JPS6231439Y2 - - Google Patents

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JPS6231439Y2
JPS6231439Y2 JP13768483U JP13768483U JPS6231439Y2 JP S6231439 Y2 JPS6231439 Y2 JP S6231439Y2 JP 13768483 U JP13768483 U JP 13768483U JP 13768483 U JP13768483 U JP 13768483U JP S6231439 Y2 JPS6231439 Y2 JP S6231439Y2
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locking
shaft
operating lever
spring
box body
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JP13768483U
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JPS6047288U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、係止具の改良に係り、特にトラツク
やコンテの開閉蓋等の大型蓋状体を係止するに適
した係止具の改良に関するものである。
従来、この種の係止具としては、第6図に示す
ごとき、いわゆるテコ式係止具が広く利用されて
いる。このテコ式係止具は、台50に支点52を
もつて枢着された操作レバー51と、この操作レ
バー51の支点52より後端側部位に一辺を枢着
した還状の係止片54とからなる係止具本体A1
と、該係止片54が遊嵌する係止体B1とからな
り、この係止具本体A1と係止体B1とは相互に
係止される蓋状体等の各端部に近接して固定され
るようになつている。したがつて、該係止片54
で係止体B1を遊嵌した後、操作レバー51を第
6図実線図示のごとく倒すと該係止片54がテコ
作用で後退(図左側に移動)し、係止具本体A1
と係止体B1とは係止片54を介して相互に引き
合う力が加わり係止される。また、該操作レバー
51を第6図鎖線図示のごとく引き起すと係止片
54は前進(図右側に移動)し、係止具本体A1
と係止体B1との係止を解くことができるもので
ある。したがつて、この種テコ式係止具は、重い
トビラ等であつても操作レバー51のテコ作用で
容易に引きよせて、確実強固に係止することが可
能であるが、テコ作用で係止具本体A1と係止体
B1との間に相互に引き合う力を加えておくと、
両者が振動や衝撃でその相互の位置関係がずれた
場合に無理な力が該係止片に加わり、係止具が破
損したり固定部がゆるんで脱落したりする欠点を
生ずる。
また、従来のこの種テコ式係止具は係止を解い
たとき、操作レバー51は回動自在であるため、
この操作レバー51に物や人体が衝突しやすく、
危険であり操作レバー51の破損が多いという欠
点を有することが知られている。
本考案は、上記欠点を解決すべくなされたもの
で、係止具本体と係止体の相互が係止されている
とき両者間の相互の位置関係のズレを吸収するス
プリングを配することで、振動や衝撃によつても
破損または脱落のおそれが少ない係止具を製造し
たものである。
また、本案の他の目的とするところは、操作レ
バーを係止時回動位置方向と係止脱着時回動位置
方向へ付勢するスプリングを配することで該操作
レバーが自然に起立状態とならない係止具を製造
したものである。
以下、本考案を添付図面に示す一実施例にもと
ずいて詳細に説明する。
図において、Aが係止具本体、Bが該係止具本
体Aに係止される係止体である。この係止具本体
Aと係止体Bとは、螺子孔9を貫通する図示しな
い螺子等で相互に係止される本体と蓋状体、また
は蓋状体どうし等に近接して各々固定されること
は従来と同じである。
1は該係止具本体Aの取付基板で、該取付基板
1の前端上面部に軸23の前後方向平行移動を案
内する長孔3,3を有した台2を突設している。
この台2は、取付基板1の前端側に向つて開口す
る平面コの字状の立壁からなり、両側壁面部に水
平な長孔3,3を設け、軸23はその両端をこの
長孔3,3内に挿通されるようになつている。ま
た、この台2上には錠係止カギ部4,4が突設し
てあり、該取付基板1の後端にはストツパ5,5
が突設してある。
該取付基板1上には、上記軸23と平行でスプ
リング14,14により下方に付勢される軸10
を昇降可能に保持する箱体17を前後方向しゆう
動可能に連結し、この箱体17には該箱体17を
後方に付勢するスプリング21,21を装着して
ある。この箱体17は両壁に縦方向切溝19,1
9を設け、両端が該縦方向切溝19,19より突
出する軸10を収納し、さらに該軸10の上方に
は上半円部12を有した押え板11を収納し、こ
の押え板11と箱体17の天壁との間に圧縮用の
コイルスプリング14,14を収納してなり、1
3,18は該スプリング14の端部位置決め用突
起である。なお、この押え板11とスプリング1
4は図示例に限定されるものではな、軸10の両
端に図示しない軸受を配してこの軸受をスプリン
グ14で下方に付勢したり、またスプリング14
を板バネや、下方に該軸10を引く引張り用スプ
リングにかえてもよい。
また、上記箱体17を取付基板1上に前後方向
にしゆう動可能に連結する図示例は、該箱体17
の下面延長面15の前端と後端に舌片16,2
0,20を設け前端の舌片16は前述台2に設け
た孔8内に、後端の舌片20,20は前述ストツ
パ5に設けた孔7,7内に挿入し、該舌片16,
20,20が該孔8,7,7に案内され箱体17
が前後方向にしゆう動できるようになつている
が、キーとアリ溝等の従来公知なしゆう動連結機
構にかえてもよく、取付基板1か箱体17ないし
延長面15のいずれかに配するアリ溝の長さを所
定にしておけば該アリ溝の終端がストツパの役を
兼ね図示ストツパ5,5を省略することができ
る。
そしてまた、上記箱体17に装着される該箱体
17を後方に付勢するスプリング21,21は、
台2に後方に向う一対の杆6,6を突設し、この
杆6,6に台2と箱体17と間に両端を圧接する
コイル状圧縮用のスプリング21を配してなる
が、このスプリング21も箱体17を後方に向け
付勢するものであれば、その装着場所を変更した
り、板バネや引張り用のスプリングにかえてもよ
いことは無論である。なお、図示はしていない
が、杆6,6に代えまたは杆6,6とともに、該
スプリング21の上方をまたぐ半円を二つ連結し
たカバーを設けると該スプリング21が露出せず
体裁が良い。
さらに、該取付基板1上には、前端側が上記台
2の上方に位置し、後端部を上記軸10によつて
枢支される操作レバー27を配してある。図示例
において、この操作レバー27の前端側には錠3
0が配してある。
上記錠30は、第5図に最も有らかに示される
構造となつており、操作レバー27に窓孔31を
設け、この窓孔31内に錠箱32を配設する。そ
して、この錠箱32の下面両側には前述錠係止カ
ギ部4,4を挿通する孔部33,33を設け、ま
た該下面上にはガイド兼スプリング受杆34,3
5を立設してある。また該錠箱32内には、上記
ガイド兼スプリング受杆34,35を挿通する前
後方向の長孔38,39と、係止舌片37,37
とを有するスライド板36を収納しており、この
スライド板36は中央コイル部内にガイド兼スプ
リング受杆35を挿通し一端をガイド兼スプリン
グ受杆34に係止し他端を該スライド板36に立
設した杆48に係止するスプリング41で前方に
付勢してあり、また該スライド板36の中央部に
は孔40が設けられ、この孔40内には蓋45の
孔46によつて回動可能に保持された錠作動盤4
2の下面偏心位置に突設した突起44を挿入して
なる。なお、第5図中47は蓋45の固定用足
片、43は錠孔である。したがつて、この錠30
は、操作レバー27を台2の上方に重ねると、錠
係止カギ部4,4が孔部33,33より窓孔31
内に挿入され、その状態で錠作動盤42を回すと
スライド板36が後退し、錠係止カギ部4,4の
カギ状部内にスライド板36の係止舌片37,3
7が入り込み施錠することができるものである。
上記操作レバー27の軸10を連結した部位よ
り後端側部位には、上記軸32のアーム22,2
2の後端部を軸28,28で枢着し、該操作レバ
ー27の回動で該軸23は台2の長孔3,3に案
内されて平行移動するようになつている。
また、上記軸23には、係止体Bに先端部26
を引掛ける係止片25を枢着してなる。この係止
片25は図示例において先端部26をカギ形状と
なした板体となつており、係止体Bは第2図に最
も明らかに示すごとく該カギ状先端部26の受辺
24を有した孔を有してなるが、従来と同様に係
止片25を環状となし係止体Bは該環状の係止片
内に遊嵌できる凸形状としてもよい。
次に本実施例の作用につき説明する。
第2図図示の状態より操作レバー27を引き起
し該操作レバー27を第7図図示の状態に回動せ
んとすると、操作レバー27は軸10を中心に回
動するため、アーム22,22の後端側支点であ
る軸28,28は軸10の下方を回つて該軸10
の前方に変移することになる。したがつてアーム
22,22と軸23ないし係止片25は前進する
ため該係止片25の係止体Bとの係止は脱着する
ことができる。逆に、第7図図示状態より第2図
図示状態とする場合は、先ず係止片25の先端部
26を係止体Bの孔内に入れ、操作レバー27を
前述とは逆方向に回動する。すると、アーム2
2,22の後端支点である軸28は同じく軸10
の下方を回つて該軸10の前方部位から後方部位
に変位することになる。したがつて、該アーム2
2,22ないし係止片25は後退し係止片25と
係止体Bとが相互に引合うように係止されること
になる。この際係止片25の後退途中で該係止片
25の先端部26が受辺24に接するよう、該係
止具本体Aと係止体Bとの固定位置を設しておく
と、該先端部26が受辺24に接した後の軸1
0,28間の水平方向の距離の変更は該アーム2
2,22を枢着する箱体17をスプリング21,
21の付勢に抗して前進させることにな、係止片
25と係止体Bとの係止にスプリング21,21
の付勢力が加わることになる。
また、軸10は下方に付勢されて昇降可能とな
つているため、軸10と軸28とが垂直線上に位
置する場合以外は、軸10の下方への付勢が操作
レバー27の前端側を押し下げるように働き、該
操作レバー27を直立したとき以外は該操作レバ
ー27をスプリング14,14によつて倒すよう
に付勢する。
本考案係止具は、上記のごとき構造、作用より
なるため、係止の着脱は操作レバー27の回動に
よるテコ作用を利用でき、係止が容易、確実であ
ることは従来と同じである。
また、本案係止具は、係止片25と係止体Bと
の係止にスプリング21,21の付勢力が加わる
ため、振動や衝撃により係止具本体Aと係止体B
との相互の位置関係が多少ズレても、該スプリン
グ21,21の付勢力でこの際の力を吸収でき、
係止具自体を破損したり、係止具の固定をゆるめ
て脱落せしめたりするおそれが少ない。なお、箱
体17がスプリング21,21の付勢に抗して無
制限に前進可能としておくと振動等で係止が外れ
る原因ともなるが、これは箱体17しゆう動可能
範囲を限定しておけばよいもので、その具体的構
成は、スプリング21の圧縮可能量、舌片16の
孔8内への挿入可能距離、杆6,6の長さ、錠係
止カギ部4の横巾とこれを挿通する孔33,33
の前後方向の余裕距離の設定等の種種の構成が利
用できる。
また、本案係止具は、第2図図示の係止時も、
第7図図示の係止脱着時もともに操作レバー27
にはこれを倒す方向にスプリング14,14の付
勢力が加わるため、倒した操作レバー27が自然
に直立して、これに物や人体が衝突するおそれも
ないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案係止具の一実施例を示す平面図、
第2図は一部断面側面図、第3図はX−X線部拡
大断面図、第4図は係止具本体の部分解斜視図、
第5図は係止具本体のさらに錠部の部品分解斜視
図、第6図は従来例側面図、第7図本案係止具の
脱着時側面図である。 1……取付基板、2……台、3……長孔、10
……軸、14……スプリング、17……箱体、2
1……スプリング、22……アーム、23……
軸、25……係止片、26……先端部、27……
操作レバー、28……軸、A……係止具本体、B
……係止体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 取付基板1の前端上面部に軸23の前後方向平
    行移動を案内する長孔3,3を有した台2を突設
    し、 該取付基板1上には、上記軸23と平行でスプ
    リング14,14により下方に向け付勢される軸
    10を昇降可能に保持する箱体17を前後方向し
    ゆう動可能に連結し、この箱体には該箱体17を
    後方向に付勢するスプリング21,21を装着
    し、 さらに、該取付基板1上には、前端側が上記台
    2の上方に位置し後端部を上記軸10によつて枢
    支される操作レバー27を配し、 該操作レバー27の軸10を連結した部位より
    後端側部位に、上記軸23のアーム22,22の
    後端部を軸28,28で枢着し、 上記軸23には、係止体Bに先端部26を引掛
    ける係止片25を枢着してなる係止具。
JP13768483U 1983-09-05 1983-09-05 係止具 Granted JPS6047288U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13768483U JPS6047288U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 係止具

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JP13768483U JPS6047288U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 係止具

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Publication Number Publication Date
JPS6047288U JPS6047288U (ja) 1985-04-03
JPS6231439Y2 true JPS6231439Y2 (ja) 1987-08-12

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JPS6047288U (ja) 1985-04-03

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