JPH0120142Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0120142Y2
JPH0120142Y2 JP2644983U JP2644983U JPH0120142Y2 JP H0120142 Y2 JPH0120142 Y2 JP H0120142Y2 JP 2644983 U JP2644983 U JP 2644983U JP 2644983 U JP2644983 U JP 2644983U JP H0120142 Y2 JPH0120142 Y2 JP H0120142Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binding
rod
pressing
spelling
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2644983U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59131875U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2644983U priority Critical patent/JPS59131875U/ja
Publication of JPS59131875U publication Critical patent/JPS59131875U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0120142Y2 publication Critical patent/JPH0120142Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は綴り具、詳しくは背表紙内側に固定さ
れる断面略コ字形を呈する基体に、その長さ方向
に沿つて多数の開口部を形成すると共に、該開口
部に、多数の逆U字形綴り杆をその一端部で連結
して成る綴り体の前記綴り杆を挿通して、該綴り
体を前記基体に対して回動可能に枢着し、この綴
り体の回動により前記綴り杆の開閉を行なうよう
にした綴り具に関する。
この種綴り具として、例えば、第8図に示すよ
うに基体5の断面形状をリツプ付コ字形状とし
て、該基体5内に押圧部6aをもつ断面L形の押
体6を基体5の幅方向に対して移動自在に内装す
ると共に、該押体6の押圧部6aと基体5の一側
壁52との間にバネ7を介装し、該バネ7により
前記押圧部6aを介して綴り体8の連結部分8a
を基体5の他側壁51に押圧し、綴り体の回動に
抵抗を与えて綴り杆7の閉鎖位置と開放位置との
いずれか一方に位置させるべく構成したものがあ
る。
ところが、斯かる構成の綴り具にあつては、前
記綴り杆81を閉じた状態から開く場合、綴り体
8の連結部82側を支点に、前記バネ7に抗して
押体6を前記基体5の側壁51から離れる方向に
押圧移動させながら回動させるものであるから、
前記バネ7の弾性力が強いと綴り体8を回転させ
て綴り杆81を開く動作が非常に硬くて綴り杆8
1を容易に開くことができない問題があり、ま
た、前記綴り体8の回動を容易にするため、前記
バネ7のバネ力を弱くすれば、前記綴り杆81に
外力が加わつた場合不用意に回動して紙片が綴り
杆81から外れる問題を有していたのである。
本考案は以上の問題点に鑑みて考案したもの
で、目的とする処は、基体と背表紙との間に介装
する押圧杆を、その長さ方向に動作させるだけの
簡単な操作でもつて、前記綴り体の固定及び固定
解除を行なえるようにして、前記綴り体の固定解
除の状態のもとでは前記綴り体のフリー回転を可
能として、綴り体における綴り杆の開閉を軽くか
つ容易に行なうことができ、前記綴り体の固定時
には前記綴り杆の開きを確実に防止できるように
した点にある。
しかして本考案の構成は、背表紙内側に固定さ
れる断面略コ字形を呈する基体に、その長さ方向
に沿つて多数の開口部を形成すると共に、多数の
逆U字形綴り杆とこれら綴り杆の一端側を連結す
る連結板とから成る綴り体を形成して、該綴り体
の前記各綴り杆を前記開口部に挿通して、該綴り
体を前記基体に対し回動可能に枢着する一方、前
記基体と前記背表紙との間に、押圧部をもつ押圧
杆を前記基体の長さ方向及び幅方向に移動自在に
介装すると共に、該押圧杆と前記基体との一方に
案内溝を、他方に、該案内溝に挿通するピンを突
設して前記押圧杆の長さ方向への動作により該押
圧杆を幅方向に移動させ、前記押圧部により前記
綴り体を前記基体の側壁に押圧固定又は押圧解除
すべく構成したものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
1は断面略コ字形を呈する基体で、該基体1に
は一方の側壁11と上壁13に亘る開口部14…
がその長さ方向に多数設けられており、かつ、こ
の基体1は貫通孔15…を介して取付ピン10に
より背表紙Aの内側に、該背表紙Aに対し所定の
間隙を置いて固定される。
2は多数の逆U字形綴り杆21…とこれら綴り
杆21…の一端側を連結する連結板22とから成
る綴り体2であつて、該綴り体2の各綴り杆21
…を前記開口部14…に挿通して、該綴り体2を
前記基体1に対し回動可能に枢着している。ま
た、23…は前記連結板22の上端から内方に突
出する突片であつて、前記綴り体2を回転させて
綴り杆21…を開放させたとき、前記突片23…
が前記基体1の側壁11と係合して、前記綴り体
2が基体1から外れるのを防止している。
しかして、前記基体1と前記背表紙Aとの間に
押圧部31,32をもつた押圧杆3を前記基体1
の長さ方向及び幅方向に移動自在に介装すると共
に、該押圧杆3と前記基体1との一方に案内溝3
5を、他方に、該案内溝35に挿通するピン10
を突設して前記押圧杆3の長さ方向への動作によ
り該押圧杆3を幅方向に移動させ、前記押圧部3
1,32により綴り体2を基体1の側壁11,1
2に押圧固定又は押圧解除すべく構成したもので
ある。
前記押圧杆3は断面コ字形を呈し、その底面3
3の前記取付ピン10…に対応する位置には、前
記ピン10…の挿通可能な案内溝35…が設けら
れている。この案内溝35は第5図に示すごと
く、押圧杆3の幅方向中間よりもやゝ押圧部31
側(左側)に偏位した位置に、急傾斜案内部35
a,35bと緩傾斜案内部35cとの組合せによ
り形成して、押圧杆3の押上げ動作により前記取
付ピン10を、中間側に位置する急傾斜案内部3
5bに誘導して、押圧杆3を幅方向左側に移動さ
せ、また、押圧杆3の押下げ動作により前記取付
ピン10を、押圧部31側に位置する急傾斜案内
部35aに誘導して押圧杆3を幅方向右側に移動
させるべく成している。34は押圧杆3の下端部
に突設した摘み部である。
尚、上記実施例では基体1の背表紙Aへの取付
ピン10を、前記案内溝35に挿通させて、該ピ
ン10を利用して押圧杆3の幅方向への移動を行
なうようにしたけれども、このように取付ピン1
0を案内溝35のガイドピンとして兼用する他、
前記ピン10とは別にガイドピンを基体1又は押
圧杆3の一方から突設し、他方側に該ピンが挿通
する案内溝35を設けてもよい。
この場合、押圧杆3の底面33に前記案内溝3
5とは別に通孔を設けて、該通孔に前記取付用ピ
ン10を遊挿して、押圧杆3の長さ方向及び幅方
向への移動を可能ならしめるのが好ましい。
本考案綴り具は以上の如く構成するもので、該
綴り具に紙片を綴る場合には、先ず、押圧杆3を
下方に押下げ、この押下げにより前記取付ピン1
0を押圧部31側に位置する急傾斜案内部35a
に誘導して、押圧杆3を、第1図に示す実線位置
から仮想線位置に至るごとく幅方向右側に移動さ
せ、押圧部31,32による綴り体2の押圧固定
を解除する。
この解除によつて、綴り体2を、その連結板2
2側を中心に回転させて、第7図の如く綴り杆2
1…を開き、この状態で、紙片に形成された綴孔
を綴り杆21…に挿嵌して該紙片を保持させる。
その後、綴り体2を逆方向に回転させて綴り杆
21…の先端側を閉じ、そして前記押圧杆3を上
方に押上げる。この押上げ動作により前記取付ピ
ン10を押圧杆3の中間側に位置する急傾斜案内
部35bに誘導して押圧杆3を幅方向左側に移動
させ、押圧杆3の押圧部31,32により、綴り
体2の連結板22と綴り杆21…の先端部とを基
体1の各側壁11,12にそれぞれ押圧して綴り
体2を回転不能に固定するのである。
また、前記案内溝35を特に急傾斜案内部35
a,35bと緩傾斜案内部35cとの組合せから
成る溝形状としたから、緩傾斜案内部35cによ
り前記押圧杆3を、その僅かな押引動作でもつて
大きく幅方向に移動させることができ、しかも、
前記急傾斜案内部35a,35bへの取付ピン1
0の係合により、前記押圧杆3の押上げ、押下げ
位置の維持を行なうようにしたから、前記急傾斜
案内部35a又は35bと取付ピン10との係合
が確実強固で、不用意にその係合が外れたりする
ことはないのである。尚、即述実施例の如く押圧
体3に二つの押圧部31,32を設けて、これら
押圧部31,32により綴り体2の連結板22と
綴り杆21…先端との二箇所を押圧固定する他、
いずれか一方のみ押圧固定するようにしても良
い。
以上の如く本考案は、背表紙内側に固定される
断面略コ字形を呈する基体に、その長さ方向に沿
つて多数の開口部を形成すると共に、多数の逆U
字形綴り杆とこれら綴り杆の一端側を連結する連
結板とから成る綴り体を形成して、該綴り体の前
記各綴り杆を前記開口部に挿通して、該綴り体を
前記基体に対し回動可能に枢着する一方、前記基
体と前記背表紙との間に、押圧部をもつ押圧杆を
前記基体の長さ方向及び幅方向に移動自在に介装
すると共に、該押圧杆と前記基体との一方に案内
溝を、他方に、該案内溝に挿通するピンを突設し
て前記押圧杆の長さ方向への動作により該押圧杆
を幅方向に移動させ、前記押圧部により前記綴り
体を前記基体の側壁に押圧固定又は押圧解除すべ
く構成したものであるから、前記押圧杆を、その
長さ方向に動作させるだけの簡単な操作でもつ
て、前記押圧杆における押圧部による綴り体の押
圧固定及び押圧解除を行なうことができながら、
前記綴り体の固定解除の状態のもとでは前記綴り
体をフリー回転可能として、綴り体における綴り
杆の開閉操作を軽くかつ簡単に行なうことがで
き、これにより前記綴り杆への紙片の綴込み及び
取外しが迅速容易に行なうことができ、しかも綴
り体の固定時には、該綴り体に外力が加わるよう
なことがあつても、前記綴り杆の開きを確実に防
止して、該綴り杆から紙片の一部が不用意に外れ
るのを確実に防止できるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案綴り具の実施例を示すもので、第
1図はその使用状態を示す一部省略正面図、第2
図は基体の一部省略斜視図、第3図は綴り体の一
部省略斜視図、第4図は押圧杆の一部省略斜視
図、第5図は案内溝の説明図、第6図は第1図A
−A線断面図、第7図は綴り体における綴り杆を
開いた状態を示す説明図、第8図は従来例の説明
図である。 A……背表紙、1……基体、10……ピン(取
付ピン)、11,12……側壁、14……開口部、
2……綴り体、21……綴り杆、22……連結
板、3……押圧杆、31,32……押圧部、35
……案内溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背表紙内側に固定される断面略コ字形を呈する
    基体に、その長さ方向に沿つて多数の開口部を形
    成すると共に、多数の逆U字形綴り杆とこれら綴
    り杆の一端側を連結する連結板とから成る綴り体
    を形成して、該綴り体の前記各綴り杆を前記開口
    部に挿通して、該綴り体を前記基体に対し回動可
    能に枢着する一方、前記基体と前記背表紙との間
    に、押圧部をもつ押圧杆を前記基体の長さ方向及
    び幅方向に移動自在に介装すると共に、該押圧杆
    と前記基体との一方に案内溝を、他方に、該案内
    溝に挿通するピンを突設して前記押圧杆の長さ方
    向への動作により該押圧杆を幅方向に移動させ、
    前記押圧部により前記綴り体を前記基体の側壁に
    押圧固定又は押圧解除すべく構成したことを特徴
    とする綴り具。
JP2644983U 1983-02-23 1983-02-23 綴り具 Granted JPS59131875U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2644983U JPS59131875U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 綴り具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2644983U JPS59131875U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 綴り具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59131875U JPS59131875U (ja) 1984-09-04
JPH0120142Y2 true JPH0120142Y2 (ja) 1989-06-13

Family

ID=30157363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2644983U Granted JPS59131875U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 綴り具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59131875U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59131875U (ja) 1984-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06124U (ja) 時計バンドの中留具
US2737069A (en) Sheathed container opener
JPH0819407A (ja) 停止装置付スライドファスナー用スライダー
JPH0120142Y2 (ja)
US6279232B1 (en) Apparatus for removing eggshell
JPH0341024Y2 (ja)
JPH0122871Y2 (ja)
JP3271450B2 (ja) カバーロック機構
JPH0120141Y2 (ja)
JPS6237752Y2 (ja)
JPS6318705Y2 (ja)
JPS5842979Y2 (ja) 原稿圧着板の開閉装置
JPH06305284A (ja) 綴 具
JPS6349604Y2 (ja)
JPH0527144Y2 (ja)
JPH0320147Y2 (ja)
JPH0428000Y2 (ja)
JPH0614386Y2 (ja) 回路遮断器操作装置のハンドル施錠装置
JP3072455U (ja) ベルトのバックル
JPS62859Y2 (ja)
JPH0681824U (ja) スライド開閉式灰皿
JPS6239782Y2 (ja)
JPH0740366Y2 (ja) ケース付き鋏
JPS5847855Y2 (ja) 時計バンドの中留装置
JPS6031133Y2 (ja) アクチユエ−タ付電気開閉器