JP3378218B2 - 自動販売機等の扉用ロック装置 - Google Patents

自動販売機等の扉用ロック装置

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JP3378218B2
JP3378218B2 JP30072399A JP30072399A JP3378218B2 JP 3378218 B2 JP3378218 B2 JP 3378218B2 JP 30072399 A JP30072399 A JP 30072399A JP 30072399 A JP30072399 A JP 30072399A JP 3378218 B2 JP3378218 B2 JP 3378218B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は自動販売機等の扉
を不法に開扉しようとするのを阻止する扉用ロック装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】 屋外に設置される自動販売機等は夜間
等に盗犯の対象となり易く、扉を不法に開けられないよ
うに種々のロック装置が既に提案されている。その一例
としては、本件出願人が提案した特開平10−1866
2号公報が知られている。その構造の概略を説明すれ
ば、固定翼板と抑え板とが枢着してあり、前記抑え板内
にスライド板を設け、該スライド板を前記枢着部の固定
翼板の壷金部分に進退可能とし、これを施錠ユニットの
鍵により操作するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 前述の先行技術のも
のは一応の成果は得ているが、構造がやや複雑である点
が難点である。本発明は前記先行技術と同様の目的を達
成するためのもので、更に頑丈にし、不法な解錠をより
困難にした、自動販売機等の扉用ロック装置を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 前記の課題を達成する
ため、請求項1の発明の扉用ロック装置は、自動販売機
等Aの筺体A1の側面に固定される固定アーム1は、
の先端部2が扉Bの前面B1より突出して固定可能な
のであり、扉押えアーム20が一対2組の第1、第2リ
ンク22、23を介して前記固定アーム1の先端部2に
枢着してあり、前記第1、第2リンク22、23の枢着
部は前記リンクの長さ方向に若干の遊び25をもって枢
着したものであり、前記扉押えアーム20は扉面B側の
押え面26の周辺部が扉面Bに密着し、他の部分が扉面
Bから離反する空隙室28が設けてあり、前記一対の第
1、第2リンク22、23もこの空隙室28内に設け
あり、前記扉押えアーム20の根元は、固定アーム1の
先端部2に丁度冠着し、固定アーム1の長さ方向に摺合
する嵌合部29が形成してあり、前記空隙室28内に
は、デッドボルト板30が前記押え面26と平行に、か
つ、扉押えアーム20の長さ方向に往復移動可能に設け
てあり、その先端は扉押えアーム20の根元の嵌合部2
9が固定アーム1に嵌合した状態において、前記嵌合部
29を固定アームの長さ方向と直角に貫き、固定アーム
1のロック溝3と掛合離反するものであり、前記デッド
ボルト板30は、扉押えアーム20の一部に設けたシリ
ンダー錠34のロータ35によって、掛合位置と開錠位
置に作動するように連結してあることを特徴とする。
【0005】請求項2の発明の扉用ロック装置では、請
求項1の発明の前記構成に加えて、前記固定アーム1内
には長さ方向に、その先端より縦孔4が一対設けてあ
り、この中にそれぞれ圧縮コイルバネ5及び押圧子6が
装備してあり、この一対の押圧子6は前記固定アームの
先端より突出し、前記扉押えアーム20を扉面Bから離
反させるべく前記圧縮コイルバネ5によって弾圧的に付
勢してあることを特徴とすることが好ましい
【0006】請求項3の発明の扉用ロック装置では、請
求項1又は請求項2構成に加えて、前記固定アーム1は
固定ブロック10とアーム本体11とよりなり、固定ブ
ロック10両側にはアーム本体11の長さ方向の面に
蟻溝12がそれぞれ一対形成してあり、固定ブロック1
0の表面は、扉B寄りが、扉Bから離反した側より厚み
が僅かに大きな勾配面13としてあり、かつ、前記筐体
A1に固定可能としてあり、前記アーム本体11は前記
蟻溝12と摺合する蟻凸条14を持ち、かつ前記固定ブ
ロックに冠着し、かつ勾配面13と当接する同一角の逆
勾配面15が内面に形成してあることを特徴とすること
が好ましい。
【0007】また、請求項4の発明の扉用ロック装置で
は、請求項1、請求項2又は請求項3の上記構成に加え
て、前記デットボルト板30の扉寄りの角は斜めに殺が
れた傾斜カム面41が形成してあり、かつ、デッドボル
ト板30は常時の先端が嵌合部29に突出すべく弾性的
に付勢してあり、デットボルト板30の一部に摺動方向
にラック31が形成してあり、これと噛合いするピニオ
ン31のピニオン軸33が設けてあり、このピニオン軸
33とシリンダー錠34ロータ35との伝動手段は、
一対の傘歯車37としてあることを特徴とすることが好
ましい。
【0008】発明の作用 請求項1の発明において、固定アーム1を扉Bの自由端
寄りの筺体A1の側面A2に固定するに先立ち、先ず
押えアーム20の嵌合部29を固定アーム1の先端部2
に嵌合させ、鍵36を用いてシリンダー錠34のロータ
35を回転させ、デットボルト板30を移動させて
ットボルト板30の先端を固定アーム1のロック溝3に
挿入し、固定アーム1と扉押えアーム20を完全に一体
化する。
【0009】この状態で扉Bの自由端寄りの筺体A1の
側面に当て、扉押え面26を扉Bの前面B1に密着させ
て、固定アーム1を固定する位置を定め、一旦この扉閉
ロック装置を自動販売機Aから離反させる。
【0010】次に鍵36を用いて、前記デットボルト板
30を抜き、扉押えアーム20を第1リンク22、第2
リンク23の各枢軸37,38,39周り回動させ
、扉押えアーム20を凡そ固定アーム1と一直線上に
位置させておく。而して、扉Bを開き筺体A1の内側
から先刻位置決めした位置に固定アーム1数本の取り
付けボルトなどで固定する。
【0011】このとき、扉押えアーム20は扉Bの運動
軌跡外に位置し、固定アーム1とほぼ直線上に存在して
いるから扉Bを開けるとき、扉に衝突せず、自動販売機
などが多数並列設置してある場合にもこれらと扉押え
アーム20は当たらない。
【0012】次に扉Bを閉じ、この扉B自体に付いてい
る通常のシリンダー錠50を施錠する。
【0013】次に扉押えアーム20を閉じると、この第
1リンク22、第2リンク23の枢着部38の部分には
遊び24があるから容易に合わせられる。而して、嵌合
部29を固定アーム1の先端部2に冠着し、扉押えアー
ム20をこれに押し込む。
【0014】この状態において、鍵36によりシリンダ
ー錠34のロータ35を回動し、施錠方向に移動させる
と、デットボルト板30の先端が嵌合部29を貫通し、
固定アーム1のロック溝3に掛合する。デットボルト板
30をロータ35によって移動させる構造は、ロータ3
5によって図示してないサムを回動させ、デットボルト
板30を移動させるものでよい。この状態において、前
記嵌合部29は固定アーム1にしっかりと嵌合した状態
で固定され、扉押えアーム20は扉Bをしっかりと抑え
た状態で固定される。而して、鍵36はシリンダー錠
ら抜き取られる。
【0015】次に扉Bを開けるときは、先ず鍵36を
リンダー錠34に挿し込みロータを前とは逆に回し、デ
ットボルト板30をロック溝3から引き抜き、嵌合部2
9を前方に引き抜き、固定アーム1の先端部2から外す
と(図3参照)、これに伴って扉押えアーム20が扉B
の前面B1から離反する。
【0016】次いで、扉押えアーム20は、第1、第2
リンクの各枢軸37、38及び39の周りに回動して扉
Bの運動軌跡外に退避する(図4参照)。この様にし
て、扉Bを開け、商品の補充、料金の回収などを行う。
【0017】請求項2の発明においては前述の作用の
外、固定アーム1の中に圧縮コイルバネ5を装備し、押
圧子6によって、扉押えアーム20の嵌合部29を前方
に押し出すよう付勢させてあるから、デットボルト板3
0をロック溝3から外すと、前記圧縮コイルバネ5によ
って、押圧子6が固定アーム1の上端から突出し、扉押
えアーム20は自動的に前方に押し出され、固定アーム
1から外れる作用を為す。
【0018】請求項3の発明においては、前記請求項1
又は2の発明の作用の外、前述の通り構成しているか
ら、固定アーム本体は強固に筺体A1に固定され、固定
ブロック10は完全にアーム本体11に覆われた状態に
なり外部に露出せず、これを筺体A1の外側から外すこ
とはできない。また,固定ブロック10とアーム本体1
1は蟻溝12と蟻凸条14掛合し、勾配面13と
勾配面15が楔状に掛合し、強固に結合している作用を
為す。
【0019】請求項4の作用は、それぞれ他の請求項記
載の発明の作用の外、前述の通りの構成であるから、扉
Bを閉じ、この装置で扉Bを押えるとき、扉押えアーム
20を固定アーム1の先端に嵌め押し込むと、デットボ
ルト板30の傾斜カム面41が固定アーム1の先端
たり、デッドボルト板30が付勢している弾発力に抗し
て後退し、扉押えアーム20が更に深く嵌まると、デッ
トボルト板30がロック溝3の位置と合致し、デットボ
ルト板30は弾発力によってロック溝3に嵌まり、特に
ロック時には鍵36を必要としない。またデットボルト
板30にはラック31を設け、これと噛合するピニオン
32を設けロータ35とピニオン軸33とは傘歯
介して連結してあるからシリンダ錠34の方向は一対
の傘歯車の傾斜角を適宜選択することによって、設計の
自由度が高まる。
【0020】
【発明の実施の形態】 図1から図9に示した実施例
は、全ての請求項記載の発明を含む実施例である。既に
課題を解決すべき手段及び発明の作用の項において、説
明した部分については重ねての説明は省略する。その他
の部分について、若干の補足説明をする。図示のデット
ボルト板30の一部に設けたラック31はデットボル
ト板30の中心部に穿設した孔40の長さ方向の一辺
形成したものである。また、第1リンク22、第2リン
ク23の枢着部の遊び25は、前記第1リンク22また
は第2リンク23の長さ方向の長孔41としてある。ま
第1リンク22の長さは固定アーム1との枢着点
である枢軸37の位置から固定アーム1の先端よりも充
分に長くし、扉押えアーム20を扉Bから引き離した後
充分に扉押えアーム20が回動出来るようにしてある。
また、デットボルト板30は第2圧縮コイルバネ42に
よって常時、デットボルト板30の先端が嵌合部29中
に突出するようにしてある。
【0021】また、固定アーム1の押圧子6は中間に円
周方向のくびれ部7が形成してあり、固定アーム1の側
面から抜け止めピン8挿込んで、押圧子6が固定アー
ム1の先端部2から抜け出さないようにしてある。更
に、固定アーム1と扉押えアーム20と嵌合部29にも
嵌め合い摺動方向に凹凸のガイド溝17、43が形成し
てあって、固定アーム1に対して扉押えアーム20が嵌
合後、前後、上下に移動しないようにしてある。
【0022】その他、固定ブロック10とアーム本体1
1との勾配面13及び逆勾配面15は例示の場所の外、
蟻溝12と蟻凸条14部分に設け、固定ブロック10と
筺体 A1の側面A2間にアーム本体11の蟻凸条14が
楔状に挿入されるように設けても、この発明の実施の形
態の範囲であり、この場合、アーム本体11が筺体側面
に密着する効果を有する。固定ブロック10は筺体A1
の内側からボルト16で固定、固定アーム1は筺体A
1外から外せないようにしてある。
【0023】その他前記シリンダー錠34のロータ3
5の軸線とピニオン32の軸線が45゜に傾斜したもの
図1、図2及び図4に示したが図8に示すように、
これら2つの軸線は直角方向であってもこの発明として
は何ら変わるところがない。
【0024】また図9に示すように、シリンダー錠3
4のロータ35の軸にピニオン32を直結したものでも
よい。また、ピニオン32の代わりに、図示していない
サムを用いてデットボルト板30を進退させる機構であ
っても請求項1ないし3記載の発明の実施の形態に含ま
れる。
【0025】
【発明の効果】 請求項1の発明において、扉押えアー
ム20は扉Bの前面B1から直角に離反した後、第1
ンク22、第2リンク23の各枢軸周りに回動するか
、扉抑えアーム20は扉Bの運動軌跡外に退避でき、
かつ隣接する自動販売機Aが存在したとしても、これに
当たることもなく、本装置が取り付けられている扉B
開閉することができる。殊に扉Bに装備してあるシリン
ダー錠50を前記扉押えアーム20で覆いかくすように
取り付ければ不法に自動販売機の扉Bを開けようとす
るものは、先ずこの装置を開く破壊して、自動販売機
自体に取り付けられているシリンダー錠50を見ない
り、どんな型式の錠前かも判らず、それだけ不法解錠に
時間を必要とするから、不法解錠者の犯罪意欲を減殺さ
せる効果を奏する。
【0026】請求項2の発明においては、前述の通り構
成し、作用を為すから、デットボルト板30ロック溝
3から外せば、扉押えアーム20は押圧子6を押圧する
圧縮コイルバネ5の復元力によって扉Bの前面B1から
離反する効果を奏する。
【0027】請求項3の発明においては、固定アーム1
が前述の通り構成し作用を為すから、取付後は強固であ
り、外部からは締付ボルトなどはおろか、固定ブロック
10さえもアーム本体11によって覆われ体裁もよく、
かつ、不法に外されるおそれも殆どない。
【0028】請求項4の発明においては、扉押えアーム
20を固定アーム1の先端部2に嵌合し、押し込めば、
デットボルト板30は一旦後退し、かつ、自動的にロッ
ク溝3に進入し、掛合が完了する。またロータ35とピ
ニオン軸33の間には一対の傘歯車37を介在させ、設
計の自由度を向上させる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る扉用ロック装置の縦断
側面図である。
【図2】 該扉用ロック装置の底面図である。
【図3】 該扉用ロック装置の扉押えアームが扉面に直
角に移動するときの状態を示す縦断側面図である。
【図4】 該扉用ロック装置の扉押えアームを翻転させ
た状態の縦断側面図である。
【図5】 該扉用ロック装置の固定アームの一部破断正
面図である。
【図6】 該扉用ロック装置の固定アームの縦断平面図
である。
【図7】 図6の7−7線矢視断面図である。
【図8】 傘歯車部の他の実施例の縦断側面図である。
【図9】 ロータとピニオンが直結された状態の縦断側
面図である。
【符号の説明】
A 自動販売機 A1 筺体 B 扉 B1 前面 1 固定アーム 2 先端部 3 ロック溝 4 縦孔 5 圧縮コイルバネ 6 押圧子 10 固定ブロック 11 アーム本体 12 蟻溝 13 勾配面 14 蟻凸条 15 逆勾配面 20 扉押えアーム 21 貫通孔 22 第1リンク 23 第2リンク25 遊び 26 押え面 27 周辺部 28 空隙室 29 嵌合部 30 デッドボルト板 31 ラック 32 ピニオン 33 ピニオン軸 34 シリンダー錠 35 ロータ 36 鍵 37 枢軸 38 枢軸 39 枢軸 42 第2圧縮コイルバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−120311(JP,A) 特開2000−231665(JP,A) 特開 平10−18662(JP,A) 特開 平9−310542(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/02 G07F 9/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機等Aの筺体A1の側面に固定
    される固定アーム1は、その先端部2が扉Bの前面B1
    より突出して固定可能なものであり、扉押えアーム20
    が一対2組の第1、第2リンク22、23を介して前記
    固定アーム1の先端部2に枢着してあり、前記第1、第
    2リンク22、23の枢着部は前記リンクの長さ方向に
    若干の遊び25をもって枢着したものであり、前記扉押
    えアーム20は扉面B側の押え面26の周辺部が扉面B
    に密着し、他の部分が扉面Bから離反する空隙室28が
    設けてあり、前記一対の第1、第2リンク22、23も
    この空隙室28内に設けてあり、前記扉押えアーム20
    の根元は、固定アーム1の先端部2に丁度冠着し、固定
    アーム1の長さ方向に摺合する嵌合部29が形成してあ
    り、 前記空隙室28内には、デッドボルト板30が前記押え
    面26と平行に、かつ、扉押えアーム20の長さ方向に
    往復移動可能に設けてあり、その先端は扉押えアーム2
    0の根元の嵌合部29が固定アーム1に嵌合した状態に
    おいて、前記嵌合部29を固定アームの長さ方向と直角
    に貫き、固定アーム1のロック溝3と掛合離反するもの
    であり、 前記デッドボルト板30は、扉押えアーム20の一部に
    設けたシリンダー錠34のロータ35によって、掛合位
    置と開錠位置に作動するように連結してあることを特徴
    とする自動販売機等の扉用ロック装置。
  2. 【請求項2】 前記固定アーム1内には長さ方向に、そ
    の先端より縦孔4が一対設けてあり、この中にそれぞれ
    圧縮コイルバネ5及び押圧子6が装備してあり、この一
    対の押圧子6は前記固定アームの先端より突出し、前記
    扉押えアーム20を扉面Bから離反させるべく前記圧縮
    コイルバネ5によって弾圧的に付勢してあることを特徴
    とする請求項1記載の自動販売機等の扉用ロック装置。
  3. 【請求項3】 前記固定アーム1は固定ブロック10と
    アーム本体11とよりなり、固定ブロック10両側に
    はアーム本体11の長さ方向の面に蟻溝12がそれぞれ
    一対形成してあり、固定ブロック10の表面は、扉B寄
    りが、扉Bから離反した側より厚みが僅かに大きな勾配
    面13としてあり、かつ、前記筐体A1に固定可能とし
    てあり、 前記アーム本体11は前記蟻溝12と摺合する蟻凸条1
    4を持ち、かつ前記固定ブロックに冠着し、かつ勾配面
    13と当接する同一角の逆勾配面15が内面に形成して
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の自動販売機
    等の扉用ロック装置。
  4. 【請求項4】 前記デットボルト板30の扉寄りの角は
    斜めに殺がれた傾斜カム面41が形成してあり、かつ、
    デッドボルト板30は常時の先端が嵌合部29に突出す
    べく弾性的に付勢してあり、デットボルト板30の一部
    に摺動方向にラック31が形成してあり、これと噛合い
    するピニオン31のピニオン軸33が設けてあり、この
    ピニオン軸33とシリンダー錠34ロータ35との伝
    動手段は、一対の傘歯車37としてあることを特徴とす
    る請求項1、2又は3記載の自動販売機等の扉用ロック
    装置。
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