JP2504717B2 - ロック金具 - Google Patents

ロック金具

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JP2504717B2
JP2504717B2 JP13260493A JP13260493A JP2504717B2 JP 2504717 B2 JP2504717 B2 JP 2504717B2 JP 13260493 A JP13260493 A JP 13260493A JP 13260493 A JP13260493 A JP 13260493A JP 2504717 B2 JP2504717 B2 JP 2504717B2
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hole
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健一 山田
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扉閉鎖時に自動的に施
錠が成立するワンタッチ動作方式のロック金具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】実公昭51−18231号公報に開示さ
れたワンタッチ動作方式のロック金具では、固定枠対側
の受金と係脱するラッチ部がラッチ部材の一方の端部に
設けられ、扉の指差込孔に係合する押ボタンがラッチ部
材の他方の端部に設けられ、該ラッチ部材が扉面と平行
な枢軸によって扉裏面の支持部材に枢着され、捻りコイ
ルバネによってラッチ部材を施錠位置方向に回転付勢し
ている。
【0003】しかしながら、このように押ボタン部とラ
ッチ部を同一部材に形成したロック金具では、他の物体
が押ボタン部に接触したり衝突することによって無意図
的にラッチ部材が回転し、施錠が偶発的に解除されるこ
とがあり、そのため、適用できる用途が限定されてい
る。
【0004】
【従来の技術】したがって本発明の目的は、ワンタッチ
動作で施錠が成立する一方、他物体の衝突による偶発的
な解錠が起こり得ず、施錠状態を的確に維持できるロッ
ク金具を提供することである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると本発明のロック金具では、固
定枠体17に固着されるケ−ス1の後壁板3の透孔13
と前壁板2の透孔10およびケース1に収容したガイド
ブッシュ8の透孔14にロック棒5を前後動自在に嵌挿
し、扉12に設けた受金20のロック孔18に係脱する
ロック棒5の前端部5aにカム斜面部19を設け、ロッ
ク棒5の後端部5bにレバ−ハンドル4の基端部4aを
直交枢軸6によって起伏自在に枢着する。
【0006】ガイドブッシュ8に当接するバネ受け座盤
7をロック棒5の中間部周面に設け、ロック棒5に嵌装
した圧縮コイルバネ9の後端をケース1の後壁板3に当
接させ、圧縮コイルバネ9の前端をバネ受け座盤7に当
接させ、起立時にケ−ス1の後壁板3に対面する基端部
4aの前面壁15と、倒伏立時にケ−ス1の後壁板3に
当接する基端部4aの下面壁16とを互いに直角に形成
し、該下面壁16と直交枢軸6間の距離d2 を該前面壁
15と直交枢軸6との間の距離d1 よりも長く設定し、
扉閉鎖時にロック棒5のカム斜面部19を押圧する駆動
面部21を受金20に設ける。
【0007】
【作用】扉12が閉鎖施錠されているときには、受金2
0のロック孔18にロック棒5の前端部5aが係合して
おり、この係合状態は圧縮コイルバネ9の摺動付勢によ
ってバネ受け座盤7をガイドブッシュ8に当接させるこ
とによって維持されている。レバーハンドル4は起立状
態にあり、ケース1の後壁板3にはレバーハンドル4の
基端部4aの前面壁15が対面している。
【0008】この施錠を解除するには、レバーハンドル
4を直交枢軸6を中心に倒伏方向に回転操作する。この
回転操作の当初段階でレバーハンドル4の前面壁15の
下端角部15aがケース1の後壁板3の下端部に当接
し、これを支点としてレバーハンドル4を更に回転させ
ることによって、ロック棒5は圧縮コイルバネ9の付勢
に抗して後退摺動させられる。レバーハンドル4の回転
につれて前面壁15の下端角部15aとケース1の後壁
板3との当接点は順次上方に移動する。
【0009】ロック棒5の前端部5aが受金20のロッ
ク孔18から脱出したとき、レバーハンドル4は倒伏状
態にあり、ケース1の後壁板3にはレバーハンドル4の
基端部4aの下面壁16が当接している。ロック棒5は
前記距離d2 と距離d1 の差分だけ後退した位置にあ
る。このようにして解錠された扉12は、一側の蝶番軸
22を中心として開放回転することができる。この扉1
2の開放操作の前後でレバーハンドル4は起立位置に逆
回転させられ、ロック棒5の前端部5aがケース1から
突出させられる。
【0010】扉12を閉鎖回転させたとき、受金20の
駆動面部21がロック棒5のカム斜面部19を押圧する
ため、ロック棒5は圧縮コイルバネ9の付勢に抗して一
旦、後退摺動する。扉12が完全に閉鎖されて、ロック
棒5が受金20のロック孔18に対面する位置に来たと
き、ロック棒5は圧縮コイルバネ9の付勢によって前進
摺動し、前端部5aがロック孔18に係合することによ
って、扉12の施錠が自動的に成立する。
【0011】
【実施例】図示の実施例では、箱型のケース1の下壁板
23の基端部には固定枠体17に固着される取付板部2
4を設けてある。角筒型の受金20の左右側面壁の基端
部には扉12に固着される取付板部25を設けてある。
ロック棒5の後端部5bは左右両側面が平行面に削除さ
れているため、横断面は小判形に形成されている。ケ−
ス1の後壁板3の透孔13はロック棒5の後端部5bに
符合した小判形に形成されているため、ロック棒5の軸
線を中心とした回転が阻止されている。そのため、ロッ
ク棒5のカム斜面部19は常に上向きの位置に保持され
ている。バネ受け座盤7はロック棒5の環状溝11に嵌
め込み固着したE−リングで構成されている。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明のロック金具では、
受金20のロック孔18に係脱するロック棒5の前端部
5aにカム斜面部19を設け、ロック棒5の後端部5b
にレバ−ハンドル4の基端部4aを直交枢軸6によって
起伏自在に枢着し、ロック棒5に嵌装した圧縮コイルバ
ネ9の後端をケース1の後壁板3に当接させ、圧縮コイ
ルバネ9の前端をロック棒5の中間部に固定したバネ受
け座盤7に当接させ、起立時にケ−ス1の後壁板3に対
面する基端部4aの前面壁15と、倒伏立時にケ−ス1
の後壁板3に当接する基端部4aの下面壁16とを互い
に直角に形成し、該下面壁16と直交枢軸6間の距離d
2 を該前面壁15と直交枢軸6との間の距離d1 よりも
長く設定し、受金20に扉閉鎖時にロック棒5のカム斜
面部19を押圧する駆動面部21を設けたものであり、
ロック棒5を後退摺動させるには、圧縮コイルバネ9に
抗してレバーハンドル4を回転させる必要があるため、
ワンタッチ動作で施錠が成立する一方、他物体の衝突に
よる偶発的な解錠が起こり得ず、施錠状態を的確に維持
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るロック金具の施錠状態
の正面図である。
【図2】該ロック金具の受金を除外したときの背面図で
ある。
【図3】該ロック金具の受金を除外したときの平面図で
ある。
【図4】該ロック金具の施錠状態の右側面図である。
【図5】図4のA−A線面図である。
【符号の説明】
1 ケ−ス 2 ケ−スの前壁板 3 ケ−スの後壁板 4 レバ−ハンドル 4a レバ−ハンドルの基端部 5 ロック棒 5a ロック棒の前端部 5b ロック棒の後端部 6 直交枢軸 7 バネ受け座盤 8 ガイドブッシュ 9 圧縮コイルバネ 10 透孔 11 環状溝 12 扉 13 透孔 14 透孔 15 レバ−ハンドルの前面壁 15a 下端角部 16 レバ−ハンドルの下面壁 17 固定枠体 18 ロック孔 19 ロック棒のカム斜面部 20 受金 21 駆動面部 22 蝶番軸 23 ケースの下壁板 24 ケースの取付板部 25 受金の取付板部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定枠体17に固着されるケ−ス1の後
    壁板3の透孔13と前壁板2の透孔10およびケース1
    に収容したガイドブッシュ8の透孔14にロック棒5を
    前後動自在に嵌挿し、扉12に設けた受金20のロック
    孔18に係脱するロック棒5の前端部5aにカム斜面部
    19を設け、ロック棒5の後端部5bにレバ−ハンドル
    4の基端部4aを直交枢軸6によって起伏自在に枢着
    し、ガイドブッシュ8に当接するバネ受け座盤7をロッ
    ク棒5の中間部周面に設け、ロック棒5に嵌装した圧縮
    コイルバネ9の後端をケース1の後壁板3に当接させ、
    圧縮コイルバネ9の前端をバネ受け座盤7に当接させ、
    起立時にケ−ス1の後壁板3に対面する基端部4aの前
    面壁15と、倒伏立時にケ−ス1の後壁板3に当接する
    基端部4aの下面壁16とを互いに直角に形成し、該下
    面壁16と直交枢軸6間の距離d2 を該前面壁15と直
    交枢軸6との間の距離d1 よりも長く設定し、受金20
    に扉閉鎖時にロック棒5のカム斜面部19を押圧する駆
    動面部21を設けたロック金具。
JP13260493A 1993-05-10 1993-05-10 ロック金具 Expired - Fee Related JP2504717B2 (ja)

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