JP4596923B2 - 錠前用サムターンの構造及びサムターンの組み合わせ方法 - Google Patents
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(2)クリック手段15,16を備えている実施例の場合には、回転(反転)状態を感覚的に確認することができる。したがって、確実に操作板の切り換えを行うことができる。
(3)各部材の組み合わせの向上を図ることができる。
(4)取付け台座の凹所の一側壁に切欠部を有し、一方、凹所内に突設した支持部の穴は貫通孔であり、該貫通孔にクリックボールとクリックバネがそれぞれ組み込まれていると共に、前記クリックバネの外端部側は、前記切欠部に固定的に嵌め込まれた押さえ片に支持されている場合には、図9で示すように、例えば操作板の突起部分を支持部間の空間部分に嵌め込むと共に、支軸を前記支持部に挿入架設し、次に、クリックボールとクリックバネを前記支持部の貫通孔に組込み、そして、押さえ片を切欠部に固定的に嵌め込めば良いので、極めて簡単に支軸やクリック手段を取付け台座に組み込むことができる。
(5)請求項6に記載の発明は、操作板の揺動範囲を大きくすることができるから、例えば錠箱内に上下動自在に内装した受圧可動片の移動距離を大きくすることができる。
(1)発明の実施の環境
図1は本発明の主要部を示す分解斜視図である。また、図10は発明の実施の環境を示す概略説明図である。図1及び図10に於いて、Xは扉51の壁面51aに取り付けることができるサムターンである。サムターンは、公知のように、通常の使用方法では、開閉体の内壁に固定的に装着され、屋内側からサムターンを構成するサム(摘み)を操作することにより、開閉体、例えば引戸の縦框に取り付けた錠前(例えば錠箱)内の受圧可動片(或いは係合可動片)53との係脱関係を介して当該錠前を施錠状態又は解錠状態にする。
図1、図2乃至図4に表側が凹所状に開放するケース状の取付け台座1の一例を示してある。図1では取付け台座1の正面側を示してある。図2(a)は仮想線を有する正面図、図2(b)は仮想線を有する右側面図である。図3は前記(a)の3−3線断面図、図4は前記(a)の4−4線断面図である。
これらの図に於いて、2は枡形状の底部に相当する四角いベース板部分、3は枡形状の周壁に相当する上下及び左右の側壁部分、4はベース板部分2及び側壁部分3で区画された表側が開放する凹所である。
まず、図2(a)の正面図を基準にすると、7は取付け台座1のベース板部分2の表面側に突設された左右一組の支持部である。左右の支持部7は、側壁部分3の上下及び左右の内壁面3aからそれぞれ所要間隔離間していると共に、ベース板部分2の中央部から下端部付近まで延在する長板状に形成されている。左右の支持部7の形状、縦の長さ、横の厚さ、側壁部分3の内壁面3aとの離間空間、軸孔12及びクリックバネ用穴14は同一である。したがって、説明の便宜上、同一構成には同符号を付す。
取付け台座1のベース板部分2の中央部には、少なくとも任意形状の窓部21が形成されている。窓部21は、前述した凹所4の第4空間部分(支持部間の空間)11に位置している。また、窓部21の左右には、操作板25の左右の突起部分29が入り込むことができる逃がし部分(例えば開口部分)22が一組形成されている。
逃がし部分22の一方(本実施例では右側)は前記窓部21に連通している。したがって、操作板用の左右の開口部分22も第4空間部分11に位置している。
図1、図5乃至図9に操作板25の一例を示してある。図5(a)は操作板本体26の正面図、図5(b)は押圧腕部材を省略した操作板本体26の右側面図である。図6は押圧腕部材を省略した背面側からの概略説明図、図7は前記(a)の7−7線断面図である。
本実施例の操作板25は、取付け台座1の凹所部分4に遊嵌合する形状(例えば四角)の操作板本体26と、該操作板本体26の裏側中央部に一体化された押圧腕部材27とから構成されている。
組み合わせ方法については、図9に示す通りである。まずAは、取付け台座1の凹所4に突設した支持部7の内壁面7bに突起部分29が対向するように操作板25を嵌め込む操作板嵌合工程である。取付け台座1及び操作板25の構造は、前(1)乃至(6)に前述した通りである。
最後にDは、押さえ片18を取付け台座1の支持部7の外壁面7aと取付け台座1の側壁部分3の内壁面3aとの間にクリックバネ16の外端部を支持するようにセットする押さえ片固定工程である。
Claims (7)
- 扉の壁面に固定される取付け台座1と、この取付け台座の表側に形成された凹所4に遊嵌合するように設けられかつ揺動することができる操作板25とから成る錠前のサムターン構造であって、前記操作板は、指で押圧することができる板状の操作部分28を有する操作板本体26と、この操作板本体とは別個に形成され、しかも、該操作板本体の裏側に一体的に固定される押圧腕部材27とから成り、前記押圧腕部材の裏側から延在する押圧腕部36は、前記取付け台座の窓部21を貫通し、かつ、前記扉51の錠箱52内に設けた受圧可動片53に対して押圧可能であることを特徴とする錠前用サムターンの構造。
- 請求項1に於いて、取付け台座に支持部7を突設し、該支持部の穴14の中にクリックバネ16に付勢されたクリックボール15が内装され、一方、前記支持部に対向する操作板の突起部分29に前記クリックボールが圧接する係合部31が形成されていることを特徴とする錠前用サムターンの構造。
- 請求項1に於いて、取付け台座の凹所4内に貫通孔14を有する支持部7を突設し、前記貫通孔にクリックボール15とクリックバネ16がそれぞれ組み込まれていると共に、前記クリックバネの外端部側は、取付け台座に固定的に嵌め込まれた押さえ片18に支持されていることを特徴とする錠前用サムターンの構造。
- 請求項3に於いて、押さえ片18は、取付け台座の凹所を形成する側壁部分3の内壁面3aと前記凹所に突設した支持部の外壁面7aとの間の空間部分8に位置していることを特徴とする錠前用サムターンの構造。
- 請求項1に於いて、取付け台座の凹所の一側壁に切欠部17を形成し、一方、凹所内に突設した支持部7の穴は貫通孔14であり、該貫通孔にクリックボール15とクリックバネ16がそれぞれ組み込まれていると共に、前記クリックバネの外端部側は、前記切欠部に固定的に嵌め込まれた押さえ片18に支持されていることを特徴とする錠前用サムターンの構造。
- 請求項1に於いて、取付け台座のベース板部分2には、操作板25の裏側に設けられた突起部分29が入り込むことが可能な逃がし部分22が形成されていることを特徴とする錠前用サムターンの構造。
- 取付け台座1の凹所4内に突設した支持部7に突起部分29が対向するように操作板25を嵌め込む操作板嵌合工程Aと、前記取付け台座1の側壁部分3に形成した切欠部17を介して外から操作板用支軸13を支持部7及び操作板25の軸孔に差込むと共に、クリックボール15とクリックバネ16を、前記切欠部17を介して外から支持部7の貫通孔14にそれぞれ組み込む部材組込み工程Bと、前記切欠部17を介して外から押さえ片18を取付け台座1に嵌め込む押さえ片嵌め込み工程Cと、前記押さえ片18を取付け台座1に固定し、クリックバネ16の外端部を支持する押さえ片固定工程Dとから成るサムターンの組み合わせ方法。
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