JP4596923B2 - 錠前用サムターンの構造及びサムターンの組み合わせ方法 - Google Patents

錠前用サムターンの構造及びサムターンの組み合わせ方法 Download PDF

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本発明は、錠前用サムターンの構造に関する。
特許文献1には、玄関ドアなどの開閉体に設けられ、ドアに対して施・解錠を行う施解錠装置が記載されている。一般に、開閉体に設けられた錠前(施解錠装置)は、屋内側からはシリンダ錠に連動されているサムターンを回動操作することで、デッドボルトの進退を行い、その施錠及び解錠を行うようになっている。
そして、通常、このサムターンの回動は、約90度の回動範囲内とされ、その範囲で施錠又は解錠となるよう構成されており、このサムターンの略平板状に形成されている「つまみ部分」を略垂直な状態と略水平な状態との間で回動させることで、例えば垂直な状態の際に解錠状態となり、また水平な状態の際に施錠状態となるようになっている。
ところで、上記サムターンの構造は、錠箱内にてデッドボルトの進退を連動させる軸状部材であり、ドアの屋内側面や座金,エスカチオンより突出するこの軸部材の端部に、「つまみ部分」が一体に形成されている。そして、つまみ部は、容易につまみ易いように長いサムターン軸部材に対して外側に相当延出するよう形成されている。
したがって、一般的なサムターンの構造は、薄い扉厚に適用し難いという問題点がある。
なお、本発明は、操作手段を揺動させるスイッチ方式であるが、操作手段を揺動させる一例として、特許文献2がある。この特許文献2には、「本発明の取付け台に相当するドアの座板にサムピースを軸支し、該サムピースを揺動させることにより、軸体を所定位置へと移動させると共に、レバーハンドルをロックし、又はレバーハンドルのロックを解消させる事項」が記載されている。しかし、前記サムピースは、扉の錠箱内に設けた受圧可動片に対する操作部材ではない。
特開2001−288937号公報 実公昭60−28754号公報
本発明の第1の目的は、薄い扉厚に適用することができると共に、操作性が良いサムターンを得ることである。第2の目的は、操作板を確実に切り換えることができることである。第3の目的は、各部材の組み合わせの向上を図ることである。その他デザイン性に優れていることである。
本発明の錠前用サムターンの構造は、扉の壁面に固定される取付け台座1と、この取付け台座の表側に形成された凹所4に遊嵌合するように設けられかつ揺動することができる操作板25とから成る錠前のサムターン構造であって、前記操作板は、指で押圧することができる板状の操作部分28を有する操作板本体26と、この操作板本体とは別個に形成され、しかも、該操作板本体の裏側に一体的に固定される押圧腕部材27とから成り、前記押圧腕部材の裏側から延在する押圧腕部36は、前記取付け台座窓部21を貫通し、かつ、前記扉51の錠箱52内に設けた受圧可動片53に対して押圧可能であることを特徴とする。
また、本発明のサムターンの組み合わせ方法は、取付け台座1の凹所4内に突設した支持部7に突起部分29が対向するように操作板25を嵌め込む操作板嵌合工程Aと、前記取付け台座1の側壁部分3に形成した切欠部17を介して外から操作板用支軸13を支持部7及び操作板25の軸孔に差込むと共に、クリックボール15とクリックバネ16を、前記切欠部17を介して外から支持部7の貫通孔14にそれぞれ組み込む部材組込み工程Bと、前記切欠部17を介して外から押さえ片18を取付け台座1に嵌め込む押さえ片嵌め込み工程Cと、前記押さえ片18を取付け台座1に固定し、クリックバネ16の外端部を支持する押さえ片固定工程Dとから成ることを特徴とする。
ここで、「サムターン」とは、開閉体(扉,引戸など)の壁面に取り付けることができる取付け台座と、この取付け台座の表側に揺動自在に設けられる操作板とを含み、最も広く解釈する場合には、前記操作板を位置決めするクリック手段も含まれる。
(1)薄い扉厚に対応することができる。また、図10で示すように、スイッチ方式なので、操作性が良い。
(2)クリック手段15,16を備えている実施例の場合には、回転(反転)状態を感覚的に確認することができる。したがって、確実に操作板の切り換えを行うことができる。
(3)各部材の組み合わせの向上を図ることができる。
(4)取付け台座の凹所の一側壁に切欠部を有し、一方、凹所内に突設した支持部の穴は貫通孔であり、該貫通孔にクリックボールとクリックバネがそれぞれ組み込まれていると共に、前記クリックバネの外端部側は、前記切欠部に固定的に嵌め込まれた押さえ片に支持されている場合には、図9で示すように、例えば操作板の突起部分を支持部間の空間部分に嵌め込むと共に、支軸を前記支持部に挿入架設し、次に、クリックボールとクリックバネを前記支持部の貫通孔に組込み、そして、押さえ片を切欠部に固定的に嵌め込めば良いので、極めて簡単に支軸やクリック手段を取付け台座に組み込むことができる。
(5)請求項6に記載の発明は、操作板の揺動範囲を大きくすることができるから、例えば錠箱内に上下動自在に内装した受圧可動片の移動距離を大きくすることができる。
以下、図1乃至図10に示す本発明を実施するための最良の形態により説明する。
(1)発明の実施の環境
図1は本発明の主要部を示す分解斜視図である。また、図10は発明の実施の環境を示す概略説明図である。図1及び図10に於いて、Xは扉51の壁面51aに取り付けることができるサムターンである。サムターンは、公知のように、通常の使用方法では、開閉体の内壁に固定的に装着され、屋内側からサムターンを構成するサム(摘み)を操作することにより、開閉体、例えば引戸の縦框に取り付けた錠前(例えば錠箱)内の受圧可動片(或いは係合可動片)53との係脱関係を介して当該錠前を施錠状態又は解錠状態にする。
したがって、本発明のサムターンXの構造も、原則として通常の使用方法を前提とし、扉,引戸などの開閉体51の内壁51aに固定的に装着され、かつ、サム(摘み)に相当する任意形状の操作板25の両端部を指54で交互に押圧操作することにより、開閉体51の戸先或いは自由端部に設けた錠前(例えば錠箱52内の施・解錠機構)を施錠状態又は解錠状態にすることができる。
さて、本発明の錠前用サムターンXの構造は、図1で示すように、開閉体51の壁面に取り付けることができる取付け台座1と、この取付け台座の表側に揺動自在に設けられた操作板25とから成り、前記取付け台座1の中央部には窓部21を形成し、一方、前記操作板25の裏側中央部には、前記窓部21を貫通し、かつ、前記開閉体51の錠前(例えば錠箱内)に設けた受圧可動片53に対して押圧可能な押圧腕部36或いは押圧腕部材27を設けたことを特徴とする。
したがって、取付け台座1と操作板25を中心に説明し、細部的事項と考えられる固着具、取付け部等は図外とし、その説明を割愛する。また、開閉体51の外壁51bに固定的に装着される取付け台座1Aの構造についても説明を割愛する。以下、本発明の特定要件について順次説明する。
(2)取付け台座の全体的形状
図1、図2乃至図4に表側が凹所状に開放するケース状の取付け台座1の一例を示してある。図1では取付け台座1の正面側を示してある。図2(a)は仮想線を有する正面図、図2(b)は仮想線を有する右側面図である。図3は前記(a)の3−3線断面図、図4は前記(a)の4−4線断面図である。
これらの図に於いて、2は枡形状の底部に相当する四角いベース板部分、3は枡形状の周壁に相当する上下及び左右の側壁部分、4はベース板部分2及び側壁部分3で区画された表側が開放する凹所である。
本実施例では、さらに、側壁部分3の端面に扉51の内壁51aに対する装着用フランジ部分5が周設され、また、ベース板部分2の裏側の中央部上下に一対の取付け杆(例えばメネジ杆)6を突設している。
(3)取付け台座1の具体的構成−その1
まず、図2(a)の正面図を基準にすると、7は取付け台座1のベース板部分2の表面側に突設された左右一組の支持部である。左右の支持部7は、側壁部分3の上下及び左右の内壁面3aからそれぞれ所要間隔離間していると共に、ベース板部分2の中央部から下端部付近まで延在する長板状に形成されている。左右の支持部7の形状、縦の長さ、横の厚さ、側壁部分3の内壁面3aとの離間空間、軸孔12及びクリックバネ用穴14は同一である。したがって、説明の便宜上、同一構成には同符号を付す。
しかして、8は左右の側壁部分3の内壁面3aと支持部7の外壁面7aとの間に設定され第1空間部分である。この第1空間部分8と同様の第2空間部分9は、下の側壁部分3の内壁面3aと支持部7の下端面との間にも設定されているが、ここでは、クリック手段15,16との関係に於いて、前記第1空間部分8の方が重要である。
ところで、支持部7の上端面と上の側壁部分3の内壁面3aとの間には、幅広の第3空間部分10、左右の支持部7の対向する内壁面7b,7bとの間には、第4空間部分(支持部間の空間)11がそれぞれ形成されている。したがって、凹所4は、互いに連通する第1空間部分8乃至第4空間部分で構成されている。
次に、図3で示すように、12は支持部7の上端部に形成された軸孔で、この軸孔12は取付け台座1の中心孔に相当し、図1で示す所定長さの支軸13が架設される。支軸13の長さは、取付け台座1に固定的に嵌め込まれる左右一対の押さえ片18の邪魔にならないように、適宜に設定され、望ましくは支持部7の外壁面7aから突出しない。
一方、14は支持部7の下端部に形成された穴(本実施例では貫通孔)であり、該穴14には、図1で示すクリックボール15と、該クリックボールの一部を支持部7の内壁面7bから突出可能に付勢するクリックバネ16とが組み込まれる(図9参照)。
本発明は、クリック手段(クリックボール15,クリックバネ16)を取付け台座1に形成した切欠部17を介して支持部7の貫通孔14に組み込む構造にも特徴部分がある。
次に、図2(b)及び図4で示すように、17は凹所4を形成する側壁部分3の一側壁の中央部から下端部にかけて形成された左右一対の切欠部である。本実施例では、側壁部分3の左右に対称的に形成されている。これらの切欠部17には、図1で示す端面コ字型形状のクリック手段用の押さえ片18がそれぞれ固定的に嵌め込まれる。
前記押さえ片18は、複数個の係合爪部19を有し、かつ、取付け台座1の所望する箇所(例えば第1空間部分8)に簡単に位置付けることができるように、その材質自体により弾性変形及び弾性変形復帰機能を有する。
(4)取付け台座1の具体的構成−その2
取付け台座1のベース板部分2の中央部には、少なくとも任意形状の窓部21が形成されている。窓部21は、前述した凹所4の第4空間部分(支持部間の空間)11に位置している。また、窓部21の左右には、操作板25の左右の突起部分29が入り込むことができる逃がし部分(例えば開口部分)22が一組形成されている。
逃がし部分22の一方(本実施例では右側)は前記窓部21に連通している。したがって、操作板用の左右の開口部分22も第4空間部分11に位置している。
(5)操作板
図1、図5乃至図9に操作板25の一例を示してある。図5(a)は操作板本体26の正面図、図5(b)は押圧腕部材を省略した操作板本体26の右側面図である。図6は押圧腕部材を省略した背面側からの概略説明図、図7は前記(a)の7−7線断面図である。
操作板25は、前述したように取付け台座1の表側に支軸13を介して揺動自在に設けられている。また、その押圧腕部36或いは押圧腕部材27は、取付け台座1の窓部21を貫通し、かつ、開閉体51の錠箱52内に設けた受圧可動片52に対して押圧可能な状態に係合する。
なお、受圧可動片52は、図10で示すように、操作板25の押圧腕部36が嵌入する係合窓56を有すると共に、錠箱52内の単数又は複数個の案内部材57に案内されて上下動可能である。
(6)操作板の具体的構成
本実施例の操作板25は、取付け台座1の凹所部分4に遊嵌合する形状(例えば四角)の操作板本体26と、該操作板本体26の裏側中央部に一体化された押圧腕部材27とから構成されている。
まず、図5乃至図7に示す操作板本体26について説明する。28は矩形板状に形成された操作部分で、本実施例の操作板25は、該操作部分28の上端部又は下端部を室内側から指54で押圧すると、横方向の支軸13を支点に揺動する(図10)。この操作部分28の表面には、押圧箇所、施錠側、解錠側、商号、商標等を意味する識別標識を適宜に付すことができる。
29は操作部分28の裏側に対向状態に突出形成された突起部分で、左右一対の突起部分29の下端部には、支持部7に内装されたクリックボール15が圧接し得る単数又は複数個の係合部31(例えば小溝)が形成されている。
本実施例の突起部分29は、例えば上端部から下端部にかけて次第に幅広くなっている羽根状に形成され、支軸13に対する軸受け機能とクリックボール15に対する係合機能を付与している。
したがって、突起部分29の中央部には、支持部7の軸孔12と一致する軸孔30が形成されている。そして、図5(b)で示すように、突起部分29の下端部には、小さな窪み状の係合部31が、前記軸孔30の同心円上に合計2個並列形成されている。
ところで、本実施例では、操作板25は、操作板本体26と、該操作板本体26と別体に成形された押圧腕部材27とから構成されていることから、組み合わせが簡単にできるように工夫し、例えば操作板本体26の裏側には、左右の突起部分29及び上下の突起部分32に区画された矩形の嵌合凹所33を設けている。
したがって、図8で示す押圧腕部材27は、前記嵌合凹所33に固定的にフイットする矩形の添設板35と、この添設板35の裏側から交差方向に延びる長板状の押圧腕部36とから成り、前記押圧腕部36の基部或いは添設板35の中央部には、突起部分29の軸孔30と一致する軸孔37が形成されていると共に、押圧腕部の先端部分には円形状の係合部38が形成されている。
(7)サムターンの組み合わせ方法
組み合わせ方法については、図9に示す通りである。まずAは、取付け台座1の凹所4に突設した支持部7の内壁面7bに突起部分29が対向するように操作板25を嵌め込む操作板嵌合工程である。取付け台座1及び操作板25の構造は、前(1)乃至(6)に前述した通りである。
次にBは、取付け台座1の側壁部分3に形成した切欠部17を介して外から操作板用支軸13を支持部7の軸孔12及び操作板25の軸孔30(37)に差込むと共に、クリックボール15とクリックバネ16を、前記切欠部17を介して外から支持部7の貫通孔14にそれぞれ組み込む部材組込み工程である。この時、クリックボール15は支持部7の貫通孔14内に完全に内装される。また、クリックバネ16の内端部も貫通孔14内に入る。
次にCは、前記切欠部17を介して外から押さえ片18を取付け台座1に嵌め込む押さえ片嵌め込み工程である。押さえ片18の構成は前述した通りである。
最後にDは、押さえ片18を取付け台座1の支持部7の外壁面7aと取付け台座1の側壁部分3の内壁面3aとの間にクリックバネ16の外端部を支持するようにセットする押さえ片固定工程である。
本実施例の押さえ片18は、係止機能を有する係合爪部19を有しているため、ワンタッチ方式で押し込み、前記係合爪部19を取付け台座1の側壁部分(切欠部17の縁部)3に係止させることができる。
したがって、本発明のサムターンの組み合わせ方法は、極めて簡単に支軸やクリック手段を取付け台座に組み込むことができる。それ故に、組み立ての向上を図ることができる。
発明の実施の形態で示した実施例に於いて、操作板25は、操作板本体26と、該操作板本体26と別体に成形された押圧腕部材27とから構成されているが、実施例によっては、押圧腕部材26の押圧腕部27は、予め操作板25と一体に成形される。
また、押さえ片18は、クリックバネ16の外端部側を支持できる形態であれば良く、コ字型形状に限定されるものではない。また、取付け台座1の切欠部17も発明の目的如何によって限定的な特定要件と成り得るものである。
したがって、取付け台座1に切欠部17を形成せず、弾性変形及び弾性変形復帰機能を有する図示しないU字型形状等の押さえ片を第1空間部分8に嵌め込むこともできる。
本発明は、主に主に錠前や建具の業界で利用される。
図1乃至図10は本発明の最良の実施例を示す各説明図。
本発明の主要部を示す分解斜視図。 (a)、(b)は、本発明の要部(取付け台座)の一例を示す正面図、右側面図。 図2の3−3線断面図。 図2の4−4線断面図。 (a)、(b)は、本発明の要部(操作板本体)の一例を示す正面図、右側面図。 要部(操作板本体)を背面から見た概略説明図。 要部(操作板本体)の縦断面概略説明図。 要部(押圧腕部材)の斜視図。 サムターンの組み合わせ方法を示す工程図。 発明の実施の環境を示す概略説明図。
X…サムターン、1…取付け台座、2…ベース板部分、3…側壁部分、3a…内壁面、4…凹所、5…フランジ部分、7…支持部、7a…外壁面、7b…内壁面、8,9,10,11…空間部分、12…軸孔、13…支軸、14…穴(貫通孔)、15…クリックボール、16…クリックバネ、17…切欠部、18…押さえ片、19…係合爪部、21…窓部、22…逃がし部分、25…操作板、26…操作板本体、27…押圧腕部材、28…操作部分、29…突起部分、30…軸孔、31…係合部、32…上下の突起部分、33…嵌合凹所、35…添設板、36…押圧腕部、37…軸孔、38…係合部、51…扉、51a,51b…壁面、52…錠箱、53…受圧可動片、56…係合窓、A…操作板嵌合工程、B…部材組込み工程、C…押さえ片嵌め込み工程、D…押さえ片固定工程。

Claims (7)

  1. 扉の壁面に固定される取付け台座1と、この取付け台座の表側に形成された凹所4に遊嵌合するように設けられかつ揺動することができる操作板25とから成る錠前のサムターン構造であって、前記操作板は、指で押圧することができる板状の操作部分28を有する操作板本体26と、この操作板本体とは別個に形成され、しかも、該操作板本体の裏側に一体的に固定される押圧腕部材27とから成り、前記押圧腕部材の裏側から延在する押圧腕部36は、前記取付け台座窓部21を貫通し、かつ、前記扉51の錠箱52内に設けた受圧可動片53に対して押圧可能であることを特徴とする錠前用サムターンの構造。
  2. 請求項1に於いて、取付け台座に支持部7を突設し、該支持部の穴14の中にクリックバネ16に付勢されたクリックボール15が内装され、一方、前記支持部に対向する操作板の突起部分29に前記クリックボールが圧接する係合部31が形成されていることを特徴とする錠前用サムターンの構造。
  3. 請求項1に於いて、取付け台座の凹所4内に貫通孔14を有する支持部7を突設し、前記貫通孔にクリックボール15とクリックバネ16がそれぞれ組み込まれていると共に、前記クリックバネの外端部側は、取付け台座に固定的に嵌め込まれた押さえ片18に支持されていることを特徴とする錠前用サムターンの構造。
  4. 請求項3に於いて、押さえ片18は、取付け台座の凹所を形成する側壁部分3の内壁面3aと前記凹所に突設した支持部の外壁面7aとの間の空間部分8に位置していることを特徴とする錠前用サムターンの構造。
  5. 請求項1に於いて、取付け台座の凹所の一側壁に切欠部17を形成し、一方、凹所内に突設した支持部7の穴は貫通孔14であり、該貫通孔にクリックボール15とクリックバネ16がそれぞれ組み込まれていると共に、前記クリックバネの外端部側は、前記切欠部に固定的に嵌め込まれた押さえ片18に支持されていることを特徴とする錠前用サムターンの構造。
  6. 請求項1に於いて、取付け台座のベース板部分2には、操作板25の裏側に設けられた突起部分29が入り込むことが可能な逃がし部分22が形成されていることを特徴とする錠前用サムターンの構造。
  7. 取付け台座1の凹所4内に突設した支持部7に突起部分29が対向するように操作板25を嵌め込む操作板嵌合工程Aと、前記取付け台座1の側壁部分3に形成した切欠部17を介して外から操作板用支軸13を支持部7及び操作板25の軸孔に差込むと共に、クリックボール15とクリックバネ16を、前記切欠部17を介して外から支持部7の貫通孔14にそれぞれ組み込む部材組込み工程Bと、前記切欠部17を介して外から押さえ片18を取付け台座1に嵌め込む押さえ片嵌め込み工程Cと、前記押さえ片18を取付け台座1に固定し、クリックバネ16の外端部を支持する押さえ片固定工程Dとから成るサムターンの組み合わせ方法。
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