JPH0539909Y2 - - Google Patents

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JPH0539909Y2
JPH0539909Y2 JP3159289U JP3159289U JPH0539909Y2 JP H0539909 Y2 JPH0539909 Y2 JP H0539909Y2 JP 3159289 U JP3159289 U JP 3159289U JP 3159289 U JP3159289 U JP 3159289U JP H0539909 Y2 JPH0539909 Y2 JP H0539909Y2
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JP
Japan
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handle
movable member
fixed member
fixed
base
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JP3159289U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、書類を整理するためのフアイル装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来、フアイル装置で使用するフアイル用具
は、第9図示のように固定部材4′に移動部材
5′を枢着3′し、そして移動部材5′を矢印方向
に示すように左右に移動して必要書類を綴込爪か
ら抜き出し又は必要書類を綴込爪に綴り込んでい
た。
(考案が解決しようとする課題) 上記のように、従来のフアイル用具は、固定部
材に枢着した移動部材を右または左方向に移動し
て必要書類を綴込爪から抜き出し又は必要書類を
綴込爪に綴り込むものであるから、移動部材が右
または左方向に移動できる範囲の広い場所が必然
的に必要であり、狭い場所では使用できない等の
欠点があつた。
そこで、本考案は、上記した従来の問題点に鑑
み、これを解決すべくなされたもので、広い場所
を必要とせず、狭い場所でも使用でき、しかも綴
込爪からの必要書類の抜き出し又は必要書類の綴
じ込みをきわめて簡単に行うことができるフアイ
ル装置を得ることを目的としたものである。
(課題を解決するための手段) これを達成する手段として、本考案は、固定部
材と移動部材とからなるフアイル用具を、背表紙
の内面もしくは背表紙との折曲部に沿つて何れか
一方の表紙の内面に固着し、そして固定部材には
帯状の取付底部の一側部を折曲げてその上面に等
間隔に綴込爪を円弧状に多数形成し、一方移動部
材にも帯状の基部の一側部に前記綴込爪と対応す
るように等間隔に綴込爪を円弧状に弯曲形成し、
また固定部材の取付底部の上端近くに形成した斜
上方に傾斜する長孔に、移動部材の基部の裏面に
設けた突起体を遊嵌し、さらに下端に摘み部を形
成したハンドルの先端部および中央部を固定部材
の取付底部の下端部および移動部材の基部の下端
部に枢着すると共に、該ハンドルの一側部に設け
た突出壁に、固定部材の下端に形成した係合部の
係止突起を係合したものである。
(実施例) 本考案の構成を図面に示す実施例によつて以下
詳細に説明する。1はフアイル本体であつて、背
表紙1aを挾んで両側に表紙1b,1bを折曲部
2によつて開閉自在に一体に設け、背表紙1aの
内面にフアイル用具3を固着する。なお、フアイ
ル用具3は折曲部2に沿つて何れか一方の表紙1
bの内面を固着してもよい。フアイル用具3は、
合成樹脂製の固定部材4と合成樹脂製の移動部材
5とからなり、固定部材4は、帯状の取付底部6
の一側部を断面字形に折曲げてその上面に長手
方向に等間隔に綴込爪7を多数円弧状に突出形成
し、一方移動部材5にも帯状の基部8の一側部に
長手方向に前記綴込爪7と対応するように等間隔
に綴込爪9を円弧状に弯曲形成する。又固定部材
4の取付底部6の上端近くに斜上方に傾斜する長
孔10を設けると共に、この長孔10に移動部材
5の基部8の裏面に設けた突起体11を遊嵌す
る。12は下端に摘み部13を設けた合成樹脂製
のハンドルであつて、該ハンドル12の先端部を
固定部材4の取付底部6の下端部に枢着14し、
また該ハンドル12の中央部を移動部材5の基部
8の下端部に枢着15する。さらにハンドル12
の一側部に立設した突出壁16に、固定部材4の
下端に形成した係合部17裏面の係止突起18を
係合する。なお符号19は固定部材4に設けた取
付用孔、20は、ハンドル12の一側部に立設し
た突出壁16に対向して設けた突壁であつて、ハ
ンドル12を回動した時、第5図に示すように突
壁20の段部21が移動部材5に係止してハンド
ル12の回動を規制するようになつている。
このように構成されているので綴り込まれた書
類から必要書類を抜き出すには、まず必要書類が
最上面になるよう書類を左右に開く。次にハンド
ル12の摘み部13を押し下げ且つ該ハンドル1
2を右上方に回動すると、ハンドル12に設けた
突出壁16が固定部材14に設けた係止突起18
から離脱し、移動部材5が固定部材4の取付底部
6に設けた長孔10に案内されて斜上方に移動し
て開くので、必要書類を抜き出すことができる。
又必要書類を綴り込むには、この状態から必要書
類の綴込用孔を固定部材4の綴込爪7または移動
部材5の綴込爪9に挿入し、さらにハンドル12
を左下方に回動すると、移動部材5は斜下方に移
動して固定部材4上に重合すると共に、ハンドル
12に設けた突出壁16が固定部材4に設けた係
止突起18に係合して閉鎖される。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案のフアイル装置は、
ハンドルに設けた摘み部を押し下げ且つこの摘み
部を持つてハンドルを右上方に回動するだけで、
移動部材を開くことができ且つ又逆に、移動部材
が開いた状態からハンドルの摘み部を持つて該ハ
ンドルを左下方に回動するだけで、移動部材を閉
鎖することができるから、必要書類の抜き出し又
は必要書類の綴じ込みをきわめて簡単且つ容易に
行うことができる。加えて本考案はハンドルを右
上方又は左下方に回動するだけで書類の抜き出し
又は綴じ込みを行うものであるから、広い場所を
必要とせず、狭い場所でも使用できる等の優れた
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案全体の平面図、第2図は本考案
フアイル用具の閉鎖時の平面図、第3図は同背面
図、第4図は同右側面図、第5図は本考案フアイ
ル用具の開口時の平面図、第6図は同背面図、第
7図はフアイル用具の分解平面図、第8図は第2
図A−A線切断側面図、第9図は従来のフアイル
用具の平面図を示す。 1……フアイル本体、1a……背表紙、1b…
…表紙、2……折曲部、3……フアイル用具、4
……固定部材、5……移動部材、6……取付底
部、7,9……綴込爪、8……基部、10……長
孔、11……突起体、12……ハンドル、13…
…摘み部、14,15……枢着、16……突出
壁、17……係合部、18……係止突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定部材と移動部材とからなるフアイル用具
    を、背表紙の内面もしくは背表紙との折曲部に沿
    つて何れか一方の表紙の内面に固着し、そして固
    定部材には帯状の取付底部の一側部を折曲げてそ
    の上面に等間隔に綴込爪を円弧状に多数形成し、
    一方移動部材にも帯状の基部の一側部に前記綴込
    爪と対応するように等間隔に綴込爪を円弧状に弯
    曲形成し、また固定部材の取付底部の上端近くに
    形成した斜上方に傾斜する長孔に、移動部材の基
    部裏面に設けた突起体を遊嵌し、さらに下端に摘
    み部を形成したハンドルの先端部および中央部を
    それぞれ固定部材の取付底部の下端部および移動
    部材の基部の下端部に枢着すると共に、該ハンド
    ルの一側部に設けた突出壁に、固定部材の下端に
    形成した係合部の係止突起を係合してなるフアイ
    ル装置。
JP3159289U 1989-03-20 1989-03-20 Expired - Lifetime JPH0539909Y2 (ja)

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JPH02121978U JPH02121978U (ja) 1990-10-04
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