JPS6349604Y2 - - Google Patents

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JPS6349604Y2
JPS6349604Y2 JP13594584U JP13594584U JPS6349604Y2 JP S6349604 Y2 JPS6349604 Y2 JP S6349604Y2 JP 13594584 U JP13594584 U JP 13594584U JP 13594584 U JP13594584 U JP 13594584U JP S6349604 Y2 JPS6349604 Y2 JP S6349604Y2
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button
door opening
door
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push lever
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JP13594584U
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JPS6152107U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、高周波加熱装置、特に開扉ボタンを
備え、プツシユ式ドアオープン構造とした電子レ
ンジの改良に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
高周波加熱装置は、一般家庭で電子レンジとし
て広く用いられる。この種装置の本体には前面に
開口部を有する加熱室を備え、上記開口部は扉体
によつて開閉されること周知である。従来、上記
扉体には開放用ハンドルが設けられていて、被調
理物の出入れの際は上記開放用ハンドルを掴んで
扉体を開放するようになつている。
ところで近時、デザイン上および操作上の見地
から、上記開放用ハンドルに代わつて開扉ボタン
を備えた電子レンジが多く見られる。すなわち、
開扉ボタンは開放用ハンドルよりその表面積が小
さくてすむとともに単に指でボタンを押圧すれば
扉体が開放するので、使い勝手が非常によい。
上記開扉ボタンは操作盤のパネルに取着され、
その先端部は本体内に設けられる扉開放機構のプ
ツシユレバーに相対向する。開扉ボタンを押圧す
れば、その先端部が上記プツシユレバーに当接し
てこれを押上げ、回動付勢する。また扉開放機構
はスライダを備えていて、上記プツシユレバーの
回動にともなつて垂直方向に押上げられ、フツク
を押上げる。このフツクは扉体から突出して本体
に係合することにより開口部を閉成するものであ
るから、フツクの押上げにより扉体が開放する。
上記開扉ボタンは、操作盤の表面に露出し美観を
確保する関係上、たとえばABSなどの合成樹脂
材料が用いられる。これに対して上記プツシユレ
バーは、開扉ボタンの押圧力を頻繁に受けるとと
もににスライダやフツクを押上げる力を確保する
ため剛性のあるたとえば金属板が用いられる。
しかるに、このような材料選択により、長期の
使用に亘るとプツシユレバーに当接する開扉ボタ
ンの先端部が摩耗し、そのストロークが短かくな
つてしまう。このことにより、扉体の開放動作が
円滑を欠き、最悪の場合は開放不可能になるおそ
れがある。また、押圧力が極端に強い場合には、
開扉ボタンの先端部が破損することもあり得る。
〔考案の目的〕
本考案は、上記事情に着目してなされたもので
あり、その目的とするところは、プツシユ式ドア
オープン構造のものにおいて、開扉ボタンの先端
部の耐摩耗性の向上化を図り、長期の使用に亘つ
ても扉体の開放動作が円滑となす高周波加熱装置
を提供しようとするものである。
〔考案の概要〕
すなわち本考案は、操作盤に備えられる開扉ボ
タンを押圧することにより、扉開放機構のプツシ
ユレバーがこれを受けて回動し、さらにこのスラ
イダが垂直方向に押上げられ、扉体から突出する
フツクを作動して本体への係合を外し開口部を開
放するものにおいて、上記扉開放機構のプツシユ
レバーと当接する上記開扉ボタンの先端部に耐摩
耗性を有するボタンキヤツプを嵌着したことを特
徴とする高周波加熱装置である。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。第1図は高周波加熱装置である電子レン
ジを示す。本体1の前面側には図示しない加熱室
の開口部を開閉する扉体2が回動自在に枢着され
るとともにこの扉体2と並んで操作盤3が設けら
れる。操作盤3には、加熱調理時間設定用タイマ
摘み4、調理スイツチ用ボタン5および開扉ボタ
ン6が上下方向に亘り所定間隔を存して備えられ
る。
上記操作盤3についてなお説明すれば、第2図
に示すように、操作パネル3aの上部に加熱調理
時間設定用タイマ摘み4が挿入する孔7が開口
し、この下方部位に調理スイツチ用ボタン5およ
び開扉ボタン6が挿入する凹部9,10およびこ
れらをスライド自在に嵌合するガイド部11,1
2が設けられる。また、調理スイツチ用ボタン5
および開扉ボタン6のそれぞれ杆部5a,6aに
はコイルバネ13,14が巻装され、かつこれら
のガイド部11,12から突出する先端部にはス
トツプピン15,16が取着される。なお、上記
開扉ボタン6の先端部には後述するボタンキヤツ
プ17が設けられる。
第3図に示すように、上記調理スイツチ用ボタ
ン5と相対向する上記本体1内には、調理スイツ
チ機構18が、かつ上記開扉ボタン6と相対向す
る本体1内には扉開放機構19がそれぞれ設けら
れる。なお説明すれば、上記調理スイツチ機構1
8は、調理スイツチ用ボタン5の先端部に相対向
し回動自在に枢支されるスイツチレバー20と、
このスイツチレバー20が接離する位置に設けら
れる調理スイツチ21とからなる。また上記扉開
放機構19は、開扉ボタン6の先端部に相対向し
て回動自在に枢支されるプツシユレバー22と、
このプツシユレバー22の回動にともなつて垂直
方向にスライド付勢されるスライダ23および互
いに離間した位置に設けられるドアスイツチ2
4,25からなる。なお上記扉体2の裏面側から
2本のフツク26,27が突設されていて、本体
1に係脱自在となつている。普通、上記プツシユ
レバー22はは金属板を折曲してなるものであ
り、スライダ23は上記スイツチレバー20とと
もに合成樹脂材料が用いられる。上記フツク2
6,27は扉体2が閉成状態にあるとき、操作パ
ネル3aに設けられた開口部から内部に挿入さ
れ、かつ上記ドアスイツチ24,24に当接する
ように弾性的に付勢される。
つぎに、上記開扉ボタン6について、詳しく述
べる。すなわち第4図に示すように、開扉ボタン
6をコイルバネ14の弾性力に抗して押圧すれ
ば、この杆部6aはガイド部12にガイドされて
奥方に没入し、その先端部に設けられたボタンキ
ヤツプ17はプツシユレバー22に当接するよう
になつている。上記杆部6aとガイド部12とは
当然、ある程度のクリアランスがあり、開扉ボタ
ン6はその自重によつて全体的に図中2点鎖線で
示すようにボタン表面側が下、先端部側が上にな
るよう傾こうとする。すなわち開扉ボタン6の円
滑なスライドが阻害されようとする。そのため、
上記ストツプピン16は第5図A,Bに示すよう
になつている。杆部6a挿入側のピン部16aは
ストレート状に形成されるのに対し、杆部6a抱
持側のピン部16bはわずかに側方へ傾斜するよ
う折曲される。そして再び第4図に示すように、
傾斜するピン部16bが上部側に位置するようセ
ツトされるので、この傾斜部分が開扉ボタン6の
傾きを是正する弾性力を付勢し、開扉ボタン6は
常に水平を保つことができるようになつている。
また第6図に示すように、上記ボタンキヤツプ
17は開扉ボタン6に嵌着される。すなわち、開
扉ボタン6はたとえばABS合成樹脂材料で構成
され、この杆部6aは先端部が開口する筒体状に
なつている。これに対して上記ボタンキヤツプ1
7は、ナイロンなどの耐摩耗性合成樹脂材料から
なり、丸棒から断面略凸状に削り出されてなるも
のである。その鍔部17aが杆部6aの先端縁に
当接するまで、基端部17bが杆部6a内に嵌挿
され、そして杆部6aおよび基端部17bに取付
孔28,28が穿設されて、最後にスナツプピン
29が強制的に挿入されてなる。このようにして
ボタンキヤツプ17を開扉ボタン6に取付けるこ
とにより、ボタンキヤツプ17の鍔部17aが露
出し上記プツシユレバー22に当接するようにな
つている。
しかして、被調理物の出し入れの際など扉体2
を開放するには、開扉ボタン6を調理者が押圧す
る。開扉ボタン6は奥方にスライドし、この先端
部のボタンキヤツプ17がプツシユレバー22に
当接する。これにより、スライダ23が連動しフ
ツク26,27を押上げて係合を外し、扉体2は
開放される。ボタンキヤツプ17は耐摩耗性を有
しているので、プツシユレバー22が金属板であ
るにも拘らず摩耗がなく、長期に亘つて円滑なボ
タン操作が得られる。
このように上記実施例においては、ボタンキヤ
ツプ17を丸棒から削り出した、いわゆるムク材
から構成したので、たとえば中空パイプのものと
比較して取付孔28,28の孔合せが簡単とな
り、その結果スナツプピン29の挿入が容易とな
る。
なお上記実施例においては、操作盤3に加熱調
理時間設定用摘み4を設けたが、これに代わつ
て、加熱時間および出力設定が可能な調節ボリユ
ームを備えてもよい。すなわち第7図および第8
図に示すように、操作パネル3aの一部に凹部3
0を設け、ここに穿設した透孔31に調節ボリユ
ウム32のシヤフト32aを挿通のうえ、付属の
ナツト33で締付ける。上記シヤフト32aには
摘み34を取付けること勿論である。したがつ
て、たとえ操作パネル3aの裏面側にキーボード
およびキーボード基板を取付けても、上記調節ボ
リユム32とは全く別体となるので、このボリユ
ムム32に対する付勢力を操作パネル3aで受
け、キーボードなどにはその影響がない。また操
作パネル3aに摘み34に対する印刷が施されて
いても、位置ずれが生じることはない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、扉開放機
構のプツシユレバーに当接する開扉ボタンの先端
部には、耐摩耗性材料からなるボタンキヤツプを
嵌着したから、ボタンキヤツプにより開扉ボタン
の磨耗がなく、長期に亘つて扉体の開放動作を円
滑化でき、使い勝手を保持できるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の一実施例を示
し、第1図は高周波加熱装置である電子レンジの
斜視図、第2図はその操作盤を分解した斜視図、
第3図は同じく操作盤裏面側主要部の斜視図、第
4図は開扉ボタンの取付状態を示す一部切欠した
側面図、第5図Aはストツプピンの側面図、同図
Bはその正面図、第6図は開扉ボタンの縦断面
図、第7図および第8図は本考案の他の実施例を
示し、第7図は調節ボリユウムの取付状態を示す
側面図、第8図はその正面図である。 3……操作盤、6……開扉ボタン、19……扉
開放機構、2……扉体、17……ボタンキヤツ
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に開口部を有する加熱室を備えた本体と、
    この本体の上記加熱室開口部に開閉自在に枢着さ
    れこの開口部を閉成した状態で本体に係合するフ
    ツクを備えた扉体と、この扉体とともに上記本体
    の前面に並設され開扉ボタンを備えた操作盤と、
    上記開扉ボタンを押圧することによりその先端部
    が当接して回動付勢させるプツシユレバーおよび
    このプツシユレバーの回動により垂直方向にスラ
    イド付勢され上記フツクに当接してこのフツクの
    本体に対する係合状態を解除するスライダとから
    なり本体内に配設される扉開放機構を備えたもの
    において、上記開扉ボタンのプツシユレバーと当
    接する先端部に耐摩耗性を有するボタンキヤツプ
    を嵌着したことを特徴とする高周波加熱装置。
JP13594584U 1984-09-07 1984-09-07 Expired JPS6349604Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13594584U JPS6349604Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13594584U JPS6349604Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

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Publication Number Publication Date
JPS6152107U JPS6152107U (ja) 1986-04-08
JPS6349604Y2 true JPS6349604Y2 (ja) 1988-12-20

Family

ID=30694429

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JP13594584U Expired JPS6349604Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

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