JP4266603B2 - プッシュプル錠の把手の復帰機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水平方向に回転する扉に取付けられるプッシュプル錠の把手の復帰機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
プッシュプル錠は、その施錠片、例えばラッチの係止状態を解除する場合に、扉を基準にして扉側に把手をプッシュ(押す)、又は把手を扉から離れるようにプルする(引く)。したがって、プッシュプル錠の把手は、その形態如何を問わず、普通一般に扉の壁面と平行状態になるように錠ケース或いは取付け座に枢着される。プッシュプル錠の把手は、プッシュした場合又はプルした場合復帰機構により初期位置へと自動的に戻る。
【0003】
従来、プッシュプル錠の把手の復帰機構は、例えば錠ケースに固定された取付け座に縦軸を設け、該縦軸に1個の付勢バネの中央部を巻着し、その一端部を取付け座に圧接し、一方、他端部を従動カムに設けた受けピンに圧接していた。把手が1個の付勢バネのバネ力よって初期位置へと復帰する実施例の場合には、プッシュ及びプルする時に付勢バネのバネ力がそれぞれ復帰方向に作用するように各関連部材を構成する必要があるから、例えば把手に駆動カムを設け、一方、取付け座に駆動カムと摺接する従動カムを軸支し、前記駆動カムのカム面に所要の押圧面を幾つか形成する必要がある。
【0004】
しかしながら、カム方式で1個の付勢バネを用いる把手の復帰機構は、各部品の製作(カム面の加工も含む)や組み合わせが容易でないという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1の目的は、各部品の製作や組み合わせが容易であること。第2の目的は、把手をプッシュ又はプルした場合、均しい操作感を得ることができると共に、把手が確実に復帰位置へと戻ること。第3の目的は、軸受け部材、バネ受け部材、駆動部材など主要な構成部材を自由に組み合わせることができることである。したがって、例えば内外勝手を無くすることができることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
プッシュプル錠の把手の復帰機構は、把手が錠ケース内に組み込まれたバネ部材のバネ力により扉の壁面に対して平行状態の初期位置へと復帰するプッシュプル錠の把手の復帰機構に於いて、前記把手4の内壁面に軸受け部材11を固設し、該軸受け部材に前記錠ケース3に形成したバネ収納部36までバー状バネ受け部18が延びるバネ受け部材16を一体的に設け、前記バネ収納部36には、前記バネ受け部18の左右の側壁にそのバネ力が均等に作用する把手復帰用の左右一組のバネ部材41を組み込み、さらに、前記把手は前記バネ受け部材16の基部及び軸受け部材11の各軸孔19、13を貫通するように錠ケース3に設けられた縦軸26を介して軸着されていることを特徴とする。
【0007】
また、プッシュプル錠の把手の復帰機構は、把手が錠ケース内に組み込まれたバネ部材のバネ力により扉の壁面に対して平行状態の初期位置へと復帰するプッシュプル錠の把手の復帰機構に於いて、前記把手4の内壁面に軸受け部材11を固設し、該軸受け部材に前記錠ケース3に形成したバネ収納部36までバー状バネ受け部18が延びるバネ受け部材16を一体的に設け、前記バネ収納部36には、把手復帰用の1つのバネ部材を組込むと共に、該1つのバネ部材の中間部付近の巻線の間に前記アーム状バネ受け部18を差込みさらに、前記把手は前記バネ受け部材16の基部及び軸受け部材11の各軸孔19、13を貫通するように錠ケース3に設けられた縦軸26を介して軸着されていることを特徴とする。
【0008】
上記構成に於いて、バネ受け部材16と駆動部材45とは、同一形状であり、又軸受け部材11,11Aは、同一形状であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1乃至図10に於いて、1は水平方向に開閉する扉である。扉1は、例えばアルミ型材の門扉であり、該門扉1の取付け端部は塀間に設けた柱に枢着されている。もちろん、扉1は躯体(建物)の玄関口に設けたものであっても良く、門扉に限らない。
【0010】
2はプッシュプル錠で、このプッシュプル錠2は扉1の開閉端部の適宜箇所(例えば上部の内側、上部寄りの部位の内側等)に取付けられている。プッシュプル錠2は、普通一般に扉1の内外に取付けられるが、本実施例では、扉1の内側に取付けられている一例を示す。
3は錠ケースで、この錠ケース3の一側壁にプッシュプル方式の板状把手4が取付けられている。5は反転式のラッチで、このラッチ5は対向する扉6或いは躯体に設けられた受け具(例えばトロヨケ,ストライク)7に係脱する。8は把手を貫通して錠ケース3に取付けられたサムターンである。
【0011】
図2は本発明を構成する把手4、該把手に固定された上下の軸受け部材11,11A等を示す。把手4は一端部側の中央部にサムターン8用の取付け孔9を有する。また中央部寄りの部位に片手を差し入れることができる縦長孔10が形成されている。
【0012】
軸受け部材11,11Aは、前記取付け孔9を基準にして板状把手の内壁面の上下(垂直線上)に突出固定されている。上下の軸受け部材11,11Aは同一構成なので、ここでは上方の軸受け部材11のみを説明し、下方の軸受け部材11Aには同一の符号を付して重複説明を割愛する。
【0013】
軸受け部材11は直方体或いは立方体状のブロック形状に形成されている。上面の縁部には合計3個の位置決め用突起12が所要間隔を有して形成されている。図2を基準にすると、2個の突起12,12は、手前側の左右縁部に突設され、他の一つ12は把手4の内壁面側に接する中央縁部に突設されている。したがって、後述のバネ受け部材16は、そのバー状バネ受け部18が扉1に対して直交状態になるように幅広基部17が三箇所の突起12に規制される。
【0014】
また上面の中央部には、下面に至る貫通状態の長い軸孔13が形成されている。そして、この長軸孔13の左右にはネジ穴14,14が形成されている。なお、軸受け部材11は錠ケース3に形成された嵌合凹所に直接又は間接的に嵌入し、かつ、錠ケース3に固定されることから、固着具用逃し部(適当な切欠部)を適宜に形成しても良い。
【0015】
16は軸受け部材11に固定されるキープレート形状のバネ受け部材である。図3で示すように、バネ受け部材16は、幅広基部17と、この幅広基部17の先端縁の中央部から水平方向にバー状に延びたバネ受け部18とから成り、前記幅広基部17の中央部には短い軸孔19が形成され、この短軸孔19の左右に固着具20用の取付け孔21,21が形成されている。
【0016】
またバネ受け部材16の幅広基部17は、前述した軸受け部材11の上面に位置決め嵌合されることから、3個の位置決め用突起12との係合関係を考慮し、その縁部には小突起22や小切欠23が設けられている。
【0017】
バネ受け部材16の幅広基部17が軸受け部材11の上面に面接触状態に嵌合すると、その短軸孔19や取付け孔21,21は、軸受け部材11の対応する長軸孔13やネジ穴14,14と符合する。
【0018】
したがって、バネ受け部材16は2個の固着具20を介して軸受け部材11に固着される。バネ受け部材16は軸受け部材11に固着されると、軸受け部材11を介して把手4と一体となる。この場合把手4の内壁面4aから水平状態に突出した格好となる。
【0019】
図4、図6、図7は、把手4が錠ケース3に枢着された状態の各概略断面説明図である。把手4は、図4で示すようにサムターン8を基準にして錠ケース3の上部側と下部側にそれぞれ形成された横向き嵌合凹所にそれぞれ嵌合する断面コ字型状軸受け補助板25,25A並びに縦軸26,26Aを介して枢着されている。上方の軸受け補助板25と下方の軸受け補助板25Aは同一構成なので、ここでは上方のみを説明する。
【0020】
上方の軸受け補助板25は、図4で示すように軸受け部材11に外嵌合する。換言すれば、軸受け部材11が錠ケース3の嵌合凹所39内に固定的に内装された後に、該嵌合凹所39内に軸受け部材11が嵌挿される。その形状は、図5で示すように、例えば垂直板部27と、この垂直板部27の上下端部を対向状態に折り曲げ形成した軸受け板部28,28とから成る。
【0021】
しかして、前記垂直板部27の上部には、バネ受け部材16のバネ受け部18用の水平案内長孔29が形成され、この水平案内長孔29の下方には合計2個の第2固着具30用の貫通孔31が形成されている。
【0022】
また前記軸受け板部28,28の中央部には軸孔32,32がそれぞれ形成されている。上方の縦軸26は、本実施例では少なくとも軸受け補助板25の上下の軸孔32,32に嵌め込まれる。
【0023】
図6は把手の復帰機構を示す横概略断面図である。図6又は図7で示すように、錠ケース3は、錠前を構成するラッチ用の係止機構ないしデッドボルト用の施・解錠機構を構成する各部材を組み込むための大きな内部空間35を有する。
36は錠ケース3の肉厚部37に前記内部空間35に連通して横方向に形成されたバネ収納部である。このバネ収納部36には、対向する端部がバネ受け部材16のバネ受け部18の左右の側壁面にそれぞれ圧接する左右一対のバネ部材41,41が横状態に組み込まれている。
【0024】
しかして、バネ部材41,41は、本実施例では圧縮コイルバネ42,42と、この圧縮コイルバネ42,42の各一端部にそれぞれ固定され、かつ、バネ力がバネ受け部18の左右の側壁面にそれぞれ均等に圧接する当て板43,43とから成る。つまり、バネ部材41は複数個設けられている。
【0025】
38は錠ケース3の肉厚部37に把手4の内壁面4a側に突出するように連設する断面半円弧状膨出部である。図6及び図7で示すように、この膨出部38の上部側と下部側には、前述した上下の軸受け部材11,11Aがそれぞれ遊嵌合状態に入り込む嵌合凹所39,39Aが形成されている。そして、上方の嵌合凹所39には前述したバネ収納部36と連通する中心孔40が形成されている(下方の嵌合凹所39Aについては後述する)。
【0026】
ところで、図2で示すように、本実施例では下方の軸受け部材11Aは、上方の軸受け部材11と同一構成或いは同一形態であるものの、その突起12が下向きになるように把手4の内壁面4aに固定されている。このように、一つ軸受け部材11を下向きにすると、他の軸受け部材11Aになる。
【0027】
しかも、バネ受け部材16と同一構成或いは同一形態の駆動部材45が下方の軸受け部材11Aの下面に固定されている。もちろん、設計如何によっては、この同一形態の駆動部材45にもバネ受け部材16と同様の機能を付与することは可能であるが、本実施例では、反転式のラッチ5を係止又は係止解除させる図示しないストッパー機構の一部を構成する円形状係合板46を左右に回転させるためにのみ使用されている。
【0028】
ここで、図7を参照にして駆動部材45について説明する。駆動部材45は、バネ受け部材16と同様に軸受け部材11Aの下面に固着具20,20を介して固定される幅広基部17Aと、この幅広基部17Aの先端縁の中央部から水平方向にバー状に延びた駆動アーム部18Aとから成る。
【0029】
幅広基部17Aに形成された短い軸孔、取付け孔等や固着構成は、バネ受け部材16とそれらと同様なので、同一構成又は同一部分には同様の符号を付し、重複する説明を割愛する。なお、軸受け補助板25Aも同一構成なので同様に同一の符号を付して重複する説明を割愛する。
【0030】
錠ケース3の下方の嵌合凹所39Aには、案内孔47と連通する中心孔40Aが形成されている。案内孔47には、図8に示すように、例えば円形の係合板46が回転自在に嵌め込まれ、前記駆動アーム部18Aは、この中心孔40Aを貫通し、該係合板46の下端部に形成され切欠部46aに係合している。
【0031】
駆動アーム部18Aは、把手4が図7の矢印で示すように水平方向に回転すると、下方の縦軸26Aを中心に左右に揺動する。駆動アーム部18Aが左右に回転すると、係合板46は反時計又は時計方向に所定量回転する。係合板46が回転すると、係合板46の中心部に取付けられた角軸状の作動杆48も協働回転する。これによって、図示しないラッチストッパーのロックが解消する。
【0032】
図6、図9、図10を参照にして主要部材の作用について説明する。図6は把手4が初期位置(復帰位置)に位置している場合を示す。この場合左右のバネ部材41,41のバネ力は、バネ受け部材16のバネ受け部18に対してそれぞれ均等に作用している。したがって、把手4は扉1に対して平行状態である。
普通一般にプッシュプル錠2は、把手4が扉1に対して平行状態の時(把手停止時)、ラッチ5は錠前内部のラッチ用の係止機構を構成するストッパーに係止されている。
【0033】
そこで、図9は把手4を扉1側にプッシュした(押した)場合を示す。この場合把手4と一体のバネ受け部材16は、上方の縦軸26を中心に、一方、把手4と一体の駆動部材45は下方の縦軸26Aを中心に同方向(時計方向)に回転する。
【0034】
バネ受け部材16が時計方向に水平回転すると、左側のバネ部材41はバネ力に抗して収縮する反面、右側のバネ部材41はやや伸張する。また駆動部材45が時計方向に水平回転すると、前述したように係合板は回転するので、これによりラッチの係止状態が間接的に解除される。
【0035】
そこで、把手4をプッシュしたまま扉1を開ける訳であるが、その後に該扉1を閉めて把手4から手を放すと、バネ受け部材16は左側のバネ部材41はバネ力により元の位置へと戻されることになるから、把手4は自動的に初期位置に戻る。この時駆動部材45も元の位置に戻るから、係合板46も同様に元の位置に戻る。その結果、ラッチ5はラッチストッパーにより係止される。
【0036】
図10は把手4を扉1から離れるようにプルした(引いた)場合を示す。この場合前述と同様にバネ受け部材16は、上方の縦軸26を中心に、一方、把手4と一体の駆動部材45は下方の縦軸26Aを中心に同方向(今度は反時計方向)に回転する。バネ受け部材16が反時計方向に水平回転すると、右側のバネ部材41がバネ力に抗して収縮する反面、左側のバネ部材41はやや伸張する。以下、各部材の作動態様は、前述のプッシュした(押した)場合と同様なので説明を割愛する。
【0037】
【実施例】
本発明の実施例に於いて、バネ収納部36には、バネ受け部18の左右側壁に一端部がそれぞれ接する左右一対のバネ部材41,41を組み込んでいるが、もちろん、本発明の権利範囲から逃げる手段としてバネ部材41を一つにする場合も考えられる。例えばバネ部材41が1つであっても、その中間部付近の巻線の間にアーム状のバネ受け部18を適宜に差込み、バネ受け部材16が左右何れに水平移動しても1つのバネ部材のバネ力が復帰方向に作用するから、本発明と同一の作用・効果を得ることができる。したがって、図面に記載した一実施例は、本発明の技術的思想を解説するためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。それ故に、前記バネ収納部36には、バネ受け部材16のバネ受け部18にバネ力が作用するように接する1又は2のバネ部材41を組み込みんでも良い。
【0038】
また把手4の形状は、平面視長板状であるが、例えば平面視波状に形成し、或いはL型状に形成しても良い。さらに、把手4は錠ケース3の上下の嵌合凹所39,39Aに固定的に内装された軸受け補助板25,25Aを介して錠ケースに軸支されているが、軸受け補助板25,25Aを用いないで、例えば軸受け部材11,11Aと、これらの軸受け部材11,11Aを貫通状態に嵌挿する縦軸26,26Aとで軸支しても良い。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては、次に列挙するような作用・効果がある。
(1)各部品の製作や組み合わせが容易である。
(2)把手をプッシュ又はプルした場合、均しい操作感を得ることができると共に、把手が確実に復帰位置へと戻る。
(3)また、バネ部材の端部がバネ受け部材に確実に圧接する。またバネ受け部材を、そのバー状バネ受け部が扉に対して直交状態になるように正確に軸受け部材に固着することができる。また軸受け部材が軸受け補助板に外嵌合されている実施例の場合には、軸受け部、枢着部等が補強される。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図10は本発明の一実施例を示す各概略説明図。
【図1】実施環境を平面から示した説明図。
【図2】把手の内壁面側の主たる部材を斜視で示した概略説明図。
【図3】要部(バネ受け部材)を示した斜視図。
【図4】把手を錠ケースに枢着した縦概略断面説明図。
【図5】要部(軸受け補助板)を示した斜視図。
【図6】要部(バネ受け部材)を中心とした横概略断面説明図。
【図7】要部(駆動部材)を中心とした横概略断面説明図。
【図8】駆動部材により作動する係合板の説明図。
【図9】把手を扉側にプッシュした(押した)場合の説明図。
【図10】把手を扉から離れるようにプルした(引いた)場合の説明図。
【符号の説明】
1,6…扉(躯体)、2…プッシュプル錠、3…錠ケース、4…把手、4a…内壁面、5…ラッチ、7…受け具、8…サムターン、9…サムターン取付け孔、縦長孔、11,11A…軸受け部材、12…突起、13…長い軸孔、14…ネジ穴、16…バネ受け部材、17,17A…幅広基部、18…バネ受け部、18A…駆動アーム部、19…短軸孔、20…固着具、21…取付け孔、22…小突起、23…小切欠、25,25A…軸受け補助板、26,26A…縦軸、27…垂直板部、28…軸受け板部、29…水平案内長孔、30…第2固着具、31…貫通孔、32…上下の軸孔、35…内部空間、36…バネ収納部、37…肉厚部、38…膨出部、39,39A…嵌合凹所、40,40A…中心孔、41…バネ部材、42…圧縮コイルバネ、43…当て板、45…駆動部材、46…係合板、46a…切欠部、47…案内孔。

Claims (5)

  1. 把手が錠ケース内に組み込まれたバネ部材のバネ力により扉の壁面に対して平行状態の初期位置へと復帰するプッシュプル錠の把手の復帰機構に於いて、前記把手4の内壁面に軸受け部材11を固設し、該軸受け部材に前記錠ケース3に形成したバネ収納部36までバー状バネ受け部18が延びるバネ受け部材16を一体的に設け、前記バネ収納部36には、前記バネ受け部18の左右の側壁にそのバネ力が均等に作用する把手復帰用の左右一組のバネ部材41を組み込み、さらに、前記把手は前記バネ受け部材16の基部及び軸受け部材11の各軸孔19、13を貫通するように錠ケース3に設けられた縦軸26を介して軸着されているプッシュプル錠の把手の復帰機構。
  2. 請求項1に於いて、バネ部材41は、圧縮コイルバネ42と、この圧縮コイルバネ42の一端部に固定され、かつ、バネ受け部材16のバネ受け部18の側壁に当接する当て板43とから成ることを特徴とするプッシュプル錠の把手の復帰機構。
  3. 請求項1に於いて、軸受け部材11は、錠ケース3の嵌合凹所39に固定的に内装された軸受け補助板25に嵌挿され、縦軸26は、少なくとも軸受け補助板25の対向する軸受け板部28,28の上下の軸孔32,32に嵌め込まれていることを特徴とするプッシュプル錠の把手の復帰機構。
  4. 請求項1に於いて、把手4の内壁面にサムターン用取付け孔を基準に上部側と下部側に軸受け部材11,11Aをそれぞれ突出状態に固設し、一方の軸受け部材11には錠ケース3に形成したバネ収納部36までバー状バネ受け部18が延びるバネ受け部材16を一体的に固着し、これに対して、前記軸受け部材11と同一形状の他方の軸受け部材11Aには駆動部材45を一体的に固着し、該駆動部材45の駆動アーム部18Aは、ラッチストッパーのロックを解消するための作動杆48と協働回転する係合板46と係合する所までが延びていることを特徴とするプッシュプル錠の把手の復帰機構。
  5. 把手が錠ケース内に組み込まれたバネ部材のバネ力により扉の壁面に対して平行状態の初期位置へと復帰するプッシュプル錠の把手の復帰機構に於いて、前記把手4の内壁面に軸受け部材11を固設し、該軸受け部材に前記錠ケース3に形成したバネ収納部36までバー状バネ受け部18が延びるバネ受け部材16を一体的に設け、前記バネ収納部36には、把手復帰用の1つのバネ部材を組込むと共に、該1つのバネ部材の中間部付近の巻線の間に前記アーム状バネ受け部18を差込みさらに、前記把手は前記バネ受け部材16の基部及び軸受け部材11の各軸孔19、13を貫通するように錠ケース3に設けられた縦軸26を介して軸着されているプッシュプル錠の把手の復帰機構。
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