JPH0626699Y2 - 錠 前 - Google Patents
錠 前Info
- Publication number
- JPH0626699Y2 JPH0626699Y2 JP4965490U JP4965490U JPH0626699Y2 JP H0626699 Y2 JPH0626699 Y2 JP H0626699Y2 JP 4965490 U JP4965490 U JP 4965490U JP 4965490 U JP4965490 U JP 4965490U JP H0626699 Y2 JPH0626699 Y2 JP H0626699Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch head
- slider
- tip
- lock box
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ラッチヘッドを反転没入させる形式の錠前
に関するものである。
に関するものである。
扉の開放に際しレバーなどの操作部材を操作したとき、
同時に操作部材を押すか或は引っ張るので、受金具の貫
孔の縁にラッチヘッドを圧接することになる。
同時に操作部材を押すか或は引っ張るので、受金具の貫
孔の縁にラッチヘッドを圧接することになる。
このため、ラッチヘッドの円滑なスライドが阻害されて
扉を開放させることができない。特に急いで扉を開放さ
せる場合、顕著であった。
扉を開放させることができない。特に急いで扉を開放さ
せる場合、顕著であった。
そこで、実開昭60-68164号公報に示すように扉内外に取
付けられている把手を開扉方向に押すか引くかすると、
把手の作動板が水平揺動してロッキングピースの折曲部
或はクランク板の折曲部を水平方向に押すことになる
が、いずれの折曲部が押されてもロッキングピースは軸
を支点として先端部が互いに開く方向に反転するので、
ロッキングピースの先端部はラッチヘッドの溝から脱出
し、開扉方向の力によってストライキの嵌合孔端縁に係
合している係止面が押されてラッチヘッドは反転し、こ
の係止面が傾斜面と同一の作用をなしてそのままの状態
でスプリングの復元力に抗して錠ケース内に後退し、ス
トライキとの係合が解かれて解錠、即ち開扉するように
したものがある。
付けられている把手を開扉方向に押すか引くかすると、
把手の作動板が水平揺動してロッキングピースの折曲部
或はクランク板の折曲部を水平方向に押すことになる
が、いずれの折曲部が押されてもロッキングピースは軸
を支点として先端部が互いに開く方向に反転するので、
ロッキングピースの先端部はラッチヘッドの溝から脱出
し、開扉方向の力によってストライキの嵌合孔端縁に係
合している係止面が押されてラッチヘッドは反転し、こ
の係止面が傾斜面と同一の作用をなしてそのままの状態
でスプリングの復元力に抗して錠ケース内に後退し、ス
トライキとの係合が解かれて解錠、即ち開扉するように
したものがある。
ラッチヘッドの上下面に設けてある溝は、上記ラッチヘ
ッドのスライド方向に沿わせてあるので、扉の開放に際
し、開く方向にロッキングピースを作用させる操作より
も開扉方向の作用が少しでも速い場合、ラッチヘッドに
作用する反転力によりロッキングピースの板面に溝の側
面が強力に押し付けられ、溝からロッキングピースを脱
出させるのに大きな弊害となる。
ッドのスライド方向に沿わせてあるので、扉の開放に際
し、開く方向にロッキングピースを作用させる操作より
も開扉方向の作用が少しでも速い場合、ラッチヘッドに
作用する反転力によりロッキングピースの板面に溝の側
面が強力に押し付けられ、溝からロッキングピースを脱
出させるのに大きな弊害となる。
このため、スムーズな解錠が行なわれないと共に、ロッ
キングピースの作用機構を強靱な構造としなければなら
ないなどの問題があった。
キングピースの作用機構を強靱な構造としなければなら
ないなどの問題があった。
そこで、この考案はスムーズにラッチヘッドの反転阻止
を解除できるようにした錠前を提供することを目的とす
る。
を解除できるようにした錠前を提供することを目的とす
る。
上記の目的を達成するために、この考案は取付け錠箱
と、この錠箱内にバネにより上記錠箱の前板方向に押し
戻されるようスライド自在に組み込んだスライダと、錠
箱の前板に上記スライダの先端と一致させて設けた貫窓
と、この貫窓に貫通すると共に、復帰回動性に抗して反
転没入するようスライダの先端に支軸を介し末端を回動
自在に連結したラッチヘッドと、このラッチヘッドの末
端面上記支軸の反対側上下の両コーナー部分に先端が接
触するよう上記スライダに中途を回動自在に支持した上
下一対の揺動体と、この両揺動体に上記末端面と先端と
の接触姿勢を得るよう付与した復帰回動性と、扉両側に
位置する操作部材の操作に連動して両揺動体の末端を離
反方向に押すよう設けた作用装置と、ラッチヘッドの末
端面に上記両揺動体の接近した先端が嵌り込み、かつラ
ッチヘッドの反転を阻害しないように設けた凹入部とで
構成したものである。
と、この錠箱内にバネにより上記錠箱の前板方向に押し
戻されるようスライド自在に組み込んだスライダと、錠
箱の前板に上記スライダの先端と一致させて設けた貫窓
と、この貫窓に貫通すると共に、復帰回動性に抗して反
転没入するようスライダの先端に支軸を介し末端を回動
自在に連結したラッチヘッドと、このラッチヘッドの末
端面上記支軸の反対側上下の両コーナー部分に先端が接
触するよう上記スライダに中途を回動自在に支持した上
下一対の揺動体と、この両揺動体に上記末端面と先端と
の接触姿勢を得るよう付与した復帰回動性と、扉両側に
位置する操作部材の操作に連動して両揺動体の末端を離
反方向に押すよう設けた作用装置と、ラッチヘッドの末
端面に上記両揺動体の接近した先端が嵌り込み、かつラ
ッチヘッドの反転を阻害しないように設けた凹入部とで
構成したものである。
開扉にともない操作部材を操作すると、上記操作部材に
連動して作用する作用装置により両揺動体の末端を互に
離反するよう押し逃がすので、上記両揺動体の先端がラ
ッチヘッドの末端面両コーナーから中央に向けすべり移
動しながら凹入部に合致し、ラッチヘッドの反転阻止が
解除される。
連動して作用する作用装置により両揺動体の末端を互に
離反するよう押し逃がすので、上記両揺動体の先端がラ
ッチヘッドの末端面両コーナーから中央に向けすべり移
動しながら凹入部に合致し、ラッチヘッドの反転阻止が
解除される。
このため、扉に作用している開扉方向の力によりストラ
イキの係合孔に係合しているラッチヘッドが反転し、か
つバネの復元力に抗して錠箱内にスライダと共に後退ス
ライドしながら没入し、ストライキとの係合が解かれて
解錠、即ち開扉する。
イキの係合孔に係合しているラッチヘッドが反転し、か
つバネの復元力に抗して錠箱内にスライダと共に後退ス
ライドしながら没入し、ストライキとの係合が解かれて
解錠、即ち開扉する。
また、開扉してラッチヘッドがストライキから解放され
ると、上記ラッチヘッド及びスライダはバネによる復元
力で前進スライドし、錠箱からラッチヘッドが突出す
る。
ると、上記ラッチヘッド及びスライダはバネによる復元
力で前進スライドし、錠箱からラッチヘッドが突出す
る。
さらに、開扉後に操作部材から手を離すと、両揺動体の
末端に作用していた離反方向へ押し逃がしを解除するの
で、復帰回動性により両先端が接近するよう上記両揺動
体を回動させる。
末端に作用していた離反方向へ押し逃がしを解除するの
で、復帰回動性により両先端が接近するよう上記両揺動
体を回動させる。
このため、両揺動体の凹入部から脱出した先端がラッチ
ヘッドの末端面両コーナーに接触し、上記ラッチヘッド
の反転が阻止される。
ヘッドの末端面両コーナーに接触し、上記ラッチヘッド
の反転が阻止される。
なお、閉扉にともないストライキに接触するラッチヘッ
ドにより、上記ラッチヘッドと共にスライダを後退スラ
イドさせ、そしてストライキの係合孔とラッチヘッドと
が一致するとバネによりスライダを前進スライドさせて
上係合孔にラッチヘッドが自動的に嵌入する。
ドにより、上記ラッチヘッドと共にスライダを後退スラ
イドさせ、そしてストライキの係合孔とラッチヘッドと
が一致するとバネによりスライダを前進スライドさせて
上係合孔にラッチヘッドが自動的に嵌入する。
以下、この考案に係る実施例を添付図面に基づいて説明
する。
する。
図において、1は扉Aに取付ける錠箱で、この錠箱1の
前板2には、貫窓3が設けられている。
前板2には、貫窓3が設けられている。
4はバネ5により上記前板2の方向に押し戻されるよう
錠箱1内に組み込んだスライド自在のスライダである。
錠箱1内に組み込んだスライド自在のスライダである。
上記のスライダ4は、図示の場合貫窓3の上下端にそれ
ぞれ先端を一致させた上下二枚の並行する上板6及び下
板7と、この上板6及び下板7の一側縁中途から後縁迄
の間を連結する連結板8とで構成され、また、スライダ
4のガイドは、図示の場合錠箱1の両側板9、9内面に
上下二枚のガイド板10の側縁を支持させ、そして上記
上下のガイド板10間にスライダ4を嵌め込んでガイド
し、さらに、スライダ4を押し戻すバネ5の両端は、図
示の場合連結板8の前縁から連なって突出させた受座1
1と、側板9にコ字状の切込み12を入れて、この切込
み12の内側を錠箱1内に向け突出するようプレスによ
り打ち出した受座13とに係合したが、上記以外の方法
でスライダ4をガイドし、かつ押し戻すようにしてもよ
い。
ぞれ先端を一致させた上下二枚の並行する上板6及び下
板7と、この上板6及び下板7の一側縁中途から後縁迄
の間を連結する連結板8とで構成され、また、スライダ
4のガイドは、図示の場合錠箱1の両側板9、9内面に
上下二枚のガイド板10の側縁を支持させ、そして上記
上下のガイド板10間にスライダ4を嵌め込んでガイド
し、さらに、スライダ4を押し戻すバネ5の両端は、図
示の場合連結板8の前縁から連なって突出させた受座1
1と、側板9にコ字状の切込み12を入れて、この切込
み12の内側を錠箱1内に向け突出するようプレスによ
り打ち出した受座13とに係合したが、上記以外の方法
でスライダ4をガイドし、かつ押し戻すようにしてもよ
い。
また、スライダ4の先端には、貫窓3に貫通すると共
に、開扉にともないストライキの係合孔の縁との接触に
より錠箱1内に付与復帰回動性に抗して反転没入ラッチ
ヘッド14の末端が支軸15を介し回動自在に取付けて
ある。
に、開扉にともないストライキの係合孔の縁との接触に
より錠箱1内に付与復帰回動性に抗して反転没入ラッチ
ヘッド14の末端が支軸15を介し回動自在に取付けて
ある。
上記の支軸15は、図示の場合ラッチヘッド14に貫通
させると共に、上板6及び下板7に両端をそれぞれ支持
させてある。
させると共に、上板6及び下板7に両端をそれぞれ支持
させてある。
さらに、スライダ4には、ラッチヘッド14の末端面上
記支軸15の反対側上下の両コーナー部分にそれぞれ先
端縁を接触させた上下一対の両揺動体16、16の中途
が回動自在に取付けてある。
記支軸15の反対側上下の両コーナー部分にそれぞれ先
端縁を接触させた上下一対の両揺動体16、16の中途
が回動自在に取付けてある。
上記の両揺動体16、16は、第1図及び第3図に示す
ように、側板9と連結板8との間隙に納まって、上記連
結板8にピン17を介し回動自在に取付けてある。
ように、側板9と連結板8との間隙に納まって、上記連
結板8にピン17を介し回動自在に取付けてある。
また、上記の両揺動体16には、揺動体16の先端縁と
ラッチヘッド14の末端面両コーナーとの接触姿勢を得
る復帰回動性が付与されている。
ラッチヘッド14の末端面両コーナーとの接触姿勢を得
る復帰回動性が付与されている。
上記の復帰回動性は、図示の場合両揺動体16の中途の
巻回部を支持させたバネ18の両端をスライダ4と揺動
体16とに係合させたが、上記以外の方法を採用しても
よい。
巻回部を支持させたバネ18の両端をスライダ4と揺動
体16とに係合させたが、上記以外の方法を採用しても
よい。
さらに、錠箱1内には、扉Aの両面に設置した操作部材
(図示省略)の操作に連動して両揺動体16の末端を離
反方向に押す作用装置21が設けられている。
(図示省略)の操作に連動して両揺動体16の末端を離
反方向に押す作用装置21が設けられている。
上記の作用装置21は、図示の場合上側揺動体16の末
端に先端をオーバーラップさせた倒立L形の上側レバー
22と、下側揺動体16の末端に先端をオーバーラップ
させたL形の下側レバー23と、錠箱1に上側レバー2
2及び下側レバー23の屈曲部分を回動自在に取付ける
ピン24と、上側レバー22の下方に向く末端と下側レ
バー23の上方に向く末端との重なり部分を回動自在に
連結する連結ピン25と、上側レバー22の先端部下縁
から側方に突出する上側突片26と、下側レバー23の
先端部上縁から連なって側方に突出する下側突片27
と、扉Aの片面レバーなどの操作部材の引っ張りにとも
ない上側レバー22の先端側を上昇させるよう、また扉
Aのもう片面レバーなどの操作部材のブッシュにともな
い下側レバー23の先端側を降下させるよう上記上側突
片26と下側突片27との間に位置させた操作片19、
20と、両先端側が互に接近するよう上側レバー22及
び下側レバー23に復帰回動性を付与するバネ28とで
構成され、開扉にともない一方の操作片19が上昇して
上側レバー22の先端部を上昇させると、連結ピン25
を介し下側レバー23を先端降下方向に回動させる。
端に先端をオーバーラップさせた倒立L形の上側レバー
22と、下側揺動体16の末端に先端をオーバーラップ
させたL形の下側レバー23と、錠箱1に上側レバー2
2及び下側レバー23の屈曲部分を回動自在に取付ける
ピン24と、上側レバー22の下方に向く末端と下側レ
バー23の上方に向く末端との重なり部分を回動自在に
連結する連結ピン25と、上側レバー22の先端部下縁
から側方に突出する上側突片26と、下側レバー23の
先端部上縁から連なって側方に突出する下側突片27
と、扉Aの片面レバーなどの操作部材の引っ張りにとも
ない上側レバー22の先端側を上昇させるよう、また扉
Aのもう片面レバーなどの操作部材のブッシュにともな
い下側レバー23の先端側を降下させるよう上記上側突
片26と下側突片27との間に位置させた操作片19、
20と、両先端側が互に接近するよう上側レバー22及
び下側レバー23に復帰回動性を付与するバネ28とで
構成され、開扉にともない一方の操作片19が上昇して
上側レバー22の先端部を上昇させると、連結ピン25
を介し下側レバー23を先端降下方向に回動させる。
また、他方の操作片20が降下して下側レバー23の先
端を降下させると、連結ピン25を介し上側レバー22
の先端を上昇方向に回動させる。
端を降下させると、連結ピン25を介し上側レバー22
の先端を上昇方向に回動させる。
その結果、上側揺動体16の末端部下縁には、上側突片
26が、下側揺動体16の末端部上縁には、下側突片2
7がそれぞれ当接して上記両揺動体16の末端側を押し
広げる。
26が、下側揺動体16の末端部上縁には、下側突片2
7がそれぞれ当接して上記両揺動体16の末端側を押し
広げる。
29はラッチヘッド14の末端面両コーナー間に両揺動
体16の接近方向に移動した先端が嵌り込んで上記ラッ
チヘッド14の反転を阻害しないように設けた凹入部で
ある。
体16の接近方向に移動した先端が嵌り込んで上記ラッ
チヘッド14の反転を阻害しないように設けた凹入部で
ある。
図中30は上板6と下板7との間に設けた弧状の長孔
で、この長孔30にピン31の端を嵌入させて反転する
ラッチヘッド14をガイドする。32は支軸15に中途
の巻回部を支持させ、かつ両端をスライダ4とピン31
とに係合させたラッチヘッド14の復帰回動性を付与す
るバネである。
で、この長孔30にピン31の端を嵌入させて反転する
ラッチヘッド14をガイドする。32は支軸15に中途
の巻回部を支持させ、かつ両端をスライダ4とピン31
とに係合させたラッチヘッド14の復帰回動性を付与す
るバネである。
この考案に係る錠前は、以上の構成であって、扉Aの閉
鎖時にあっては、第1図に示すようにバネ5によりスラ
イダ4と共にラッチヘッド14が押し戻されており、ス
トライキの係合孔(図示省略)に上記ラッチヘッド14
が嵌入されている。
鎖時にあっては、第1図に示すようにバネ5によりスラ
イダ4と共にラッチヘッド14が押し戻されており、ス
トライキの係合孔(図示省略)に上記ラッチヘッド14
が嵌入されている。
また、このとき、バネ18により両揺動体16、16の
末端側を互に引き寄せてラッチヘッド14の末端面両コ
ーナーに上記両揺動体16、16の先端を接触させてあ
るので、上記ラッチヘッド14の反転が阻止される。
末端側を互に引き寄せてラッチヘッド14の末端面両コ
ーナーに上記両揺動体16、16の先端を接触させてあ
るので、上記ラッチヘッド14の反転が阻止される。
開扉にともない操作部材を操作すると、片方操作部材に
より片方操作片19が上昇し、或はもう片方操作部材に
よりもう片方操作片20が降下するので、作用装置21
の上側レバー22及び下側レバー23の両先端が同調し
て離反し、上側突片26及び下側突片27に係合する両
揺動体16の末端側が押し逃がされる。
より片方操作片19が上昇し、或はもう片方操作部材に
よりもう片方操作片20が降下するので、作用装置21
の上側レバー22及び下側レバー23の両先端が同調し
て離反し、上側突片26及び下側突片27に係合する両
揺動体16の末端側が押し逃がされる。
このため、両揺動体16の先端がラッチヘッド14の末
端面両コーナーから中央に向けすべり移動して、凹入部
29に両揺動体16の先端が一致し、ラッチヘッド14
の反転阻止が解除される。
端面両コーナーから中央に向けすべり移動して、凹入部
29に両揺動体16の先端が一致し、ラッチヘッド14
の反転阻止が解除される。
上記反転阻止の解除されたラッチヘッド14は、扉Aに
作用している開扉方向の力によりストライキの係合孔を
介し反転回動(第3図反時計方向に)させ、かつバネ5
の復元力に抗して錠箱1内にスライダ4と共に後退スラ
イドしながら没入し、ストライキとの係合が解かれて解
錠、即ち開扉する。
作用している開扉方向の力によりストライキの係合孔を
介し反転回動(第3図反時計方向に)させ、かつバネ5
の復元力に抗して錠箱1内にスライダ4と共に後退スラ
イドしながら没入し、ストライキとの係合が解かれて解
錠、即ち開扉する。
また、開扉してラッチヘッド14がストライキから開放
されると、上記ラッチヘッド14及びスライダ4は、バ
ネ5により前進スライドし、錠箱1からラッチヘッド1
4が突出する。
されると、上記ラッチヘッド14及びスライダ4は、バ
ネ5により前進スライドし、錠箱1からラッチヘッド1
4が突出する。
さらに、開扉後に操作部材から手を離すと、両揺動体1
6の末端に作用していた離反方向への押し逃がしを解除
するので、バネ18により両揺動体16の末端側を引き
寄せる。
6の末端に作用していた離反方向への押し逃がしを解除
するので、バネ18により両揺動体16の末端側を引き
寄せる。
このため、両揺動体16の先端が凹入部29から脱出し
て、ラッチヘッド14の末端面両コーナーに接触するの
で、上記ラッチヘッド14の反転が阻止される。
て、ラッチヘッド14の末端面両コーナーに接触するの
で、上記ラッチヘッド14の反転が阻止される。
なお、閉扉にともないストライキに接触するラッチヘッ
ド14と共にスライダ4を後退スライドさせ、そしてス
トライキの係合孔にラッチヘッド14が一致すると、バ
ネ5によりスライダ4を前進スライドさせて上記係合孔
にラッチヘッド14が自動的に嵌入する。
ド14と共にスライダ4を後退スライドさせ、そしてス
トライキの係合孔にラッチヘッド14が一致すると、バ
ネ5によりスライダ4を前進スライドさせて上記係合孔
にラッチヘッド14が自動的に嵌入する。
以上のように、この考案に係る錠前によれば、ラッチヘ
ッドの末端面両コーナーに両揺動体の先端面を接触させ
て上記ラッチヘッドの反転を阻止し、また操作部材の操
作に連動して作用する作用装置を介し両揺動体の先端を
接近させ、そして凹入部と両揺動体の先端との一致によ
りラッチヘッドの反転阻止が解除されるようにしてある
ので、円滑にラッチヘッドが反転する。
ッドの末端面両コーナーに両揺動体の先端面を接触させ
て上記ラッチヘッドの反転を阻止し、また操作部材の操
作に連動して作用する作用装置を介し両揺動体の先端を
接近させ、そして凹入部と両揺動体の先端との一致によ
りラッチヘッドの反転阻止が解除されるようにしてある
ので、円滑にラッチヘッドが反転する。
第1図はこの考案に係る錠前の縦断正面図、第2図及び
第3図は同上の横断平面図、第4図はラッチヘッドの反
転阻止を解除した縦断正面図、第5図はラッチヘッドが
反転没入した横断平面図である。 A……扉、1……錠箱、 2……前板、3……貫窓、 4……スライダ、5……バネ、 6……上板、7……下板、 8……連結板、9……側板、 10……ガイド板、11、13……受座、 14……ラッチヘッド、 15……支軸、16……揺動体、 17……ピン、18……バネ、 19、20……操作片、 21……作用装置、22……上側レバー、 23……下側レバー、24……ピン、 25……連結ピン、26……上側突片、 27……下側突片、28……バネ、 29……凹入部。
第3図は同上の横断平面図、第4図はラッチヘッドの反
転阻止を解除した縦断正面図、第5図はラッチヘッドが
反転没入した横断平面図である。 A……扉、1……錠箱、 2……前板、3……貫窓、 4……スライダ、5……バネ、 6……上板、7……下板、 8……連結板、9……側板、 10……ガイド板、11、13……受座、 14……ラッチヘッド、 15……支軸、16……揺動体、 17……ピン、18……バネ、 19、20……操作片、 21……作用装置、22……上側レバー、 23……下側レバー、24……ピン、 25……連結ピン、26……上側突片、 27……下側突片、28……バネ、 29……凹入部。
Claims (1)
- 【請求項1】取付け錠箱と、この錠箱内にバネにより上
記錠箱の前板方向に押し戻されるようスライド自在に組
み込んだスライダと、錠箱の前板に上記スライダの先端
と一致させて設けた貫窓と、この貫窓に貫通すると共
に、復帰回動性に抗して反転没入するようスライダの先
端に支軸を介し末端を回動自在に連結したラッチヘッド
と、このラッチヘッドの末端面上記支軸の反対側上下の
両コーナー部分に先端が接触するよう上記スライダに中
途を回動自在に支持した上下一対の揺動体と、この両揺
動体に上記末端面と先端との接触姿勢を得るよう付与し
た復帰回動性と、扉両側に位置する操作部材の操作に連
動して両揺動体の末端を離反方向に押すよう設けた作用
装置と、ラッチヘッドの末端面に上記両揺動体の接近し
た先端が嵌り込み、かつラッチヘッドの反転を阻害しな
いように設けた凹入部とから成る錠前。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4965490U JPH0626699Y2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 錠 前 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4965490U JPH0626699Y2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 錠 前 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH048676U JPH048676U (ja) | 1992-01-27 |
JPH0626699Y2 true JPH0626699Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=31567535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4965490U Expired - Lifetime JPH0626699Y2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 錠 前 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626699Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7137284B2 (ja) * | 2018-03-05 | 2022-09-14 | 技研金物株式会社 | 室内用ラッチ錠 |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP4965490U patent/JPH0626699Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH048676U (ja) | 1992-01-27 |
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