JP 1987030743U JP 3074387 U JP3074387 U JP 3074387U JP H0525958 Y2 JPH0525958 Y2 JP H0525958Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車両の乗員室に設けられる引出し式
のカツプホルダの改良に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のカツプホルダとして車両用缶類
の保持具(実開昭59−132433)、車両用コツプ立
て(実公昭61−23480)等が開示されている。
前者はカツプ収容孔が設けられたホルダプレー
トの下面に、線材により略コ字状に形成されかつ
缶類の受承位置に回動可能に支持されたカツプ受
け具を備えた保持具全体が車両の内装材に引出し
可能に収納される。そして、保持具全体を収納し
た状態では内装材から突出せず、引出した状態で
はカツプ受け具を回動して缶類を支持することが
できる特長を有する。
また後者は、インストルメントパネルに取付け
た収納ケースに第1及び第2保持部材が車両の前
後方向に摺動可能に装着される。そして、第1及
び第2保持部材を収納ケースに収納した不使用時
には第1及び第2保持部材が重合して全体の厚み
が薄くなつて極めてコンパクトにインストルメン
トパネル内に収納できるとともに、第1及び第2
保持部材を引出した使用状態では第1保持部材又
は第2保持部材が回転して第1保持部材の貫通孔
と第2保持部材の容器支持部とが上下に離れ、安
定してコツプを保持することができる特長を有す
る。
市販の飲み物の容器は、缶、紙コツプ、ガラス
コツプ、コーヒーカツプ等、多種にわたつている
が、上記缶類の保持具やカツプ立てはいずれもカ
ツプ収容孔の孔径が一種類の決まつた大きさであ
るため、保持できる容器の大きさが狭い範囲で限
定される問題点があつた。また上記缶類の保持具
やカツプ立てでは収納ケースからホルダプレート
や第1及び第2保持部材を引出すと、ホルダプレ
ートや第1及び第2保持部材の大部分が車内に突
出して収納ケースに保持される部分が少なくなる
ので、ホルダプレートや第1及び第2保持部材が
車両の振動等により上下に揺動する恐れがあつ
た。
これらの点を解消するために、車内のシートバ
ツクパネルに基端が枢着されたアームレスト内に
このアームレストの長手方向に沿つて物入れが収
納され、この物入れをアームレストから引出すた
めの開口がアームレストの端部に形成され、物入
れを摺動させるための案内レールがアームレスト
のフレームに設けられた自動車用アームレスト装
置が開示されている(実開昭57−50255)。この装
置は物入れの上部に開口が形成され、この物入れ
の両側内壁の上部に形成された一対の凹溝に中蓋
の両側縁が摺動可能に係合され、この中蓋に缶ジ
ュース等の容器を差込み可能な複数の差込穴が形
成される。
このアームレスト装置では、物入れを引出しか
つ中蓋を凹溝に沿つて摺動させて差込穴を出現さ
せ、出現した差込穴に容器を差込むことにより、
容器を安定して保持できるようになつている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記アームレストでは中蓋が物入れの
両側内壁に形成された一対の凹溝に摺動可能に係
合されているため、中蓋を容易に取外すことがで
きず、複数の差込穴が複数種類の穴径を有するよ
うに形成されていても、容器の外径に合つた差込
穴が物入れの奥に位置する場合には物入れを大き
く引出さなければならず、この物入れにより車内
を大幅に狭める不具合があつた。
本考案の目的は、車内の居住性を損わずに、見
栄えがよく、外径の異なる多種類の容器を安定し
て保持できるカツプホルダを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本考案の構成を、実
施例に対応する図1を用いて説明する。
本考案は、外形がほぼ四角形をなし複数のカツ
プ収容孔21,22が設けられたホルダプレート
20と、ホルダプレート20を保持するフレーム
12と、このフレーム12を水平方向に引出し可
能に収納しかつ車内に取付けられる収納ケース1
0と、引出したときにフレーム12を収納ケース
10に係止するストツパ23とを備えたカツプホ
ルダの改良である。
その特徴ある構成は、ホルダプレート20の複
数のカツプ収容孔21,22が複数種類の孔径を
有しかつホルダプレート20の四角形の少なくと
も二辺の近傍に各孔縁が設けられ、フレーム12
がカツプ収容孔21,22の孔縁が近傍に設けら
れた辺のそれぞれフレーム12の前端部12a側
に配置換えできるようにホルダプレート20を保
持し、ストツパ23がフレーム12の前端部12
a側に配置した辺近傍のカツプ収容孔21,22
が収納ケース10からその孔21,22を全て出
現し終つたところで収納ケース10に係止するよ
うに構成されたところにある。
なお、本明細書で「四角形の少なくとも二辺」
とは、四角形の互いに対向する二辺又は隣接する
二辺を少なくとも含む辺をいう。
[作用] 四角形のホルダプレート20の辺を入れ換える
ことにより、孔径の異なる複数のカツプ収容孔2
1,22のうち所望の孔径のカツプ収容孔21,
22をフレーム12の前端部12a側に位置させ
ることができ、多種類の容器を収容することが可
能となる。
ストツパ23により、フレーム12の前端部1
2a側に配置したホルダプレート20の辺近傍の
カツプ収容孔21,22が収納ケース10から出
現し終つたところでフレーム12が停止するた
め、車内の居住性を損わずに、見栄えがよく安定
して容器を保持することができる。
[実施例] 次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。
第1図〜第4図に示すように、収納ケース10
が車内のインストルメントパネル11に取付けら
れる。この収納ケース10はフレーム12を水平
方向に引出し可能に収納する。フレーム12の前
端部12aには引き手が設けられる。またフレー
ム12の両側には保持アーム14の基端が枢着す
る。保持アーム14の先端にはカツプ受け具15
が保持アーム14と一体に形成される。フレーム
12の両側内面にはそれぞれ2つの板止め部18
が突設し、その両側内面には板受け部19が突設
する(第2図及び第3図)。フレーム12の内側
にはホルダプレート20がはめ込まれる。
ホルダプレート20は外径が四角形、この例で
はほぼ正方形をなし、ホルダプレート20には複
数、この例では4つのカツプ収容孔21,22が
設けられる。4つのカツプ収容孔21,22はそ
の孔縁がホルダプレート20の隣接する2つの辺
の近傍にそれぞれ位置するように設けられる。即
ちカツプ収容孔21,22はホルダプレート20
の各辺の近傍に2つずつ並んだ状態に設けられ
る。
ホルダプレート20は板受け部19と板止め部
18により正方形の各辺を入れ換え可能に、即ち
正方形の各辺のそれぞれをフレーム12の前端部
12a側に配置換え可能にフレーム12に保持さ
れる。
フレーム12の後端部には収納ケース10の後
端部に係止するストツパ23がフレーム12と一
体に形成される(第1図)。ストツパ23はフレ
ーム12を引出したときにフレーム12の前端部
12a側に配置したホルダプレート20の一辺近
傍のカツプ収容孔21,22が収納ケース10か
らその孔21,22を全て出現し終つたところで
収納ケース10の後端部に係止するように設けら
れる。
このような構成のカツプホルダの作用を説明す
る。
インストルメントパネル11に取付けた収納ケ
ース10からフレーム12を引出し、ストツパ2
3が収納ケース10の後端部に係止した位置でフ
レーム12に重合していた保持アーム14を回転
させて開き、第1図に示すようにカツプ受け具1
5を水平状態にする。この状態でカツプ受け具1
5はカツプ収容孔21及び22の下方に位置す
る。
第1図及び第4図に示す例では、ホルダプレー
ト20の大小2つのカツプ収容孔21及び22が
フレーム12の前端部12aの近くに出現する。
ここで保持しようとする2つのカツプ(図示せ
ず)がともに大きい場合には、第3図の二点鎖線
に示すようにホルダプレート20をフレーム12
から取外し、ホルダプレート20の辺を入れ換え
て第5図に示すようにフレーム12にはめ込み固
定する。
また、保持しようとする2つのカツプがともに
小さい場合には、同様にホルダプレート20の辺
を入れ換えて第6図に示すようにフレーム12に
はめ込み固定する。第7図は第4図のカツプ収容
孔21及び22の位置を左右にそれぞれ入れ換え
た例を示す。
これにより、上記例では4種類の態様のカツプ
収容孔の配置が得られ、広い範囲の容器を保持す
ることができる。
なお、上記例ではホルダプレートの外形がほぼ
正方形の例を示したが長方形でもよい。この場合
ホルダプレートはその長方形の互いに対向する二
辺の近傍に各孔縁が設けられ、ホルダプレートの
上記二辺をフレームの前端部側に配置換えできる
ように構成される。またカツプ収容孔の数は4個
に限らず、2個、3個又は5個以上でもよい。
また、上記例ではストツパ23をフレーム12
の後端部に上方に突設したが、ストツパ23をフ
レーム12の後端部に下方に突設してもよく、又
はフレーム12の両側に設けてもよい。
また、上記例ではフレームの前端部に引き手を
設けたが、カツプ受け具に引き手を設けてもよ
い。
また、収納ケースをインストルメントパネルに
取付けた例を示したが、本考案はこれに限らず、
コンソールボツクス等の車内の他の場所に取付け
ることもできる。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、フレーム
とホルダプレートとを別物にし、保持しようとす
るカツプの大きさに応じて四角形のホルダプレー
トの辺を入れ換えることによりカツプ収容孔の孔
径を調整できるので、所望の孔径のカツプ収容孔
をフレームの前端部側に位置させることができ、
外径の異なる多種類の容器を保持することが可能
となる。
またストツパにより、フレームの前端部側に配
置したホルダプレートの辺近傍のカツプ収容孔が
収納ケースから出現し終つたところでフレームが
停止するため、必要以上にホルダプレートが車内
に突出しない。この結果、本考案のカツプホルダ
は従来のアームレスト装置のように車内の居住性
を損うことがなく、見栄えもよい。
またストツパが収納ケースに係止するまでフレ
ームを収納ケースから引出しても、フレームの引
出し方向の全長の半分近くが収納ケースにより保
持されるので、従来の缶類や保持具やコツプ立て
と比較してフレームが上下に揺動しにくく、安定
して容器を保持することができる。
更に、従来の缶類の保持具やコツプ立てでは、
テーパ付きカツプの場合、カツプの外周面がカツ
プ収容孔の孔縁で保持されてもカツプの底部がカ
ツプ受け具まで達しない場合や、カツプ受け具に
達するもののカツプ収容孔の孔縁とカツプの外周
面との間に隙間を生じる等、安定してカツプを保
持できない場合があつたが、本考案によれば、カ
ツプの外周面はカツプ収容孔の孔縁に保持でき、
同時にカツプの底部もカツプ受け具に載せること
ができるため、安定してカツプを保持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例カツプホルダの斜視図。
第2図はそのフレームの要部拡大斜視図。第3図
は第1図のAA線断面図。第4図は第1図の要部
平面図。第5図〜第7図は本実施例ホルダプレー
トの取付位置の他の態様を示す平面図。 10……収納ケース、12……フレーム、20
……ホルダプレート、21,22……カツプ収容
孔、23……ストツパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外形がほぼ四角形をなし複数のカツプ収容孔2
    1,22が設けられたホルダプレート20と、前
    記ホルダプレート20を保持するフレーム12
    と、このフレーム12を水平方向に引出し可能に
    収納しかつ車内に取付けられる収納ケース10
    と、引出したときに前記フレーム12を前記収納
    ケース10に係止するストツパ23とを備えたカ
    ツプホルダにおいて、 前記ホルダプレート20の複数のカツプ収容孔
    21,22は複数種類の孔径を有しかつ前記ホル
    ダプレート20の四角形の少なくとも二辺の近傍
    に各孔縁が設けられ、 前記フレーム12は前記カツプ収容孔21,2
    2の孔縁が近傍に設けられた辺のそれぞれを前記
    フレーム12の前端部12a側に配置換えできる
    ように前記ホルダプレート20を保持し、 前記ストツパ23は前記フレーム12の前端部
    12a側に配置した辺近傍のカツプ収容孔21,
    22が前記収納ケース10からその孔21,22
    を全て出現し終つたところで前記収納ケース10
    に係止するように構成された ことを特徴とするカツプホルダ。
JP1987030743U 1987-03-03 1987-03-03 Expired - Lifetime JPH0525958Y2 (ja)

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JPS63138250U JPS63138250U (ja) 1988-09-12
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