JP2554520Y2 - カードケース - Google Patents
カードケースInfo
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- JP2554520Y2 JP2554520Y2 JP1989153049U JP15304989U JP2554520Y2 JP 2554520 Y2 JP2554520 Y2 JP 2554520Y2 JP 1989153049 U JP1989153049 U JP 1989153049U JP 15304989 U JP15304989 U JP 15304989U JP 2554520 Y2 JP2554520 Y2 JP 2554520Y2
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- Japan
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- card
- case
- fuel card
- attached
- case body
- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/08—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession
- B65D83/12—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession for dispensing tickets or tokens
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45C—PURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
- A45C11/00—Receptacles for purposes not provided for in groups A45C1/00-A45C9/00
- A45C11/18—Ticket-holders or the like
- A45C11/182—Credit card holders
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K13/00—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
- G06K13/02—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
- G06K13/08—Feeding or discharging cards
- G06K13/10—Feeding or discharging cards from magazine to conveying arrangement
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F3/00—Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
- G09F3/08—Fastening or securing by means not forming part of the material of the label itself
- G09F3/18—Casings, frames or enclosures for labels
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Sheet Holders (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はガソリンスタンドで発行するフユーエルカー
ド等のカードを収納するカードケースに関する。
ド等のカードを収納するカードケースに関する。
[従来の技術] 第16図及び第17図には、自動車のインストルメントパ
ネル等の車室内壁に取り付けられてフユーエルカードの
収納用として用いられるカードケースの従来構造が示さ
れている。
ネル等の車室内壁に取り付けられてフユーエルカードの
収納用として用いられるカードケースの従来構造が示さ
れている。
この構造によれば、ケース本体10に軸12を介して開閉
蓋14が矢印A方向に開閉可能に軸支され、開閉蓋14の開
放状態でフユーエルカード16を出し入れできるようにな
っている。ケース本体10には、押圧操作可能に解除ボタ
ン18が取り付けられるとともに解除ボタン18に一体にロ
ツク爪20(第16図に図示)が形成され、開閉蓋14の開放
状態からは開閉蓋14の閉止動作でロツク爪20に開閉蓋14
に形成された爪22が係合されて開閉蓋14が閉止状態で不
用意に開放しないようになっている。ロツク爪20への爪
22の係合状態は、解除ボタン18の押圧操作で解除される
ようになっており、開閉蓋14の閉止状態からは解除ボタ
ン18の押圧操作でロツク爪20への爪22の係合状態が解除
されて開閉蓋14が開放可能となるようになっている。こ
のケース本体10と開閉蓋14との間には、軸12に巻装され
て開閉蓋14を開放方向に付勢するねじりコイルスプリン
グ24が設けられ、開閉蓋14の開放時にはロツク爪20への
爪22の係合状態が解除されると、これと同時にねじりコ
イルスプリング24の付勢力で開閉蓋14が自動的に開放さ
れるようになっている。
蓋14が矢印A方向に開閉可能に軸支され、開閉蓋14の開
放状態でフユーエルカード16を出し入れできるようにな
っている。ケース本体10には、押圧操作可能に解除ボタ
ン18が取り付けられるとともに解除ボタン18に一体にロ
ツク爪20(第16図に図示)が形成され、開閉蓋14の開放
状態からは開閉蓋14の閉止動作でロツク爪20に開閉蓋14
に形成された爪22が係合されて開閉蓋14が閉止状態で不
用意に開放しないようになっている。ロツク爪20への爪
22の係合状態は、解除ボタン18の押圧操作で解除される
ようになっており、開閉蓋14の閉止状態からは解除ボタ
ン18の押圧操作でロツク爪20への爪22の係合状態が解除
されて開閉蓋14が開放可能となるようになっている。こ
のケース本体10と開閉蓋14との間には、軸12に巻装され
て開閉蓋14を開放方向に付勢するねじりコイルスプリン
グ24が設けられ、開閉蓋14の開放時にはロツク爪20への
爪22の係合状態が解除されると、これと同時にねじりコ
イルスプリング24の付勢力で開閉蓋14が自動的に開放さ
れるようになっている。
しかしながら、このカードケースにあっては開閉蓋14
の開閉操作がフユーエルカード16の出し入れ操作と別途
独立して行われ、フユーエルカード16の出し入れ時の操
作が煩わしいという問題がある。すなわち、フユーエル
カード16の取り出し時には、解除ボタン18を押圧操作し
ても、その後開閉蓋14が開放されるのを待たなければフ
ユーエルカード16を取り出すことができない。また、フ
ユーエルカード16の収納時にはフユーエルカード16を開
閉蓋14の内側に入れただけではフユーエルカード16を収
納できず、その後開閉蓋14を止閉する必要がある。
の開閉操作がフユーエルカード16の出し入れ操作と別途
独立して行われ、フユーエルカード16の出し入れ時の操
作が煩わしいという問題がある。すなわち、フユーエル
カード16の取り出し時には、解除ボタン18を押圧操作し
ても、その後開閉蓋14が開放されるのを待たなければフ
ユーエルカード16を取り出すことができない。また、フ
ユーエルカード16の収納時にはフユーエルカード16を開
閉蓋14の内側に入れただけではフユーエルカード16を収
納できず、その後開閉蓋14を止閉する必要がある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は上記事実を考慮し、フユーエルカード等のカ
ードを簡単に出し入れできるカードケースを得ることが
目的である。
ードを簡単に出し入れできるカードケースを得ることが
目的である。
[課題を解決するための手段] 本考案に係るカードケースは、カードが挿入されるケ
ース本体と、ケース本体内に設けられカードに押圧され
て押し込まれる押込部材と、押込部材の両端部から前記
ケース本体の側板と平行に張り出す両脚部と、前記両脚
部の自由端部から突設されカードの幅方向の両端が当た
って両脚部を押し拡げる突出部と、前記突出部から互い
に向かい合う方向へ突設されカードの表面又は裏面に当
たる押え軸と、前記押込部材をカードの抜出方向に付勢
する付勢手段と、前記押込部材をカード収納位置でケー
ス本体に係止すると共にカード収納位置から押込部材の
押込動作で押込部材のケース本体への係止状態を解除す
るラッチと、を有することを特徴としている。
ース本体と、ケース本体内に設けられカードに押圧され
て押し込まれる押込部材と、押込部材の両端部から前記
ケース本体の側板と平行に張り出す両脚部と、前記両脚
部の自由端部から突設されカードの幅方向の両端が当た
って両脚部を押し拡げる突出部と、前記突出部から互い
に向かい合う方向へ突設されカードの表面又は裏面に当
たる押え軸と、前記押込部材をカードの抜出方向に付勢
する付勢手段と、前記押込部材をカード収納位置でケー
ス本体に係止すると共にカード収納位置から押込部材の
押込動作で押込部材のケース本体への係止状態を解除す
るラッチと、を有することを特徴としている。
また、前記ケース本体は被取付部材に取付けられるこ
とを特徴としている。
とを特徴としている。
また、前記被取付部材には取付孔が形成されると共に
前記ケース本体にはこの取付孔に挿入係止される係止手
段が一体に形成されたことを特徴としている。
前記ケース本体にはこの取付孔に挿入係止される係止手
段が一体に形成されたことを特徴としている。
さらに、前記ケース本体には、被取付部材に係止され
るクリップが取り外し可能に取付けられ、クリップ又は
粘着テープによって選択的に被取付部材に取付けられる
ことを特徴とするとしている。
るクリップが取り外し可能に取付けられ、クリップ又は
粘着テープによって選択的に被取付部材に取付けられる
ことを特徴とするとしている。
本考案では、カードをケース本体に挿入すると、突出
部にカードの幅方向の両端部が当たって両脚部が押し拡
げられ弾性変形してカードを保持する。次に、カードに
押された押込部材がカード収納位置でラッチによって係
止され、カードがケース本体に収納される。
部にカードの幅方向の両端部が当たって両脚部が押し拡
げられ弾性変形してカードを保持する。次に、カードに
押された押込部材がカード収納位置でラッチによって係
止され、カードがケース本体に収納される。
このように、両脚部に設けられた突出部は、カードの
表裏面を挟持するのでなく、カードの幅方向の両端部を
両脚部に付勢されて両側から挟持するように配設されて
いる。すなわち、ケース本体の幅方向の両端に位置して
いるので、ケース本体の厚みが厚くならない。さらに、
突出部に設けられた押え軸が、カードの表裏面に当り、
厚み方向のガタ付きを制限する。
表裏面を挟持するのでなく、カードの幅方向の両端部を
両脚部に付勢されて両側から挟持するように配設されて
いる。すなわち、ケース本体の幅方向の両端に位置して
いるので、ケース本体の厚みが厚くならない。さらに、
突出部に設けられた押え軸が、カードの表裏面に当り、
厚み方向のガタ付きを制限する。
また、収納されたカードをさらに押し込むことによっ
て、ラッチによる押込部材の係止状態が解除され、付勢
手段によってカードがケース本体から抜き出るようにな
っている。
て、ラッチによる押込部材の係止状態が解除され、付勢
手段によってカードがケース本体から抜き出るようにな
っている。
一方、ケース本体を自動車の車室内でカバン等の被取
付部材に取付けるようにすれば、携帯用としてだけでな
く、自動車の車室内やカバンの装備品として広く適用で
きる。
付部材に取付けるようにすれば、携帯用としてだけでな
く、自動車の車室内やカバンの装備品として広く適用で
きる。
この場合、被取付部材に取付孔を形成すると共にケー
ス本体に被取付部材の取付孔に挿入係止される係止手段
を一体に形成すれば、簡単な取付作業でケース本体を被
取付部材に取付けることができる。
ス本体に被取付部材の取付孔に挿入係止される係止手段
を一体に形成すれば、簡単な取付作業でケース本体を被
取付部材に取付けることができる。
また、ケース本体に被取付部材に係止されるクリップ
を取り外し可能に取付けて、クリップ又は粘着テープに
よって選択的に被取付部材に取付けるようにすれば、被
取付部材にケース本体を後付けする場合等に便利であ
る。
を取り外し可能に取付けて、クリップ又は粘着テープに
よって選択的に被取付部材に取付けるようにすれば、被
取付部材にケース本体を後付けする場合等に便利であ
る。
[実施例] 第1図から第12図には、本考案が適用されたカードケ
ース30が示されている。
ース30が示されている。
カードケース30は第11図に示される如く自動車車室内
の横壁32に取りつけられてガソリンスタンドで発行する
フユーエルカード34(第1図に図示)の収納用として用
いられるようになっている。横壁32には、第1図にも示
される如く細幅矩形の取付孔36が形成され、この取付孔
36にカードケース30のケース本体が横壁32の表面上方か
ら挿入されている。取付孔36は第1図に示される如く細
幅の矩形孔となっている。
の横壁32に取りつけられてガソリンスタンドで発行する
フユーエルカード34(第1図に図示)の収納用として用
いられるようになっている。横壁32には、第1図にも示
される如く細幅矩形の取付孔36が形成され、この取付孔
36にカードケース30のケース本体が横壁32の表面上方か
ら挿入されている。取付孔36は第1図に示される如く細
幅の矩形孔となっている。
ケース本体は第1図に示される如く二個の矩形板状部
材38、40が重ね合わせ状態で係合されて薄型の矩形箱状
に形成され、内方にフユーエルカード34を収納できるよ
うになっている。矩形板状部材38、40には、周囲6箇所
にそれぞれ凹部42、44が形成されているとともに各凹部
42、44に隣接して爪46、48が形成され、重ね合わせによ
って凹部42、44にその反対側の爪48、46が嵌合されて重
ね合わせ状態で互いに係合されるようになっている(凹
部44及び爪48については第2図参照)。
材38、40が重ね合わせ状態で係合されて薄型の矩形箱状
に形成され、内方にフユーエルカード34を収納できるよ
うになっている。矩形板状部材38、40には、周囲6箇所
にそれぞれ凹部42、44が形成されているとともに各凹部
42、44に隣接して爪46、48が形成され、重ね合わせによ
って凹部42、44にその反対側の爪48、46が嵌合されて重
ね合わせ状態で互いに係合されるようになっている(凹
部44及び爪48については第2図参照)。
ケース本体の外周には、第11図に示される如く矩形板
状部材38、40にそれぞれ横壁32の取付孔36の周辺部表面
(第11図上面)と接合するフランジ52、54が形成されて
いるとともにフランジ52、54に対向して爪56、58が形成
され、爪56、58とフランジ52、54との間に横壁32の取付
孔36の周辺部を挟持してケース本体が横壁32に固定され
ている。フランジ52、54はそれぞれ各矩形板状部材38、
40の横方向全域に亘って設けられ(第1図参照)、広範
囲に亘って横壁32の取付孔36の周辺部表面(第11図上
面)に接合されている。爪56、58はそれぞれ各矩形板状
部材38、40の幅方向中間部に部分的に設けられ(第1図
参照)、取付孔36へのケース本体の挿入時に取付孔36の
内周縁に当接して矩形板状部材38、40を互いに接近する
方向に弾性変形しつつ取付孔36を貫通され、取付孔36の
貫通後に矩形板状部材38、40の形状復元によってフラン
ジ52、54との間に横壁32の取付孔36の周辺部を挟持する
ようになっている。なお、爪56については第1図に図示
されていないが、爪58と同様にして矩形板状部材38の幅
方向中間部に部分的に設けられている。
状部材38、40にそれぞれ横壁32の取付孔36の周辺部表面
(第11図上面)と接合するフランジ52、54が形成されて
いるとともにフランジ52、54に対向して爪56、58が形成
され、爪56、58とフランジ52、54との間に横壁32の取付
孔36の周辺部を挟持してケース本体が横壁32に固定され
ている。フランジ52、54はそれぞれ各矩形板状部材38、
40の横方向全域に亘って設けられ(第1図参照)、広範
囲に亘って横壁32の取付孔36の周辺部表面(第11図上
面)に接合されている。爪56、58はそれぞれ各矩形板状
部材38、40の幅方向中間部に部分的に設けられ(第1図
参照)、取付孔36へのケース本体の挿入時に取付孔36の
内周縁に当接して矩形板状部材38、40を互いに接近する
方向に弾性変形しつつ取付孔36を貫通され、取付孔36の
貫通後に矩形板状部材38、40の形状復元によってフラン
ジ52、54との間に横壁32の取付孔36の周辺部を挟持する
ようになっている。なお、爪56については第1図に図示
されていないが、爪58と同様にして矩形板状部材38の幅
方向中間部に部分的に設けられている。
また、ケース本体の外周には、第11図に示される如く
横壁32の表面上方(第11図上方)に開口する細幅の開口
60が形成され(第1図参照)、横壁32の表面上方から開
口60を通して矩形板状部材38、40間の内方にフユーエル
カード34を挿入できるようになっている。この開口60を
構成する矩形板状部材38、40の端面には、第1図にも示
される如く長手方向中間部に互いに対向して円弧状の切
り込み62、64が形成され、この切り込み62、64の形成部
分からの押し込みによってフユーエルカード34を矩形板
状部材38、40間の内方に深く挿入できるようになってい
る。
横壁32の表面上方(第11図上方)に開口する細幅の開口
60が形成され(第1図参照)、横壁32の表面上方から開
口60を通して矩形板状部材38、40間の内方にフユーエル
カード34を挿入できるようになっている。この開口60を
構成する矩形板状部材38、40の端面には、第1図にも示
される如く長手方向中間部に互いに対向して円弧状の切
り込み62、64が形成され、この切り込み62、64の形成部
分からの押し込みによってフユーエルカード34を矩形板
状部材38、40間の内方に深く挿入できるようになってい
る。
一方、ケース本体の内方には、第5図に示される如く
フユーエルカード34の挿入路にホルダ66が配置されてい
る。
フユーエルカード34の挿入路にホルダ66が配置されてい
る。
ホルダ66は第2図にも示される如く一方の矩形板状部
材38の内壁にフユーエルカード挿入抜出方向に沿って形
成された案内溝70にスライド可能に嵌合され、案内溝70
のフユーエルカード抜出方向側内壁70Aに当接する位置
(第5図に図示の位置)から案内溝70のフユーエルカー
ド挿入方向側内壁70Bに当接する位置(第7図及び第9
図に図示の位置)までフユーエルカード34の挿入抜出方
向にスライド可能となっている。なお、案内溝70は矩形
板状部材38のフユーエルカード挿入方向中間部からフユ
ーエルカード挿入方向奥壁にかけて形成されている。
材38の内壁にフユーエルカード挿入抜出方向に沿って形
成された案内溝70にスライド可能に嵌合され、案内溝70
のフユーエルカード抜出方向側内壁70Aに当接する位置
(第5図に図示の位置)から案内溝70のフユーエルカー
ド挿入方向側内壁70Bに当接する位置(第7図及び第9
図に図示の位置)までフユーエルカード34の挿入抜出方
向にスライド可能となっている。なお、案内溝70は矩形
板状部材38のフユーエルカード挿入方向中間部からフユ
ーエルカード挿入方向奥壁にかけて形成されている。
ホルダ66のフユーエルカード挿入方向奥方には、第1
図、第3図に示される如く圧縮コイルスプリング72が配
置され、この圧縮コイルスプリング72によってホルダ66
がフユーエルカード抜出方向に付勢されている。この付
勢力を受けてホルダ66は自由状態、すなわちフユーエル
カード34の非挿入状態で案内溝70のフユーエルカード抜
出方向側内壁70Aに当接する位置(第5図に図示の位
置)に保持されるようになっている。案内溝70のフユー
エルカード抜出方向側内壁70Aにホルダ66が当接した状
態では、第5図に示される如くフユーエルカード34がケ
ース本体内から大きく突出した挿入位置でホルダ66と当
接し、フユーエルカード34の収容時には圧縮コイルスプ
リング72の付勢力に抗してフユーエルカード34に押圧さ
れてホルダ66が押し込まれるようになっている。
図、第3図に示される如く圧縮コイルスプリング72が配
置され、この圧縮コイルスプリング72によってホルダ66
がフユーエルカード抜出方向に付勢されている。この付
勢力を受けてホルダ66は自由状態、すなわちフユーエル
カード34の非挿入状態で案内溝70のフユーエルカード抜
出方向側内壁70Aに当接する位置(第5図に図示の位
置)に保持されるようになっている。案内溝70のフユー
エルカード抜出方向側内壁70Aにホルダ66が当接した状
態では、第5図に示される如くフユーエルカード34がケ
ース本体内から大きく突出した挿入位置でホルダ66と当
接し、フユーエルカード34の収容時には圧縮コイルスプ
リング72の付勢力に抗してフユーエルカード34に押圧さ
れてホルダ66が押し込まれるようになっている。
このホルダ66は第1図に示される如くコ字状に形成さ
れ、第3図に示される如く両脚部74間を通して両脚部74
間の中間部にフユーエルカード34の挿入方向側の端部が
当接されて押し込まれるようになっている。
れ、第3図に示される如く両脚部74間を通して両脚部74
間の中間部にフユーエルカード34の挿入方向側の端部が
当接されて押し込まれるようになっている。
両脚部74には、先端部にフユーエルカード34の挿入路
に突出する突出部76が形成されている。突出部76はフユ
ーエルカード34の挿入時にフユーエルカード34の挿入方
向(矢印X方向)側の端部が当接されて両脚部74を互い
に離間する方向(矢印Y方向)撓ませ、両脚部74間の中
間部へのフユーエルカード34の当接状態で両脚部74の弾
性力によってフユーエルカード34をその幅方向から挟持
できるようになっている。なお、突出部76の先端から
は、フユーエルカード34の表面又は裏面に当接される押
え軸77が突出され、フユーエルカード34の挿入状態で押
え軸77によってフユーエルカード34の板厚方向の移動が
規制されるようになっている。
に突出する突出部76が形成されている。突出部76はフユ
ーエルカード34の挿入時にフユーエルカード34の挿入方
向(矢印X方向)側の端部が当接されて両脚部74を互い
に離間する方向(矢印Y方向)撓ませ、両脚部74間の中
間部へのフユーエルカード34の当接状態で両脚部74の弾
性力によってフユーエルカード34をその幅方向から挟持
できるようになっている。なお、突出部76の先端から
は、フユーエルカード34の表面又は裏面に当接される押
え軸77が突出され、フユーエルカード34の挿入状態で押
え軸77によってフユーエルカード34の板厚方向の移動が
規制されるようになっている。
両脚部74間の中間部には、第12図に示される如くブロ
ック状部78が形成されている。ブロック状部78は第1図
に示される如く両脚部74間の中間部からフユーエルカー
ド34の挿入方向(矢印X方向)に突出され、ホルダ66は
ブロツク状部78が案内溝70のフユーエルカード挿入方向
側内壁70Bが当接するまでフユーエルカード34の挿入方
向にスライド可能となっている。
ック状部78が形成されている。ブロック状部78は第1図
に示される如く両脚部74間の中間部からフユーエルカー
ド34の挿入方向(矢印X方向)に突出され、ホルダ66は
ブロツク状部78が案内溝70のフユーエルカード挿入方向
側内壁70Bが当接するまでフユーエルカード34の挿入方
向にスライド可能となっている。
ブロック状部78には、第12図に示される如く一方の矩
形板状部材38と対向する部分にフユーエルカード挿入抜
出方向に対向して段部80、82が形成され、フユーエルカ
ード34の略全体がケース本体内に収納された挿入位置で
段部82にケース本体が係止されるようになっており、こ
れによってケース本体内にフユーエルカード34の収容さ
れるようになっている。
形板状部材38と対向する部分にフユーエルカード挿入抜
出方向に対向して段部80、82が形成され、フユーエルカ
ード34の略全体がケース本体内に収納された挿入位置で
段部82にケース本体が係止されるようになっており、こ
れによってケース本体内にフユーエルカード34の収容さ
れるようになっている。
詳しく説明すると、矩形板状部材38にブロツク状部78
に対応して爪96が形成され、第8図に示される如くフユ
ーエルカード34の略全体がケース本体内に収納された挿
入位置で段部82に爪96が係止されてホルダ66のフユーエ
ルカード抜出方向への阻止されるようになっている。こ
れによって、ケース本体内にフユーエルカード34の略全
体が収容されてケース本体内へのフユーエルカード34の
収容状態となる。爪96は可撓片98を介して矩形板状部材
38に設けられて可撓片98の弾性力で段部82に係止され、
段部82への係止状態からは第10図に示される如く可撓片
98の弾性変形によって段部82から外れるようになってい
る。
に対応して爪96が形成され、第8図に示される如くフユ
ーエルカード34の略全体がケース本体内に収納された挿
入位置で段部82に爪96が係止されてホルダ66のフユーエ
ルカード抜出方向への阻止されるようになっている。こ
れによって、ケース本体内にフユーエルカード34の略全
体が収容されてケース本体内へのフユーエルカード34の
収容状態となる。爪96は可撓片98を介して矩形板状部材
38に設けられて可撓片98の弾性力で段部82に係止され、
段部82への係止状態からは第10図に示される如く可撓片
98の弾性変形によって段部82から外れるようになってい
る。
ケース本体内へのフユーエルカード34の収容状態で
は、第8図に示される如くフユーエルカード34の一部が
ケース本体の切り込み62、64から露出されるとともにブ
ロツク状部78が案内溝70の中間部に位置され、ケース本
体内へのフユーエルカード34の収容状態からでもブロツ
ク状部78が案内溝70のフユーエルカード挿入方向側内壁
70Bが当接するまではフユーエルカード34を切り込み6
2、64から押し込めるようになっている。
は、第8図に示される如くフユーエルカード34の一部が
ケース本体の切り込み62、64から露出されるとともにブ
ロツク状部78が案内溝70の中間部に位置され、ケース本
体内へのフユーエルカード34の収容状態からでもブロツ
ク状部78が案内溝70のフユーエルカード挿入方向側内壁
70Bが当接するまではフユーエルカード34を切り込み6
2、64から押し込めるようになっている。
このブロツク状部78には、段部80、82間にラツチカム
84がフユーエルカード挿入抜出方向に相対移動可能に取
り付けられている。段部80、82間には、三角突起86が形
成され、三角突起86によってラツチカム84の移動が制限
されるようになっている。三角突起86はラツチカム84を
フユーエルカード抜出方向側の段部80に当接する位置か
らフユーエルカード挿入方向側の段部82に当接する位置
まではフユーエルカード挿入方向(矢印X方向)にスラ
イド自在とするが、その反対方向(矢印X方向と反対の
方向)のラツチカム84の移動時にはその移動途中でラツ
チカム84と当接してラツチカム84の移動を阻止するよう
になっている。
84がフユーエルカード挿入抜出方向に相対移動可能に取
り付けられている。段部80、82間には、三角突起86が形
成され、三角突起86によってラツチカム84の移動が制限
されるようになっている。三角突起86はラツチカム84を
フユーエルカード抜出方向側の段部80に当接する位置か
らフユーエルカード挿入方向側の段部82に当接する位置
まではフユーエルカード挿入方向(矢印X方向)にスラ
イド自在とするが、その反対方向(矢印X方向と反対の
方向)のラツチカム84の移動時にはその移動途中でラツ
チカム84と当接してラツチカム84の移動を阻止するよう
になっている。
ラツチカム84は第12図に示される如く平面形状が略コ
字状で、両脚部87間の中間部がブロツク状部78の段部8
0、82間に配置されて両脚部87がブロツク状部78の段部8
2及び三角突起86を跨いで段部82及び三角突起86の両側
部に配置されている。両脚部87間の中間部は段部82への
当接状態で第10図に示される如く段部82の先端面と略面
一になるようになっている。
字状で、両脚部87間の中間部がブロツク状部78の段部8
0、82間に配置されて両脚部87がブロツク状部78の段部8
2及び三角突起86を跨いで段部82及び三角突起86の両側
部に配置されている。両脚部87間の中間部は段部82への
当接状態で第10図に示される如く段部82の先端面と略面
一になるようになっている。
このラツチカム84には、第5図に示される如くフユー
エルカード抜出方向側の端部であってブロツク状部78と
対向する部分に三角溝90が形成され、ブロツク状部78の
段部80に当接した状態では第7図に示される如く三角溝
90にブロツク状部78の三角突起86が嵌合されるようにな
っている。また、ラツチカム84には、両脚部87のフユー
エルカード挿入方向側の端部であってブロツク状部78と
対向する部分に斜面92が形成されて第6図に示される如
く斜面92にブロツク状部78の平坦面が当接するまで矢印
Z方向に揺動可能とされ、この動作で三角突起86を乗り
越えて段部82に当接する位置から段部80に当接する位置
までフユーエルカード抜出方向(矢印X方向と反対の方
向)に移動されるようになっている。
エルカード抜出方向側の端部であってブロツク状部78と
対向する部分に三角溝90が形成され、ブロツク状部78の
段部80に当接した状態では第7図に示される如く三角溝
90にブロツク状部78の三角突起86が嵌合されるようにな
っている。また、ラツチカム84には、両脚部87のフユー
エルカード挿入方向側の端部であってブロツク状部78と
対向する部分に斜面92が形成されて第6図に示される如
く斜面92にブロツク状部78の平坦面が当接するまで矢印
Z方向に揺動可能とされ、この動作で三角突起86を乗り
越えて段部82に当接する位置から段部80に当接する位置
までフユーエルカード抜出方向(矢印X方向と反対の方
向)に移動されるようになっている。
また、ラツチカム84には、第12図に示される如く両脚
部87の基部付近に係合溝94が形成されている。係合溝94
は第5図及び第7図に示される如くラツチカム84の両脚
部87間の中間部がブロツク状部78の三角突起86に当接す
る位置及びラツチカム84の両脚部87間の中間部がブロツ
ク状部78の段部80に当接する位置の両位置でブロツク状
部78の三角突起86と段部80との間に位置されるようにな
っている。この係合溝94は第7図に示される如く矩形板
状部材38の爪96が嵌合可能となっている。
部87の基部付近に係合溝94が形成されている。係合溝94
は第5図及び第7図に示される如くラツチカム84の両脚
部87間の中間部がブロツク状部78の三角突起86に当接す
る位置及びラツチカム84の両脚部87間の中間部がブロツ
ク状部78の段部80に当接する位置の両位置でブロツク状
部78の三角突起86と段部80との間に位置されるようにな
っている。この係合溝94は第7図に示される如く矩形板
状部材38の爪96が嵌合可能となっている。
次に本実施例の作用を説明する。
カードケース30は第11図に示される如く自動車車室内
の横壁32の表面上方からの取付孔36へのケース本体の挿
入によって横壁32に固定状態で取付けられてフユーエル
カード34の収納用として用いられる。
の横壁32の表面上方からの取付孔36へのケース本体の挿
入によって横壁32に固定状態で取付けられてフユーエル
カード34の収納用として用いられる。
横壁32の取付孔36へのケース本体の挿入時には、爪5
6、58が取付孔36の内周縁に当接して矩形板状部材38、4
0を互いに接近する方向に弾性変形しつつ取付孔36を貫
通し、取付孔36の貫通後に矩形板状部材38、40の形状復
元によって爪56、58がフランジ52、54との間に横壁32の
取付孔36の周辺部を挟持する。これによって、カードケ
ース30が横壁32に固定状態で取り付けられる。
6、58が取付孔36の内周縁に当接して矩形板状部材38、4
0を互いに接近する方向に弾性変形しつつ取付孔36を貫
通し、取付孔36の貫通後に矩形板状部材38、40の形状復
元によって爪56、58がフランジ52、54との間に横壁32の
取付孔36の周辺部を挟持する。これによって、カードケ
ース30が横壁32に固定状態で取り付けられる。
フユーエルカード34の非挿入状態では、圧縮コイルス
プリング72の付勢力でホルダ66が案内溝70のフユーエル
カード抜出方向側内壁70Aに当接する位置(第5図に図
示の位置)に保持されるとともにラツチカム84がホルダ
66のブロツク状部78の段部82と三角突起86との間にフユ
ーエルカード挿入抜出方向にスライド自在に配置され
る。
プリング72の付勢力でホルダ66が案内溝70のフユーエル
カード抜出方向側内壁70Aに当接する位置(第5図に図
示の位置)に保持されるとともにラツチカム84がホルダ
66のブロツク状部78の段部82と三角突起86との間にフユ
ーエルカード挿入抜出方向にスライド自在に配置され
る。
フユーエルカード34の収容時には、第5図に示される
如くフユーエルカード34がケース本体内から大きく突出
した挿入位置でホルダ66と当接し、圧縮コイルスプリン
グ72の付勢力に抗してフユーエルカード34に押圧されて
ホルダ66がケース本体への係止位置(第8図に図示の位
置)を経て押し込み限位置、すなわちブロツク状部78が
案内溝70のフユーエルカード挿入方向側内壁70Bが当接
するまで押し込まれる。
如くフユーエルカード34がケース本体内から大きく突出
した挿入位置でホルダ66と当接し、圧縮コイルスプリン
グ72の付勢力に抗してフユーエルカード34に押圧されて
ホルダ66がケース本体への係止位置(第8図に図示の位
置)を経て押し込み限位置、すなわちブロツク状部78が
案内溝70のフユーエルカード挿入方向側内壁70Bが当接
するまで押し込まれる。
すなわち、ホルダ66の押し込みによりラツチカム84の
両脚部87の先端に矩形板状部材38の爪96が当接してラツ
チカム84がフユーエルカード抜出方向(矢印X方向と反
対の方向)に押圧されてブロツク状部78の三角突起86に
当接する位置(第5図参照)に位置決めされる。そし
て、三角突起86によって段部80に当接する方向へのラツ
チカム84のスライド動作が制限されてラツチカム84の両
脚部87の先端部が爪96の斜面によってブロツク状部78の
平坦面に押圧される。この押圧力でブロツク状部78の平
坦面にラツチカム84の斜面92が当接するまでラツチカム
84が第6図に示される如く矢印Z方向に揺動される。
両脚部87の先端に矩形板状部材38の爪96が当接してラツ
チカム84がフユーエルカード抜出方向(矢印X方向と反
対の方向)に押圧されてブロツク状部78の三角突起86に
当接する位置(第5図参照)に位置決めされる。そし
て、三角突起86によって段部80に当接する方向へのラツ
チカム84のスライド動作が制限されてラツチカム84の両
脚部87の先端部が爪96の斜面によってブロツク状部78の
平坦面に押圧される。この押圧力でブロツク状部78の平
坦面にラツチカム84の斜面92が当接するまでラツチカム
84が第6図に示される如く矢印Z方向に揺動される。
この動作でラツチカム84が三角突起86を乗り越え、そ
の後も引き続きラツチカム84の両脚部87の先端部に矩形
板状部材38の爪96が当接してラツチカム84がフユーエル
カード抜出方向(矢印X方向と反対の方向)に押圧され
てブロツク状部78の段部80と当接する移動され、引き続
きホルダ66が押し込まれる。
の後も引き続きラツチカム84の両脚部87の先端部に矩形
板状部材38の爪96が当接してラツチカム84がフユーエル
カード抜出方向(矢印X方向と反対の方向)に押圧され
てブロツク状部78の段部80と当接する移動され、引き続
きホルダ66が押し込まれる。
この押し込みにより、矩形板状部材38の爪96がブロツ
ク状部78の段部82を乗り越えてラツチカム84の両脚部87
の先端部に摺接し、ケース本体へのホルダ66の係止位置
(第8図に図示の位置)でブロツク状部78の段部82に矩
形板状部材38の爪96が係止されることがなく、これによ
ってホルダ66がケース本体への係止位置を経て案内溝70
のフユーエルカード挿入方向側内壁70Bに当接する押し
込み限位置まで押し込まれる。
ク状部78の段部82を乗り越えてラツチカム84の両脚部87
の先端部に摺接し、ケース本体へのホルダ66の係止位置
(第8図に図示の位置)でブロツク状部78の段部82に矩
形板状部材38の爪96が係止されることがなく、これによ
ってホルダ66がケース本体への係止位置を経て案内溝70
のフユーエルカード挿入方向側内壁70Bに当接する押し
込み限位置まで押し込まれる。
ホルダ66が案内溝70のフユーエルカード挿入方向側内
壁70Bに当接する押し込み限位置では、第7図に示され
る如くブロツク状部78の段部80にラツチカム84が当接さ
れるとともにラツチカム84の係合溝94がブロツク状部78
の三角突起86と段部80との間に位置されてラツチカム84
の係合溝94に矩形板状部材38の爪96が可撓片98の弾性力
で嵌合される。
壁70Bに当接する押し込み限位置では、第7図に示され
る如くブロツク状部78の段部80にラツチカム84が当接さ
れるとともにラツチカム84の係合溝94がブロツク状部78
の三角突起86と段部80との間に位置されてラツチカム84
の係合溝94に矩形板状部材38の爪96が可撓片98の弾性力
で嵌合される。
ここで、フユーエルカード34を挿入するのをやめる
と、圧縮コイルスプリング72の付勢力でホルダ66が押し
戻される。この押し戻し時には、ラツチカム84が係合溝
94への矩形板状部材38の爪96の嵌合によってホルダ66と
相対移動し、この移動でホルダ66が押し込み限から若干
量押し戻された位置で第8図に示される如くブロツク状
部78の段部82に矩形板状部材38の爪96が係止される。こ
の係止位置では、ラツチカム84がブロツク状部78の段部
82と三角突起86との間に位置される。
と、圧縮コイルスプリング72の付勢力でホルダ66が押し
戻される。この押し戻し時には、ラツチカム84が係合溝
94への矩形板状部材38の爪96の嵌合によってホルダ66と
相対移動し、この移動でホルダ66が押し込み限から若干
量押し戻された位置で第8図に示される如くブロツク状
部78の段部82に矩形板状部材38の爪96が係止される。こ
の係止位置では、ラツチカム84がブロツク状部78の段部
82と三角突起86との間に位置される。
これによって、フユーエルカード34の略全体がケース
本体内に収納された挿入位置でホルダ66が段部82への爪
96の係止によってケース本体に係止されてフユーエルカ
ード34がケース本体内に収納される。
本体内に収納された挿入位置でホルダ66が段部82への爪
96の係止によってケース本体に係止されてフユーエルカ
ード34がケース本体内に収納される。
このフユーエルカード34の収納状態では、第4図に示
される如くホルダ66の両脚部74間を通して両脚部74間の
中間部にフユーエルカード34の挿入方向側の端部が当接
されて突出部76を介して両脚部74の弾性力によってフユ
ーエルカード34がその幅方向から挟持される。すなわ
ち、フユーエルカード34の収容時にフユーエルカード34
が両脚部74の突出部76に当接されて両脚部74を互いに離
間する方向(矢印Y方向)撓ませて両脚部74間の中間部
への当接状態でホルダ66を押し込みつつケース本体内に
挿入され、この状態がフユーエルカード34の収納状態で
も維持されて突出部76を介して両脚部74の弾性力によっ
てフユーエルカード34がその幅方向から挟持される。
される如くホルダ66の両脚部74間を通して両脚部74間の
中間部にフユーエルカード34の挿入方向側の端部が当接
されて突出部76を介して両脚部74の弾性力によってフユ
ーエルカード34がその幅方向から挟持される。すなわ
ち、フユーエルカード34の収容時にフユーエルカード34
が両脚部74の突出部76に当接されて両脚部74を互いに離
間する方向(矢印Y方向)撓ませて両脚部74間の中間部
への当接状態でホルダ66を押し込みつつケース本体内に
挿入され、この状態がフユーエルカード34の収納状態で
も維持されて突出部76を介して両脚部74の弾性力によっ
てフユーエルカード34がその幅方向から挟持される。
したがって、フユーエルカード34の収納状態では、フ
ユーエルカード34がガタついたりすることがない。
ユーエルカード34がガタついたりすることがない。
フユーエルカード34の取り出し時には、フユーエルカ
ード34をケース本体内の奥方に押し込めばよく、この押
し込みでホルダ66が押し込み限位置まで押し込まれる。
この押し込みでラツチカム84が三角突起60に押圧されて
ホルダ66と共に移動してホルダ66の押し込み限位置で第
9図に示される如くラツチカム84の両脚部87間に押圧さ
れてラツチカム84の係合溝94内から矩形板状部材38の爪
96が抜き出されてホルダ66の段部82への矩形板状部材38
の爪96の係止状態が解除される。
ード34をケース本体内の奥方に押し込めばよく、この押
し込みでホルダ66が押し込み限位置まで押し込まれる。
この押し込みでラツチカム84が三角突起60に押圧されて
ホルダ66と共に移動してホルダ66の押し込み限位置で第
9図に示される如くラツチカム84の両脚部87間に押圧さ
れてラツチカム84の係合溝94内から矩形板状部材38の爪
96が抜き出されてホルダ66の段部82への矩形板状部材38
の爪96の係止状態が解除される。
ここで、フユーエルカード34を押し込むのをやめる
と、圧縮コイルスプリング72の付勢力でホルダ66が押し
込み限位置からケース本体への係止位置(第8図に図示
の位置)を経て初期位置(案内溝70のフユーエルカード
抜出方向側内壁70Aに当接する第5図に図示の位置)に
押し戻され、この移動でホルダ66に押圧されてフユーエ
ルカード34が第5図に図示の位置まで押し出されてフユ
ーエルカード34が引き出しによって容易に取り出し可能
となる。
と、圧縮コイルスプリング72の付勢力でホルダ66が押し
込み限位置からケース本体への係止位置(第8図に図示
の位置)を経て初期位置(案内溝70のフユーエルカード
抜出方向側内壁70Aに当接する第5図に図示の位置)に
押し戻され、この移動でホルダ66に押圧されてフユーエ
ルカード34が第5図に図示の位置まで押し出されてフユ
ーエルカード34が引き出しによって容易に取り出し可能
となる。
すなわち、フユーエルカード34を押し込むのをやめる
と、圧縮コイルスプリング72に付勢されてホルダ66が押
し戻される。この移動でラツチカム84が矩形板状部材38
の爪96との摩擦力で第10図に示される如くブロツク状部
78の段部82に当接してラツチカム84の脚部87間の中間部
がブロツク状部78の段部82の先端面と略面一になる。こ
れによって、ホルダ66の移動の途中でブロツク状部78の
段部82に矩形板状部材38の爪96が係止不可能なってホル
ダ66が初期位置に押し戻される。そして、ホルダ66の初
期位置では、第5図に示される如くフユーエルカード34
がケース本体内から大きく突出されて取り出し可能とな
る。
と、圧縮コイルスプリング72に付勢されてホルダ66が押
し戻される。この移動でラツチカム84が矩形板状部材38
の爪96との摩擦力で第10図に示される如くブロツク状部
78の段部82に当接してラツチカム84の脚部87間の中間部
がブロツク状部78の段部82の先端面と略面一になる。こ
れによって、ホルダ66の移動の途中でブロツク状部78の
段部82に矩形板状部材38の爪96が係止不可能なってホル
ダ66が初期位置に押し戻される。そして、ホルダ66の初
期位置では、第5図に示される如くフユーエルカード34
がケース本体内から大きく突出されて取り出し可能とな
る。
したがって、フユーエルカード34の収納時には、ケー
ス本体にフユーエルカード34を挿入するだけでケース本
体内にフユーエルカード34を収納でき、またフユーエル
カード34の取り出し時にはフユーエルカード34を押し込
むだけでフユーエルカード34が取り出し可能なり、その
後フユーエルカード34を引き出すだけでユーエルカード
34を取り出すことができる。
ス本体にフユーエルカード34を挿入するだけでケース本
体内にフユーエルカード34を収納でき、またフユーエル
カード34の取り出し時にはフユーエルカード34を押し込
むだけでフユーエルカード34が取り出し可能なり、その
後フユーエルカード34を引き出すだけでユーエルカード
34を取り出すことができる。
なお、上記実施例では、横壁32に取付孔36を形成して
取付孔36にカードケース30のケース本体を挿入すること
によりカードケース30を横壁32に取り付けるようにした
が、第13図に示される如くカードケース30のケース本体
にクリツプ100を取り外し可能に取り付け、第14図、第1
5図に示される如くクリツプ100又は粘着テープ102によ
って縦壁104に取り付けるようにしてもよい。この場
合、第15図に示される如く粘着テープ102はクリツプ100
の取り外し状態で縦壁104に貼着され、縦壁104の中間部
にカードケース30を取り付ける場合に有効である。ま
た、クリツプ100は第14図に示される如くケース本体へ
の取付状態でケース本体との間に縦壁104を挟持する構
成であり、縦壁104の上端等の端にカードケース30を取
り付ける場合に有効である。なお、クリツプ100はケー
ス本体への取付時にはケース本体の取付孔106への挿入
後に矢印S方向にスライドすることより、取付孔106の
内周に互いに対向して突出された突出片108(第13図に
図示)に爪110が係止されるとともにケース本体の取付
孔106の周縁部に形成された溝112内に係止片114が嵌入
されてケース本体に固定され、ケース本体からの取り外
し時には取付時と反対の作業で取付孔106から離脱され
る。
取付孔36にカードケース30のケース本体を挿入すること
によりカードケース30を横壁32に取り付けるようにした
が、第13図に示される如くカードケース30のケース本体
にクリツプ100を取り外し可能に取り付け、第14図、第1
5図に示される如くクリツプ100又は粘着テープ102によ
って縦壁104に取り付けるようにしてもよい。この場
合、第15図に示される如く粘着テープ102はクリツプ100
の取り外し状態で縦壁104に貼着され、縦壁104の中間部
にカードケース30を取り付ける場合に有効である。ま
た、クリツプ100は第14図に示される如くケース本体へ
の取付状態でケース本体との間に縦壁104を挟持する構
成であり、縦壁104の上端等の端にカードケース30を取
り付ける場合に有効である。なお、クリツプ100はケー
ス本体への取付時にはケース本体の取付孔106への挿入
後に矢印S方向にスライドすることより、取付孔106の
内周に互いに対向して突出された突出片108(第13図に
図示)に爪110が係止されるとともにケース本体の取付
孔106の周縁部に形成された溝112内に係止片114が嵌入
されてケース本体に固定され、ケース本体からの取り外
し時には取付時と反対の作業で取付孔106から離脱され
る。
また、上記実施例では、自動車車室内の横壁32や縦壁
104に取り付けてフユーエルカード34の収容用として用
いる場合について説明したが、アタツシユケース等に取
り付けたり、あるいは直接衣服のポケツト等に入れて携
帯用として用いることも勿論可能であり、また銀行で発
行するキヤツシユカード等他のカードの収容用としても
勿論可能である。
104に取り付けてフユーエルカード34の収容用として用
いる場合について説明したが、アタツシユケース等に取
り付けたり、あるいは直接衣服のポケツト等に入れて携
帯用として用いることも勿論可能であり、また銀行で発
行するキヤツシユカード等他のカードの収容用としても
勿論可能である。
また、上記実施例では、ラツチカム84を用いてホルダ
66をカード収納位置でケース本体に係止するとともにカ
ード収納位置からのホルダ66の押込動作でホルダ66のケ
ース本体への係止状態を解除するようにしたが、ハート
カムを用いてホルダ66をカード収納位置でケース本体に
係止するとともにカード収納位置からのホルダ66の押込
動作でホルダ66のケース本体への係止状態を解除するよ
うにしてもよい。
66をカード収納位置でケース本体に係止するとともにカ
ード収納位置からのホルダ66の押込動作でホルダ66のケ
ース本体への係止状態を解除するようにしたが、ハート
カムを用いてホルダ66をカード収納位置でケース本体に
係止するとともにカード収納位置からのホルダ66の押込
動作でホルダ66のケース本体への係止状態を解除するよ
うにしてもよい。
また、上記実施例では、一枚のカードを収容する場合
について説明したが、複数枚のカードの収容用としても
勿論適用可能である。
について説明したが、複数枚のカードの収容用としても
勿論適用可能である。
[考案の効果] 以上に説明した如く、本考案に係るカードケースで
は、フユーエルカード等のカードを簡単に出し入れでき
る優れた効果を有する。
は、フユーエルカード等のカードを簡単に出し入れでき
る優れた効果を有する。
第1図から第12図は本考案に係るカードケースの実施例
を示し、第1図は分解斜視図、第2図は第1図のケース
本体の構成部品の一部を第1図と反対側からみた斜視
図、第3図及び第4図はそれぞれカード収容取出時の作
動を示す平面図、第5図から第10図はそれぞれカード収
容取出時の作動を示す断面図、第11図は取付状態を示す
断面図、第12図は第1図のケース本体内部の構成部品の
一部を第1図と反対側からみた斜視図、第13図から第15
図は他の実施例を第1図、第11図、第11図に対応して示
した分解斜視図、断面図、断面図、第16図及び第17図は
従来のカードケースの構造を示し、第16図は断面図、第
17図は斜視図である。 30……カードケース、32……横壁、36……取付孔、38、
40……矩形板状部材(ケース本体)、56、58……爪(係
止手段)、66……ホルダ(押込部材)、72……圧縮コイ
ルスプリング(付勢手段)、84……ラツチカム(ラツ
チ)。
を示し、第1図は分解斜視図、第2図は第1図のケース
本体の構成部品の一部を第1図と反対側からみた斜視
図、第3図及び第4図はそれぞれカード収容取出時の作
動を示す平面図、第5図から第10図はそれぞれカード収
容取出時の作動を示す断面図、第11図は取付状態を示す
断面図、第12図は第1図のケース本体内部の構成部品の
一部を第1図と反対側からみた斜視図、第13図から第15
図は他の実施例を第1図、第11図、第11図に対応して示
した分解斜視図、断面図、断面図、第16図及び第17図は
従来のカードケースの構造を示し、第16図は断面図、第
17図は斜視図である。 30……カードケース、32……横壁、36……取付孔、38、
40……矩形板状部材(ケース本体)、56、58……爪(係
止手段)、66……ホルダ(押込部材)、72……圧縮コイ
ルスプリング(付勢手段)、84……ラツチカム(ラツ
チ)。
Claims (4)
- 【請求項1】カードが挿入されるケース本体と、ケース
本体内に設けられカードに押圧されて押し込まれる押込
部材と、押込部材の両端部から前記ケース本体の側板と
平行に張り出す両脚部と、前記両脚部の自由端部から突
設されカードの幅方向の両端が当たって両脚部を押し拡
げる突出部と、前記突出部から互いに向かい合う方向へ
突設されカードの表面又は裏面に当たる押え軸と、前記
押込部材をカードの抜出方向に付勢する付勢手段と、前
記押込部材をカード収納位置でケース本体に係止すると
共にカード収納位置から押込部材の押込動作で押込部材
のケース本体への係止状態を解除するラッチと、を有す
ることを特徴とするカードケース。 - 【請求項2】前記ケース本体は被取付部材に取付けられ
ることを特徴とする請求項1に記載のカードケース。 - 【請求項3】前記被取付部材には取付孔が形成されると
共に前記ケース本体にはこの取付孔に挿入係止される係
止手段が一体に形成されたことを特徴とする請求項2に
記載のカードケース。 - 【請求項4】前記ケース本体には、被取付部材に係止さ
れるクリップが取り外し可能に取付けられ、クリップ又
は粘着テープによって選択的に被取付部材に取付けられ
ることを特徴とする請求項2に記載のカードケース。
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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