JP2623229B2 - 扉係止装置 - Google Patents
扉係止装置Info
- Publication number
- JP2623229B2 JP2623229B2 JP21212994A JP21212994A JP2623229B2 JP 2623229 B2 JP2623229 B2 JP 2623229B2 JP 21212994 A JP21212994 A JP 21212994A JP 21212994 A JP21212994 A JP 21212994A JP 2623229 B2 JP2623229 B2 JP 2623229B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- locking
- plate
- plate portion
- operation button
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 本考案は電気機器収納箱、物品
収納箱等の固定枠体に対する扉の施錠に使用される扉係
止装置に関するものである。
収納箱等の固定枠体に対する扉の施錠に使用される扉係
止装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】 実開平６−２０８２７号公報に開示さ
れた扉係止装置では、固定枠体に蝶番で連結した扉の側
面壁板部にベース板を固着し、扉閉鎖時に扉の側面壁板
部と面位置が揃う固定枠体の側面壁板部より一段内側に
後退させた筒状鍔部の側面に受金板を固着し、ベース板
の前端部に上下一対の軸受板部を突設し、受金板の前端
部に斜め後方に折り曲げた係止板部を連設し、該係止板
部の先端部に斜め前方に曲げ戻した誘導板部を連設し、
掛金板の上下一対の側板部の前端部を垂直枢軸でベース
板の軸受板部に枢着し、掛金板の後端部に受金板の誘導
板部に摺接して係止板部に係合する掛止板部を斜め前方
に連設し、垂直枢軸に嵌合した捻りバネによって掛金板
を施錠方向に回転付勢している。
れた扉係止装置では、固定枠体に蝶番で連結した扉の側
面壁板部にベース板を固着し、扉閉鎖時に扉の側面壁板
部と面位置が揃う固定枠体の側面壁板部より一段内側に
後退させた筒状鍔部の側面に受金板を固着し、ベース板
の前端部に上下一対の軸受板部を突設し、受金板の前端
部に斜め後方に折り曲げた係止板部を連設し、該係止板
部の先端部に斜め前方に曲げ戻した誘導板部を連設し、
掛金板の上下一対の側板部の前端部を垂直枢軸でベース
板の軸受板部に枢着し、掛金板の後端部に受金板の誘導
板部に摺接して係止板部に係合する掛止板部を斜め前方
に連設し、垂直枢軸に嵌合した捻りバネによって掛金板
を施錠方向に回転付勢している。
【０００３】しかしながら、この従来装置では、前記掛
金板の操作部は掛金板自体の自由端部で構成されてお
り、錠止部と操作部が一体となっているため、扉を開く
際には、一度レバーを外側へ開いてから、扉を開放方向
へ引くという２つの動作が必要となり、操作性が悪い。
金板の操作部は掛金板自体の自由端部で構成されてお
り、錠止部と操作部が一体となっているため、扉を開く
際には、一度レバーを外側へ開いてから、扉を開放方向
へ引くという２つの動作が必要となり、操作性が悪い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、操作部と錠止部が別部品で構成されており、操
作レバーを扉の開放方向に押すという一つの動作だけで
錠止を解除できるため、操作性に優れている扉係止装置
を提供することである。
目的は、操作部と錠止部が別部品で構成されており、操
作レバーを扉の開放方向に押すという一つの動作だけで
錠止を解除できるため、操作性に優れている扉係止装置
を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の扉係止装置は、固
定枠体１に蝶番で連結される扉２の側面壁板部３に固着
され、側板部５ａ，５ｂに透孔６ａ，６ｂを設けたカバ
ー４と；扉全閉時に扉２の側面壁板部３と面位置が揃う
固定枠体１の側面壁板部７に固着され、先端部に係止受
部９を折曲げ形成したストッパー８と；固定枠体１と扉
２の面方向と平行動自在にカバー４に収容され、側板部
１１ａ、１１ｂに楕円形透孔１２ａ、１２ｂを設けた操
作ボタン１０と；基端部に軸受筒部１３ａ、１３ｂを設
け、先端部に係止板部１５を折曲げ形成した錠止レバー
１４と；カバー４の透孔６と操作ボタン１０の楕円形透
孔１２および錠止レバー１４の軸受筒部１３に嵌挿さ
れ、操作ボタン１０の前後動を規制すると共に、錠止レ
バー１４をカバー４に枢着するシャフト１８と；該シャ
フト１８に嵌められて、錠止レバー１４の基端側に設け
た切欠部１７に収容され、錠止レバー１４を施錠方向に
回転付勢する捻りバネ１６とから成り、操作ボタン１０
に錠止レバー１４の受動板部１９を押す駆動板部２０を
設ける。
照符号を用いて説明すると、本発明の扉係止装置は、固
定枠体１に蝶番で連結される扉２の側面壁板部３に固着
され、側板部５ａ，５ｂに透孔６ａ，６ｂを設けたカバ
ー４と；扉全閉時に扉２の側面壁板部３と面位置が揃う
固定枠体１の側面壁板部７に固着され、先端部に係止受
部９を折曲げ形成したストッパー８と；固定枠体１と扉
２の面方向と平行動自在にカバー４に収容され、側板部
１１ａ、１１ｂに楕円形透孔１２ａ、１２ｂを設けた操
作ボタン１０と；基端部に軸受筒部１３ａ、１３ｂを設
け、先端部に係止板部１５を折曲げ形成した錠止レバー
１４と；カバー４の透孔６と操作ボタン１０の楕円形透
孔１２および錠止レバー１４の軸受筒部１３に嵌挿さ
れ、操作ボタン１０の前後動を規制すると共に、錠止レ
バー１４をカバー４に枢着するシャフト１８と；該シャ
フト１８に嵌められて、錠止レバー１４の基端側に設け
た切欠部１７に収容され、錠止レバー１４を施錠方向に
回転付勢する捻りバネ１６とから成り、操作ボタン１０
に錠止レバー１４の受動板部１９を押す駆動板部２０を
設ける。
【０００６】
【作用】 図２に示したように、固定枠体１に対して扉
２を閉鎖した係止施錠状態においては、ストッパー８の
係止受部９の係止面９ａと錠止レバー１４の係止板部１
５の係止面１５ａとが当接した状態にあり、錠止レバー
１４は捻りバネ１６によって固定枠体１の方向に回転付
勢され施錠位置に保持される。錠止レバー１４の基端側
の中央に突設された受動板部１９は、操作ボタン１０の
本体部分の基端側に突設された駆動板部２０に捻りバネ
１６の回転付勢により当接している。
２を閉鎖した係止施錠状態においては、ストッパー８の
係止受部９の係止面９ａと錠止レバー１４の係止板部１
５の係止面１５ａとが当接した状態にあり、錠止レバー
１４は捻りバネ１６によって固定枠体１の方向に回転付
勢され施錠位置に保持される。錠止レバー１４の基端側
の中央に突設された受動板部１９は、操作ボタン１０の
本体部分の基端側に突設された駆動板部２０に捻りバネ
１６の回転付勢により当接している。
【０００７】扉係止装置の係止施錠を解除するには、操
作ボタン１０の先端側に折曲形成された先端板部２１に
指を掛け、該操作ボタン１０をカバー４に沿って押し込
み移動させる。操作ボタン１０の駆動板部２０が錠止レ
バー１４の受動板部１９を押すため、捻りバネ１６の付
勢に抗して錠止レバー１４がシャフト１５を中心として
図２において反時計回り方向に回転するため、図３に示
したように操作ボタン１４の係止板部１５とストッパー
８の係止受部９との係合が解除される。
作ボタン１０の先端側に折曲形成された先端板部２１に
指を掛け、該操作ボタン１０をカバー４に沿って押し込
み移動させる。操作ボタン１０の駆動板部２０が錠止レ
バー１４の受動板部１９を押すため、捻りバネ１６の付
勢に抗して錠止レバー１４がシャフト１５を中心として
図２において反時計回り方向に回転するため、図３に示
したように操作ボタン１４の係止板部１５とストッパー
８の係止受部９との係合が解除される。
【０００８】固定枠体１に対して係止施錠を解除された
扉２は、操作ボタン１０をさらに押すことによって開放
する。扉２が所要角度にまで開放回転した後、操作ボタ
ン１０の先端板部２１から指先を離すと、錠止レバー１
４は捻りバネ１６の回転付勢によって直ちに施錠方向に
回転し、錠止レバー１４の受動板部１９は操作ボタン１
０の駆動板部２０に当接する。
扉２は、操作ボタン１０をさらに押すことによって開放
する。扉２が所要角度にまで開放回転した後、操作ボタ
ン１０の先端板部２１から指先を離すと、錠止レバー１
４は捻りバネ１６の回転付勢によって直ちに施錠方向に
回転し、錠止レバー１４の受動板部１９は操作ボタン１
０の駆動板部２０に当接する。
【０００９】扉２を閉鎖方向に回転操作し、閉鎖回転の
終端段階で錠止レバー１４の係止板部１５の先端がスト
ッパー８の誘導板部２２に当接する。閉鎖回転が続行さ
れるのに伴って、係止板部１５は誘導板部２２の基端部
側へと摺接していき、錠止レバー１４は解錠方向に回転
して行く。扉２が全閉されたとき、誘導板部２２と係止
受部９の折り返し点を乗り越えた係止板部１５は係止受
部９と係合し、扉２を固定枠体１に係止する。
終端段階で錠止レバー１４の係止板部１５の先端がスト
ッパー８の誘導板部２２に当接する。閉鎖回転が続行さ
れるのに伴って、係止板部１５は誘導板部２２の基端部
側へと摺接していき、錠止レバー１４は解錠方向に回転
して行く。扉２が全閉されたとき、誘導板部２２と係止
受部９の折り返し点を乗り越えた係止板部１５は係止受
部９と係合し、扉２を固定枠体１に係止する。
【００１０】
【実施例】 図示の実施例では、カバー４の側板部５
ａ、５ｂに内側に折り曲げ形成した取付板２３ａ、２３
ｂを連設してあり、該取付板２３ａ、２３ｂには螺子孔
２４ａ、２４ｂを設けてある。扉２の側面壁板部３に設
けた丸孔２５ａ、２５ｂから螺子孔２４ａ、２４ｂにそ
れぞれビス２６をねじ込むことによって、カバー４は扉
２に固着されており、カバー４の固着方式が簡略化され
ている。
ａ、５ｂに内側に折り曲げ形成した取付板２３ａ、２３
ｂを連設してあり、該取付板２３ａ、２３ｂには螺子孔
２４ａ、２４ｂを設けてある。扉２の側面壁板部３に設
けた丸孔２５ａ、２５ｂから螺子孔２４ａ、２４ｂにそ
れぞれビス２６をねじ込むことによって、カバー４は扉
２に固着されており、カバー４の固着方式が簡略化され
ている。
【００１１】ストッパー８の底面に設けた螺子孔２７
ａ、２７ｂに、固定枠体１の側面壁板部７に設けた丸孔
２８ａ、２８ｂからそれぞれビス２６をねじ込むことに
よって、ストッパー８は固定枠体１に固着されている。
ａ、２７ｂに、固定枠体１の側面壁板部７に設けた丸孔
２８ａ、２８ｂからそれぞれビス２６をねじ込むことに
よって、ストッパー８は固定枠体１に固着されている。
【００１２】シャフト１８はカバー４の透孔６ａ、６ｂ
と操作ボタン１０の楕円形透孔１２ａ、１２ｂとストッ
パー８の軸受筒部１３ａ、１３ｂに嵌挿され、左右両端
部を加締め処理されている。回転付勢用の捻りバネ１６
のコイル部１６ａは、シャフト１８に嵌合され、錠止レ
バー１４の切欠部に収容されている。捻りバネ１６の外
側の折曲端部１６ｂはカバー４の取付板２３ａの内側面
に当接し、捻りバネ１６の内側の直線端部１６ｃは錠止
レバー１４に当接している。
と操作ボタン１０の楕円形透孔１２ａ、１２ｂとストッ
パー８の軸受筒部１３ａ、１３ｂに嵌挿され、左右両端
部を加締め処理されている。回転付勢用の捻りバネ１６
のコイル部１６ａは、シャフト１８に嵌合され、錠止レ
バー１４の切欠部に収容されている。捻りバネ１６の外
側の折曲端部１６ｂはカバー４の取付板２３ａの内側面
に当接し、捻りバネ１６の内側の直線端部１６ｃは錠止
レバー１４に当接している。
【００１３】
【発明の効果】 以上のように本発明の扉係止装置は、
扉２の側面壁板部３にカバー４を固着し、固定枠体１の
側面壁板部７に固着したストッパー８の先端部に係止受
部９を折曲げ形成し、カバー４に固定枠体１と扉２の面
方向に操作ボタン１０を平行動自在に収容し、錠止レバ
ー１４の先端部に係止板部１５を折曲げ形成し、カバー
４の透孔６と操作ボタン１０の楕円形透孔１２および錠
止レバー１４の軸受筒部１３にシャフト１８を嵌挿し、
シャフト１８に嵌めた捻りバネ１６で錠止レバー１４を
施錠方向に回転付勢し、操作ボタン１０に錠止レバー１
４の受動板部１９を押す駆動板部２０を設けたので、操
作ボタン１０を扉２の開く方向に押すという一つの動作
だけで施錠を解除することができ、操作性に優れてい
る。
扉２の側面壁板部３にカバー４を固着し、固定枠体１の
側面壁板部７に固着したストッパー８の先端部に係止受
部９を折曲げ形成し、カバー４に固定枠体１と扉２の面
方向に操作ボタン１０を平行動自在に収容し、錠止レバ
ー１４の先端部に係止板部１５を折曲げ形成し、カバー
４の透孔６と操作ボタン１０の楕円形透孔１２および錠
止レバー１４の軸受筒部１３にシャフト１８を嵌挿し、
シャフト１８に嵌めた捻りバネ１６で錠止レバー１４を
施錠方向に回転付勢し、操作ボタン１０に錠止レバー１
４の受動板部１９を押す駆動板部２０を設けたので、操
作ボタン１０を扉２の開く方向に押すという一つの動作
だけで施錠を解除することができ、操作性に優れてい
る。
【図１】 本発明の一実施例に係る扉係止装置の正面図
である。
である。
【図２】 該扉係止装置の施錠状態におけるＡ−Ａ線断
面図である。
面図である。
【図３】 該扉係止装置の開錠状態におけるＡ−Ａ線断
面図である。
面図である。
【図４】 該扉係止装置の開扉状態におけるＡ−Ａ線断
面図である。
面図である。
１ 固定枠体 ２ 扉 ３ 側面壁板部 ４ カバー ５ 側板部 ６ 透孔 ７ 側面壁板部 ８ ストッパー ９ 係止受部 １０ 操作ボタン １１ 側板部 １２ 楕円形透孔 １３ 軸受筒部 １４ 錠止レバー １５ 係止板部 １６ 捻りバネ １６ａ 折曲端部 １６ｂ 直線端部 １７ 切欠部 １８ シャフト １９ 受動板部 ２０ 駆動板部 ２１ 先端板部 ２２ 誘導板部 ２３ 取付板 ２４ 螺子孔 ２５ 丸孔 ２６ ビス ２７ 螺子孔 ２８ 丸孔
Claims (1)
- 【請求項１】 固定枠体１に蝶番で連結される扉２の側
面壁板部３に固着され、側板部５ａ，５ｂに透孔６ａ，
６ｂを設けたカバー４と；扉全閉時に扉２の側面壁板部
３と面位置が揃う固定枠体１の側面壁板部７に固着さ
れ、先端部に係止受部９を折曲げ形成したストッパー８
と；固定枠体１と扉２の面方向と平行動自在にカバー４
に収容され、側板部１１ａ、１１ｂに楕円形透孔１２
ａ、１２ｂを設けた操作ボタン１０と；基端部に軸受筒
部１３ａ、１３ｂを設け、先端部に係止板部１５を折曲
げ形成した錠止レバー１４と；カバー４の透孔６と操作
ボタン１０の楕円形透孔１２および錠止レバー１４の軸
受筒部１３に嵌挿され、操作ボタン１０の前後動を規制
すると共に、錠止レバー１４をカバー４に枢着するシャ
フト１８と；該シャフト１８に嵌められて、錠止レバー
１４の基端側に設けた切欠部１７に収容され、錠止レバ
ー１４を施錠方向に回転付勢する捻りバネ１６とから成
り、操作ボタン１０に錠止レバー１４の受動板部１９を
押す駆動板部２０を設けた扉係止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21212994A JP2623229B2 (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 扉係止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21212994A JP2623229B2 (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 扉係止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0853968A JPH0853968A (ja) | 1996-02-27 |
| JP2623229B2 true JP2623229B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=16617379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21212994A Expired - Lifetime JP2623229B2 (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 扉係止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2623229B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-12 JP JP21212994A patent/JP2623229B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0853968A (ja) | 1996-02-27 |
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Legal Events
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