JP2534589Y2 - 書類バッグの開閉式止め具 - Google Patents

書類バッグの開閉式止め具

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JP2534589Y2
JP2534589Y2 JP1992035865U JP3586592U JP2534589Y2 JP 2534589 Y2 JP2534589 Y2 JP 2534589Y2 JP 1992035865 U JP1992035865 U JP 1992035865U JP 3586592 U JP3586592 U JP 3586592U JP 2534589 Y2 JP2534589 Y2 JP 2534589Y2
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bag
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opening
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stopper
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有 松本
博 嶋田
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King Jim Co Ltd
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King Jim Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、書類バッグの開閉式止
め具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の書類バッグは、図7お
よび図8に示すように、一端部を開口した箱状のバッグ
本体10と、このバッグ本体10の前記開口部の一辺に
連続して開口部を覆いバッグ本体10を被覆する平板状
のバッグ蓋体12とから形成される。そして、バッグ蓋
体12の自由端縁部に設けられる係合部14と、バッグ
本体10の前記係止部14に対向する位置に設けられる
係止部16とから、バッグ開閉式止め具が構成されてい
る。
【0003】前記係合部14は、図9および図10に示
すように、上蓋20と下蓋22との間にスプリング24
aで付勢されるスライダ24を有している。この係合部
14は、係止部16に対し押圧すると、下蓋22の挿通
口22aから挿入されるフック(係止具)18により、
スライダ24がこれに設けられているノッチ(係合具)
26を介してスライドして、この結果、ノッチ26がフ
ック18に係合してバッグ蓋体12がバッグ本体10に
閉止される。一方、スライダ24を操作移動(図示矢印
方向)してノッチ26をフック18から離脱させると、
バッグ蓋体12が本体10から開放される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の開閉式止め具は、以下に述べるような難点があ
る。
【0005】すなわち、前記従来の開閉式止め具におい
ては、バッグの閉止操作は簡単に行えるが、開放操作は
簡単には行うことができない。
【0006】何故なら、バッグの閉止操作は、係合部1
4を係止部16に押圧することにより簡単に達成される
が、開放操作においては、スライダ24の操作移動にx
方向の力Fxとy方向の力Fy(図7参照)とを必要と
するので、仮にノッチ26がフック18から離脱された
状態でも、バッグ蓋体12は前記力Fyによりそのまま
ではバッグ本体10から開放されない
【0007】このため、従来の開閉式止め具において
は、開放操作において、一方の手でスライダ24を操作
すると同時に、他方の手でバッグ蓋体12を離反(持ち
上げる)させる必要があった。また、前記従来の開閉式
止め具は、係止部16が突出するフック18から構成さ
れていることから、開閉式止め具が全体的に厚形となる
難点も有していた
【0008】そこで、本考案の目的は、開閉操作を簡単
かつ確実に、しかも片手で行えることができると同時
に、薄形でかつ簡便な構成とすることができる書類バッ
グの開閉式止め具を提供することにある
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案に係る書類バッグの開閉式止め具は、一端部
を開口した箱状のバッグ本体(10)と、このバッグ本体の
前記開口部の一辺に連続して開口部を覆いバッグ本体を
被覆する平板状のバッグ蓋体(12)とからなり、前記バッ
グ蓋体(12)の自由端縁部に係止部(16)を設けると共に、
前記バッグ本体(10)の前記係止部(16)に対向する位置に
係合部(14)を設けてなる書類バッグの開閉式止め具にお
いて前記係止部(16)は、前記バッグ蓋体(12)の自由端
縁部に挾着される上蓋(30)と下蓋(32)とからなり、上蓋
(30)の先端に開口凹部(30a) を形成すると共にその中央
部に垂下する舌片(34)を設け、この舌片(34)の中央に挿
通穴(36)を形成して係止具を構成し前記係合部(14)
は、前記バッグ本体(10)に取付けられる下蓋(40)と上蓋
(42)とからなり、これら下蓋と上蓋との間にスプリング
(44a) により押圧付勢されるスライダ(44)を介して弾性
変位する挿通棒(46)を配置し、前記上蓋(42)の所定位置
に前記スライダ(44)のノブ(44b) と挿通棒(46)の先端部
を露呈させる開口部(42a,42b) をそれぞれ設けて係合具
を構成し前記係合部(14)の前記挿通棒(46)の先端部を
露呈させる開口部(42b) に対し、前記係止部(16)の上蓋
(30)の先端に設けた舌片(34)を嵌合させて、この舌片(3
4)の挿通穴(36)に前記係合部(14)の挿通棒(46)を係脱自
在に挿通係止するように構成したことを特徴とする
【0010】
【作用】本考案に係る書類バッグの開閉式止め具によれ
ば、バッグの閉止操作は、バッグ蓋体上に設けた係止部
を、バッグ本体上に設けた係合部に押圧することによ
り、弾性変位する挿通棒を備えた係止具に対し、前記挿
通棒を係脱自在に挿通係止する挿通穴を有する舌片を設
けた係合具との係合を、簡便に達成することができる。
一方、バッグの開放操作に際しては、係合部に設けたス
ライダのノブを移動操作することにより、前記挿通棒を
係合具の挿通穴から離脱すると同時に、バッグ蓋体は押
圧降下されるバッグ本体から容易に離反させることがで
きるまた、本考案に係る開閉式止め具は、係合部と係
止部とがバッグ本体の平面に対してこれと平行な方向に
おいて、挿通穴36と挿通棒46とが係脱自在に挿通係
止されるので、薄形でかつ簡便な構成とすることができ
【0011】
【実施例】次に、本考案に係る開閉式バッグの開閉式止
め具の一実施例につき添付図面を参照しながら以下詳細
に説明する。なお、説明の便宜上、図7および図8に示
す従来の構造と同一の構成部分には同一の参照符号を付
し、詳細な説明は省略する。
【0012】図1において、先ず、本考案の書類バッグ
の構成は、従来のそれと同一である。すなわち、書類バ
ッグは、一端部を開口した箱状のバッグ本体10と、こ
のバッグ本体10の前記開口部の一辺に連続して開口部
を覆いバッグ本体10を被覆する平板状のバッグ蓋体1
2とから形成されている。なお、書類バッグは、好適に
は、例えば硬質プラスチックシート等の弾性体材料から
構成する。
【0013】しかるに、本考案においては、図1および
図2にも示されるように、バッグ蓋体12の自由端縁部
に係止具付係止部16を設けると共に、バッグ本体10
の前記係止部16に対向する位置にスプリングスライダ
係合具付係合部14を設ける。
【0014】次に、前記構成の詳細について説明する。
まず、係止部16は、図3および図4に示すように、
ッグ蓋体12の自由端縁部に挾着される上蓋30と下蓋
32とからなり、上蓋30の先端に開口凹部30aを形
成すると共に、その中央部に垂下する舌片34を設け、
この舌片34の中央に挿通穴36を形成して係止具を構
成している。なお、係止部16は、かしめ具38により
前記バッグ蓋体12に取付けられる。一方、係合部14
は、図5に示すように、バッグ本体10に取付けられる
下蓋40と上蓋42とからなり、これら下蓋40と上蓋
42との間にスプリング44aにより弾力的に押圧付勢
されるスライダ44を介して、弾性変位する挿通棒46
を配置し、前記上蓋42の所定位置に前記スライダ44
のノブ44bと挿通棒46の先端部を露呈させる開口部
42a、42bをそれぞれ設けて、係合具を構成してい
。また、係合部14は、かしめ具48により前記バッ
グ本体10(図示せず)に取付けられる
【0015】このように構成される本考案の開閉式止め
によれば、図6に示すように、係止部16を係合部1
4に対してその舌片34が挿通棒46に対接するよう
押圧すれば、両者の傾斜案内面34a、46aを介して
挿通棒46がスプリング44aの力に抗して後退し、
次いで同じくスプリング44aの力により前進する
この結果挿通棒46は、舌片34に設けた挿通穴36
挿通係止される。従って、バッグ蓋体12は、バッグ
本体10に対し、簡単に閉止させることができる。一
方、この閉止されている状態において、スライダ44の
ノブ44bを介して、挿通棒46を図において矢印方向
に操作すると、挿通棒46がx方向の力Fx(図1参
照)によつて移動して挿通穴36から離脱すると同時
に、バッグ蓋体12がy方向の力Fyによつて押圧降下
されるバッグ本体10から容易に離反する。従って、書
類バッグを片手操作によって容易かつ確実に開放するこ
とができる。
【0016】このようにして、本考案によれば、前記係
合部14と係止部16とは、図2および図6に示される
ように、バッグ本体10の平面に対してこれと平行な方
向において、挿通穴36と挿通棒46とが係脱自在に挿
通係止されるので、薄形でかつ簡便な開閉式止め具の構
成とすることができる。従って、前記構成からなる開閉
式止め具は、係合部14と係止部16との挿通係止時に
は、これらが面一に整列するように構成することができ
【0017】以上、本考案を好適な一実施例について説
明したが、本考案は前記実施例に限定されることなく、
その精神を逸脱しない範囲内において多くの改良変更が
可能である。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る書類
バッグの開閉式止め具は、一端部を開口した箱状のバッ
グ本体と、このバッグ本体の前記開口部の一辺に連続し
て開口部を覆いバッグ本体を被覆する平板状のバッグ蓋
体とからなり、前記バッグ蓋体の自由端縁部に係止部(1
6)を設けると共に、前記バッグ本体の前記係止部に対向
する位置に係合部を設けてなる書類バッグの開閉式止め
において、前記係止部は、前記バッグ蓋体の自由端縁
部に挾着される上蓋と下蓋とからなり、上蓋の先端に開
口凹部を形成すると共にその中央部に垂下する舌片を設
け、この舌片の中央に挿通穴を形成して係止具を構成
前記係合部は、前記バッグ本体に取付けられる下蓋
と上蓋とからなり、これら下蓋と上蓋との間にスプリン
グにより押圧付勢されるスライダを介して弾性変位する
挿通棒を配置し、前記上蓋の所定位置に前記スライダの
ノブと挿通棒の先端部を露呈させる開口部をそれぞれ設
けて係合具を構成し前記係合部の前記挿通棒の先端部
を露呈させる開口部に対し、前記係止部の上蓋の先端に
設けた舌片を嵌合させて、この舌片の挿通穴に前記係合
部の挿通棒を係脱自在に挿通係止するように構成した
とにより、バッグ蓋体の開放を、従来のように両手を用
いることなく、片手操作によって簡便に行うことが可能
となり、従って書類バッグの開閉操作を極めて容易に達
成することができる。
【0019】また、本考案の開閉式止め具は、係合部と
係止部とがバッグ本体の平面に対してこれと平行な方向
において係合し得るので、薄形でかつ簡便な構成とする
ことができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る書類バッグの開閉式止め具の一実
施例を示す全体斜視図である。
【図2】図1に示す開閉式止め具の係止された状態を示
す斜視図である。
【図3】図1に示す開閉式止め具の係止部の平面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図1に示す開閉式止め具の係合部の平面図であ
る。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】従来の書類バッグの開閉式止め具における係合
部の全体斜視図である。
【図8】従来の書類バッグの開閉式止め具における係止
部の全体斜視図である。
【図9】図7に示す係合部の平面図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【符号の説明】 10 バッグ本体 12 バッグ蓋体 14 係合部 16 係止部 30 上蓋 30a 開口凹部 32 下蓋 34 舌片 34a 傾斜案内面 36 挿通穴(係
止具) 38 かしめ具 40 下蓋 42 上蓋 42a、42b
開口部 44 スライダ 44a スプリン
グ 44b ノブ 46 挿通棒(係
合具) 46a 傾斜案内面 48 かしめ具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部を開口した箱状のバッグ本体(10)
    と、このバッグ本体の前記開口部の一辺に連続して開口
    部を覆いバッグ本体を被覆する平板状のバッグ蓋体(12)
    とからなり、前記バッグ蓋体(12)の自由端縁部に係止部
    (16)を設けると共に、前記バッグ本体(10)の前記係止部
    (16)に対向する位置に係合部(14)を設けてなる書類バッ
    の開閉式止め具において、前記係止部(16)は、前記バッグ蓋体(12)の自由端縁部に
    挾着される上蓋(30)と下蓋(32)とからなり、上蓋(30)の
    先端に開口凹部(30a) を形成すると共にその中央部に垂
    下する舌片(34)を設け、この舌片(34)の中央に挿通穴(3
    6)を形成して係止具を構成し前記係合部(14)は、前記バッグ本体(10)に取付けられる
    下蓋(40)と上蓋(42)とからなり、これら下蓋と上蓋との
    間にスプリング(44a) により押圧付勢されるスライダ(4
    4)を介して弾性変位する挿通棒(46)を配置し、前記上蓋
    (42)の所定位置に前記スライダ(44)のノブ(44b) と挿通
    棒(46)の先端部を露呈させる開口部(42a,42b) をそれぞ
    れ設けて係合具を構成し前記係合部(14)の前記挿通棒(46)の先端部を露呈させる
    開口部(42b) に対し、前記係止部(16)の上蓋(30)の先端
    に設けた舌片(34)を嵌合させて、この舌片(34)の挿通穴
    (36)に前記係合部(14)の挿通棒(46)を係脱自在に挿通係
    止するように構成した ことを特徴とする書類バッグの開
    閉式止め具。
JP1992035865U 1992-05-28 1992-05-28 書類バッグの開閉式止め具 Expired - Lifetime JP2534589Y2 (ja)

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