JPH0320147Y2 - - Google Patents

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JPH0320147Y2
JPH0320147Y2 JP1985198448U JP19844885U JPH0320147Y2 JP H0320147 Y2 JPH0320147 Y2 JP H0320147Y2 JP 1985198448 U JP1985198448 U JP 1985198448U JP 19844885 U JP19844885 U JP 19844885U JP H0320147 Y2 JPH0320147 Y2 JP H0320147Y2
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binding
binding rod
rod
rotary
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JP1985198448U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、いろいろな用紙を綴じ込むフアイ
ル装置に関する。
(従来の技術) このフアイル装置として、例えば実公昭56−
18464号公報所載の考案が従来から知られている
が、この従来のフアイル装置を示したのが第3図
である。この従来の装置は、固定基板13に回動
基板14を連設している。この固定基板13には
直立綴じ杆15を起立させ、回動基板14には回
転綴じ杆16を回動自在に起立させている。そし
て、上記回転綴じ杆16の先端には、係止突起1
7を形成し、この係止突起17が、上記直立綴じ
杆15の先端に形成した孔にはまる関係にしてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 上記のようにした従来の装置では、固定綴じ杆
13と回転綴じ杆16とが、基板13,14の長
手方向に対して固定的に取付けられているので、
例えば、綴じ孔の間隔が異なる用紙を綴じること
ができないという問題があつた。
また、この装置では、回動綴じ杆16を裏表紙
側に倒すようにして固定綴じ杆13との間に、用
紙挿入用の間隔を作るようにしているが、このよ
うに回動綴じ杆16を倒すようにすると、そこに
綴じられている用紙も、持ち上げたりして動かさ
なければならないという問題もあつた。
この考案の目的は、綴じ孔の間隔が相違する用
紙でほ綴じることができるとともに、すでに綴じ
てある用紙を動かさなくても、次の用紙を綴じる
ことができるフアイル装置を提供することであ
る。
(課題を解決するための手段) この考案は、底板の両側にガイド片を形成して
なる基盤と、このガイド片に摺動自在に組み付
け、かつ、摺動部材上に垂直綴じ杆及び上下動可
能で、水平方向に回転可能な回転綴じ杆を起立さ
せた綴込み具と、これら綴込み具と基盤との相対
位置を特定するストツパ機構とを設け、上記固定
綴じ杆と回転綴じ杆とはばね力の作用でその先端
が当接するとともに、この状態で両杆が相まつて
アーチ状になる構成にし、しかも、回動綴じ杆を
ばね力に抗して引き上げることによつて両綴じ杆
を引き離し、その引き離した部分から用紙を挿入
する構成にした点に特徴を有する。
(本考案の作用) この考案は、上記のように構成したので、基盤
に対して摺動部材を移動させることによつて、垂
直綴じ杆と回転綴じ杆とを、当該基盤の長手方向
に移動させることができる。このように両綴じ杆
を移動すれば、綴じ孔の間隔が異なる用紙であつ
ても、それを綴じることができる。
また、回転綴じ杆を引き上げることによつて、
両綴じ杆を引き離すとともに、その引き離した部
分から用紙を挿入することができる。
(本考案の効果) この考案のフアイル装置によれば、孔の間隔が
異なる用紙に対しても、摺動部材を移動させるこ
とによつて対応できる。
また、回転綴じ杆をばね力に抗して移動させる
ことによつて、固定綴じ杆との間を引き離すこと
ができるので、すでに綴じている用紙を動かさな
くても、次の用紙を綴じることができる。
(本考案の実施例) 第1、2図中A,Bは裏表紙、Cは背表紙を示
す。この裏表紙Bには基盤1を固定しているが、
この基盤1は、底板2とガイド片3,3′とを一
体成形したものである。つまり、底板2は、その
長手方向両側を起立させて断面ほぼU字形にする
とともに、この底板2の両側に水平にしたガイド
片3,3′を設けている。そして、このガイド片
3,3′の側面には嵌合孔4,4′を形成してい
る。
一方、綴込み具5,5′は、摺動部材9上の一
端から垂直綴じ杆10を起立させ、他端から回転
綴じ杆11を起立させている。また、この摺動部
材9の下面には、ガイド片3,3′と同形の凹部
7,8を形成し、この凹部7,8の開き側を互い
に対向させている。そして、この凹部7,8の奥
には、弾力的に突出する嵌合突起6,6′を設け
ている。
このようにした綴込み具5,5′を基盤1に取
り付けるには、綴込み具の凹部7,8と基盤1の
ガイド片3,3′とをはめ合わせながら、当該綴
込み具を、図面矢印方向に移動させればよい。
また、凹部7,8とガイド片3,3′とをはめ
合せれば、所定の位置において嵌合孔4,4′と
嵌合突起6,6′とが嵌合するので、その嵌合位
置で綴込み具5,5′の位置を特定できる。しか
も、このように綴込み具5,5′の位置を特定し
た後であつても、当該綴込み具5,5′を強制的
に移動させれば、嵌合突起6,6′が弾力的に引
つ込むので、当該綴込み具を移動させることがで
きる。つまり、嵌合突起6,6′が嵌合孔4,
4′に嵌合しているときには、強制的な力が作用
しないかぎり、綴込み具5,5′の設定位置がず
れないが、強制力を作用させたときにのみ、綴込
み具5,5′の位置を補正できるものである。
上記回転綴じ杆11は、その基端を中心に水平
方向に回転自在にするとともに、摺動部材9内に
設けた図示していないスプリングの作用で、下方
向に押し下げられる勢力が付与されている。した
がつて、この回転綴じ杆11の先端が、固定綴じ
杆10の先端と一致しているときには、上記スプ
リングのばね力の作用で、両先端が圧接して閉状
態であるループを構成するものである。このよう
に両先端が圧接している状態から、回転綴じ杆1
1を引き上げつつ水平方向に回転させれば、固定
綴じ杆10の先端が開放され、そこに用紙の綴じ
孔を挿入できることになる。このとき、すでに綴
じられている用紙を、回転綴じ杆11の基端側に
保持しておけば、その用紙を動かさなくても、回
転綴じ杆11を開閉できる。
上記のようにして新たな用紙を綴じたら、回転
綴じ杆11の先端が固定綴じ杆10の先端と一致
する位置まで回し、そこで力を開放すれば、上記
スプリングの引つ張り力で、回転綴じ杆11が閉
じられる。
なお、上記ガイド片の嵌合孔4,4′と綴込み
具5,5′に設けた嵌合突起6,6′とで、この考
案のストツパ機構を構成するものである。
【図面の簡単な説明】
図面第1、2図はこの考案の実施例を示すもの
で、第1図は綴込み具と基盤を分離した状態の斜
視図、第2図は使用状態の斜視図、第3図は従来
の装置の斜視図である。 1……基盤、2……底板、3,3′……ガイド
片、5,5′……綴込み具、9……摺動部材、1
0……垂直綴じ杆、11……回転綴じ杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板の両側にガイド片を形成してなる基盤と、
    上記ガイド片に摺動自在に組み付け、かつ、摺動
    部材上に垂直綴じ杆及び上下動可能で水平方向に
    回転自在な回転綴じ杆を起立させた綴込み具と、
    これら綴込み具と基盤との相対位置を特定するス
    トツパ機構とを設け、上記固定綴じ杆と回転綴じ
    杆とはばね力の作用でその先端が当接するととも
    に、この状態で両杆が相まつてアーチ状になる構
    成にし、しかも、回動綴じ杆をばね力に抗して引
    き上げることによつて両綴じ杆を引き離し、その
    引き離した部分から用紙を挿入する構成にしたフ
    アイル装置。
JP1985198448U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH0320147Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985198448U JPH0320147Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985198448U JPH0320147Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62107987U JPS62107987U (ja) 1987-07-10
JPH0320147Y2 true JPH0320147Y2 (ja) 1991-04-30

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ID=31159144

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985198448U Expired JPH0320147Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833223U (ja) * 1971-08-23 1973-04-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833223U (ja) * 1971-08-23 1973-04-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62107987U (ja) 1987-07-10

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