JPS6228883Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6228883Y2
JPS6228883Y2 JP1980006788U JP678880U JPS6228883Y2 JP S6228883 Y2 JPS6228883 Y2 JP S6228883Y2 JP 1980006788 U JP1980006788 U JP 1980006788U JP 678880 U JP678880 U JP 678880U JP S6228883 Y2 JPS6228883 Y2 JP S6228883Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tongue
locking
lock
force
locking member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980006788U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56108708U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980006788U priority Critical patent/JPS6228883Y2/ja
Priority to US06/226,474 priority patent/US4391023A/en
Publication of JPS56108708U publication Critical patent/JPS56108708U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6228883Y2 publication Critical patent/JPS6228883Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B11/00Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
    • A44B11/25Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
    • A44B11/2503Safety buckles
    • A44B11/2507Safety buckles actuated by a push-button
    • A44B11/2511Safety buckles actuated by a push-button acting perpendicularly to the main plane of the buckle, e.g. placed on the front face of the buckle
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/45Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock]
    • Y10T24/45225Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
    • Y10T24/45602Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity
    • Y10T24/45623Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity and operator therefor

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタングをフレームに挿入した状態でロ
ツクするシートベルト用バツクルに関する。
従来よりこの種のシートベルト用バツクルに
は、タングの先端部に係合孔を形成し、一方フレ
ームの所定部位に例えばプレスにより打抜いた係
止孔を形成し、タングをフレームに挿入したとき
フレームに設けたロツク部材がタングの係合孔と
フレームの係止孔とを同時に差し通す位置に移動
してタングのロツクを行う構成のものが供されて
いる。斯かる構成のものではロツク状態において
タングに抜け方向の力が作用すると、タングの係
合孔の開口縁部がロツク部材に当接すると共にロ
ツク部材がフレームの係止孔の開口縁部に当接し
てタングの抜出が阻止されるものであるが、これ
がためにタングを抜け方向の力が作用している状
態でロツクを解除しようとすれば、ロツク部材と
前記係止孔の開口縁部との間の摩擦抵抗によつて
ロツク解除が滑らかでないという問題があつた。
しかも、係止孔は板材の打抜きにより形成するた
め、その開口縁面は一般に粗面であつて尚更摩擦
抵抗が大きくなり、やはりロツク解除が滑らかで
ないという問題があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、従つてその目的は、フレームに設けられロツ
ク部材を係止する係止部を板状に形成すると共に
この係止部のロツク部材との接触側の板面をタン
グに抜け方向の力が作用したときロツク部材にロ
ツク解除方向の分力が生じるよう傾斜せしめるこ
とによつて、タングに抜け方向の力が作用してい
る状態でロツク解除を行う場合であつても、滑ら
かに小さな操作力でロツク解除を行うことができ
るシートベルト用バツクルを提供するにある。
以下本考案を実施例により具体的に説明する。
まず第1図乃至第3図に示す第一実施例におい
て、1は二分割形のカバー2内に挿設されたフレ
ームで、これは上プレート3と下プレート4とを
結合して成るもので、その一端部には自動車の車
体に連結したワイヤ5が取着されている。6は車
体に連結したシートベルト(図示せず)に連結さ
れたタングで、これの先端部分はカバー2に形成
した受入口7からフレーム1内方に挿入されるよ
うになつており、斯かる先端部分には係合部とし
て略矩形の係合孔8を開口形成している。9はフ
レーム1に上下移動自在に設けられたロツク部材
で、これはその基部9aの略中央に角棒状のロツ
ク部10を下方に向けて延設すると共に基部9a
の両側端部にカバー2の受入口7側の面を若干傾
斜せしめた角棒状の当接部11,11を延設して
成るもので、全体として略E字状をなしている。
12は上プレート3及び下プレート4に夫々形成
した略矩形の挿通孔で、これらには前記ロツク部
材9のロツク部10が挿通し得るようになつてお
り、前記タング6をフレーム1内に挿入した状態
においてはロツク部材9のロツク部10はタング
6の係合孔8をも貫通するように挿通してタング
6のロツクを図るようにしている。13,13は
上、下の各プレート3,4に夫々の挿通孔12の
両側に位置して形成した略矩形をなす透孔で、こ
れらにはロツク部材9の当接部11が貫通し得る
ようになつていて前記ロツク部材9のロツク部1
0が挿通孔12を挿通すると同時に当接部11,
11もこの透孔13,13に進入するようになつ
ている。14は上プレート3上面に固定した係止
板で、これは例えば圧延鋼板をプレスにより打抜
いて所定形状に曲成してなるものであつて、係止
部として板状の二本の係止片15,15を斜め下
向きに延設している。そして、この係止片15,
15は上プレート3及び下プレート4の透孔1
3,13を夫々貫通してこれら透孔13,13の
図示左側縁に二点支持された状態になつており、
後述のようにフレーム1内に挿入したタング6を
ロツクすべく下方に移動するロツク部材9はその
当接部11,11をこれら係止片15,15に接
触させる。そして、係止片15,15は当接部1
1,11と接触する側の板面を上方にゆくに従つ
て図示左向きに傾くよう傾斜させており、これに
よつてタング6に抜け方向の力が加わるとロツク
部材9の当接部11を上方に移動させるような即
ちロツク解除方向への僅かな分力が作用するよう
になつている。尚、前述したようにロツク部材9
の当接部11,11もこの係止片15,15と接
触する面を若干傾斜させているから、係止板14
の係止片15とロツク部材9の当接部11とは互
いに面対面で対接するようになつている。16は
操作部材としての回動板で、これは上プレート3
上に固定した支持部材17の支持部17aを支点
として上下方向に回動可能に枢設され、その一端
部をコ字状に形成して前記ロツク部材9の基部9
aの下方に潜らせ他端部に操作ボタン18を取着
し、この操作ボタン18をカバー2の上面の操作
口19に臨ませている。20は上プレート3の上
面に取着した板ばねで、これはその両側端部に斜
め上向きに延出せる第一のばね片20a,20a
によつて前記ロツク部材9を常時下方に付勢し、
この押下片20a,20a間において延出せる第
二のばね片20b,20bによつて前記回動板1
6の操作ボタン18側を常時上方に付勢してい
る。21は押出し用部材で、これは上プレート3
及び下プレート4の間にタング6の挿脱方向に移
動自在に設けられると共に下プレート4の突片2
2との間に装着した圧縮ばね23により常時タン
グ6の抜け方向に付勢されており、タング6を挿
入していない状態ではロツク部材9の下方に位置
し、タング6をフレーム1内方へ挿入するとタン
グ6の先端部に押圧されて圧縮バネ23の弾発力
に抗して押し込められるようになつている。24
は下プレート4の下面に固定したマイクロスイツ
チで、これはタング6をフレーム1内方へ挿入し
たとき押出し用部材21の下面に突設した押圧突
起21aにより作動子24aが押圧されて作動
し、これによりタング6がフレーム1に結合され
たことを検知して例えばシートベルト装着警報装
置の作動を停止させるようになつている。
次に上記構成の作用を説明する。タング6をフ
レーム1に結合すべく、これをカバー2の受入口
7からフレーム1内方へ挿入すると、タング6の
先端がまずロツク部材9の下方に位置する押出し
用部材21に当接する。この後、更にタング6を
挿入すると押出し用部材21が圧縮ばね23の弾
発力に抗して押し込められこれに代つてタング6
がロツク部材9の下方に潜り込む。そして、ロツ
ク部10が係合孔8に遭遇するようになるとロツ
ク部材9は第一のばね片20a,20aの弾発力
により下方に変位して当接部11が上下両プレー
ト3,4の透孔13,13に貫通状態となると共
にロツク部10がタング6の係合孔8に嵌り込ん
でタング6がロツクされる。また、上記のような
タング6の挿入により押出し用部材21がタング
6により圧縮ばね23の弾発力に抗して押し込め
られ、タング6がロツクされると同時にマイクロ
スイツチ24を作動させる(第1図参照)。この
状態でタング6に抜け方向の力が加われば、タン
グ6の係合孔8の開口縁部がロツク部材9のロツ
ク部10に圧接すると共にロツク部材9の当接部
11,11が係止板14の係止片15,15に圧
接して衝止され、タング6は決して抜け出ること
はない。尚、このとき係止片15は若干傾斜して
いるためロツク部材9の当接部11には上方への
力が作用するが、この力は小さいためロツク部材
9が上方に変位してロツク部10が係合孔8から
抜出し、ロツクが自然に解かれる虞れはない。
さて、タング6のロツクを解くには操作ボタン
18を手指にて押圧すればよく、このようにする
と回動板16が板ばね20の第二のばね片20
b,20bの弾発力に抗して支持部材17の支持
部17aを支点として回動するため、ロツク部材
9を押し上げてロツク部10をタング6の係合孔
8から抜き出すことができる。そして、このよう
にしてロツク部10がタング6の係合孔8から抜
け出てロツクが解除されると、タング6は圧縮ば
ね23の弾発力によつて押出し用部材21により
押出されてフレーム1から抜け出る。
ところで、このロツク解除操作時においてタン
グ6に抜け方向の力が作用していると、ロツク部
材9の当接部11,11は係止板14の係止片1
5,15に強く圧接するが、前述したように係止
片15,15は傾斜しているため当接部11,1
1には上方への即ちロツク解除方向への分力が作
用し、この分力がロツク解除のための補助力とし
て働くから、操作ボタン18を押圧する力は小さ
いものであつても容易にロツク解除を行うことが
できる。しかも、係止片15,15とロツク部材
9の当接部11,11との接触面は例えば圧延鋼
板の板面であつて比較的平滑であるから、摩擦抵
抗は小さく、前記した係止片15の傾斜による分
力の存在と相俟つてロツク解除を小さな操作力で
行うことができる。
第4図乃至第6図は本考案の第二実施例を示す
もので、以下これについて述べる。25は二分割
形のカバー26内に挿設されたフレームで、これ
は上プレート27と下プレート28とを結合して
成るもので、その一端部には自動車の車体に連結
したワイヤ29が取着されている。30は車体に
連結したシートベルト(図示せず)に連結された
タングで、これの先端部分はカバー26に形成し
た受入口31からフレーム25内方に挿入される
ようになつており、該先端部分の両側縁部には係
合部たる係合片32,32が張出している。33
はフレーム25に上下動自在に設けられたロツク
部材で、これは基部33aの両側端部を下方に延
設して当接部34,34を形成すると共に、該当
接部34,34の内側面側に、これより短尺なロ
ツク部35,35を一体に形成して成り、これら
当接部34,34の一面を傾斜せしめて若干先細
り状としている。36,36は上プレート27に
設けた挿入孔、36a,36aは下プレート28
に設けた貫通孔で、各挿入孔36は前記ロツク部
材33の各当接部34及び各ロツク部35を共に
挿入し得各貫通孔36aはロツク部材33の各当
接部34を挿通し得る大きさに開口するものであ
つて、前記タング30をフレーム25内に挿入し
た状態においてはロツク部材33の当接部34,
34が上下両プレート27,28の挿入孔36及
び貫通孔36aに貫通状態となると共に、ロツク
部35,35がタング30の係合片32,32に
係合しタング30をロツクする。37は上プレー
ト27上面に固定した係止板で、これは例えば圧
延鋼板をプレスにより打抜いて所定形状に曲成し
て成るものであつて、係止部として板状の二本の
係止片38,38を下向きに延設している。そし
て、この各係止片38は上下両プレート27,2
8の各挿入孔36及び貫通孔36aを貫通して各
挿入孔36及び貫通孔36aの図示左側縁に二点
支持された状態になつており、タング30をロツ
クするロツク部材33はその各当接部34がこれ
ら各係止片38に接触する。そして各係止孔38
は各当接部34と接触する側の板面を上方にゆく
に従つて図示左向きに傾くよう傾斜させており、
これによりタング30に抜け方向の力が加わると
ロツク部材33の各当接部34を上方に移動させ
るような即ちロツク解除方向への僅かな分力が作
用するようになつている。39は操作部材たる回
動板で、これは上プレート27上に固定した支持
部材40の支持部40aを支点として上下方向に
回動可能に枢設され、その一端部を前記ロツク部
材33の基部33aの下方に潜らせ他端部に操作
ボタン41を取着している。42は上プレート2
7の上面に取着した板ばねで、これはその両側端
部において延出せる第一のばね片42a,42a
によつて前記ロツク部材33を常時下方に付勢
し、この第一のばね片42a,42a間において
延出せる第二のばね片42b,42bによつて前
記回動板39の操作ボタン41側を常時上方に付
勢して操作ボタン41をカバー25上面に形成し
た操作口43に臨ませている。44は押出し用部
材で、これは上プレート27と下プレート28と
の間にタング30の挿脱方向に移動自在に設けら
れると共に下プレート28の突片45との間に装
着した圧縮ばね46により常時タング30の抜け
方向に付勢されており、タング30を挿入してい
ない状態ではロツク部材33の下方に位置し、タ
ング30をフレーム25内方へ挿入するとその先
端部に押圧されて圧縮ばね46の弾発力に抗して
奥方へ押し込められるようになつている。47は
下プレート28の下面に固定したマイクロスイツ
チで、これはタング30をフレーム25内方へ挿
入したとき押出し用部材44の下面に突設した押
圧突起44aにより作動子47aが押圧されて作
動し、これによりタング30がフレーム25に結
合されたことを検知して例えばシートベルト装着
警報装置の作動を停止させるようになつている。
次に上記第二実施例の作用を説明する。タング
30をフレーム25に結合すべく、これをカバー
26の受入口31からフレーム25内方へ挿入す
ると、タング30の先端がまずロツク部材33の
下方に位置する押出し用部材44に当接する。こ
の後、更にタング30を挿入すると押出し用部材
44が圧縮ばね46の弾発力に抗して押し込めら
れこれに代つてタング30の先端部がロツク部材
33の下方に潜り込む。そして係合片32,32
がロツク部35,35を通過すると、ロツク部材
33は第一のばね片42a,42aの弾発力によ
り下方即ちロツク位置に変位してロツク部35,
35が係合片32,32と係合すると共に当接部
34,34が上下両プレート27,28の挿入孔
36,36及び貫通孔36a,36aに貫通状態
となつてタング30がロツクされる。また、これ
に伴い押出し用部材44がタング30により圧縮
ばね46の弾発力に抗して押し込められ、タング
30がロツクされると同時にマイクロスイツチ4
7を作動させる(第4図参照)。この状態でタン
グ30に抜け方向の力が加われば、タング30の
係合片32,32の端部がロツク部材33のロツ
ク部35,35に当接すると共にロツク部材33
の当接部34,34が係止板37の係止片38,
38に当接することによつて、タング30の抜け
が確実に阻止される。尚、このとき係止片38は
若干傾斜しているためロツク部材33の当接部3
4には上方への力が作用するが、この力は小さい
ため、ロツク部材33が上方に移動してロツク部
35,35と係合片32,32との係合が外れロ
ツクが自然に解かれる虞れはない。
さて、タング30とフレーム25との結合を解
くには操作ボタン41を手指にて押圧すればよ
く、このようにすると回動板39が板ばね42の
第二のばね片42b,42bの弾発力に抗して支
持部材40の支持部40aを支点として回動し、
ロツク部材33の基部33aを押し上げてロツク
部35,35とタング30の係合片32,32と
の係合を解くことができる。そして、このように
してタング30とロツク部材33との係合が外れ
ると、タング30は圧縮ばね46の弾発力によつ
て押出し用部材45により押出されてフレーム2
5から抜け出る。
ところで、上記したロツク解除操作時にタング
30に抜け方向の力が作用していると、ロツク部
材33の当接部34,34は係止板37の係止片
38,38に強く圧接するが、前述したように係
止片38,38は若干傾斜しているため当接部3
4,34には上方への即ちロツク解除方向への分
力が作用し、この分力がロツク解除のための補助
力として働くから、操作ボタン41を押圧する力
は小さくとも容易にロツク解除を行うことができ
る。しかも、係止片38,38のロツク部材33
の当接部34,34との接触面は例えば圧延鋼板
の板面であつて比較的平滑であるから、係止片3
8,38とロツク部34,34との間の摩擦抵抗
は小さく、従つて前述した係止片38,38の傾
斜によるロツク解除方向の分力の存在と相俟つて
ロツク解除を小さな操作力で行うことができる。
第7図は本考案の第三実施例の要部を示すもの
で以下これについて述べる。尚、前記第一実施例
と同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。48はタング6の受入口49の上方に開口部
50を形成した二分割形のカバー、51はこの開
口部50に挿入され上プレート3上方においてス
ライド可能に配設した操作部材としての操作ボタ
ンで、この操作ボタン51はカバー48内方に突
設したスプリング受け部48aとの間に装着した
圧縮スプリング52により常時図示左方に付勢さ
れている。53はロツク部材9側とは反対側の端
部を上方に曲成して受け部53aを形成した回動
板で、この受け部53aには前記操作ボタン51
の一端部が当接している。
而して、本第三実施例においてタング6をフレ
ーム1内方へ挿入すれば前記第一実施例と同様に
してタング6がロツクされ、その後操作ボタン5
1をカバー48内方へ押圧操作すれば、操作ボタ
ン51の一端部によつて回動板53の受け部53
aが押下されることにより回動板53が回動して
ロツク部材9が上方に移動する。この結果、ロツ
ク部材9のロツク部11,11がタング6の係合
片8,8との係合から外れてロツクが解除され
る。また、タング6に抜け方向の力が作用してい
る状態において上記のロツク解除操作を行つて
も、前記第一実施例と全く同様にロツク部材9は
滑らかに上方に移動して、ロツク解除は極めて小
さな操作力で行うことができる。
尚、本考案の係止部としては前記第一乃至第三
実施例に示した係止板13,37に限られるもの
ではなく、例えば第8図に示す如く略コ字状の板
材の両側端延長部を適宜の角度に曲成して係止片
54,54を形成した係止板55であつてもよ
く、或いは第9図に示す如く、上プレート3の透
孔13,13を形成する際に完全に打抜くことな
くその一部を切り起して透孔13,13と係止片
56,56とを同時に形成してもよく、要は係止
部を板状に形成すると共にこの係止部とロツク部
材との接触側の板面をタングに抜け方向の力が作
用したときロツク部材にロツク解除方向の分力が
生じるよう傾斜させればよい。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例
に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範
囲内で種々変更して実施することができる。
本考案は以上説明したように、フレームに設け
られロツク部材を係止する係止部を板状に形成す
ると共にこの係止部のロツク部材との接触側の板
面をタングに抜け方向の力が作用したときロツク
部材にロツク解除方向の分力が生じるよう傾斜せ
しめたところに特徴を有するものであつて、その
結果、タングに抜け方向の力が作用している状態
でロツク解除を行う場合であつても、小さな操作
力で滑らかにロツク解除を行うことができるシー
トベルト用バツクルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第一実施例を示
し、第1図は全体の縦断側面図、第2図は全体の
縦断正面図、第3図はカバーを除去して示す分解
斜視図であり、第4図乃至第6図は本考案の第二
実施例を示し、第4図は第1図相当図、第5図は
第2図相当図、第6図は第3図相当図であり、第
7図は本考案の第三実施例を示す要部の縦断側面
図、第8図及び第9図は第一実施例の変形例を示
す斜視図である。 図中、1,25はフレーム、6,30はタン
グ、8は係合孔(係合部)、9,33はロツク部
材、15,38,54及び56は係止片(係止
部)、16,39及び53は回動板(操作部材)、
32は係合片(係合部)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロツク部材を備えたフレームにタングを挿入し
    て前記ロツク部材によりタングをロツクし、この
    ロツク部材を操作部材によりロツク解除方向に移
    動させることによつて前記タングのロツクを解く
    ようにしたものにおいて、前記タングの挿入側端
    部に前記ロツク部材と係合する係合部を形成する
    と共に、前記フレームに前記ロツク部材を係止す
    る板状の係止部を設け、該係止部のロツク部材に
    対する係止側の板面を前記タングに抜け方向の力
    が加わつたとき前記ロツク部材にロツク解除方向
    の分力が作用するよう傾斜せしめたことを特徴と
    するシートベルト用バツクル。
JP1980006788U 1980-01-23 1980-01-23 Expired JPS6228883Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980006788U JPS6228883Y2 (ja) 1980-01-23 1980-01-23
US06/226,474 US4391023A (en) 1980-01-23 1981-01-19 Buckle arrangement for seat belts

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980006788U JPS6228883Y2 (ja) 1980-01-23 1980-01-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56108708U JPS56108708U (ja) 1981-08-24
JPS6228883Y2 true JPS6228883Y2 (ja) 1987-07-24

Family

ID=11647909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980006788U Expired JPS6228883Y2 (ja) 1980-01-23 1980-01-23

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4391023A (ja)
JP (1) JPS6228883Y2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3004150C2 (de) * 1980-02-05 1984-10-31 Repa Feinstanzwerk Gmbh, 7071 Alfdorf Verschluß für einen Sicherheitsgurt
US4535514A (en) * 1982-09-27 1985-08-20 Gateway Industries, Inc. Seat belt with plastic cover
DE3337473A1 (de) * 1983-10-14 1985-05-02 TRW Repa GmbH, 7071 Alfdorf Gurtschloss fuer einen sicherheitsgurt
US4614010A (en) * 1985-06-03 1986-09-30 Trw Inc. Safety belt buckle
US5050277A (en) * 1987-04-13 1991-09-24 Ivan Jimenez Seat belt buckle actuator accessory
JPH0211418U (ja) * 1988-07-08 1990-01-24
CA1323864C (en) * 1988-09-28 1993-11-02 Mutsumi Sugimoto Buckle assembly for seat belt
DE3920565A1 (de) * 1989-06-23 1991-01-10 Riesen & Co Gurtschloss fuer gurtbandrueckhaltesysteme
IT231546Y1 (it) * 1993-12-22 1999-08-03 Guido Ferrarese Fibbia di cintura di sicurezza a tre rami
FR2929211B1 (fr) * 2008-04-01 2010-04-02 Am Concept Boucle d'attache des sangles d'un harnais de securite equipant un siege pour enfant dans un vehicule automobile
CN102824060B (zh) * 2011-06-17 2014-11-12 王鲲 具有肩带扣合装置的高脚椅
US9974365B2 (en) * 2014-11-07 2018-05-22 Ford Global Technologies, Llc Buckle guide

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5198543A (ja) * 1975-01-10 1976-08-30

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3449800A (en) * 1966-10-20 1969-06-17 Robert C Fisher Seatbelt buckle
GB1496342A (en) * 1974-10-01 1977-12-30 Wall Ltd H Buckles
US4197619A (en) * 1978-09-22 1980-04-15 Britax (Wingard) Limited Tongue and buckle fastener for a safety belt harness

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5198543A (ja) * 1975-01-10 1976-08-30

Also Published As

Publication number Publication date
US4391023A (en) 1983-07-05
JPS56108708U (ja) 1981-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6228883Y2 (ja)
JPS621929Y2 (ja)
US3673645A (en) Safety belt anchorage
JPS6345204B2 (ja)
JPS643370Y2 (ja)
JPS583527Y2 (ja) スライドフアスナ−用自動停止装置付スライダ−
JPS61284202A (ja) 安全ベルトバツクル
JPS6345203B2 (ja)
JPS6242602B2 (ja)
JPS60156405A (ja) 安全ベルトのバツクル
JPS6239694Y2 (ja)
JPS6239695Y2 (ja)
JPS6228885Y2 (ja)
US3562877A (en) Miniature buckle
JPH0540727Y2 (ja)
JPS5940809Y2 (ja) 安全ベルト用バツクル装置
JPH0512453Y2 (ja)
JPS6228889Y2 (ja)
JP2890343B2 (ja) カップホルダー装置
JPS6135046Y2 (ja)
JPH0540737Y2 (ja)
JPS6228888Y2 (ja)
JPH0130089Y2 (ja)
JPS6222172Y2 (ja)
JPH05525Y2 (ja)