JPH033434Y2 - - Google Patents

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JPH033434Y2
JPH033434Y2 JP14828586U JP14828586U JPH033434Y2 JP H033434 Y2 JPH033434 Y2 JP H033434Y2 JP 14828586 U JP14828586 U JP 14828586U JP 14828586 U JP14828586 U JP 14828586U JP H033434 Y2 JPH033434 Y2 JP H033434Y2
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JP14828586U
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、フアイル、バインダー等の背見出し
保持構造、特に、背見出しを保持する溝部を備え
た枠体の上下に、前記溝部の開放端を開閉自在に
閉塞するストツパーを設けた背見出し保持構造に
関するもので、前記ストツパーの開閉操作を簡便
ならしめることにより、背見出しの差し替えを簡
便にするものである。
[従来技術及びその問題点] バインダーの背見出し保持構造として、すで
に、実公昭50−8652号公報に開示されたものがあ
り、このものは、第5図に示すような、縦長の枠
体1に、第6図の如く、綴じ金具2、表紙3,
3、紙葉又は透明袋4、さらには背見出し11及
びこの背見出しの被覆シート12を装着するよう
にしてある。
このものでは、第6図の如く、複数の透明袋
4,4を綴じ金具2に綴込んだ状態で、この綴じ
金具2を枠体1の内面側に装着し、逆に、表面側
に背見出し11、被覆シート12を装着して、第
7図の如く、ストツパー5,5を枠体1の両端に
取付けると、多数の透明袋4,4が綴込まれたフ
アイルとなる。
このため、枠体1は、第5図、第6図に示すよ
うな断面構造となつており、枠体1の裏面側に
は、綴じ金具2の両端に設けた係止片21,21
及び係止桟22を嵌入係合させる一対の第1保持
溝13,13が形成され、外面側には、中央側に
開放し、一定幅の背見出し11、被覆シート12
を挿入保持する溝部14,14を形成した突出片
15,15が枠体1の両側縁に沿つて形成され、
この突出片15,15を突設した板状部10と第
1保持溝13,13を形成した内面部との間に、
表紙3を挿入するための第2保持溝16,16が
形成され、この第2保持溝16は枠体1の側縁に
開放している。
従つて、透明袋4,4を綴込んだ綴じ金具2
や、背見出し11、被覆シート12及び表紙3,
3は共に枠体1の各溝の開放端からスライドさせ
て挿入する。
又、このように挿入された各部を枠体1に保持
固定するため、ストツパー5,5が枠体1の両端
に装着されるが、この装着を着脱自在とするた
め、ストツパー5は、全体を弾性を有する合成樹
脂製とするとともに、基板50に、第1保持溝1
3,13に嵌合する舌片51,51、及び枠体1
と係合する係止片52を突出させ、他方、枠体1
の上下の端部近傍には横方向に延びる係止溝1
7,17が形成されている。
この従来のものでは、基板50の形状を枠体1
の端面の輪郭に一致させてあることから、第7図
のように、舌片51,51を第1保持溝13,1
3の開放端側から挿入すると、係止片52の先端
に形成した屈曲舌片53が係止溝17に嵌入係合
して、このストツパー5が抜け止め状態に装着さ
れ、背見出し11、被覆シート12を始めとして
綴じ金具2、表紙3が抜け止め状態に保持され
る。
この従来のものでは、係止片52を一旦引上げ
て屈曲舌片53を係止溝17から脱出させ、スト
ツパー5を枠体1の端部側に引き抜くと、このス
トツパー5が枠体1から取り外せることとなり、
背見出し11、被覆シート12の差し替えが可能
となる。又、綴じ金具2を取り外して透明袋4,
4の補充や、差し替えも可能となる。
ところが、この従来のものでは、綴込み書類を
差し替えた場合等において、背見出し11を差し
替える操作が面倒であり、しかも、この為にスト
ツパー5を取り外したとき、これを紛失してしま
うという不都合があつた。
これは、ストツパー5の取り外しのため、一
旦、ストツパー5を引抜く方向とは別の方向に係
止片52を弾性変形させなければならないからで
あり、しかも、ストツパー5を枠体1から完全に
分離してしまわなければならないからである。
[技術的課題] 本考案は、このような、〓綴じ込み書類を差し
替えられるようにした書類保持具の背表紙部に枠
体1を設け、背見出し11を縦方向にスライドさ
せて挿入する一対の突出片15,15を前記枠体
1の外面側の側縁に具備させ、この突出片15,
15の背見出しを挿入側の端部をストツパー5に
よつて開放可能に閉鎖したもの〓において、背見
出し11の差し替えを簡便に行えるようにすると
ともに、これを紛失しないようにするために、ス
トツパー5が枠体1に連結され、しかも、ストツ
パー5の開放のための操作が一方向の操作で完了
するようにすることをその技術的課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は〓ストツパー5を、枠体1に固定
される固定ブロツク54と、これの一辺に揺動自
在に連結される蓋板55とから構成し、この蓋板
55は突出片15,15の背見出し挿入部を被覆
し得る形状大きさに設定し、この蓋板55の自由
端部又はその近傍と、当該部分が対接する固定ブ
ロツク54の一部とに、相互に圧入状態となる雌
雄嵌合部材のそれぞれを各別に形成した〓ことで
ある。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
背見出し11が突出片15,15間に挿入され
た保持状態では、背見出し11の挿入側は、一端
が固定ブロツク54に連結され、他端は固定ブロ
ツク54に圧入嵌着される蓋板55によつて閉塞
され、この蓋板55は固定ブロツク54を介して
枠体1に固定されている。従つて、この状態で
は、蓋板55は簡単には固定ブロツク54から外
れることはなく、背見出し11を枠体1に収容し
た状態に保持する。
次いで、背見出し11の差し替えに際しては、
蓋板55の自由端側の雌雄嵌合部材相互の強制圧
入部分を引抜く方向に移動させる。これにより、
固定ブロツク54との連結片を支点として、蓋板
55は揺動開放し、背見出し11が突出片15,
15から引出せる。
新しい背見出し11を突出片15,15間に挿
入したあと、蓋板55を固定ブロツク54側に折
り畳んで、固定ブロツク54と蓋板55の雌雄嵌
合部材を相互に圧入すると、突出片15,15の
端部側を閉塞した位置にこの蓋板55が位置し、
しかも、この状態に固定されることとなり、背見
出し11が抜け止め状態に保持される。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
蓋板55が枠体1に固定された固定ブロツク5
4に連結されているから、背見出し11の差し替
えの際にこれを紛失するすることがない。
又、蓋板55の開閉は、この蓋板55の揺動方
向の操作のみであるから、従来のもののように二
方向の操作を必要とするものに比べて背見出し1
1の差し替えのための操作が簡単になる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第4図に基
いて説明する。この実施例では、枠体1に開閉自
在の綴じ金具2を取付けるようにしてあり、第2
図の如く、公知の開閉自在の綴じ金具2としての
バインダー金具20が一葉で構成される表紙3と
ともに枠体1に鋲止めされ、これにより、枠体
1、綴じ金具2、バインダー金具20が一体化さ
れる。
枠体1の外面側には、従来の枠体1におけると
同様の溝部14を具備させた一対の突出片15,
15が枠体1の側縁から突出する。従つて、溝部
14,14内に背見出し11の両側縁が位置する
ように挿入すると、第3図の如く、背見出し1
1、被覆シート12が挿入保持できる。
次に、枠体1には、バインダー金具20を鋲止
めするための、板状部10に中空部18が縦方向
に貫通するように形成されており、枠体1の端部
近傍に、この板状部10を貫通する透孔19が形
成されている。他方、ストツパー5は、板状部1
0に挿入される舌片56を具備させた固定ブロツ
ク54と、この固定ブロツク54の側辺で薄肉部
57によつて揺動自在に連結された蓋板55とか
ら構成されており、前記舌片56の先端部には係
合突起58が突出形成されている。この舌片56
の基部から係合突起58までの距離は枠体1の端
部から透孔19までの距離に一致させてあり、舌
片56を中空部18に挿入すると、固定ブロツク
54の裏面が枠体1の端部に一致した時点で係合
突起58が透孔19に嵌入し、固定ブロツク54
が抜け止め状態に装着される。
この実施例では、枠体1の両端に透孔19,1
9が形成され、同じ構成のストツパー5,5をこ
の枠体1の両端に装着するようになつているか
ら、第3図のように、枠体1の両端から中空部1
8に舌片56,56を挿入すると、ストツパー
5,5が枠体1の両端を閉鎖した状態に取付け固
定される。
尚、固定ブロツク54は、板状部の形状を突出
片15,15以外の部分を閉塞する輪郭に設定し
てあり、固定ブロツク54,54を枠体1の両端
に固定しただけの状態では、背見出し11、被覆
シート12の抜き差しが可能である。
次に、蓋板55の形状は、固定ブロツク54よ
り大きめに設定され、固定ブロツク54に形成し
た係合孔Hと対応する位置に係合軸部Sが形成さ
れ、さらに、溝部14,14と対向する位置に挿
入舌片59が突出形成されている。この挿入舌片
59が蓋板55を固定ブロツク54側に折り畳ん
で第4図のように、係合軸部Sを係合孔Hに圧入
させたとき、同時に溝部14,14間に挿入さ
れ、しかも、その外周の輪郭は突出片15,15
の先端側相互を結んだ線と一致するような形状に
設定されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の要部分解図、第2図は
本考案実施例の横断面図、第3図は本考案実施例
の縦断面図、第4図は要部のX−X断面図、第5
図は従来例の要部の分解図、第6図、第7図は使
用状態の要部断面図であり、 図中、1……枠体、11……背見出し、15…
…突出片、5……ストツパー、54……固定ブロ
ツク、55……蓋板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 綴じ込み書類を差し替えられるようにした書類
    保持具の背表紙部に枠体1を設け、背見出し11
    を縦方向にスライドさせて挿入する一対の突出片
    15,15を前記枠体1の外面側の側縁に具備さ
    せ、この突出片15,15の背見出しを挿入側の
    端部をストツパー5によつて開放可能に閉鎖した
    ものにおいて、ストツパー5を、枠体1に固定さ
    れる固定ブロツク54と、これの一辺に揺動自在
    に連結される蓋板55とから構成し、この蓋板5
    5は突出片15,15の背見出し挿入部を被覆し
    得る形状大きさに設定し、この蓋板55の自由端
    部又はその近傍と、当該部分が対接する固定ブロ
    ツク54の一部とに、相互に圧入状態となる雌雄
    嵌合部材のそれぞれを各別に形成した背見出し保
    持構造。
JP14828586U 1986-09-27 1986-09-27 Expired JPH033434Y2 (ja)

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KR101956601B1 (ko) * 2017-06-15 2019-03-11 홍현수 바인더 장치

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