JPH0356384Y2 - - Google Patents

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JPH0356384Y2
JPH0356384Y2 JP4298287U JP4298287U JPH0356384Y2 JP H0356384 Y2 JPH0356384 Y2 JP H0356384Y2 JP 4298287 U JP4298287 U JP 4298287U JP 4298287 U JP4298287 U JP 4298287U JP H0356384 Y2 JPH0356384 Y2 JP H0356384Y2
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tube
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JP4298287U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、フアイルの開閉によつて両側にあ
る綴管と綴り杆が相対的に伸縮しうるフアイル用
綴り金具に関する。
従来の技術 従来のフアイル用綴り金具はその台板が背表紙
上に固定されているので、綴り金具の書類を綴り
こんでいる個所の巾は背表紙の巾に制限されてい
て、綴りこんだ書類が厚いときは、フアイルを開
いたときの見開きが十分でないという不具合があ
つた。
従来のフアイルの綴り金具、例えば両開きの綴
り金具を例として第4図以下に説明すれば、第6
図は従来の両開き綴り金具20の斜視図であつ
て、1はフアイル10のおもて表紙、2は背表
紙、3はうら表紙であり、綴り金具20の底板部
30は背表紙2に固定されている。底板部30の
両側に回動体40,50が回動可能で、かつ底板
部に対して着脱可能に取り付けられている。尚図
において、41は側板、42は綴管、80は押え
板、82は切欠部、60は滑り板、51は側板で
あつて、これらの説明は後述する。又側板51に
は綴り杆52が取りつけられているが、図では綴
管42中に挿入されているので見えていない。
第8図は回動体40の側板41を示し、42は
綴管43は切欠、44は下端の丸め部、48,4
9は後述する押え板を係止する鋲孔である。そし
て2点鎖線で示す如く丸め部44には係合杆45
が摺動可能に挿入される。
第9図は側板41内に滑り板60を挿入したと
ころを示している。滑り板60は硬質の合成樹脂
等で作り、長孔61,62及び空所66を有して
いる。長孔61中にバネ63があり、一端は側板
41のバネ止49にひつかかり、他端は滑り板に
設けたバネ掛け64にひつかけてあり、バネ63
は滑り板60を左方に引つぱつている。又ロツク
体70が枢支部73の部分で回動可能に取りつけ
られ、弾性杆74によつてロツク体70を常時下
方に押しつけている。ロツク体70はポリカーボ
ネート等の合成樹脂製であつて、弾性杆74のほ
かにロツク爪71及び押え杆72を有している。
側板41の丸め部44には係合杆45が挿入さ
れている。係合杆45は直角になつており、その
立上り部46は滑り板60のスリツト65に挿入
され、滑り板とともに摺動する。
第10図は押え板80を示し、81は押え板8
0の裏側に取りつけた係止体である。第9図に示
す状態に第10図に示す押え板80を鋲孔48と
88を合わせて固定する。第10図で切欠83は
側板41の切欠43と合致し、そこから第6図に
示す如く滑り板60の隅角部が露出している。
第7図は底板部30を示し、底板31は背表紙
2に固定されている。32は固定のための鋲孔を
示す。そして底板の両側には丸め部33,34,
35が左右反対に形成されている。
第11図は回動体40と相対する反対側の回動
体50を示し、側板51に綴り杆52,52が取
りつけられている。第9図に示すような滑り板6
0は第11図では側板51の向う側に存在し、切
欠53からその隅角部が見えている。回動体40
と50は向きが反対であるのみでその構成は全く
同一である。即ち回動体40の綴管と、回動杆5
0の綴り杆とが向き合うように、同じ構成のもの
がいわば背中合せになつている。
使用に当つて、回動体40の方を開きたいとき
は、第6図、第9図、第10図及び第7図を参照
して説明すれば、切欠43と83の間に露出して
いる滑り板60の隅角部67を指で押せば、滑り
板60はバネ63に抗して第9図の右方に摺動す
る。すると係合杆45は、その立上り部46が滑
り板60のスリツト65に挿入されているので滑
り板60と一緒に、丸め部44中を摺動して右方
に動き、水平部分の先端47が底板31の丸め部
33,34から外れ、回動体40は回動可能とな
り、回動体50の方の係合杆45の部分を中心と
して第6図において反時計方向に回動でき、綴り
杆と綴管の嵌合を解くことができる。
又滑り板60が右方に摺動したとき、ロツク体
の右端のロツク爪は、ロツク体が弾性杆74に抗
して反時計方向に回動することにより、押え板8
0の裏面の係合突起81を乗り越えて、その右側
に行きロツク爪71と係合突起81とは係合し、
滑り板60を右方向に移動した位置に係止する。
次に回動体40を底板部30に嵌めこむとき
は、綴管42に書類を綴りこんだ後、回動体40
を底板部30の上に下ろしてゆけば、ロツク体7
0の押え杆72が底板31の右側の中央の丸め部
34に当り、ロツク体70は押されて反時計方向
に回動するので、ロツク爪71が係合突起81か
ら外れ、滑り板60全体がバネ63に引つぱられ
て左方に戻り、係合杆45の水平部分の先端47
が丸め部33,34に入り、全体が係合され、フ
アイルの綴り金具は閉じられる。
反対側の回動体50を回動し、綴り杆52を綴
管42から抜く場合も全く同様に行なわれる。
このような従来の両開き綴り金具は回動体を上
方に浮かす手段は何等設けられていないので、滑
り板60の隅角部67を指で押した後、回動体を
持ち上げるのに不便を感ずるという欠点があり、
又綴り金具の巾がフアイルの背表紙の巾内に制限
されているので、従来の綴り金具では書類が厚く
なると、見開きが充分でないという欠点もあつ
た。
問題点を解決するための手段 この考案においては、従来の綴り金具の欠点を
解消するために、綴管を有する回動板を取り付け
る台板と、綴り杆を有する回動板を取り付ける台
板とを夫々独立分離させ、その各々の台板をフア
イルのおもて表紙とうら表紙に固定したものであ
る。
作 用 この考案の綴り金具においては、フアイルを閉
じたときは、綴り杆が綴管の中に入り込み、綴り
金具の巾が背表紙の巾に収まるが、フアイルを開
くと、綴り杆が綴管の中から引き出され、綴り金
具の巾が大きくなり、書類の見開きが大きくな
る。
実施例 第1図はこの考案の綴り金具200をフアイル
を開いて示した斜視図、第2図は台板の位置を示
す図、第3図はフアイルを閉じたところを示す図
であつて、綴管内に綴り杆が相対的に出入して、
綴り金具の巾を変化させる。
台板は綴管42を有する回動板40を取り付け
る台板301と綴り杆52を有する回動板50を
取り付ける台板302とに分離され、夫々うら表
紙3及びおもて表紙1の、背表紙2寄りに固定さ
れる。フアイルを閉じた時は第3図に示す如く綴
り杆52は綴管42中に入り込み、綴り金具の巾
は背表紙2の巾に収まるが、フアイルを開くと第
1図に示す如く、綴り杆52が綴管42から抜け
出し、綴り金具の巾が広がり、書類の見開きがよ
くなる。尚図において、311は台板301の底
板、312は台板302の底板であつて、夫々う
ら表紙、おもて表紙に固定されている。32は固
定用の鋲孔、33,34,35は底板の丸め部で
あることは、第7図と同様である。又例えば回動
板50を台板302と組み合わすときは、従来例
と異なり、若干綴り杆52を綴管42から引き出
して、回動板50が台板302の丸め部33,3
4,35の上にくるようにして下ろしてゆく。そ
の他の構成、作用は従来例と同じである。
さらにこの考案においては、第4図に示す如く
綴管42の先端部42aを絞つてあり、綴り杆5
2と接するようにしてあるので、紙の食い込みが
なく、紙の孔のところが切れることがない。従来
のものは、第5図に示す如く綴管42の先端42
bと綴り杆52とが離れているので、紙を切つた
りする惧れがあつたが、この考案ではその惧れを
なくしたものである。
効 果 この考案の綴り金具は前記のような構成であつ
て、フアイルの開閉により、綴管と綴り杆とが相
対的に摺動し、フアイルが開いたとき、綴り金具
の巾が広くなり、見開きが充分になる。さらに綴
管の先端を絞つたので、紙を切るという惧れもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の綴り金具をフアイルを開い
て示した図、第2図は同じく台板を示した図、第
3図はフアイルを閉じたところを示す図、第4図
は綴管の先端を示す図、第5図は従来の綴管を示
す図、第6図は従来の綴り金具を示す図、第7図
は同じく台板のみを示す図、第8図は回動体の側
板の斜視図、第9図は側板と滑り板の組み合わせ
を示す図、第10図は押え板を示す図、第11図
は他端の回動体の斜視図である。 符号の簡単な説明、1……おもて表紙、2……
背表紙、3……うら表紙、20……綴り金具、3
0……台板、40……回動体、41……側板、4
2……綴管、50……回動板、51……側板、5
2……綴り杆、60……滑り板、70……ロツク
体、80……押え板、200……綴り金具、30
1……台板、302……台板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フアイル用綴り金具において、綴管を有する
    回動板を取りつける台座と、反対側の綴り杆を
    有する回動板を取りつける台座とを、夫々独立
    分離させ、その各々の台座をフアイルのおもて
    表紙とうら表紙の背表紙寄りに固定したことを
    特徴とするフアイル用綴り金具。 (2) 前記の綴管は先端を絞つてあることを特徴と
    する前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    フアイル用綴り金具。
JP4298287U 1987-03-24 1987-03-24 Expired JPH0356384Y2 (ja)

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JP4298287U JPH0356384Y2 (ja) 1987-03-24 1987-03-24

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JP4298287U JPH0356384Y2 (ja) 1987-03-24 1987-03-24

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JPS63149777U JPS63149777U (ja) 1988-10-03
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JPS63149777U (ja) 1988-10-03

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