JP4514076B2 - 鎌錠 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、引戸などの扉の施錠に適用される鎌錠に関し、さらに詳しくは、扉の閉め動作に連動して、鎌部材を扉から外方に突出させ、この鎌部材を出入口枠体に設けた掛止金具に掛合することにより、扉を施錠するようにした鎌錠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、引戸などの扉の施錠に用いられる鎌錠としては、例えば特開平10−61282号公報に示すものが知られている。この種の鎌錠は、鎌錠機構を収容し扉内に装着されるケース本体、ケース本体に揺動可能に設けられた鎌部材、鎌部材がケース本体内に収納される解錠位置とケース本体の前端面から突出する施錠位置に操作する駆動体、駆動体と鎌部材間を揺動可能に連結する連結部材、ケース本体内に前後方向に移動可能に設けられたトリガー部材、トリガー部材をその先端部がケース本体の前端面から突出する方向に付勢するばね、トリガー部材の先端部がケース本体の前端面から突出する方向に付勢されている時にトリガー部材と連結部材に係合して鎌部材を開錠位置に保持するストッパ部材等を備えている。
【0003】
このような従来の鎌錠において、扉が閉められることにより、ケース本体の前端面から突出しているトリガー部材の先端部が出入口枠の側面に当接するとトリガー部材全体が後退動作するため、ストッパ部は連結部材から外れ、鎌部材の開錠状態のロックが解除される。かかる状態で、駆動体に結合したハンドル等の操作部材を施錠方向に回転することにより駆動体が同一方向に回転されると、これに連動して鎌部材が施錠方向に回動され、鎌部材の先端部分がケース本体の先端面から突出するとともに、その鉤部が出入口枠に設けた掛止金具に掛合される。これにより、扉を施錠することができる。このとき、駆動体は、ケース本体内に設けたトグルばねにより施錠位置に付勢されると同時に、鎌部材を施錠状態に保持する。
【0004】
また、施錠状態にある扉の鎌錠を開錠する場合は、ハンドル等の操作部材を開錠方向に操作することにより駆動体を開錠方向に回転させる。これに伴い、施錠状態にある鎌部材が開錠方向に回動され、その鉤部が出入口枠の掛止金具から離脱するとともに鎌部材自体がケース本体内に収容される。これにより、鎌錠は開錠され、扉を自由に開けることができる。なお、鎌部材がケース本体内に収容された状態では、駆動体がトグルばねにより開錠位置に付勢されるため、鎌部材はケース本体内に収容された開錠状態に保持される。また、扉が開かれるとトリガー部材がばねにより前進端へ移動されるため、この動作に連動してストッパ部材が回動され、このストッパ部材を連結部材に係合することにより、鎌部材及び駆動体を開錠状態にロックする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の鎌錠においては、扉が閉められた時に後退動作するトリガー部材を備えているが、このトリガー部材は、その後退動作によりストッパ部材を連結部材から外して鎌部材の開錠状態のロックを解除するだけであるため、扉を閉めただけでは施錠することができず、駆動体をハンドル等の操作部材により施錠方向に回転しないと施錠することができない。また、従来の鎌錠では、その鎌部材がケース本体に開錠位置を施錠位置間で揺動できるように軸支されるだけの構造であるため、開いた状態の扉において、ストッパ部材の突出先端が不用意に押されることでストッパ部材が連結部材から外ずれて鎌部材の開錠状態がロック解除されている場合、駆動体の操作部材が不用意に施錠方向に操作されると鎌部材は施錠位置に回動され、この鎌部材の先端部はケース本体の前端面から突出した状態におかれる。この状態で扉が閉められたりすると、鎌部材の先端部が出入口枠の掛止金具に強い力で衝突し、その結果、鎌部材や掛止金具を変形または破損させてしまうおそれがあるほか、最悪の場合には鎌錠自体を破損してしまうという問題があった。また、従来の鎌錠は、施錠を確実にするため、その鎌部材が該鎌部材より上方に位置する軸部を中心に回動するが、この場合、引き戸をそのまま引いて開けようとしても開錠できず、円滑な開錠のためには開錠手段が別途必要となり、構造が複雑化するという問題があった。
【0006】
本発明は、上記のような従来の問題を解決するためになされたもので、その目的は、扉の閉め動作に連動して鎌部材を施錠位置へ自動的に回動することができると共に、施錠位置へ回動された鎌部材の鉤部を掛止金具に自動的に掛合可能にし、扉の開け動作に連動して鎌部材を上方に移動させることで円滑な開錠を可能にし、かつ扉が開かれている状態において不用意に施錠位置に突出されている鎌部材が掛止金具等の物体と衝突しても、これを吸収して鎌部材や物体等の破損を未然に防止できるようにした鎌錠を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の鎌錠は、扉により開閉される出入口構成用枠体に設けられた施錠用掛止金具と、前記扉に前記掛止金具と対向する扉の側端面から内方へ延在して装着されるケースと、前記ケース内に該ケースの延在方向に揺動可能に枢支された所望長さの支持部材と、前記支持部材に該支持部材の長手方向に移動可能に支持され一端に前記掛止金具に係脱される鉤部を有する鎌部材と、前記ケース内に前記鎌部材の移動方向に揺動可能に支持され、かつ前記鎌部材の鉤部を前記掛止金具に対して掛脱する方向に作動させる鎌作動部材と、前記鎌作動部材を前記鉤部が前記掛止金具に掛合される方向に付勢する第1ばね部材と、前記ケース内に該ケースの延在方向に移動可能に設けられ、前記扉の開閉に伴い扉の側端面が前記枠体に当接または枠体から離間する動作に連動して前記支持部材を前記鎌部材の鉤部が前記ケースの前端面から外方へ突出される施錠位置と前記鎌部材の鉤部がケース内に収納される開錠位置間で揺動させる駆動部材と、前記駆動部材を該駆動部材の一端が前記枠体と当接できるように前記ケースの前端面から突出する方向に付勢する第2ばね部材と、前記支持部材の枢支基部と前記駆動部材間に連結され、前記駆動部材の移動運動を前記支持部材の前記施錠位置及び開錠位置への揺動運動に変換するリンク機構とを備えることを特徴とする。
【0008】
本発明においては、扉の閉め動作に連動して移動する駆動部材の移動運動により鎌部材を施錠位置へ自動的に回動することができるとともに、施錠位置へ回動された鎌部材の鉤部を鎌作動部材とこれを付勢する第1ばね部材により掛止金具に自動的に掛合させることができる。
【0009】
本発明はまた、前記支持部材の枢支基部と前記リンク機構間に設けられ、前記駆動部材の移動運動を前記支持部材に伝達するとともに前記鎌部材に作用する衝撃力を吸収する第3ばね部材を備えることにより、扉が開かれている状態において不用意に施錠位置に突出されている鎌部材が掛止金具等の物体と衝突しても、その衝撃力を吸収して鎌部材や物体等の破損を未然に防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる鎌錠の実施の形態について、図1〜図16を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態における鎌錠の全体の構成を示す縦断側面図、図2は本発明の一実施の形態における鎌錠の分解斜視図である。
【0011】
図1において、1はキッチン等の出入口2を構成する枠体、3は出入口2を開閉する引き戸式の扉である。上記枠体1の扉3の側端面3aと対向する側面には、図1に示すように、凹部1aが形成されており、この凹部1a内には施錠用掛止金具4が装着され、この施錠用掛止金具4は前面板5を介して木ねじ6により枠体1に固定されている。また、施錠用掛止金具4と相対向する扉3の側端面個所には鎌錠10が装着されている。
【0012】
前記鎌錠10は、図1および図2に示すように、鎌錠機構を収容するケース11、支持部材12、鎌部材13、鎌作動部材14、第1ばね部材15、駆動部材16、第2ばね部材17、リンク機構18、第3ばね部材19、ロック部材20等を備える。前記ケース11は、図1に示すように、掛止金具4と相対向する扉3の個所にその側端面3aから横方向に形成した長方形の穴3b内に内方へ延在して装着できるように成形された扁平な箱型を呈している。このケース11は、前端面及び底面の一部が開口され、かつ一側面が開放された本体部111と、この本体部111の開放側面を閉鎖する側面板112と、本体部111の開口された前端面を覆う前面板114から構成され、前面板114には、前記鎌部材13の前端部が出没する角穴115及び前記駆動部材16の先端部が突出する孔116がそれぞれ形成されている。27はケース11及び前面板114を扉3に固定するための木ねじである。
【0013】
前記支持部材12は、図1及び図2に示すように、鎌部材13を、その鉤部131が掛止金具4に対して掛脱する方向に移動可能に支持するもので、断面コ字状に折り曲げ加工された所定長さの支持部121を有し、この支持部121の一端は、ケース11の本体部111内における扉3の側端面3a寄り個所に突設した軸ピン21によりケース11の延在方向(図1の矢印A1、A2方向)に揺動可能に枢支されている。また、支持部121の軸ピン21との枢支基部には、図2に示すように筒状の軸122が突設されており、また、支持部121には、一対の案内用長孔123が支持部121の長手方向に沿って形成されている。
【0014】
前記鎌部材13は、図1及び図2に示すように、支持部材12の支持部121に対応する支持片132と、この支持片132の一端に直角に連接された突片133と、この突片133の先端に形成した鉤部131を有している。また、鉤部131は先端から後方に行くにしたがい下り勾配に傾斜する傾斜面131aを有し、この傾斜面131aは、鎌部材13が後述する駆動部材16の移動に連動して施錠位置に揺動された時に掛止金具4の上端縁4aに当接され、この傾斜面131aと上端縁4aに作用する傾斜面131aの押圧力により鎌部材13を鉤部131が掛止金具4に掛合される方向と逆の方向に移動して鉤部131が掛止金具4に掛合できる状態に変位されるように構成されている。また、上記構成の鎌部材13の支持片132は支持部材12のコ字状支持部121内に、その長手方向に沿って差し込まれ、さらに、この鎌部材13はコ字状支持部121の各長孔123に係合された一対の支持ピン134により長孔123に沿って支持部121の長手方向(鎌部材13の鉤部131が掛止金具に対して係脱する方向)に移動可能に支持されている。
【0015】
前記鎌作動部材14は、鎌部材13の鉤部131を掛止金具4に対し係脱する方向(支持部121の長手方向)に作動させるもので、図1及び図2に示すように、逆L字状を呈し、その折曲げ基部は、ケース本体部111内の扉3の側端面3a寄りと反対の個所に突設した軸ピン22に鎌部材13の移動方向に揺動可能に支持されている。また、逆L字状を呈する鎌作動部材14の一端141は支持部材12のコ字状支持部121に延在されており、この一端141は、長手方向に沿い形成した長孔142を介して前記鎌部材13の一方の支持ピン134に遊動可能に連結されている。また、鎌作動部材14の他端143はケース本体部111の底面からケース外へ突出される構成になっている。また、鎌作動部材14の軸ピン22には、トーションばねからなる第1ばね部材15が装着され、この第1ばね部材15の一端を鎌作動部材14の他端143に係止し、他端をケース本体部111の背面壁117に係止することにより、鎌作動部材14を鎌部材13の鉤部131が掛止金具4に掛合される方向に付勢するように構成されている。
【0016】
前記駆動部材16は、扉3の開閉に伴いその側端面3aが枠体1に当接または枠体1から離間する動作に連動して、支持部材12を鎌部材13の鉤部131が扉3の側端面3aに臨むケース11の前端面から突出される施錠位置と、鎌部材13の鉤部131がケース11内に収納される解錠位置間で揺動させるものであり、この駆動部材16は図1に示すように、ケース本体部111内の支持部材12の軸ピン21寄り個所にケース11の延在方向に移動可能に設けられている。また、駆動部材16は、一端にケース11の前端面から外方へ突出するピン部161を有している。また、駆動部材16の他端とこれに対向するケース本体部111の背面壁間には、図1に示すようにコイルスプリングからなる第2ばね部材17が介在され、この第2ばね部材17により駆動部材16のピン部161が枠体1の前面板5と当接できるようにケース11の前面板114の孔116から突出する方向に付勢されている。
【0017】
前記リンク機構18は、駆動部材16の移動運動を支持部材12の前記施錠位置及び開錠位置への揺動運動に変換するもので、図1及び図2に示すように、第1リンク部材181と第2リンク部材182を備え、この第1リンク部材181と第2リンク部材182の一端はピン183により揺動可能に連結され、第1リンク部材181の他端はピン184により駆動部材16に連結されている。また、第2リンク部材182の他端は前記支持部材12の軸122に該軸122の軸回りに回転可能に連結されている。また、前記支持部材12の軸122には、図1及び図2に示すようにトーションばねからなる第3ばね部材19が装着され、この第3ばね部材19の一端は支持部材12の支持基部に突設したストッパ124に係止され、他端はリンク機構18の第2リンク部材182に係止されている。これにより、駆動部材16の移動運動をリンク機構18を介して支持部材12に伝達するとともに鎌部材13の鉤部131が不用意にケース11の前端面から突出している時に外部から作用する衝撃力を吸収できるように構成されている。なお、第3ばね部材19のばね力は第1ばね部材15及び第2ばね部材17のばね力よりの大きく設定されている。
【0018】
なお、第2リンク部材182及び第3ばね部材19が取り付けられた後の軸122には、ワッシャ25を介して取付ねじ(不図示)が上端側から挿通され、この取付ねじを軸ピン21に螺合して締め付けることにより、支持部材12、第2リンク部材82及び第3ばね部材19をケース本体部111に安定に保持できるようになっている。
【0019】
前記ロック部材20は、鎌部材13の鉤部131が掛止金具4に掛合された施錠状態をロックするもので、図1及び図2に示すように、基板部201と、この基板部201の一端部に所望間隔離して平行にかつ起立して設けた一対の係止片202を有している。このようなロック部材20は、その基板部201の他端部に形成した移動量規制用の長孔203をケース本体部111に突設した軸ピン22に係合し、かつ基板部201の一端両側をケース本体部111に設けたガイド部118とケース本体部111の背面壁117で支持することにより、鎌作動部材14に対して図1の矢印B1、B2方向に移動できるようにケース本体部111に取り付けられている。なお、ロック部材20の一方の係止片202は鎌作動部材14の一端141に突設した係止部144に係脱される構成になっている。119は支持部材12の矢印A2方向への移動を規制するためにケース本体部111に突設したストッパである。
【0020】
次に、本発明における鎌錠の開錠及びロックのための構成について、図3〜図5を参照して説明する。図3は本発明の鎌錠に開錠及びロックのための機構を組み付けた場合の構成を示す縦断側面図、図4は本発明における鎌錠の開錠及びロックのための構成の詳細を示す分解斜視図、図5は図3のA−A線に沿う断面図である。図3〜図5において、鎌錠10を開錠及びロックするための機構は、図5に示すように扉3で区画される空間の外側と内側に対向する扉3の両側面個所にケース11を挟持するようにしてそれぞれ装着された縦方向に長い長形状の第1及び第2操作用支持枠体30、40、開錠操作部材31、41、同調部材32、42を備えている。
【0021】
この第1及び第2操作用支持枠体30、40のうち、第1操作用支持枠体30は扉3の外側側面に装着されるもので、図3及び図4に示すように、第1操作用支持枠体30に設けた開錠操作部材収容部301内には支持部材33が装着され、この支持部材33の長手方向の両端には開錠操作部材31の両端が軸ピン311を介して回転可能に軸支され、さらに、開錠操作部材31の軸支点から偏心した個所の両端部には同調部材32と係合して該同調部材32を開錠方向に動作させる作動ピン34が設けられている。
【0022】
また、第1操作用支持枠体30内の中間部個所には同調部材32が配置され、この同調部材32は、これを横方向に貫通するガイドピン35により第1操作用支持枠体30の長手方向と直角な方向に移動可能に支持されている。さらに、第1操作用支持枠体30に設けた表示部材収容部302内には、鎌錠10のロック状態またはアンロック状態を表示する表示部材36が第1操作用支持枠体30の長手方向に移動可能に配設されており、この表示部材36に形成された「ロック」、「アンロック」の文字は、表示部材収容部302に形成した窓穴303から表示されるようになっている。また、表示部材36には、ケース本体部111を貫通してロック部材20の係止片202間に突出して係合する係合片37が表示部材36の移動方向と直角な方向に位置調整可能に設けられている。
【0023】
前記第2操作用支持枠体40は扉3の内側側面に装着されるもので、図3及び図4に示すように、第2操作用支持枠体40に設けた開錠操作部材収容部401内には支持部材43が装着され、この支持部材43の長手方向の両端には開錠操作部材41の両端が軸ピン411を介して回転可能に軸支され、さらに、開錠操作部材41の軸支点から偏心した個所の両端部には同調部材42と係合して該同調部材42を開錠方向に動作させる作動ピン44が設けられている。
【0024】
また、第2操作用支持枠体40内の中間部個所には同調部材42が配置され、この同調部材42は、これを横方向に貫通するガイドピン45により第2操作用支持枠体40の長手方向と直角な方向に移動可能に支持されている。さらに、第2操作用支持枠体40に設けたロック用操作部材収容部402内にはロック用操作部材46が配設され、この操作部材46は、これを横方向に貫通する軸ピン47により第2操作用支持枠体40に揺動可能に支持されている。また、上記操作部材46の一端における内側個所には、軸ピン47と平行なアリ溝461が形成され、このアリ溝461には、ケース本体部111を貫通してロック部材20の係止片202間に突出して係合する係合片48がアリ溝461に沿って位置調整可能に係合されている。
【0025】
前記両同調部材32と42間は、所定長さの一対にピン50により互いに連結される構成になっており、この両ピン50間には、ケース本体部111の底面から突出する鎌作動部材14の一端143が係合されている。なお、第1操作用支持枠体30と第2操作用支持枠体40を扉3に組み付ける場合は、第1操作用支持枠体30の内側両端に突設した連結ロッド304の一方をケース11に形成した貫通孔11Aに挿通して、その挿通端を第2操作用支持枠体40の両端に形成した係合部403の一方に係合し、さらに、他方の連結ロッド304の先端を第2操作用支持枠体40の他方の係合部403に係合した後、図示省略のタッピングねじを第2操作用支持枠体40に形成した孔404から挿入して連結ロッド304にねじ込んで締め付けることにより、第1操作用支持枠体30と第2操作用支持枠体40を扉3に固定できる。
【0026】
次に、上記のように構成された本実施の形態における鎌錠の施錠動作について図1及び図6〜図8を参照して説明する。図6〜図8は鎌錠の施錠過程を示す説明用縦断側面図である。鎌錠10の施錠に際しては、図1に示すように開かれている扉3を矢印C方向に移動する。これに伴い、ケース11の前端面から突出している駆動部材16のピン部161が図6に示すように枠体1の前面板5と当接すると、駆動部材16は第2ばね部材17に抗して図6の矢印D方向に移動する。そして、この移動につれてリンク機構18のリンク部材181は軸ピン21を中心に反時計回りに回動されるとともに、このリンク部材181と第3ばね部材19で連結された支持部材12も同一方向(矢印A1の方向)に回動される。これにより、鎌部材13の鉤部131はケース前端板114の角穴115から外方へ突出する。
【0027】
その後、扉3が閉め方向に更に移動されるにつれ、駆動部材16が矢印D方向に更に移動されると、鉤部131の傾斜面131aが掛止金具4の上端縁4aに当接し、この当接状態で鉤部131が掛止金具4の上端縁4aに更に押圧されると、その押圧力と傾斜面131aとの協同作用で鎌部材13が支持部材12の長孔123に沿って図7の矢印Eに示す方向へ移動される。そして扉3の側端面3aが枠体1の側面に当接する直前になると、鉤部131は図7に示すように掛止金具4の上端縁4aに乗り上がる。また、図8に示すように、扉3の側端面3aが枠体1の側面に完全に当接した状態になると、鉤部131は掛止金具4の上端縁4aを乗り越えて枠体1の凹部1a内に突出する。この状態になると、第1ばね部材15で付勢されている鎌作動部材14が軸ピン22を中心にして反時計回りに回動されるため、図7に示す矢印Eの方向へ移動された鎌部材13は支持部材12の長孔123に沿って図8に示す矢印Fの方向へ移動され、その鉤部131は、図8に示すように掛止金具4に掛合される。
【0028】
このように扉3の閉め動作に連動して、図6の矢印D方向に移動する駆動部材16の移動運動を利用して鎌部材13を施錠位置へ自動的に回動することができるとともに、施錠位置へ回動された鎌部材13の鉤部131を鎌作動部材14とこれを付勢する第1ばね部材15により掛止金具4に自動的に掛合させることができる。
【0029】
また、鎌部材13を支持部材12にその長手方向に移動可能に支持し、掛止金具4の上端縁4aに当接する鉤部131の先端に傾斜面131aを形成し、鎌部材13が駆動部材16の移動に連動して施錠位置に揺動された時に傾斜面131aを掛止金具4の上端縁4aに当接させ、この傾斜面131aと上端縁4aに作用する傾斜面131aの押圧力により鎌部材13を鉤部131が掛止金具4に掛合される方向と逆の方向に移動させ、しかる後、鎌作動部材14により鉤部131を掛止金具4に掛合するようにしたので、鉤部131の突出長さを短くできるほか、鉤部131と掛止金具4との掛合を確実にできる。
【0030】
次に、本実施の形態における鎌錠の開錠動作について図3、図9〜図11を参照して説明する。図9及び図10は鎌錠の開錠動作過程を示す説明用縦断側面図であり、図11は図9のB−B線に沿う断面図である。鎌錠10の開錠に際しては、図9に示すように鎌部材13の鉤部131が掛止金具4に掛合されることで施錠された鎌錠10において、開錠用操作部材31または41の一方、例えば操作部材31に指先を引っ掛けて、該操作部材31を軸ピン311を中心にして図11の矢印G方向に回動する。これに伴い、作動ピン34が同調部材32を図9の矢印H方向へ移動する。この時、他方の同調部材42はピン50により一方の同調部材32と連結されているため、他方の同調部材42も同一方向に移動される。
【0031】
同調部材32が図9の矢印H方向に移動されると、この同調部材32とピン50を介して係合された鎌作動部材14は軸ピン22を中心にして時計回りに回動され、同時に鎌部材13を図9の矢印E方向に移動して、その鉤部131を掛合金具4から離脱させる。そして、この鉤部131の離脱状態を保持したまま扉3が開かれると、駆動部材16が第2ばね部材17により図10の矢印I方向に移動されると共に、この移動運動はリンク機構18により回動運動に変換され、支持部材12をストッパ119に当接するまで図10の矢印A2方向に回動する。これにより、鎌部材13はケース11内に収容されるとともに開錠されることになる。また、扉3が図10に示すように開らかれた後に、操作部材31から指先を離すと、鎌作動部材14は第1ばね部材15により図1に示す元位置に復帰されるとともに、同調部材32,42及び操作部材31,41も図11に示す元位置に復帰される。
【0032】
次に、施錠された鎌錠をロックする場合の動作を図12及び図13を参照して説明する。図12は施錠された鎌錠をロックした場合の説明用縦断側面図、図13は施錠された鎌錠をロックする時のロック用操作部材と鎌錠との関係を示す説明用断面図である。施錠された鎌錠10のロックに際しては、ロック用操作部材46の一端を図13の矢印J方向に押圧して、ロック用操作部材46を図13に示す姿勢に回動させる。これに伴い、係合片48はロック部材20を図12の矢印K方向に移動して、ロック部材20の係止片202を鎌作動部材14の係止部144に係合することにより、鎌作動部材14はロックされ、同時に鎌錠10を施錠状態にロックすることができる。
【0033】
次に、鎌部材13の鉤部131が不用意に施錠位置に突出されている状態において、この鉤部131に外部から物体が衝突しても、鎌部材に対する衝撃力を吸収する場合の鎌錠の動作について図14及び図15を参照して説明する。図14は扉3が開いている状態で、駆動部材16の突出ピン161が物体で押されることにより、鎌部材13が物体に衝突した時の例を示す説明用縦断側面図である。この図14において、扉3が開いている状態で、扉3の側端面3aから突出している駆動部材16の突出ピン161に物体60が衝突すると、駆動部材16が第2ばね部材17に抗して図14の矢印D方向に移動され、これに連動してリンク機構18が鎌部材13を含む支持部材12を図14の矢印A1方向へ回動しようとするが、このとき、鎌部材13の鉤部131の先端が物体60に当接するため、鎌部材13を含めた支持部材12の矢印A1方向への揺動は物体60により阻止される。このため、支持部材12に作用するリンク機構18からの回動力は第3ばね部材19により吸収される。したがって、鎌部材13に物体60が衝突しても、その衝撃力は第3ばね部材19により吸収できるから、鎌部材13を含む支持部材12、鎌作動部材14及びリンク機構18等の鎌錠機構や物体等の破損を未然に防止することができる。
【0034】
図15は、扉3が開いている状態で、鎌部材13が不用意に施錠状態に回動され、かつ、この施錠状態の鎌錠が不用意にロックされた場合に鎌部材13が物体に衝突した時の例を示す説明用縦断側面図である。この図15において、鎌錠が施錠状態にロックされている時は、ロック部材20の係止片202が鎌作動部材14の係止部144に係合しており、そして、鎌部材13の鉤部131はケース前面板114の角穴115からケース11外に突出されている。かかる状態で、鉤部131の先端に物体60が衝突すると、鎌部材13を含む支持部材12が枢支基部を中心にして第3ばね部材19に抗し図15の矢印A2方向に回動される。これにより、鎌部材13への衝撃力は第3ばね部材19により吸収される。
したがって、ロック状態にある鎌部材13に物体60が衝突しても、その衝撃力は第3ばね部材19により吸収できるから、鎌部材13を含む支持部材12、鎌作動部材14及びリンク機構18等の鎌錠機構や物体等の破損を未然に防止することができる。
【0035】
次に、図16及び図17により本発明の鎌錠及び開錠用操作部材やロック用操作部材等を支持する操作用支持部材が扉の厚さ変化に対応できる場合について説明する。図16は、例えば30mmの厚さの扉3に鎌錠10及び操作用支持部材30、40を組み付けた場合の説明用縦断面図である。この図16において、扉3内に鎌錠10を装着した後、扉3の内側及び外側に鎌錠10を両面から挟持するように操作用支持部材30及び40が装着される。この時、ロック用操作部材46の係合片48は鎌錠10のロック部材20の係止片202間に係合され、また、表示部材36の係合片37は鎌錠10のロック部材20の係止片202間に係合される。この場合、図16から明らかなようにロック部材20の係止片202に対する係合片36及び48の係合度合いは深くなる。また、操作用支持部材30及び40のそれぞれに設けられた開錠用操作部材31、41に連動して動作する鎌作動部材14の各同調部材32及び42はピン50により連結されているため、ピン50の長さを調整することで対応できる。
【0036】
図17は、例えば40mmの厚さの扉3に鎌錠10及び操作用支持部材30、40を組み付けた場合の説明用縦断面図である。この図17において、扉3内に鎌錠10を装着した後、扉3の内側及び外側に鎌錠10を両面から挟持するように操作用支持部材30及び40が装着される。この時、ロック用操作部材46の係合片48は鎌錠10のロック部材20の係止片202間に係合され、また、表示部材36の係合片37は鎌錠10のロック部材20の係止片202間に係合される。この場合、図17から明らかなようにロック部材20の係止片202に対する係合片36及び48の係合度合いは、図16の場合より浅くなる。
【0037】
このような本発明の鎌錠によれば、同一形態の鎌錠10及び操作用支持部材30、40を厚さの異なる扉3の共通に使用することができる。また、操作用支持部材30及び40のそれぞれに設けられた開錠用操作部材31、41に連動して動作する鎌作動部材14の各同調部材32及び42はピン50により連結されているため、ピン50を交換するだけで、操作用支持部材30、40を厚さの異なる扉3の共通に使用することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明の鎌錠によれば、扉の閉め動作に連動して移動する駆動部材の移動運動により鎌部材を施錠位置へ自動的に回動することができるとともに、施錠位置へ回動された鎌部材の鉤部を掛止金具に自動的に掛合可能にし、施錠位置へ回動された鎌部材の鉤部を鎌作動部材とこれを付勢する第1ばね部材により掛止金具に自動的に掛合させることができる。また、扉の開け動作に連動して鎌部材を上方に移動させることで円滑な開錠を可能にする。
また、本発明によれば、鎌部の支持部材にその長手方向に移動可能に支持し、掛止金具の上端縁に当接する鉤部の先端に傾斜面を形成し、鎌部材が駆動部材の移動に連動して施錠位置に揺動された時に前記傾斜面を掛止金具の上端縁に当接させ、この傾斜面と上端縁に作用する傾斜面の押圧力により鎌部材を鉤部が掛止金具に掛合される方向と逆の方向に移動させ、しかる後、鎌作動部材により鉤部を掛止金具に掛合するようにしたので、鉤部の突出長さを短くできるほか、鉤部と掛止金具との掛合を確実にできる。
【0039】
また、本発明によれば、支持部材の枢支基部と前記リンク機構間に設けられ、前記駆動部材の移動運動を前記支持部材に伝達するとともに前記鎌部材に外部から作用する衝撃力を吸収する第3ばね部材を備えるので、扉が開かれている状態において不用意に施錠位置に突出されている鎌部材が掛止金具等の物体と衝突しても、その衝撃力を吸収して鎌部材や物体等の破損を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における鎌錠の全体の構成を示す縦断側面図である。
【図2】本発明の一実施の形態における鎌錠の分解斜視図である。
【図3】本発明の鎌錠に開錠及びロックのための機構を組み付けた場合の構成を示す縦断側面図である。
【図4】本発明における鎌錠の開錠及びロックのための構成の詳細を示す分解斜視図である。
【図5】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図6】本発明における鎌錠の施錠時の途中の状態を示す説明用縦断側面図である。
【図7】本発明における鎌錠の施錠直前の状態を示す説明用縦断側面図である。
【図8】本発明における鎌錠の施錠状態を示す説明用縦断側面図である。
【図9】本発明における鎌錠の開錠過程の初期状態を示す説明用縦断側面図である。
【図10】本発明における鎌錠の開錠過程の最終状態を示す説明用縦断側面図である。
【図11】図9のB−B線に沿う断面図である。
【図12】本発明の施錠された鎌錠をロックした場合の説明用縦断側面図である。
【図13】本発明の施錠された鎌錠をロックする時のロック用操作部材と鎌錠との関係を示す説明用断面図である。
【図14】本発明における鎌錠の鎌部材が物体に衝突した時の例を示す説明用縦断側面図である。
【図15】本発明における鎌錠の鎌部材が不用意に施錠状態に回動され、この施錠状態の鎌錠が不用意にロックされた場合に鎌部材が物体に衝突した時の例を示す説明用縦断側面図である。
【図16】本発明の鎌錠及び操作用支持部材を扉に組み付けた場合の一例を示す説明用縦断面図である。
【図17】本発明の鎌錠及び操作用支持部材を扉に組み付けた場合の他の例を示す説明用縦断面図である。
【符号の説明】
1 枠体
2 出入口
3 扉
3a 側端面
4 掛止金具
10 鎌錠
12 支持部材
13 鎌部材
14 鎌作動部材
15 第1ばね部材
16 駆動部材
17 第2ばね部材
18 リンク機構
19 第3ばね部材
20 ロック部材
30 第1操作用支持枠体
40 第2操作用支持枠体
31、 41 開錠操作部材
32、 42 同調部材
36 表示部材
46 ロック用操作部材

Claims (8)

  1. 扉により開閉される出入口構成用枠体に設けられた施錠用掛止金具と、
    前記扉に前記掛止金具と対向する扉の側端面から内方へ延在して装着されるケースと、
    前記ケース内に該ケースの延在方向に揺動可能に枢支された所望長さの支持部材と、
    前記支持部材に該支持部材の長手方向に移動可能に支持され一端に前記掛止金具に係脱される鉤部を有する鎌部材と、
    前記ケース内に前記鎌部材の移動方向に揺動可能に支持され、かつ前記鎌部材の鉤部を前記掛止金具に対して掛脱する方向に作動させる鎌作動部材と、
    前記鎌作動部材を前記鉤部が前記掛止金具に掛合される方向に付勢する第1ばね部材と、
    前記ケース内に該ケースの延在方向に移動可能に設けられ、前記扉の開閉に伴い扉の側端面が前記枠体に当接または枠体から離間する動作に連動して前記支持部材を前記鎌部材の鉤部が前記ケースの前端面から外方へ突出される施錠位置と前記鎌部材の鉤部がケース内に収納される開錠位置間で揺動させる駆動部材と、
    前記駆動部材を該駆動部材の一端が前記枠体と当接できるように前記ケースの前端面から突出する方向に付勢する第2ばね部材と、
    前記支持部材の枢支基部と前記駆動部材間に連結され、前記駆動部材の移動運動を前記支持部材の前記施錠位置及び開錠位置への揺動運動に変換するリンク機構と、を備えることを特徴とする鎌錠。
  2. 前記支持部材の枢支基部と前記リンク機構間に設けられ、前記駆動部材の移動運動を前記支持部材に伝達するとともに前記鎌部材に外部から作用する衝撃力を吸収する第3ばね部材を備えるものであり、該第3ばね部材の一端は支持部材の支持基部に係止され、他端はリンク機構に係止されていることを特徴とする請求項1記載の鎌錠。
  3. 前記鉤部は先端から後方に行くにしたがい下り勾配に傾斜する傾斜面を有し、前記鎌部材が前記駆動部材の移動に連動して前記施錠位置に揺動された時に前記傾斜面を前記掛止金具の上端縁に当接させ、この傾斜面と上端縁に作用する傾斜面の押圧力により前記鎌部材を前記鉤部が前記掛止金具に掛合される方向と逆の方向に移動して鉤部が掛止金具に掛合できる状態に変位されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の鎌錠。
  4. 前記鎌作動部材に係脱されるロック部材が前記ケース内に移動可能に設けられ、前記ロック部材は前記鎌部材の鉤部が前記掛止金具に掛合されて施錠されている時に前記鎌作動部材に係合されるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし3項の何れか1項記載の鎌錠。
  5. 前記扉で区画される空間の内側と外側に対向する扉の内外両側面個所に前記ケースを挟持するようにしてそれぞれ装着された操作用支持枠体と、前記各操作用支持枠体に揺動可能に支持された開錠操作部材と、前記各操作用支持枠体に移動可能に設けられ、前記開錠操作部材の揺動操作に連動して前記鎌作動部材を前記鎌部材の鉤部が前記掛止金具から離脱する方向に動作させる同調部材を備えることを特徴とする請求項1ないし4項の何れか1項記載の鎌錠。
  6. 前記両同調部材間は前記鎌作動部材と係合する所定長さのピンにより互いに一体的に移動できるように連結され、かつ前記ピンは前記扉の厚さに応じて変化する前記同調部材間の間隔に対応する長さに設定されていることを特徴とする請求項5記載の鎌錠。
  7. 前記扉の内側の側面個所に装着された操作用支持枠体は、前記ロック部材に連繋され該ロック部材をロック位置とアンロック位置に操作するロック用操作部材を備えることを特徴とする請求項または6記載の鎌錠。
  8. 前記扉の外側の側面個所に装着された操作用支持枠体は、前記ロック部材の前記操作部材によるロック位置またはアンロック位置への操作に連動して移動し、錠のロック状態またはアンロック状態を表示する表示部材を備えることを特徴とする請求項または6記載の鎌錠。
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