JPH08198017A - カード収納装置 - Google Patents

カード収納装置

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Publication number
JPH08198017A
JPH08198017A JP2622495A JP2622495A JPH08198017A JP H08198017 A JPH08198017 A JP H08198017A JP 2622495 A JP2622495 A JP 2622495A JP 2622495 A JP2622495 A JP 2622495A JP H08198017 A JPH08198017 A JP H08198017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
slider
case
holding surface
storage device
Prior art date
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Pending
Application number
JP2622495A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Tani
篤 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2622495A priority Critical patent/JPH08198017A/ja
Publication of JPH08198017A publication Critical patent/JPH08198017A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カードの出し入れが便利であり、かつ、とく
に上下寸法を小さく構成することができるカード収納装
置を提供する。 【構成】 ガーニッシュ14に取り付けられたケース1
内に、スライダ7が図の左右に摺動自在に収容され、カ
ード入口15からカード保持面2上へ挿入されたカード
3の端縁によりスライダ7が内方へ押し込まれ、スライ
ダ7はコイルスプリング12により図の左方へ付勢され
ながら係止機構により係脱自在に係止され、この係止が
外されると、スライダ7の突起9がケース1の長溝8前
端に係合するまで、スライダ7がコイルスプリング12
の付勢力により図の左方へ変位するように構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、とくに車両におけるカ
ードの収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用カードホルダにおいては、
実開平4−109080号公報に例示されているよう
に、カードが載置される引き出し状の内ケースと、その
内ケースを保持するための外ケースとをそなえ、内ケー
スからカードを取り出しやすくするためのスプリングや
押圧部材等が内ケースより上方の外ケース内に取り付け
られているので、外ケースの上下寸法が比較的大きくな
ることは避けられず、従って、車両のインスツルメント
パネル内等における狭い空間内にカードホルダを設置す
ることは難しくなると共に、内ケースに対するカードの
出し入れが必ずしも便利であるとはいえなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、カードの出
し入れが便利であり、かつ、とくに上下寸法を小さく構
成することができるカード収納装置を提供しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
るカード収納装置は、ほぼ水平なカード保持面とカード
の出入り自由な端部開口とをそなえたケース、上記カー
ド保持面の略延長線上に沿って摺動自在に上記ケースに
支持され上記端部開口から上記カード保持面に挿入され
たカードの端縁により押圧されるスライダ、同スライダ
を上記端部開口へ向かって付勢するスプリング、及び、
上記スライダを上記カード保持面の内方で係脱する係止
機構を有している。
【0005】
【作用】すなわち、ほぼ水平なカード保持面とカードの
出入り自由な端部開口とをそなえたケースに、カード保
持面の略延長線上に沿って摺動自在にスライダが支持さ
れているため、ケースの端部開口からカード保持面に挿
入されたカードの端縁によりスライダが押圧されると、
スライダはスプリングの付勢力に抗してカード保持面の
略延長線上に沿い摺動し、係止機構によってカード保持
面の内方で係止されることにより、カード保持面上にカ
ードを保持することができ、また、係止機構による係止
作用が外されると、スライダはスプリングによりケース
の端部開口に向かって付勢されるので、カード保持面上
のカードはスライダにより端部開口からほぼ水平に押し
出されることになる。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す本発明の実施例について具
体的に説明する。図1〜図3において、偏平な箱形のケ
ース1内に平坦なカード保持面2が形成されると共に、
その外側端部には、プリペイドカード、テレフォンカー
ド、クレジットカード等のカード3が出入り自由な開口
4が形成され、また、ケース1の開口4側上部に左右両
端が枢支された板状アーム5がカード保持面2に向かっ
て延びている一方、ケース1の開口4側上部に固定され
た板ばね6が板状アーム5のほぼ中央部分を下方のカー
ド保持面2に向かって付勢している。なお、図1は、装
置の構造を分かりやすくするため、カード3を取り除い
た状態を示している。
【0007】他方、ケース1内にはスライダ7が収容さ
れ、スライダ7はケース1内を外方の開口4に向かっ
て、あるいは、開口4から遠ざかる内方へと、カード保
持面2の略延長線上に沿ってほぼ直線的に摺動自在であ
ると同時に、ケース1に形成された長溝8とスライダ7
の突起9とが係合しており、また、スライダ7には開口
4との反対側内方に周知のハートカム10が設けられ
て、略環状のロックピン11がハートカム10と係脱可
能にケース1に固定され、さらに、ケース1にはハート
カム10の左右両側にそれぞれコイルスプリング12が
配置され、各コイルスプリング12はスライダ7を開口
4に向かって付勢している。
【0008】ケース1の外端面には、上下左右各2本の
ビス13によってガーニッシュ14が取り付けられ、ガ
ーニッシュ14にはケース1の開口4に連続するカード
入口15が設けられていて、車両の図示しないインスツ
ルメントパネルの開口にケース1から挿入されて、ガー
ニッシュ14の左右両側に形成された爪15が上記開口
縁部にそれぞれ係合することにより、ガーニッシュ14
がインスツルメントパネルの表面に沿って固定されると
同時に、ケース1はインスツルメントパネル内に定置さ
れる。
【0009】図4はケース1内にカード3が収納されて
いない状態を示し、この場合には、ハートカム10とロ
ックピン11との係合は外れ、コイルスプリング12の
付勢力によりスライダ7が開口4に向かって移動し、ス
ライダ7の突起9がケース1の長溝8前端に係止するこ
とにより、スライダ7はカード保持面2とほぼ同一平面
上に定置されている。
【0010】この状態において2点鎖線で示すように、
カード3をガーニッシュ14のカード入口15から内方
へ挿入すると、カード3はケース1の開口4を通って、
板ばね6により板状アーム5を介しカード保持面2に軽
く押さえつけられながらカード保持面2上を内方へ滑
り、カード3の端縁がスライダ7の前端面に突き当たる
ので、さらにカード3を押し込むと、カード3の端縁が
スライダ7を直接押圧することによりコイルスプリング
12の付勢力に抗してスライダ7を内方へ変位させ、こ
れに伴ってスライダ7の突起9もケース1の長溝8によ
り内方へガイドされ、遂にはロックピン11がハートカ
ム10に係合して、スライダ7が図1〜図3に示された
位置に係止され、カード3の前端部がガーニッシュ14
から車室内へ少し突出した状態で、カード3はケース1
のカード保持面2上に収納されており、このとき、カー
ド3は板ばね6の付勢力により板状アーム5を介してカ
ード保持面2上に押さえられているため、カード3が不
用意に車室側へ飛び出す心配はまったくない。
【0011】ケース1内に収納されたカード3を取り出
す場合には、コイルスプリング12の付勢力に抗して車
室側からカード3の前端部を少し押し込めば、カード3
端縁の押圧によりスライダ7が内方へ変位して、ハート
カム10とロックピン11との係合が外されるため、コ
イルスプリング12の付勢力によりスライダ7が開口4
に向かって押し出され、スライダ7の突起9がケース1
の長溝8前端に係止して図4の状態にもどるので、カー
ド3もスライダ7により直接押し出されてカード保持面
2上を滑り、図4の2点鎖線で示されているように、カ
ード3の前端部がガーニッシュ14から車室内へ大きく
突出することになり、従って、カード3を容易に取り出
すことができるようになる。
【0012】上記装置においては、ガーニッシュ14の
カード入口15からカード3を水平に挿入すれば、カー
ド3の端縁がスライダ7を直接押圧して内方へ変位さ
せ、ハートカム10とロックピン11との係合によりス
ライダ7が所定位置に係止されて、カード3がケース1
のカード保持面2上に自動的に収納されることになるの
で、その操作は1つの動作で非常に簡単であると共に、
必要に応じてカード3の前端部を少し押し込めば、ハー
トカム10とロックピン11との係合が外れて、コイル
スプリング12の付勢力によりスライダ7が外方へ移動
し、カード3がカード保持面2上を押し出されて自動的
に車室内へ大きく飛び出すので、そのままカード3をつ
まんで取り出すことができるため、カード3の取り出し
操作も同様に非常に簡単であって、大層便利である。
【0013】また、開口4からケース1内へ水平に挿入
されたカード3の端縁がスライダ7を同方向に直接押し
込んで、カード保持面2上にカード3が収納されるよう
に構成されており、しかも、ハートカム10、ロックピ
ン11及びコイルスプリング12もカード保持面2とほ
ぼ同一平面上に配置されているので、ケース1は、カー
ド保持面2上に適当な複数枚のカード3を収納するため
の上下スペースと、スライダ7の位置決め機構を設置す
るスペースとをそなえていればよいため、とくに上下方
向の寸法を最も小さくしたコンパクトな構造とすること
ができ、従って、車両のインスツルメントパネルのよう
に内部空間に制約の大きい場合であっても、上記装置を
容易に設置することができるという大きな長所がある。
【0014】さらに、ケース1を装備する車種等が変わ
る場合でも、その車種等に応じてガーニッシュ14の形
状を変更して、それにケース1を取り付けるようにすれ
ば、ケース1自体は各車種等に対しそのまま共用するこ
とができるので、カード収納装置としてのコストを容易
に低減させることができる特長もある。
【0015】また、上記装置にあっては、コイルスプリ
ング12がハートカム10及びロックピン11の左右両
側にそれぞれ配置されて、スライダ7を同方向に付勢し
ているため、ケース1内へカード3を挿入してスライダ
7を押し込むときのバランス感がよいと共に、ケース1
からカード3を取り出す場合には、コイルスプリング1
2によるスライダ7及びカード3の押し出し動作を常に
安定的とし、カード3の取り出しをスムースに行わせる
ことができる。
【0016】なお、上記実施例においては、ケース内で
スライダを案内、位置決めするためケースの長溝と係合
する突起がスライダの上面に形成されているが、これを
スライダの下面に設けてケースの長溝もしくは長孔と係
合させ、または、スライダの上下面にそれぞれ形成され
た突起をケースの長溝もしくは長孔にそれぞれ係合させ
るようにしてもよいのはいうまでもなく、さらに、スラ
イダをカード保持面の内方で係脱する係止機構として
は、ハートカムとロックピンとの組み合わせの外に適宜
の機構を採用することもできるものである。
【0017】
【発明の効果】本発明にかかるカード収納装置において
は、ケースの端部開口からカードをほぼ水平に挿入すれ
ば、カードの端縁がスライダを押圧して内方へ摺動さ
せ、スライダが係止機構によりカード保持面の内方で係
止されるため、カードは自動的にカード保持面上に収納
され、また、係止機構による係止作用が外されると、ス
プリングによるスライダの付勢力によりカードは端部開
口からほぼ水平に押し出されるので、カードの収納、取
り出し操作は非常に単純かつ簡単であって、実用上大層
便利であると共に、ほぼ水平なカード保持面の略延長線
上に沿ってスライダが摺動自在に支持され、カードの端
縁によりスライダが押圧されるように構成されているた
め、ケースの上下寸法を容易に小さくして、装置全体を
小型化することができるすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における一部破断平面図。
【図2】図1のII−II矢視断面図。
【図3】図1の III−III 矢視断面図。
【図4】図3に相当する上記実施例の作用説明図。
【符号の説明】
1 ケース 2 カード保持面 3 カード 6 板ばね 7 スライダ 8 長溝 9 突起 10 ハートカム 11 ロックピン 12 コイルスプリング 14 ガーニッシュ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ水平なカード保持面とカードの出入
    り自由な端部開口とをそなえたケース、上記カード保持
    面の略延長線上に沿って摺動自在に上記ケースに支持さ
    れ上記端部開口から上記カード保持面に挿入されたカー
    ドの端縁により押圧されるスライダ、同スライダを上記
    端部開口へ向かって付勢するスプリング、及び、上記ス
    ライダを上記カード保持面の内方で係脱する係止機構を
    有するカード収納装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記カード保持面、
    上記スライダ、上記スプリング及び上記係止機構が略一
    平面上に配置されたカード収納装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、上記
    係止機構がハートカム及びロックピンから構成されたカ
    ード収納装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかにおい
    て、上記スプリングが上記係止機構の左右両側にそれぞ
    れ設けられたカード収納装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかにおい
    て、上記スライダに突起が形成され、上記係止機構によ
    る上記スライダの係止が外されたとき、上記突起が上記
    ケースに係合して上記スライダを位置決めするように構
    成されたカード収納装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかにおい
    て、上記カード保持面に向かって弾力的に作用する押圧
    部材をそなえたカード収納装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかにおい
    て、上記ケースの前面に着脱自在にガーニッシュが取り
    付けられたカード収納装置。
JP2622495A 1995-01-20 1995-01-20 カード収納装置 Pending JPH08198017A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040001146A (ko) * 2002-06-27 2004-01-07 지엠대우오토앤테크놀로지주식회사 자동차용 카드 홀더
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010612