JP2850714B2 - 扉用ロック装置 - Google Patents

扉用ロック装置

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JP2850714B2
JP2850714B2 JP5200965A JP20096593A JP2850714B2 JP 2850714 B2 JP2850714 B2 JP 2850714B2 JP 5200965 A JP5200965 A JP 5200965A JP 20096593 A JP20096593 A JP 20096593A JP 2850714 B2 JP2850714 B2 JP 2850714B2
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lever
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cam
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健一 山田
善太郎 山口
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、配電盤収納ボックス
等の扉に使用するロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の扉用ロック装置では、扉の正面
パネルより操作レバーが突出しており、レバーの動作の
ために扉前面側に相当のスペースを確保する必要があっ
た。一方、扉の正面パネルよりレバーを突出配置してい
ないロック装置では、ケースに指差し込み用の凹部を設
ける必要があるので、ケースの横幅寸法は該指差し込み
用凹部の分だけ大きくなり、ロック装置の取り付けには
広いスペースを用意する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 従って本発明の目的
は、配電盤収納ボックス等の扉の解施錠と開閉を容易に
行え、装置全体の小型化が可能であり、多様な大きさの
扉に使用できると共に、フックのスプリングに影響され
ずにレバーの引き出し操作が軽快になされる扉用ロック
装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照記号を用いて説明すると、本発明の扉用ロック装置で
は、ケース2に出没自在に収容されたレバー3の基端部
をレバー軸4によってケース2に枢着するとともに、該
レバー軸4と平行な回転軸線を有するフック15を
け、更に前記レバー軸4に固着したカム7によって押圧
駆動されるラック11を設けて、該ラック11と噛合
回転するピニオン13により回転するようにピニオン1
3と角棒14とを連結する。
【0005】該角棒14の回転によりフック15が回転
するようにフック15の回転軸線上に角棒14とフック
15とを連結配置し、フック15スプリング17によ
って錠止位置に回転付勢されており、フック15の回転
によりフック15は固定枠体20側の受金棒19に係脱
するものであって、ラック11とカム7の間には遊び間
が設けられており、レバー3をスプリング6により没
入方向に回転付勢し、レバー3の正面側突起部3aを押
してレバー3を操作可能な角度まで突出回転させる。
【0006】
【作用】 この扉用ロック装置では、扉の閉鎖施錠状態
においてフック15はボックス本体等の固定枠体20側
の受金棒19と係合している。レバー3の正面側突起部
3aを押すと、レバー3が操作可能な角度までケース2
より突出回転する。レバー3を引くと、レバー軸4と一
体にカム7が回転する。このとき、カム7とラック11
の間には遊び間隔を設定してあるので、フッ15の付勢
用スプリング17の力が直接レバーに伝わらないので、
少ない力でレバー3を突出操作できる。
【0007】回転したカム7によってラック11の先端
部が押されるので、ピニオン13が回転させられる。こ
のピニオン13と一体に角棒14が回転することによっ
て、フック15が受金棒19から離脱する。これによっ
て固定枠体20に対する扉1の錠止が解除され、レバー
3を更に引くことによって扉1は開放される。
【0008】扉1の閉鎖時には、フック15の先端曲面
15aに受金棒19が当接することによって、フック1
5が退避方向に一旦回転する。受金棒19の位置まで来
たとき、スプリング17の付勢によって逆回転したフッ
ク15は受金棒19と自動的に係合する。これによって
扉1は固定枠体20に対して再び錠止される。この時、
解錠時とは逆に力が伝わり、ラック11が摺動するが、
前記遊び間隔のためカム7は動かないので、レバー3は
ケース2から突出回転することがない。
【0009】
【実施例】 図示の実施例では、フック15を回転可能
に支持したフックベース16は、取付板10の一対の曲
げ起し板部21,21に基端張り出し部22,22を嵌
め込むことによって取付板10に装着されている。ラッ
ク11は取付板10の一対の切起し板部23,23の間
に摺動可能に嵌め込まれ、ラック11の基端部の案内ス
ロット24には、取付板10にねじ込まれたビス12が
挿通され、ラック11はビス12の頭部によって取付板
10からの浮き上がりを阻止されている。
【0010】カム7の基端筒部25はレバー軸4の端部
に嵌合され、カム7はビス8によってレバー軸4に固着
されている。取付板10の開口26に正面側から嵌め込
まれたケース2には、座金を兼ねたケースカバー9が背
面側から嵌め合わされ、ケース2の正面鍔部27はビス
18によって取付板10に締め付けられている。レバー
3の脚部29はレバー軸4にピン5によって固定されて
いる。
【0011】本実施例とは異なり、フックベース16が
装着される取付板10の部分を、ケース2が装着される
取付板10の本体部分から分離して構成したときには、
角棒14の長さを適宜増減することによって、レバー3
からフック15までの距離を扉1の大きさに対応して任
意に変更することができる。
【0012】
【発明の効果】 以上のように本発明の扉用ロック装置
では、レバー 3の基端部をレバー軸4によってケース2
に枢着し、該レバー軸と平行な回転軸線を有するフック
15を設け、更に前記レバー軸4に固着したカム7によ
って押圧駆動されるラック11を設けて、ラック11と
合し回転するピニオン13により回転するようにピニ
オン13と角棒14とを連結し、角棒14の回転により
フック15が回転するようにフック15の回転軸線上に
角棒14とフック15を連結配置し、フック15の回転
によりフック15を固定枠体20側の受金棒19に係脱
させるので、扉1の前面側にはレバー3のために大きな
スペースを確保する必要がない。
【0013】また、レバー3の基端部の正面側に設けた
突起部3aを押すと、レバー3がケース2より所要角度
突出するため、従来装置のように指差し込み用凹部のス
ペースをケースに確保する必要がなく、装置全体の小型
化が可能となる。
【0014】更に本発明の扉用ロック装置では、レバー
軸4に固着したカム7とラック11の間に遊び隙間を設
けたので、レバー3を突出させる時には、フック15を
錠止位置に付勢するスプリング17からの力を受けずに
軽くレバー3を引き出すことができ、操作が軽快になさ
れる。また、扉を閉める時にも、閉鎖動作の終端でフッ
ク15と受金棒19の係合が自動的に成立するので、操
作の簡便性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る扉用ロック装置と使
用した扉の正面図である。
【図2】 該扉用ロック装置の背面図である。
【図3】 該扉用ロック装置の平面図である。
【図4】 図2のA−A’線断面図である。
【図5】 図2のB−B’線断面図である。
【図6】 図2のC−C’線断面図である。
【符号の説明】
1 扉 2 ケース 3 レバー 4 レバー軸 5 レバーの固定用ピン 6 レバーの没入付勢用スプリング 7 カム 8 カム固定用ビス 9 ケースカバー 10 取付板 11 ラック 12 ラック案内用ビス 13 ピニオン 14 角棒 15 フック 16 フックベース 17 フックの付勢用スプリング 18 ケース固定用ビス 19 受金棒 20 固定枠体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース2に出没自在に収容されたレバー
    3の基端部をレバー軸4によってケース2に枢着すると
    ともに、該レバー軸4と平行な回転軸線を有するフック
    15を設け、更に前記レバー軸4に固着したカム7によ
    って押圧駆動されるラック11を設けて、該ラック11
    と噛合し回転するピニオン13により回転するようにピ
    ニオン13と角棒14とを連結し、該角棒14の回転に
    よりフック15が回転するようにフック15の回転軸線
    上に角棒14とフック15とを連結配置し、フック15
    スプリング17によって錠止位置に回転付勢されてお
    り、フック15の回転によりフック15は固定枠体20
    側の受金棒19に係脱するものであって、ラック11と
    カム7の間には遊び間隔が設けられており、レバー3を
    スプリング6により没入方向に回転付勢し、レバー3の
    正面側突起部3aを押してレバー3を操作可能な角度ま
    で突出回転させる扉用ロック装置。
JP5200965A 1993-07-21 1993-07-21 扉用ロック装置 Expired - Fee Related JP2850714B2 (ja)

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JPH0734747A JPH0734747A (ja) 1995-02-03
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JPH09123732A (ja) * 1995-11-01 1997-05-13 Zexel Corp 自動車用空気調和装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026712U (ja) * 1973-07-03 1975-03-27
JPS5971862U (ja) * 1982-11-05 1984-05-16 共栄工業株式会社 扉の係止装置

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JPH0734747A (ja) 1995-02-03

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