JPH0740366Y2 - ケース付き鋏 - Google Patents

ケース付き鋏

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JPH0740366Y2
JPH0740366Y2 JP8665289U JP8665289U JPH0740366Y2 JP H0740366 Y2 JPH0740366 Y2 JP H0740366Y2 JP 8665289 U JP8665289 U JP 8665289U JP 8665289 U JP8665289 U JP 8665289U JP H0740366 Y2 JPH0740366 Y2 JP H0740366Y2
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JP
Japan
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case
scissor
scissors
pieces
locking
Prior art date
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Application number
JP8665289U
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English (en)
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JPH0327465U (ja
Inventor
弘 杉村
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Kaijirushi Hamono Center KK
Original Assignee
Kaijirushi Hamono Center KK
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 [産業上の利用分野] この考案は開閉可能な一対の鋏片をケースに対し出没可
能に支持したケース付き鋏に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の鋏として例えば実開昭61-18766号公報に
示すものがある。この鋏においては、両鋏片の開閉方向
を含む面に対し平行なケースの一側壁にガイド孔が形成
され、両鋏片に取着された操作部がこのガイド孔から露
出している。そして、両鋏片の突出状態と収納状態で操
作部の係止突片がガイド孔の係止凹部に係止されて、そ
れらの状態が保持されるようになっている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このようなケース付き鋏では、ガイド孔及び
操作部がケースの一側壁に大きく露出するため、外観上
の見栄えが悪くなっていた。
そこで、第7図〜第9図に示すように、両鋏片1,2の開
閉方向A側で上側の鋏片1の背部に対応するケース6の
上壁6aにガイド孔7を形成し、上側の鋏片1の背部に設
けた操作部10をこのガイド孔7から露出させることは考
えられる。この場合には、ケース6の左右両側壁にガイ
ド孔や操作部を形成する必要がないため、外観上の見栄
えは良くなるが、両鋏片1,2を開閉させる時操作部10も
同時に動くため、両鋏片1,2を閉じた時操作部10の係止
突片11がガイド孔7の係止凹部8から外れて、両鋏片1,
2がケース6内に不用意に収納されるおそれがあった。
本考案は第7図〜第9図に示したケース付き鋏をさらに
改良して、使用中両鋏片が不用意に収納されないものを
提供することを目的としている。
考案の構成 [課題を解決するための手段] この目的を達成するため本考案は、後記する実施例の図
面に示すように、開閉可能な一対の鋏片1,2をケース6
に対し出没可能に支持したケース付き鋏において、両鋏
片1,2の開閉方向A側で一方の鋏片1に対応するケース
6の壁6aにガイド孔7を設け、一方の鋏片1の背側に設
けた操作部10をこのガイド孔7から露出させ、この操作
部10とケース6の前記壁6aとには両鋏片1,2の突出状態
と収納状態とを保持するように互いに係脱可能な係止部
11,8,9を設け、さらに操作部10とケース6の前記壁6aと
には、前記両鋏片1,2の突出状態で、前記操作部10を有
する一方の鋏片1側へ他方の鋏片2のみが閉じて一方の
鋏片1が他方の鋏片2側へ閉じるのを規制するように、
互いに係脱可能な係止部13,14を設けたものである。
[作用] さて、第1図〜第3図に示す使用状態においては、両鋏
片1,2がケース6から突出してA矢印方向へ開閉可能に
なっている。操作部10の係止部11はガイド孔7の係止部
8に係合され、両鋏片1,2がケース6内に収納されるの
を阻止している。操作部10の係止部13はケース6の壁6a
の係止部14に係合され、両鋏片1,2がケース6内に収納
されるのを規制している。
この使用状態において、両鋏片1,2を互いに押えると、
一方の鋏片1の回動は操作部10の係止部13とケース6の
壁6aの係止部14との係合により規制されるとともに、他
方の鋏片2は回動し、両鋏片1,2が互いに閉じる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図〜第6図に従って説明
する。
一対の鋏片1,2はプラスチック製の把持部3と、その先
端側に取着された刃体4とからなり、両把持部3の基端
部3aで回動可能に支持されている。この基端部3aには円
環ばね5が嵌め込まれ、このばね5の弾性により両鋏片
1,2がA矢印方向へ互いに開くようになっている。この
両鋏片1,2はケース6内に挿入され、その両刃体4がケ
ース6に対し出没可能になっている。
両鋏片1,2の開閉方向A側で上側の鋏片1に対応するケ
ース6の上壁6aには両鋏片1,2の出没方向に沿って延び
るガイド孔7が形成されている。このガイド孔7の左右
両側縁の前後両端にはそれぞれ係止凹部8,9が形成され
ている。上側の鋏片1の把持部3の背側に操作部10が突
設され、この操作部10はガイド孔7からケース6の外側
へ露出し、両鋏片1,2の出没に伴いガイド孔7に沿って
移動可能になっている。この操作部10の左右両側には係
止突片11が形成され、この両係止突片11は第1〜3図に
示す両鋏片1,2の突出時又は第4〜6図に示す両鋏片1,2
の収納時においてガイド孔7の前後両端の係止凹部8,9
に係入されるようになっている。
特に、前記操作部10には板ばね部12が突設され、この板
ばね部12の下側には係止突起13が形成されている。ケー
ス6の上壁6aにはガイド孔7の前端付近において係止溝
14が形成され、第1〜3図に示す両鋏片1,2の突出時に
おいて操作部10の係止突起13がこの係止溝14に係入され
るようになっている。
さて、第1図〜第3図に示す使用状態においては、両鋏
片1,2の刃体4がケース6の前端から突出してA矢印方
向へ開閉可能になっている。両鋏片1,2は円環ばね5に
より互いに開く方向へ付勢されている。操作部10の両係
止突片11はガイド孔7の前端の両係止凹部8に係入さ
れ、両鋏片1,2がケース6内に収納されるのを阻止して
いる。操作部10の係止突起13はケース6の上壁6aの係止
溝14に係入され、両鋏片1,2がケース6内に収納される
のを規制しているとともに、上側の鋏片1が閉じるのも
阻止している。
この使用状態において、両鋏片1,2を互いに押えると、
上側の鋏片1は操作部10の板ばね部12の係止突起13とケ
ース6の上壁6aの係止溝14との係合により板ばね部12の
弾性範囲内でのみわずかに回動するとともに、下側の鋏
片2は円環ばね5の弾性に抗して回動し、両鋏片1,2の
刃体4が互いに閉じる。両鋏片1,2に対する押圧力を弱
めると、円環ばね5の弾性により下側の鋏片2のみが回
動して両鋏片1,2の刃体4が開く。
この開閉動作中においても、前記係止突起13と係止溝14
との係合により、両鋏片1,2がケース6内に収納される
のを規制するので、使用上の支障がなくなる。
不使用時に、操作部10を下方へ押えると、その板ばね部
12が撓んで両係止突片11が両係止凹部8から下方へ外
れ、その状態で操作部10を後方へ押えると、係止突起13
が係止溝14から外れる。さらに操作部10を後方へ移動さ
せると、第4図〜第6図に示すように両鋏片1,2がケー
ス6内に収納される。この収納状態で、操作部10を離す
と、両鋏片1,2が円環ばね5の弾性により開いて係止突
片11が係止凹部9に係入され、両鋏片1,2がケース6か
ら突出するのを阻止する。
なお、両鋏片1,2をケース6から突出させるには前述し
た場合と逆の操作をすればよい。
考案の効果 本考案によれば、両鋏片1,2の開閉方向A側で一方の鋏
片1に対応するケース6の壁6aにガイド孔7を設けると
ともに、このガイド孔7から一方の鋏片1の操作部10を
露出させたので、ケース6の一側壁にそれらを形成する
必要がなくなり、外観上の見栄えが良くなる。
特に、ケース6から両鋏片1,2を突出させた使用状態で
両鋏片1,2を閉じる時、一方の鋏片1の動きが規制され
て他方の鋏片2のみが閉じるので、一方の鋏片1にある
操作部10の係止部11がガイド孔7の係止部8から外れる
ことはなくなり、両鋏片1,2の突出状態を係止部11と係
止部8との係合により確実に保持でき、使用上の支障は
なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係るケース付き鋏の使用状態を示す
正面図、第2図は同じく正断面図、第3図は同じく平面
図、第4図は本実施例に係るケース付き鋏の不使用状態
を示す正面図、第5図は同じく正断面図、第6図は同じ
く平面図、第7図は本出願人が改良途中において考案し
たケース付き鋏の使用状態を示す正面図、第8図は同じ
く正断面図、第9図は同じく平面図である。 1,2……鋏片、5……円環ばね、6……ケース、6a……
上壁、7……ガイド孔、8,9……係止凹部(係止部)、1
0……操作部、11……係止突片(係止部)、12……板ば
ね部、13……係止突起(係止部)、14……係止溝(係止
部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉可能な一対の鋏片(1,2)をケース
    (6)に対し出没可能に支持したケース付き鋏におい
    て、 両鋏片(1,2)の開閉方向(A)側で一方の鋏片(1)
    に対応するケース(6)の壁(6a)にガイド孔(7)を
    設け、一方の鋏片(1)の背側に設けた操作部(10)を
    このガイド孔(7)から露出させ、この操作部(10)と
    ケース(6)の前記壁(6a)とには両鋏片(1,2)の突
    出状態と収納状態とを保持するように互いに係脱可能な
    係止部(11,8,9)を設け、 さらに操作部(10)とケース(6)の前記壁(6a)とに
    は、前記両鋏片(1,2)の突出状態で、前記操作部(1
    0)を有する一方の鋏片(1)側へ他方の鋏片(2)の
    みが閉じて一方の鋏片(1)が他方の鋏片(2)側へ閉
    じるのを規制するように、互いに係脱可能な係止部(1
    3,14)を設けたことを特徴とするケース付き鋏。
JP8665289U 1989-07-24 1989-07-24 ケース付き鋏 Expired - Lifetime JPH0740366Y2 (ja)

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JP8665289U JPH0740366Y2 (ja) 1989-07-24 1989-07-24 ケース付き鋏

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JP8665289U JPH0740366Y2 (ja) 1989-07-24 1989-07-24 ケース付き鋏

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JPH0327465U JPH0327465U (ja) 1991-03-19
JPH0740366Y2 true JPH0740366Y2 (ja) 1995-09-20

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JP4612362B2 (ja) * 2004-08-31 2011-01-12 株式会社貝印刃物開発センター ロック機構付き鋏

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JPH0327465U (ja) 1991-03-19

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