JP2880994B1 - 固定枠体取付け型扉用ロックハンドル装置 - Google Patents

固定枠体取付け型扉用ロックハンドル装置

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JP2880994B1
JP2880994B1 JP9350698A JP9350698A JP2880994B1 JP 2880994 B1 JP2880994 B1 JP 2880994B1 JP 9350698 A JP9350698 A JP 9350698A JP 9350698 A JP9350698 A JP 9350698A JP 2880994 B1 JP2880994 B1 JP 2880994B1
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Abstract

【要約】 【課題】 重量化された扉においても扉を的確に閉鎖施
錠できる固定枠体取付け型の扉用ロックハンドル装置を
提供する。 【解決手段】 固定枠体1の開口部2の縁枠部3の背面
側にロックハンドル装置4の本体機構5を取付け、該本
体機構5のラッチ6やデッドボルト7が係脱する受金8
を扉9の背面側に取付け、ロックハンドル装置4の操作
ハンドル10を縁枠部3の正面側に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、通信機器収納用
シェルター等に使用される扉用ロックハンドル装置に関
するものである。の箇体への扉の固定に使用されるクレ
モン錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の扉用ロックハンドル装置では、
扉側にロックハンドル装置の本体機構を取付け、本体機
構のラッチやデッドボルトが係脱する受金を固定枠体の
開口部の縁枠部側に取付けている。しかしながら、通信
機器用シェルター等の分野においては、扉は遮音性や耐
熱性あるいは電磁波シールド性能の向上のために重量化
する傾向にあり、受金とは反対側の縁枠部において扉を
回転支持している蝶番には過大な力が負荷されことにな
る。そのため、長期にわたる使用中に軸ピンが歪曲変形
したりして扉が正規の直立位置から傾斜し、ラッチやデ
ッドボルトと受金との位置がずれたり、扉が密閉されな
いことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、重量化した扉においてもラッチやデッドボルト
による施錠が的確に成立し、扉を十分に引き寄せて密閉
できるか扉用ロックハンドル装置を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 請求項1の発明の扉用
ロックハンドル装置では、固定枠体1の開口部2の縁枠
部3の背面側にロックハンドル装置4の本体機構5を取
付け、該本体機構5のラッチ6やデッドボルト7が係脱
する受金8を扉9の背面側に取付け、ロックハンドル装
置4の操作ハンドル10を縁枠部3の正面側に取付け
る。請求項2の発明の扉用ロックハンドル装置では、上
記構成に加えて、デッドボルト7の背面7aをラッチ6
の背面6aよりも後方側にずらせてオフセット配置し、
ラッチ6の先端部に開口部2の正面側に向かって傾斜し
たカム斜面部6bを設け、デッドボルト7の先端部に開
口部2の背面側に向かって傾斜したカム斜面部7bを設
け、扉9を閉鎖回転させたとき、ラッチ6のカム斜面部
6bを受金部8の背面側縁部8aに当接させ、操作ハン
ドル10の回転操作によってデッドボルト7を受金8に
入り込ませるとき、デッドボルト7のカム斜面部7bを
受金8の正面側縁部8bに当接させる。
【0005】扉9を受金8とは反対側にある蝶番を中心
に閉鎖方向に回転させると、回転終端域において受金8
の背面側縁部8aがラッチ6のカム斜面部6bに当接
し、扉9の閉鎖が更に続くとラッチ6は本体機構5に内
蔵の復帰付勢用バネ11に抗して本体機構5側に後退摺
動する。受金8がラッチ6の位置を通り過ぎると、ラッ
チ6は前記バネ11の付勢によって前進摺動し、図4に
示したように受金8の内部に入り込む。これによって扉
9は固定枠体1に対して開放不能に仮止めロックされ
る。操作ハンドル10を解錠方向に所定角度回すと、ラ
ッチ6が本体機構5の側に牽引され、ラッチ6と受金8
の係合が解除させるため、扉9は操作ハンドル10を手
前に引くことによって開放される。
【0006】操作ハンドル10を施錠方向に所定角度回
すと、デッドボルト7が本体機構5から突き出され、デ
ッドボルト7のカム斜面部7bが受金8の正面側縁部8
bに当接する。更に操作ハンドル10の回転を続ける
と、受金8がカム斜面部7bによって開口部2の背面方
向に押され、扉9が引き寄せられる。操作ハンドル10
の回転終端においては、図5に示したようにデッドボル
ト7は受金8に深く入り込み、ラッチ6の背面6aとデ
ッドボルト7の背面7aはいずれも受金8の内面8cに
当接している。すなわち、扉9はラッチ6の背面6aと
デッドボルト7の背面7aとのオフセット量だけ固定枠
体1側に引き寄せられたことになり、扉9は扉9と固定
枠体1間のパッキング(図示していない)を十分に圧縮
した密閉位置に錠止される。
【0007】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、扉用ロック
ハンドル装置4はクレモン式ロック装置の構造を採用し
ており、操作ハンドル10を回すと、ハンドル軸12に
嵌め込み固着した駆動円盤13が回転し、ピン14によ
って駆動円盤13に連結された上下一対のスライダー1
5が本体機構5の固定ケース16から進退するようにな
っている。本体機構5には裏面側操作ハンドル17が装
着されており、正面側の操作ハンドル10と一体回転す
るようにハンドル軸12に連結されている。角棒状のラ
ッチ6とデッドボルト7は上下に隣接して固定ケース1
6に収容され、下側配置のラッチ6は圧縮コイルバネ1
1によって突出方向に付勢されている。ラッチ6の基端
部上面には受動突起6cが設けられ、駆動円盤13には
受動突起6cに当接する駆動突起13aが設けられてい
る。
【0008】本実施例では扉9が開放状態にあるとき、
そして扉9が前記のように仮止めロック状態にあるとき
には、図3に一点鎖線で示したように操作ハンドル10
は握り部分が水平となる位置にあり、駆動円盤13の駆
動突起13aはラッチ6の受動突起6cに当接してい
る。この仮止めロック位置から操作ハンドル10を2点
鎖線で示したように上向きに30度回すと、受動突起6
cが駆動突起13aに押されるため、ラッチ6はバネ1
1の付勢に抗して本体機構5側に後退摺動させられ、ラ
ッチ6と受金8との係合が解除される。
【0009】上側配置のデッドボルト7の基端部上面に
は、長さ方向に沿って歯列17が刻設され、該基端部は
ラック状に形成されている。ハンドル軸12には歯列1
7と噛み合う小歯車18が固着されている。そのため、
操作ハンドル10を回すと、デッドボルト7は横方向に
進退摺動させられる。デッドボルト7のカム斜面部7b
と受金8の正面側縁部8bとの摺接による扉9の引き寄
せの原動力は、操作ハンドル10から与えられる。上下
一対のスライダー15には連動棒18にを介して上下一
対の補助ロックユニット19が連結されている。補助ロ
ックユニット19の固定ケース20に軸ピン21によっ
て枢着された操作レバー22の一方のアーム部には、軸
ピン23によって連動棒18の先端部が連結され、他方
のアーム部には軸ピン24によってデッドボルト25が
連結されている。軸ピン23は連動棒18の横長スロッ
ト26に挿入され、軸ピン24はデッドボルト25の縦
長溝27に挿入されている。デッドボルト25にも前記
デッドボルト7のカム斜面部7bと同様なカム斜面部2
5bが形成されている。そのため、操作ハンドル10を
回したとき、補助ロックユニット19のデッドボルト2
5もデッドボルト7と同期して進退し、扉9側に設けた
受金28と係合して扉9の引き寄せ行うことになる。
【0010】
【発明の効果】 以上のように請求項1の発明の扉用ロ
ックハンドル装置では、ロックハンドル装置4の本体機
構5が固定枠体1の開口部2の縁枠部3の背面側に設け
られ、本体機構5のラッチ6やデッドボルト7が係脱す
る受金8を扉9の背面側に設けたので、扉9の重量化に
よる蝶番の歪曲変形が一定の範囲で生じても、ラッチ6
やデッドボルト7と受金8との位置ずれは十分に吸収さ
れ、扉9は的確に閉鎖施錠されることになる。
【0011】請求項2の発明の扉用ロックハンドル装置
では、デッドボルト7の背面7aをラッチ6の背面6a
よりも後方にオフセット配置し、ラッチ6の先端部に開
口部2の正面側に向かって傾斜したカム斜面部6bを設
け、デッドボルト7の先端部に開口部2の背面側に向か
って傾斜したカム斜面部7bを設けたので、扉9を閉鎖
してラッチ6による仮止めロックを実行した後、操作ハ
ンドル10を回転操作したとき、デッドボルト7のカム
斜面部7bと受金8の正面側縁部8bとの協働作用によ
って扉9を固定枠体1側に強制的に引き寄せることがで
き、扉9を確実に密閉保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る扉用ロックハンドル
装置を取り付けた固定枠体の背面側から見た縦断面図で
ある。
【図2】 図1のA-A線断面図である。
【図3】 図2のB-B線断面図である。
【図4】 ラッチおよびデッドボルトと受金の位置関係
を示す要部断面図であり、ラッチによる仮止めロックが
成立した状態を示している。
【図5】 ラッチおよびデッドボルトと受金の位置関係
を示す要部断面図であり、デッドボルトによる本格施錠
が成立した状態を示している。
【符号の説明】
1 固定枠体 2 開口部 3 縁枠部 4 扉用ロックハンドル装置 5 本体機構 6 ラッチ 6a ラッチの背面 6b ラッチのカム斜面部 7 デッドボルト 7a デッドボルトの背面 7b デッドボルトのカム斜面部 8 受金 8a 受金の背面側縁部 8b 受金の正面側縁部 9 扉 10 操作ハンドル 11 ラッチ付勢用バネ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定枠体1の開口部2の縁枠部3の背面
    側にロックハンドル装置4の本体機構5を取付け、該本
    体機構5のラッチ6やデッドボルト7が係脱する受金8
    を扉9の背面側に取付け、ロックハンドル装置4の操作
    ハンドル10を縁枠部3の正面側に取付けた固定枠体装
    着型扉用ロックハンドル装置。
  2. 【請求項2】 デッドボルト7の背面7aをラッチ6の
    背面6aよりも後方にオフセット配置し、ラッチ6の先
    端部に開口部2の正面側に向かって傾斜したカム斜面部
    6bを設け、デッドボルト7の先端部に開口部2の背面
    側に向かって傾斜したカム斜面部7bを設け、扉9を閉
    鎖回転させたとき、ラッチ6のカム斜面部6bを受金部
    8の背面側縁部8aに当接させ、操作ハンドル10の回
    転操作によってデッドボルト7を受金8に入り込ませる
    とき、デッドボルト7のカム斜面部7bを受金8の正面
    側縁部8bに当接させるようにした請求項1に記載の扉
    用ロックハンドル装置。
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