JPH0614386Y2 - 回路遮断器操作装置のハンドル施錠装置 - Google Patents

回路遮断器操作装置のハンドル施錠装置

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JPH0614386Y2
JPH0614386Y2 JP5254588U JP5254588U JPH0614386Y2 JP H0614386 Y2 JPH0614386 Y2 JP H0614386Y2 JP 5254588 U JP5254588 U JP 5254588U JP 5254588 U JP5254588 U JP 5254588U JP H0614386 Y2 JPH0614386 Y2 JP H0614386Y2
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JP
Japan
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locking
handle
circuit breaker
hole
lock
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JP5254588U
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勝典 久保山
直司 内田
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は箱体内に設置された回路遮断器を開閉操作す
るパネルに取付けられる操作装置のハンドル施錠装置に
関する。
〔従来の技術〕
この種のハンドル施錠装置としてはたとえば第9図ない
し第12図に示すものが知られている。図においてパネル
50の正背両面に取付けられる操作装置は、パネル50背面
側の一部しか図示されていない回転−直線運動変換機構
40と、パネル50正面側の表示板1と、回転−直線運動変
換機構40のパネル50の貫通孔50aおよび表示板1の案内
孔1aを貫通し正面側に突出する操作軸21に嵌着された
操作ハンドル2とで構成されている。表示板1の案内孔
1aの周囲には後述のハンドル施錠装置10用に、回路遮
断器の操作レバーの開閉両位置に当該する2個(1個し
か図示されていない)係止溝1bが設けられている。操作
ハンドル2には正面側(第9図で上側)が頂片となる断
面コ字状にして表示板1の面に沿う把手2aが延長さ
れ、把手2aにはまたハンドル施錠装置10用に、頂片の
軸線上に位置する長孔2bおよび長孔2bと交差するよ
うに両側脚片を貫通する軸支孔2c,2cが設けられて
いる。ハンドル施錠装置10は、操作ハンドルドル2の軸
支孔2c,2cに軸3を介して揺動自在にしてかつ長孔
2bから出入自在に支承され、一側端に表示板1の係止
溝1bの係合可能な係止片4aが、他側片に係止片4a
と係止溝とが係合状態で把手2aから突出する部分に頂
辺面に沿う施錠用長孔4bがそれぞれ設けられた施錠金
具4と、軸3に巻装され施錠金具4を係止片4aが係止
溝1bから外れる方向に付勢するつる巻きねじりばね5
と、係止片4aが係止溝1bと係合すなわち施錠用長孔
4bが把手2aの頂片面から出た状態で、長孔4bに弓部
6aが挿通可能となる錠前6とで構成されている。なお
施錠用長孔4bは一般に弓部6aの直径Dが4mm〜6mm
の錠前6を1個ないし3個使用できるように形成されて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような従来装置においては、第11図および第12図に
示すように錠前6の引部6aの直径を許容する最大径D
1のものを使用した場合と、最小径D2のものを使用し
た場合とでは、係止片4aと係止溝1bとの当接面積が
S1からS2と変り、引部6aの直径D2の場合で施錠
後万一のいたずらなどによる操作ハンドル2の回動操作
があると、当接面積S2の単位面積あたりの荷重が増す
ことから係止溝1bを損傷および係止片4bの変形や、
係止片4bが表示板1に乗り上げて操作可能になるな
ど、回路遮断器が設置される配電盤などの安全管理が充
分でないという問題点があった。
この考案の目的は前述した従来の欠点を除去し、施錠後
は錠前の弓部の直径の大小に係ることなく係止片と係止
溝と同一係合状態を保持し、万一の誤操作に対しても充
分耐えて損傷がなく、もって安全性が確保された回路遮
断器操作装置のハンドル施錠装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は前述の目的を達成するために、箱体内に設置
された回路遮断器の正面側に位置するパネルの正背両面
側に取付けられ、背面側の前記回路遮断器の操作レバー
を挟持可能にして正面側に操作軸が突出する回転−直線
運動変換機構,正面側の前記操作軸の案内孔周囲に前記
回路遮断器の開閉両位置に当該する係止溝が設けられた
表示板と、前記操作軸に嵌着され正面側が頂辺となる断
面コ字状にして前記表示板に沿い延長された把手,該把
手の頂片に軸線に沿い先端側が片側に寄り段部のある狭
幅にして段部背面側に突起を有する長孔が設けられた操
作ハンドルと、該操作ハンドルの把手の両側脚に長孔の
幅方向を前記突起を越えての軸動および揺動自在に軸支
され、一側端に長孔の狭幅側への軸動で前記係止溝のそ
れぞれと係合可能な係止片を有し他側片に係止溝との係
合状態で長孔の狭幅側から突出する部分に施錠孔が設け
られた施錠金具と、該施錠金具の軸支部に巻装され係止
片を前記係止溝に向けて付勢するばねと、前記施錠金具
の施錠孔に弓部が嵌挿される錠前とを備えたことであ
る。
〔作用〕
この考案によるハンドル施錠装置においては、操作ハン
ドルの把手に設けられた長孔の先端側に片側に寄り段部
のある狭幅部を形成するとともに段部背面に突起を設
け、施錠金具を揺動とともに突起を乗り越えての長孔幅
内の解錠側と施錠側とを軸動可能に支承し、係止片と係
止溝との係合をばね力で行なうようにしたことにより、
施錠孔に使用される錠前の弓部の直径の大小に係ること
なく係止片と係止溝との一定係合状態が得られるので安
定性は確保される。
〔実施例〕
第1図ないし第8図はこの考案による回路遮断器操作装
置のハンドル施錠装置の一実施例を示す図で、第1図は
分解斜視図、第2図は要部縦断面図を示す側面図、第3
図は要部背面図、第4図は要部縦断面図、第5図は第4
図の平面図、第6図は第5図のV−V線に沿う断面図、
第7図は施錠状態を示す縦断面図、第8図は要部部品の
斜視図である。図において前述した第9図の従来装置と
同一部分には同一符号を付すことにより対応させて説明
を省略する。回路遮断器11の操作装置の主構成部である
回転−直線運動変換機構40と表示板1とは回路遮断器11
を覆うパネル50を挟むようにして取付ねじ12の締結で固
定されている。操作ハンドル2はパネル50の貫通孔50a
および表示板1の案内孔1aを貫通して突出する回転−
直線運動変換機構40の操作軸21に嵌合されねじ13により
固定されている。回転−直線運動変換機構40の取付板22
には軸受22aが設けられ、軸受22aには前述の操作軸21の
細径部21aが回動自在に支承されるとともに、細径部21a
の端部にはアーム23がねじ24により固着されている。こ
のことからアーム23は操作ハンドル2と同一方向に回動
されるようになっている。アーム23にはピン25がかしめ
付けられ、ピン25は取付板22の4箇所の案内溝22aに支
承された摺動板26の備える長円孔26aに嵌合されてい
る。摺動板26には回路遮断器11の操作レバー11aを挟持
可能とする2個の押し駒27,27が、L字状の支持金具2
8,28に支持されたガイドピン29,29に間隔管30,30を
介して対向支持されている。そして押し駒27,27は一方
が固定され他方がガイドピン29,29に巻装された圧縮ば
ね31,31により押圧されている。なお間隔管30,30の位
置は支持金具28,28の移動により回路遮断器11の操作レ
バー11aの位置と一致させることが可能になっている。
したがってパネル50を閉めると操作レバー11aは押し駒2
7,27に挟持され、操作ハンドル2を回動すると、回転
力が操作ハンドル2−操作軸21−アーム23−ピン25−摺
動板26−押し駒27,27−操作レバ−11aへと伝わり、回
路遮断器11が開閉される。表示板1には回路遮断器11の
開または閉動作を表示するための操作ハンドル2の指針
2c示す表示部1cが設けられている。
一方ハンドル施錠装置10の前述した第9図の従来装置と
の相違する点は、まず操作ハンドル2の把手2aの頂辺
に軸線に沿い先端側が片側に寄り段部2dのある狭幅部
2eを有する長孔2fが設けられるとともに、段部2d
の背面側に突起2gが設けられている。つぎに施錠金具
4はそれが固着される軸3を介して長孔2fの幅内を解
錠側と施錠側とに突起2gを乗り越えての軸動可動に支
承され、施錠側では狭幅部2eから施錠用長孔4bが頂
片の面一となって突出するようになっている。そして施
錠金具4は軸3に巻装されたつる巻きねじりばね5によ
って係止片4aが表示板1の係止溝1bとの係合側すな
わち施錠金具4が狭幅部2eから突出側に付勢されてい
るなどのことである。なお当然のことであるが軸3は施
錠金具4が固着されこの軸動を可能にするために長さが
長く選ばれるとともに、把手2aの軸支孔2c,2cも
若干大径となっている。
以上の構成において施錠金具cは解錠側に位置させてお
くと、その端部がつる巻きねじりばね5のばね力によっ
て段部2dの背面側に押圧されて止まり、係止片4aが
係止溝1bから大きく離れていることから操作ハンドル
2の回動操作は自在となる。回路遮断器11の開または閉
操作完了後に操作ハンドル2を施錠する場合は、施錠金
具4の把手2aよりの突出部4cを指で押え突起2gを
乗り越えるように長孔の幅方向にずらすと、つる巻きね
じりばね5のばね力により係止片4aが表示板1の係止
溝1bの係止面1b1との当接して係合する。そして長孔
2fから露出した施錠用長孔4bに錠前6の弓部6aを
通し結合させることで完了する。なおつる巻きねじりば
ね5のばね力は施錠金具4に取付けられる錠前4の重量
を考慮して設計することが必要で、これがなされていれ
ば施錠後の係止片4aと係止溝1bとの当接面積Sが錠
前6の弓部6aの直径の大小や個数と無関係に一定に保
つことができる。したがって施錠後の安全性は確保され
る。
〔考案の効果〕
この考案によれば操作ハンドルの把手に設けられた長孔
の先端側に片側に寄り段部のある狭幅部を形成するとと
もに段部背面側に突起を設け、施錠金具を揺動とともに
突起を越えての長孔幅内の解錠側と施錠側とを軸動可能
に支承し、係止片と係止溝との係合をばね力で行なうよ
うにしたことにより、施錠孔に使用される錠前の弓部の
直径の大小に係ることなく一定の係合状態が得られ、安
全性が確保された回路遮断器操作装置のハンドル施錠装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図はこの考案による回路遮断器操作装
置のハンドル施錠装置の一実施例を示す図で、第1図は
分解斜視図、第2図は要部縦断面を示す側面図、第3図
は要部背面図、第4図は要部縦断面図、第5図は第4図
の平面図、第6図は第5図のV−V線に沿う断面図、第
7図は施錠状態を示す縦断面図、第8図は要部部品の斜
視図、第9図ないし第12図は従来の回路遮断器操作装置
のハンドル施錠装置の一例を示す図で、第9図は要部縦
断面図、第10図は第9図の平面図、第11図および第12図
は施錠状態の違いを説明するための要部縦断面図であ
る。 1……表示板、1a……案内孔、1b……係止溝、 2……操作ハンドル、2a……把手、2d……段部、 2e……狭幅部、2f……長孔、2g……突起、3……
軸、 4……施錠金具、4a……係止片、4b……施錠用長
孔、 5……つる巻きねじりばね、11……回路遮断器、 11a……操作レバー、21……操作軸、40……回転−直線
運動変換機構、50……パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱体内に設置された回路遮断器の正面側に
    位置するパネルの正背両面側に取付けられ、背面側の前
    記回路遮断器の操作レバーを挾持可能にして正面側に操
    作軸が突出する回転−直線運動変換機構,正面側の前記
    操作軸の案内孔周囲に前記回路遮断器の開閉両位置に当
    該する係止溝が設けられた表示板と、前記操作軸に嵌着
    され正面側が頂辺となる断面コ字状にして前記表示板に
    沿い延長された把手,該把手の頂片に軸線に沿い先端側
    が片側に寄り段部のある狭幅にして段部背面側に突起を
    有する長孔が設けられた操作ハンドルと、該操作ハンド
    ルの把手の両側脚に長孔の幅方向を前記突起を越えての
    軸動および揺動自在に軸支され、一側端に長孔の狭幅側
    への軸動で前記係止溝のそれぞれと係合可能な係止片を
    有し他側片に係止溝との係合状態で長孔の狭幅側から突
    出する部分に施錠孔が設けられた施錠金具と、該施錠金
    具の軸支部に巻装され係止片を前記係止溝に向けて付勢
    するばねと、前記施錠金具の施錠孔に弓部が嵌挿される
    錠前とを備えてなることを特徴とする回路遮断器操作装
    置のハンドル施錠装置。
JP5254588U 1988-04-19 1988-04-19 回路遮断器操作装置のハンドル施錠装置 Expired - Lifetime JPH0614386Y2 (ja)

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JPH01155631U JPH01155631U (ja) 1989-10-25
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