JPH089927B2 - 引違い戸の施錠装置 - Google Patents

引違い戸の施錠装置

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JPH089927B2
JPH089927B2 JP1234387A JP23438789A JPH089927B2 JP H089927 B2 JPH089927 B2 JP H089927B2 JP 1234387 A JP1234387 A JP 1234387A JP 23438789 A JP23438789 A JP 23438789A JP H089927 B2 JPH089927 B2 JP H089927B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は2枚以上の引戸を用いる引違い戸における
施錠装置に関するものである。
〔従来の技術〕
引違い戸の施錠装置としては特公昭58−13709号公報
に記載されたものがある。
この公知の技術は引違い戸の召合せ部の一方に室外側
の外締錠部、他方に室内側の内締錠部を設け、室外から
はシリンダ錠で、室内からは押ボタンで昇降させる駆動
板を操作して、一方の引戸に取付けた鎌状の施錠板を回
動させることにより、同施錠板を他方の引戸に設けた係
合孔に係脱させるものである。
また他に引違い戸の施錠装置としては、特開昭61−17
2875号公報に記載されたものが知られている。
この技術は、キーの回動によってクランクアームを突
出させ、このクランクアームを内側引戸内の部材に突き
当て、施錠板を動作させて外側引戸に係合させるもので
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の従来技術においては外側引戸に設けた外締錠部
に施錠板やその操作用のギヤプレートなどの操作機構を
設け、内側引戸に設けた内締錠部に上記ギヤプレートを
作動させて施錠または解錠を行う上下一枚の押ボタンを
設けたものであるから、引戸の閉鎖時にこの押ボタンと
ギヤプレートを正しく一致させる必要がある。
また、閉鎖した内外の引戸の間に生じる隙間から、細
い棒を挿入し、ギヤプレートなどを操作して不正に解錠
されるおそれがあるなどの問題があった。
前述の特開昭61−172875号公報に記載された技術によ
ると、前者の押しボタンとギヤプレートを一致させる問
題は、いくぶん解消されるものの、この技術によると、
キーの回動動作だけによってクランクアームを突き出
し、さらに施錠板を動作させる必要から、キーの回動が
重いと言う問題がある。すなわちこの技術によると、ク
ランクアームは、外側引戸内に収納された状態から、内
側引戸内深くまで突出する必要があり、この長い距離の
突出をキーの回動動作によって行うため、キーの回動力
がクランクアームの移動に消費され、キーの回動が固い
欠点が生じる。
この発明の課題は上記のような従来の引違い戸の施錠
装置の問題点を解決して操作が容易で確実な施錠を行え
る引違い戸の施錠装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この発明は内側引戸に
外側引戸の係合部に係脱する施錠部材とその駆動部材を
設け、外側引戸にはキーにより回動されるロータの施錠
方向への回動に連動して、上記駆動部材を施錠方向に動
かす施錠用操作片と、上記キーの解錠方向への回動に連
動して引戸の駆動部材を解錠方向に動かす解錠用操作片
と、一端が軸支され他端側に上記施錠用操作片と上記解
錠用操作片が取り付けられたレバーを有し、上記キーの
挿入によって上記レバーの中間部が押されて上記施錠用
操作片と上記解錠用操作片が外側引戸から突出し上記駆
動部材と係合可能となる引違い戸の施錠装置を提供す
る。
また上記レバーの中間部は、キーにより回動されるロ
ータの内側から突出するキーの内端で押されるととも
に、キーを抜いたとき、上記施錠用操作片と解錠用操作
片の先端を外側引戸内に引込める復元バネを設けた引違
い戸の施錠装置を提供する。
さらに内側内側引戸に外側引戸の係合部に係脱する施
錠部材とその駆動部材を設け、外側引戸にはキーにより
回動されるロータの施錠方向への回動に連動して、上記
駆動部材を施錠方向に動かす施錠用操作片と、上記キー
の解錠方向への回動に連動して引戸の駆動部材を解錠方
向に動かす解錠用操作片とを設けた引違い戸の施錠装置
であって、上記内側引戸内に、外側引戸の方向に進退し
て、外側引戸の施錠用操作片と解錠用操作片を囲むガー
ド枠を設け、このガード枠と前記駆動部材とを、駆動部
材が施錠位置となったとき前記ガード枠が外側引戸の方
へ進出してその先端を外側引戸の操作片出没窓に嵌入さ
せ、駆動部材が解錠位置となったとき上記ガード枠を内
側引戸内に引込めるように連動させる連動機構を設けた
引違い戸の施錠装置を提供する。
〔作用〕
この発明は上記の構成であり、引違い戸を閉じた状態
で外側引閉に設けたキー孔にキーを挿入すると、レバー
の中間部が押圧される。本発明ではレバーは一端が軸止
されており、キーによって押される部位は、その中間部
であるから、レバーの他端側は倍加されて動作し、押圧
方向に大きく移動する。そしてレバーの他端側には、施
錠用操作片と上記解錠用操作片が取り付けられているの
で、これらの施錠用操作片と上記解錠用操作片は、外側
引戸から内側引戸に向かって大きく突出することとな
る。
そしてこの発明では、上記した状態でキーを施錠方向
に回動する。すると施錠用操作片による内側引戸に設け
た駆動部材が作動して、その施錠部材を回動し、上記外
側引戸の係合部に係合して施錠状態となる。
また、キーを解錠方向に回動すると解錠用操作片によ
り内側引戸の駆動部材が解錠方向に作動し、施錠部材を
外側引戸の係合部から外して元の位置に戻す。
また、上記のように引違い戸を閉じた状態で外側引取
のキー孔に挿入したキーをバネの復元力に抗して押し込
むと、レバーの回動によって、施錠用操作片と解錠用操
作片の先端が内側引戸の方に突出してキーの回動により
施錠または解錠できる状態となり、キー孔からキーを抜
くとバネによる復元力で両操作片の先端が外側引戸内に
引込んで引戸の開閉に支障がない状態となる。
さらに、上記のように内側引戸の施錠片が外側引戸の
係合部に係合したとき、内側引戸のガード枠が外側引戸
の方に進出し、外側引戸の操作片出没窓に嵌入して、外
側引戸と内側引戸の間の隙間から細い棒を挿入しても解
錠用操作片を操作できない。
また、施錠片を解錠位置に引込めると、ガード枠も内
側引戸内に引込んで引戸の開放に支障のない状態とな
る。
〔実施例〕
図面に示す実施例において、Aは室外側の外側引戸、
Bは室内側の内側引戸である。
引戸Aの召合せ部の外面と内面には前面板1後面板2
を固定し、両板1、2間には取付部材3を固定し、この
部材3内にシリンダ錠4を固定し、そのロータ5の前端
を前面板1の前面に露出させる。
8はシリンダ錠4のローラ5の後方に設けた進退自在
の角軸である。
この角軸8には第10図に示すように、鍔10と丸軸部1
1、板状部12を設け、板状部12がロータ5のキー孔7に
進退自在に係合し、丸軸部11は後面板2の丸孔13に係脱
する。
上記前面板1の内側には上部が取付部材3に被さるコ
の字形横断面のガイド枠16を固定し、この枠16の後側板
には前記角軸8と同芯のピニオンギヤ17を回転自在で軸
方向移動不可に装着する。
上記ピニオンギヤ17の中心には第6図、第10図のよう
な角孔18を形成してこの角孔18に嵌入した角軸8でピニ
オンギヤ17が回されるようにする。
19は上記ガイド枠16の後側板内側に装着した昇降板
で、第6図のように、この昇降板19の上端片側には前記
ピニオンギヤ17に噛合するラックギヤ20を一体に設け、
他側にはガイド棒21を一体に設ける。
第1図、第10図などの22は前面板1の内側に固定した
左右一対の支持枠で、この両支持枠22に前後方向の長孔
23を設け、この長孔23に横軸24を前後方向進退自在に嵌
合する。
25は施錠用操作片、26は解錠用操作片で、これら各操
作片25、26の後端を前記横軸24に回動自在に装着する。
上記の各操作片25、26の先端は前記ガイド枠16および
昇降板の長孔27、28を遊嵌して後面板2に設けた操作片
出没窓29から出没自在とする。
また、横軸24の取付部には、上記操作片25、26を上下
に押し開くバネ35を設け、前記昇降板19の長孔28の上端
には押圧子37を固定して、昇降板19の下降時に操作片25
を押し下げるようにする。
36は左右一対の連動レバーでその上端を軸30により前
記取付部材3の両側に回動自在に取付けられている。
また、上記両連動レーバー36の中間部の後側に内向き
に設けた各爪31が第7図のように前記角軸8に設けた鍔
10の後側に係合し、レバー36の下端の上下方向の長孔32
を第3図のように前記横軸24の両端に遊嵌せしめてキー
6による角軸8の進退運動を操作片25、26に伝える連動
機構を構成する。
さらに、第1図に示すように左右の連動レバー36の中
間部を一体に連結する連結片33と、前記取付部材3の後
端下側に固定した受片34の間に復元バネ38を圧縮状態で
装着してレバー36に、前面板1の方向への復元力を与え
る。
前記後面板2の下部寄りには係合孔40を設け、この孔
40の内側に設けた支持枠41内に垂直の軸からなる係合部
42を固定する。
内側引戸Bの召合せ部の前面と後面にも前面板44と後
面板45を固定し、この両板44、45間に角形横断面のガイ
ド枠46を固定する。
上記前面板44およびガイド枠46の前部の下部寄りには
前記外側引戸Aの後面板2の係合孔40に対向する開口47
を設ける。
48は上記開口47の位置における枠46内において、垂直
の軸49により回動自在に装着した鎌形の施錠部材であ
り、第9図のように垂直状の接触縁43を有する。
上記施錠部材48は軸49を中心に回動して第9図の鎖線
のように外側引戸Aの係合孔40内の係合部42に係合する
ものである。
第2図などの50はガイド枠46内に昇降自在に装着した
コ字形断面の駆動部材、51は同部材50を上方または下方
に保持するバネである。
上記駆動部材50の下端にはカム52を固定し、このカム
52には前記施錠部材48の後部に取付けたローラ53がバネ
54の弾力により圧着している。(第9図) 第1図、第2図などの57は前記後面板45の内側の縦方
向のガイド溝58に昇降自在に装着した摺動板で、その外
面に一体に設けたツマミ59が後面板45の縦長孔60に遊嵌
して外部に突出している。
また、摺動板57の内面に一体に設けた軸56はガイド枠
46の縦長孔62に遊嵌して前記駆動部材50の係合孔63に係
合している。
65はガイド枠46の上部に進退自在に装着したロック部
材で、バネ66で前方に押され、その前部の突片67は前面
板44の孔64から出没自在とし、さらに、このロック部材
65の下側には前記駆動部材50の上端のピン69に係脱する
係止部70、71を上下に有する斜面68を設けてある。
上記駆動部材50の中間部前側には突片72を固定し、こ
の突片72を囲むガード枠73を設ける。
上記ガード枠73は前後を開放した縦向き長方形のもの
で、前面板44およびガイド枠46の前部に設けた縦向き長
方形の開口74に進退自在、かつ昇降不可に遊嵌してい
る。
また、上記ガード枠73の両側中間部には第8図などの
ように駆動部材50の内側に摺動自在に接触する側板75、
76を一体に設けてあるが、一方の板75の外側にピン77を
設け、このピン77を駆動部材50のカム溝78に摺動自在に
係合させる。
また、上記カム溝78を貫通したピン77の外端をガイド
枠46の側壁に設けた横長孔79に遊嵌する。
以下に上記実施例の作用を説明する。いま、第1図、
第3図、第4図のように引戸B内の駆動部材50が上限に
あり、施錠部材48が引込み位置にあるとき、同部材50の
上端のピン69がロック部材65の斜面68の上端の係止部70
に係合して突片67を孔64内に引込めている。
つぎに、シリンダ錠のロータ5のキー孔7にキー6を
挿入してこれを押込むと、キー6の先端が角軸8の板状
部12を後方へ押し出すので、ピニオンギヤ17の角孔18に
角軸8が係合する。
また、上記のようにキー6により板状部12が押される
と、これと一体の鍔10が左右の連動レバー36の爪31を押
すので、このレバー36がバネ38に抗して後面板2の方へ
回動し、レバー36の下端の横軸24を後面板2の方へ押
す。
このため、第1図のように上下の操作片25、26の先端
が窓29から突出して内側引戸Bのガード枠73内に嵌入す
る。
このように角軸8を押込んだままキー6によりロータ
5を施錠方向に回動すると角軸8とともにピニオンギヤ
17が施錠方向に回動し、ラックギヤ20を介して昇降板19
を下降させる。
昇降板19が下降すると、その押圧子37が第2図のよう
に施錠用操作片25を下方へ回動するので、その先端が引
戸B内の突片72を駆動部材50とともに押し下げ、この部
材50をバネ51により下限で保持する。
上記のように駆動部材50が下降すると、その下端のカ
ム52のカム斜面55が施錠部材48のローラ53を押して、同
部材48を軸49を中心に回動させる。
上記のように回動した施錠部材48の先端は第9図の鎖
線のように、前面板44の開口47から突出して後面板2の
係合抗40に嵌入しその内部の係合部42に係合する。
こうして施錠部材48が十分に係合部42に係合したと
き、カム52は第2図のようにその端部の垂直縁61でロー
ラ53を受ける状態となるから施錠部材48に逆方向の力が
働いても解錠位置に戻らなくなる。
上記のように完全に施錠された状態でロータ5を元の
位置に回し、キー孔7からキー6を抜くと、角軸8はバ
ネ38により元の位置に戻る。
シリンダ錠の場合、キー6を抜くには上記のように、
ロータ5を施錠前の元の位置に回したのちでないと抜け
ない。
従って、キー6を抜いたときは昇降板19は中立位置に
戻り、施錠用操作片25は元に戻って突片72から外れてい
るが、施錠部材48は係合部42に係合したままである。
また、上記のように駆動部材50が下降することにより
そのカム溝78がピン77を前方に押し、ガード枠73を外側
引戸Aの方へ移動させてその外端を、第2図のように外
側引戸Aの操作片出没窓29に嵌合させるので引戸ABの間
から細い棒を挿入しても操作片25、26に触れることはで
きない。
また、前記の施錠時において、駆動部材50が下降を始
めると、ピン69がロック部材65の斜面68の上端の係止部
70から外れるので、バネ66により部材65が押出される。
従って、突片67が孔64から若干突出するが、第2図の
ように外側引戸Aの後面板2に当ることによりピン69が
斜面68の下端の係止部71によって係止されるようなこと
はない。
つぎに、第2図の施錠状態から、キー6をロータ5の
キー孔7に挿入して解錠するには、ロータ5を施錠時と
逆の方向に回動する。
前記の施錠操作後にキー6を抜いたとき、昇降板19は
中立位置に戻っているから、上記のロータ5の逆転に角
軸8を介してピニオンギヤ17が施錠時の逆に回り、昇降
板19が上昇すると、その長孔28の下端が解錠用操作片26
を上方へ回動する。
操作片26が上方へ回動する際にその先端が突片72の押
し上げて駆動部材50を上昇させ、カム52の斜面55による
ローラ53の押圧が解け、施錠部材48はバネ54の復元力に
より前面板44内に引込んで解錠される。
この場合も解錠後ロータ5を元に戻しキー6を抜く
と、第1図、第4図のように上下の操作片25、26は中立
位置に戻る。
つぎに室内から、キーを用いずに施錠する場合はツマ
ミ59を押下げて摺動板57を下降させればよい。
すなわち、摺動板57が下ると、これと一体の軸56が駆
動部材50を押し下げてキーを用いた場合と同様の施錠が
行われ、ツマミ59を押上げると解錠される。
また、解錠して駆動部材50が上った状態で内側引解B
の突片67は引込んでいるが、引戸Aを閉じていない状
態、すなわち、引閉Bの前面板44の前に引閉Aの後面板
2がない状態でツマミ59により駆動部材50を押し下げる
と、ピン69が下降途中において、バネ66で押されたロッ
ク部材65の斜面68の下端の係止部71がピン69に係合して
それ以上の駆動部材50の下降を阻止し、施錠部材48が開
口47から突出することを防止する。
〔発明の効果〕
この発明は上記のように、外側引戸のキー孔に挿入し
たキーによりロータを施錠方向または解錠方向に回すと
外側引戸内の施錠用操作片または解錠用操作片が支点を
中心に回動して、内側引戸の施錠部材を押して移動さ
せ、施錠部材を施錠位置または解錠位置とするものであ
るから、外側引戸の施錠用または解錠用操作片を内側引
戸の駆動部材の一部に接触させるだけで外側引戸に設け
た錠のロータの回転を内側引戸の駆動部材に伝えること
ができるので、外側引戸と内側引戸が多少ずれていても
確実に施錠部材を作動させることができる。
また、ロータの内端からキーの内端を突出させたとき
にのみ施錠用および解錠用操作片の先端が外側引戸から
突出して内側引戸内に嵌入するので操作片による内側引
戸の駆動部材の操作が確実に行え、ロータからキーを抜
くと、施錠用および解錠用操作片の先端が外側引戸内に
引込むので引戸の開閉時に操作片を損傷させるおそれは
ない。加えて本発明では、レバーの作用によってキーの
挿入動作が倍加され、その動きによって施錠用操作片と
上記解錠用操作片が突出される。そのため施錠用操作片
の突出にキーの回動力を消費することが無く、キーの回
動動作は円滑である。
さらに、内側引戸には駆動部材の作動に連動して外側
引戸の方へ出没するガード枠を設けて、施錠時には、こ
のガード枠が施錠用操作片と解錠用操作片を囲んで、内
側引戸と外側引戸の間から操作片を操作できないように
するので不正解錠が防止できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の施錠装置の実施例を示す一部縦断側
面図、第2図は同上の施錠状態を示す一部縦断側面図、
第3図は解錠状態を示す一部縦断側面図、第4図は同上
の中央縦断側面図、第5図は第4図V−V線の縦断後面
図、第6図は第4図VI−VI線の縦断正面図、第7図は第
4図VII−VII線の横断平面図、第8図は第4図VIII−VI
II線の横断平面図、第9図は第4図IX−IX線の横断平面
図、第10図は外側引戸部分の分解斜視図である。 A……外側引戸、B……内側引戸、 5……ロータ、6……キー、 7……キー孔、8……角軸、 10……鍔、11……丸軸部、 12……板状部、25……施錠用操作片、 26……解錠用操作片、36……連動レバー、 38……復元バネ、42……係合部、 48……施錠部材、50……駆動部材、 72……突片、73……ガード枠、 77……ピン、78……カム溝、 79……横長孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側引戸に外側引戸の係合部に係脱する施
    錠部材とその駆動部材を設け、外側引戸にはキーにより
    回動されるロータの施錠方向への回動に連動して、上記
    駆動部材を施錠方向に動かす施錠用操作片と、上記キー
    の解錠方向への回動に連動して引戸の駆動部材を解錠方
    向に動かす解錠用操作片と、一端が軸支され他端側に上
    記施錠用操作片と上記解錠用操作片が取り付けられたレ
    バーを有し、上記キーの挿入によって上記レバーの中間
    部が押されて上記施錠用操作片と上記解錠用操作片が外
    側引戸から突出し上記駆動部材と係合可能となる引違い
    戸の施錠装置。
  2. 【請求項2】上記レバーの中間部は、キーにより回動さ
    れるロータの内側から突出するキーの内端で押されると
    ともに、キーを抜いたとき、上記施錠用操作片と解錠用
    操作片の先端を外側引戸内に引込める復元バネを設けた
    請求項(1)記載の引違い戸の施錠装置。
  3. 【請求項3】内側引戸に外側引戸の係合部に係脱する施
    錠部材とその駆動部材を設け、外側引戸にはキーにより
    回動されるロータの施錠方向への回動に連動して、上記
    駆動部材を施錠方向に動かす施錠用操作片と、上記キー
    の解錠方向への回動に連動して引戸の駆動部材を解錠方
    向に動かす解錠用操作片とを設けた引違い戸の施錠装置
    であって、上記内側引戸内に、外側引戸の方向に進退し
    て、外側引戸の施錠用操作片と解錠用操作片を囲むガー
    ド枠を設け、このガード枠と前記駆動部材とを、駆動部
    材が施錠位置となったとき前記ガード枠が外側引戸の方
    へ進出してその先端を外側引戸の操作片出没窓に嵌入さ
    せ、駆動部材が解錠位置となったとき上記ガード枠を内
    側引戸内に引込めるように連動させる連動機構を設けた
    引違い戸の施錠装置。
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JP2007107378A (ja) * 2006-11-27 2007-04-26 Alpha Corp 引き戸錠の室外側引き戸用錠装置
JP4486634B2 (ja) * 2006-11-27 2010-06-23 株式会社アルファ 引き戸錠の室外側引き戸用錠装置

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