JP2690150B2 - 自動販売機のハンドル係止装置 - Google Patents
自動販売機のハンドル係止装置Info
- Publication number
- JP2690150B2 JP2690150B2 JP16594289A JP16594289A JP2690150B2 JP 2690150 B2 JP2690150 B2 JP 2690150B2 JP 16594289 A JP16594289 A JP 16594289A JP 16594289 A JP16594289 A JP 16594289A JP 2690150 B2 JP2690150 B2 JP 2690150B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- slide
- slide plate
- locking device
- key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動販売機の施錠機構に関するものである。
従来の技術 近年自動販売機の扉の開閉機構に関しては、鍵とハン
ドルを併用したタイプが増加している、具体的には鍵を
回すことにより、ある一定の角度だけ回動突出したハン
ドルを手で操作して扉を開ける構造である。
ドルを併用したタイプが増加している、具体的には鍵を
回すことにより、ある一定の角度だけ回動突出したハン
ドルを手で操作して扉を開ける構造である。
以下図面を参照しながら、上述した従来の自動販売機
のハンドル係止装置について説明する。第5図、第6
図、第7図、第8図は従来の自動販売機のハンドル係止
装置の構造を示すものである。1は自動販売機の本体で
ある。2は本体の前面に取付けた扉である。3は扉2に
設けた鍵本体である。4は扉2内に埋設されるハンドル
で一隅に配設されている。5はハンドル枠である。6は
鍵である。7は鍵本体3に取り付けられたカムである。
8は段付ネジである。9は段付ネジ8で保持されている
摺動板であり、段付けネジ8が遊貫されている長孔9aが
あり、又9bもロックカム7で遊貫されている長孔であ
る。9cはロックピンでありハンドル枠5に設けられた穴
5a及びハンドル4に設けられた穴4aに嵌挿している。10
はハンドル4を軸支している支軸である。11は支軸10に
遊貫しているスプリングでありハンドル4及びハンドル
枠5に付勢を与えている。12はリンクであり12aはリン
クに設けた長孔である。13はハンドル4に支持されたリ
ンクピンであり長孔12a内で遊動する。リンク12は本体
1と扉2との実質的な係止機構の1部分であるが本発明
の主旨からは外れる為その説明は省略する。
のハンドル係止装置について説明する。第5図、第6
図、第7図、第8図は従来の自動販売機のハンドル係止
装置の構造を示すものである。1は自動販売機の本体で
ある。2は本体の前面に取付けた扉である。3は扉2に
設けた鍵本体である。4は扉2内に埋設されるハンドル
で一隅に配設されている。5はハンドル枠である。6は
鍵である。7は鍵本体3に取り付けられたカムである。
8は段付ネジである。9は段付ネジ8で保持されている
摺動板であり、段付けネジ8が遊貫されている長孔9aが
あり、又9bもロックカム7で遊貫されている長孔であ
る。9cはロックピンでありハンドル枠5に設けられた穴
5a及びハンドル4に設けられた穴4aに嵌挿している。10
はハンドル4を軸支している支軸である。11は支軸10に
遊貫しているスプリングでありハンドル4及びハンドル
枠5に付勢を与えている。12はリンクであり12aはリン
クに設けた長孔である。13はハンドル4に支持されたリ
ンクピンであり長孔12a内で遊動する。リンク12は本体
1と扉2との実質的な係止機構の1部分であるが本発明
の主旨からは外れる為その説明は省略する。
以上のように構成された自動販売機のハンドル係止装
置について、以下その動作について説明する。
置について、以下その動作について説明する。
第5図は扉2が閉った状態、いわゆる鍵6の掛った状
態である。扉を開けるには鍵本体3に鍵6を挿入して扉
6を回すとロックカム7が回動する。ロックカム7が回
動するとそれに連動してロックスライド9が摺動しその
結果ロックピン9cはハンドル4の孔4aから離脱する。ハ
ンドル4はキックスプリング11により付勢されているの
で、支軸10を中心に回動して、リンクピン13が長孔12a
内で遊動しきれなくなるまでハンドル枠5から出てく
る。扉2を開ける為にはでてきたハンドル4をさらに手
で回動させる必要がありそうすることによりリンク12に
繋がる本体1と扉2との実質的な係止機構が動作して扉
2が開放される。又扉2を閉じるときには逆の操作をす
るものである。
態である。扉を開けるには鍵本体3に鍵6を挿入して扉
6を回すとロックカム7が回動する。ロックカム7が回
動するとそれに連動してロックスライド9が摺動しその
結果ロックピン9cはハンドル4の孔4aから離脱する。ハ
ンドル4はキックスプリング11により付勢されているの
で、支軸10を中心に回動して、リンクピン13が長孔12a
内で遊動しきれなくなるまでハンドル枠5から出てく
る。扉2を開ける為にはでてきたハンドル4をさらに手
で回動させる必要がありそうすることによりリンク12に
繋がる本体1と扉2との実質的な係止機構が動作して扉
2が開放される。又扉2を閉じるときには逆の操作をす
るものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、ハンドル4を閉
めて鍵6を掛けるときには片手でハンドル4をハンドル
枠5に完全に押込んでその状態のままでもう一方の手で
鍵6を回す必要がある、即ち両手を必ず使わなければな
らないという問題点を有していた。
めて鍵6を掛けるときには片手でハンドル4をハンドル
枠5に完全に押込んでその状態のままでもう一方の手で
鍵6を回す必要がある、即ち両手を必ず使わなければな
らないという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、片手で扉の開閉を可能に
する自動販売機のハンドル係止装置を提供するものであ
る。
する自動販売機のハンドル係止装置を提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の自動販売機のハ
ンドル係止装置は、ハンドル収納枠内に突出する係止爪
と、ハンドルと、ハンドルに設けられた一対のスライド
ガイドと、このスライドガイドに遊貫するスライド板
と、このスライド板の片面に立設するスライド爪と、同
じくこのスライド板の反対面に立設する突設部と、同じ
くこのスライド板とハンドルに設けられた突起部間にス
プリングを張架するという構成を備えたものである。
ンドル係止装置は、ハンドル収納枠内に突出する係止爪
と、ハンドルと、ハンドルに設けられた一対のスライド
ガイドと、このスライドガイドに遊貫するスライド板
と、このスライド板の片面に立設するスライド爪と、同
じくこのスライド板の反対面に立設する突設部と、同じ
くこのスライド板とハンドルに設けられた突起部間にス
プリングを張架するという構成を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、ハンドルを閉じてゆ
きハンドル収納枠に完全に納ったときには、スライド板
の片面に立設するスライド爪がハンドル収納枠内に突出
する係止爪に係止されて仮固定されるのでハンドルはス
プリングに付勢されて飛出すことはなくなる、従って鍵
を回すに当ってはハンドルを操作したのと同じ側の手を
使うことができるものである。
きハンドル収納枠に完全に納ったときには、スライド板
の片面に立設するスライド爪がハンドル収納枠内に突出
する係止爪に係止されて仮固定されるのでハンドルはス
プリングに付勢されて飛出すことはなくなる、従って鍵
を回すに当ってはハンドルを操作したのと同じ側の手を
使うことができるものである。
実 施 例 以下本発明の一実施例の自動販売機のハンドル係止装
置について第1図,第2図,第3図,第4図を参照しな
がら説明する。なお実施例において従来例と同じ構成を
する部分については同一番号を付して説明を省略する。
図において、4b,4c,4dはそれぞれハンドル4に設けられ
た一対のスライドガイド、長孔、突起部である。5bはハ
ンドル収納枠5から突出している係止爪である。14は一
対の前記スライドガイド4bに遊貫するスライド板であり
その片面にはスライド爪14aがまた反対面には突設部14b
が設けてありこの突設部14bは前記長孔4cに挿通されて
いる。15はスプリングであり突起部4dとスライド板14間
に張架されているがこの時(第2図の状態の時)には突
設部14bの右側は長孔4cの端面に当接している。
置について第1図,第2図,第3図,第4図を参照しな
がら説明する。なお実施例において従来例と同じ構成を
する部分については同一番号を付して説明を省略する。
図において、4b,4c,4dはそれぞれハンドル4に設けられ
た一対のスライドガイド、長孔、突起部である。5bはハ
ンドル収納枠5から突出している係止爪である。14は一
対の前記スライドガイド4bに遊貫するスライド板であり
その片面にはスライド爪14aがまた反対面には突設部14b
が設けてありこの突設部14bは前記長孔4cに挿通されて
いる。15はスプリングであり突起部4dとスライド板14間
に張架されているがこの時(第2図の状態の時)には突
設部14bの右側は長孔4cの端面に当接している。
以上のように構成された自動販売機のハンドル係止装
置について、以下第1図,第2図,第3図,第4図を用
いてその動作を説明する。第2図ではハンドル4は開い
た状態であるが、ハンドル4を閉じていくと支軸10を中
心に回動してスライド爪14aがまず係止爪5bに接する、
さらにハンドル4を閉じていくとスライド爪14aはスプ
リング15に打ち勝って少し左の方にスライドをしながら
ハンドル4と共に回動して最終的には第3図の状態即ち
スライド爪14aと係止爪5bが係止した状態となる。従っ
て当然ハンドル4もハンドル収納枠5の中に仮固定され
る。従ってその後は鍵6を回すだけで施錠が可能とな
る。又逆に解錠するときには、鍵6を解錠側に回動させ
た後、前記突起部14bをハンドル4の外側から指で左へ
少し移動させると、スライド爪14aが係止爪5bから外れ
てハンドル4はスプリング11に付勢されて飛出てくる。
置について、以下第1図,第2図,第3図,第4図を用
いてその動作を説明する。第2図ではハンドル4は開い
た状態であるが、ハンドル4を閉じていくと支軸10を中
心に回動してスライド爪14aがまず係止爪5bに接する、
さらにハンドル4を閉じていくとスライド爪14aはスプ
リング15に打ち勝って少し左の方にスライドをしながら
ハンドル4と共に回動して最終的には第3図の状態即ち
スライド爪14aと係止爪5bが係止した状態となる。従っ
て当然ハンドル4もハンドル収納枠5の中に仮固定され
る。従ってその後は鍵6を回すだけで施錠が可能とな
る。又逆に解錠するときには、鍵6を解錠側に回動させ
た後、前記突起部14bをハンドル4の外側から指で左へ
少し移動させると、スライド爪14aが係止爪5bから外れ
てハンドル4はスプリング11に付勢されて飛出てくる。
以上のように本実施例によれば、ハンドル収納枠5か
ら突出する係止爪5bと、ハンドル4と、ハンドルに設け
られた一対のスライドガイド4bと、このスライドガイド
4bに遊貫するスライド板14と、このスライド板14の片面
に立設するスライド爪14aと、同じくこのスライド板14
の反対面に立設する突設部14bと、同じくこのスライド
板13とハンドル4に設けられた突起部4d間に、スプリン
グ15を張架するという構造により、ハンドル4のハンド
ル収納枠5への仮固定が可能となり片手だけで鍵の施錠
ができることとなる。
ら突出する係止爪5bと、ハンドル4と、ハンドルに設け
られた一対のスライドガイド4bと、このスライドガイド
4bに遊貫するスライド板14と、このスライド板14の片面
に立設するスライド爪14aと、同じくこのスライド板14
の反対面に立設する突設部14bと、同じくこのスライド
板13とハンドル4に設けられた突起部4d間に、スプリン
グ15を張架するという構造により、ハンドル4のハンド
ル収納枠5への仮固定が可能となり片手だけで鍵の施錠
ができることとなる。
発明の効果 以上のように本発明は、ハンドル収納枠から突出する
係止爪と、ハンドルに設けられた一対のスライドガイド
と、このスライド板の片面に立設するスライド爪とによ
りハンドルのハンドル収納枠への仮固定が可能となり片
手だけでの鍵の施錠ができる。またそれ以外の効果とし
て施錠時に鍵を回動させてロックピンをハンドルに挿入
するときに、ハンドルの位置はハンドルを手で押えてい
るときに較べて遥かに安定するためロックピンの挿入は
容易となる即ち鍵を回動操作も容易となる。
係止爪と、ハンドルに設けられた一対のスライドガイド
と、このスライド板の片面に立設するスライド爪とによ
りハンドルのハンドル収納枠への仮固定が可能となり片
手だけでの鍵の施錠ができる。またそれ以外の効果とし
て施錠時に鍵を回動させてロックピンをハンドルに挿入
するときに、ハンドルの位置はハンドルを手で押えてい
るときに較べて遥かに安定するためロックピンの挿入は
容易となる即ち鍵を回動操作も容易となる。
第1図は本発明の一実施例における自動販売機の外観
図、第2図同第1図の開扉状態を示す断面図、第3図は
同第2図相当の閉扉状態を示す断面図、第4図は実施例
におけるハンドルの斜視図、第5図は従来例における自
動販売機の外観図、第6図,第7図は従来例におけるハ
ンドルの開放状態と閉塞状態を示す断面図、第8図は同
第5図のロックスライドの斜視図である。 4……ハンドル、4b……スライドガイド、4d……突起
部、5……ハンドル収納枠、5b……係止爪、14……スラ
イド板、14a……スライド爪、14b……突設部、15……ス
プリング。
図、第2図同第1図の開扉状態を示す断面図、第3図は
同第2図相当の閉扉状態を示す断面図、第4図は実施例
におけるハンドルの斜視図、第5図は従来例における自
動販売機の外観図、第6図,第7図は従来例におけるハ
ンドルの開放状態と閉塞状態を示す断面図、第8図は同
第5図のロックスライドの斜視図である。 4……ハンドル、4b……スライドガイド、4d……突起
部、5……ハンドル収納枠、5b……係止爪、14……スラ
イド板、14a……スライド爪、14b……突設部、15……ス
プリング。
Claims (1)
- 【請求項1】ハンドル収納枠と、ハンドル収納枠から突
出する係止爪と、ハンドルと、ハンドルに設けられた一
対のスライドガイドと、このスライドガイドに遊貫する
スライド板と、このスライド板の片面に立設するスライ
ド爪と、同じくこのスライド板の反対面に立設する突設
部と、同じくこのスライド板とハンドルに設けられた突
起部間に張架するスプリングとを有することを特徴とす
る自動販売機のハンドル係止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16594289A JP2690150B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 自動販売機のハンドル係止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16594289A JP2690150B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 自動販売機のハンドル係止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0330088A JPH0330088A (ja) | 1991-02-08 |
JP2690150B2 true JP2690150B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=15821946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16594289A Expired - Lifetime JP2690150B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 自動販売機のハンドル係止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2690150B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10049637C2 (de) * | 2000-10-05 | 2002-10-31 | Rittal Gmbh & Co Kg | Verschlusseinrichtung |
US6918274B2 (en) * | 2002-02-13 | 2005-07-19 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Enclosure securing apparatus |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP16594289A patent/JP2690150B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0330088A (ja) | 1991-02-08 |
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