JP3040966B2 - ラッチ錠 - Google Patents

ラッチ錠

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JP3040966B2
JP3040966B2 JP9253289A JP25328997A JP3040966B2 JP 3040966 B2 JP3040966 B2 JP 3040966B2 JP 9253289 A JP9253289 A JP 9253289A JP 25328997 A JP25328997 A JP 25328997A JP 3040966 B2 JP3040966 B2 JP 3040966B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラッチ錠に関する
もので、特に、反転式ラッチボルトを軸方向に180度
回転させることにより左右開き用の扉に適合させ得るラ
ッチ錠に関する。さらに、簡単な構成で反転式ラッチボ
ルトの施解錠が可能なラッチ錠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の反転式のラッチ錠は、左
右開き用の扉に対して左開き用のもの、右開き用のもの
がそれぞれ作製されていた。
【0003】また、従来の反転式のラッチ錠は、例えば
実公平7−54504号公報のように、ラッチボルトの
反転を阻止するためのロッキングピースがラッチボルト
後方に設備され、常時はロッキングピースの掛止部がラ
ッチボルトの上下両面に形成された被掛止部を掛止する
ようになされていた。それに、この考案ではラッチボル
トの施解錠は、ラッチボルトをロッキングピースにより
反転阻止状態にすることにより、行われているが、反転
式のラッチボルトの後退を阻止したり、後退を可能とす
る施解錠機構は設備されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、左右開きの扉
に対し、それぞれ左右勝手違いのラッチ錠を用いてい
た。そのため、この左右勝手違いのラッチ錠を作製しな
くてはならなかった。左右勝手の違うものの作製には、
ラッチボルトを軸方向に180°回転させて作製するた
め、手間が掛かり、コスト高に付くという問題点があっ
た。
【0005】また、実公平7−54504号公報等のラ
ッチ錠は、ラッチボルトの後方にロッキングピースが設
けられ、さらにロッキングピースの後方にロッキングピ
ース作動機構が設備されていたので、ラッチ錠自体が複
雑化かつ大型化し、コスト高に付くという問題点があっ
た。また、反転するラッチボルトの回転阻止と施解錠が
同一のロッキングピースの作動により行われているた
め、ロッキングピース作動機構自体を強固に作製する必
要があり、コスト高に付くという問題点があった。
【0006】本発明は、別個に作製した左右勝手違いの
ラッチ錠を用いず、左右いずれか開き用の反転式の一つ
のラッチ錠を作製し、反転式ラッチボルトの取付けを軸
方向に180度回転させることにより左右開きの扉に容
易に対処し得るラッチ錠を提供すること目的とする。
【0007】また、本発明は、従来のロッキングピース
に代えて、反転式ラッチボルトの回転阻止機構と反転ラ
ッチボルトの後退を阻止したり、後退を可能とする施解
錠機構を設備し、反転式のラッチ錠自体を簡単化かつ小
型化し、コスト安に作製が可能なラッチ錠を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の発明は、横断面形状が略菱
形状である反転式ラッチボルトを出入するラッチボルト
出入孔がフロントに形成され、このフロントが錠前本体
の前面における本体取付部に取付けられ、扉を閉じる時
には前記したラッチボルト出入孔に反転式ラッチボルト
が後退し、扉を開放する時には反転式ラッチボルトが反
転して開錠するようにしたラッチ錠であって、前記した
ラッチボルト出入孔より前端部が出入する反転式ラッチ
ボルトの後部における上下面に設けて、この反転式ラッ
チボルトが前記したラッチボルト出入孔から飛び出すこ
とを防止すると共に反転式ラッチボルトの回転を防止す
るラッチ突起部と、このラッチ突起部を案内する案内溝
を有し、反転式ラッチボルトの上面に添接したり、この
上面から上昇するラッチ回転阻止片と、このラッチ回転
阻止片の当たる反転式ラッチボルトの上面と前面を除く
反転式ラッチボルトの回りを囲むように前記した錠前本
体内に設備したラッチガイドと、前記した反転式ラッチ
ボルトの右面中央部に形成したバネ挿入部にこのバネ挿
入部内と前記したラッチガイドの後面板間に介在した圧
縮コイルバネと、前記したフロントに嵌め込み、反転式
ラッチボルトが挿入するラッチボルト出入孔を有し、前
記ラッチ突起部と当接して反転式ラッチボルトを停止す
るラッチ停止体とからなり、フロントを本体取付部から
取外してラッチ停止体を反転式ラッチボルトから取除
き、反転式ラッチボルト上面のラッチ突起部をラッチ回
転阻止片の案内溝に案内して、反転式ラッチボルトを前
記した圧縮コイルバネの弾力によりラッチガイドから突
出して反転式ラッチボルトを軸方向に180°回転して
反転式ラッチボルトを元のように挿し込み、フロントを
本体取付部に取付けて反転式ラッチボルトをラッチ停止
体によりフロントからの抜出しを防止し、反転式ラッチ
ボルトを左右開き用の扉に適合させることを特徴とす
る。
【0009】本発明の請求項2記載の発明は、横断面形
状が略菱形状である反転式ラッチボルトを出入するラッ
チボルト出入孔がフロントに形成され、このフロントが
錠前本体の前面における本体取付部に取付けられ、扉を
閉じる時には前記したラッチボルト出入孔に反転式ラッ
チボルトが後退し、扉を開放する時には反転式ラッチボ
ルトが反転して開錠するようにしたラッチ錠であって、
前記したラッチボルト出入孔より前端部が出入する反転
式ラッチボルトの後部における上下面に設けて、この反
転式ラッチボルトが前記したラッチボルト出入孔から飛
び出すことを防止すると共に反転式ラッチボルトの回転
を防止するラッチ突起部と、このラッチ突起部を案内す
る案内溝を有し、反転式ラッチボルトの上面に添接した
り、この上面から上昇するラッチ回転阻止片と、このラ
ッチ回転阻止片の当たる反転式ラッチボルトの上面と前
面を除く反転式ラッチボルトの回りを囲むように前記し
た錠前本体内に設備したラッチガイドと、前記した反転
式ラッチボルトの右面中央部に形成したバネ挿入部にこ
のバネ挿入部内と前記したラッチガイドの後面板間に介
在した圧縮コイルバネと、前記したフロントに嵌め込
み、反転式ラッチボルトが挿入するラッチボルト出入孔
を有し、前記ラッチ突起部と当接して反転式ラッチボル
トを停止するラッチ停止体とからなり、フロントを本体
取付部から取外してラッチ停止体を反転式ラッチボルト
から取除き、反転式ラッチボルト上面のラッチ突起部を
ラッチ回転阻止片の案内溝に案内して、反転式ラッチボ
ルトを前記した圧縮コイルバネの弾力によりラッチガイ
ドから突出して反転式ラッチボルトを軸方向に180°
回転して反転式ラッチボルトを元のように挿し込み、フ
ロントを本体取付部に取付けて反転式ラッチボルトをラ
ッチ停止体によりフロントからの抜出しを防止し、反転
式ラッチボルトを左右開き用の扉に適合させると共に、
前記したラッチ回転阻止片の後端に起立連結片、この起
立連結片の上端にラッチ回転阻止片と平行なラッチ回転
阻止片の持上げ片を設け、この持上げ片の下面に前端を
取付けた上昇下降片と後端にこの上昇下降片と連結して
凹んだバネ挿入部からなるラッチ回転阻止片の上下摺動
板と、前記した錠前本体の中央部に軸支したレバー状回
転体と、このレバー状回転体は一側上方に上昇下降片の
下面に添接する昇降片とこの一側下方に前記したラッチ
ガイドの後部下面に設けたバネ受けを兼ねたラッチスト
ッパー案内板に装着したバネを受けるバネ受けとをそれ
ぞれ取付け、前記したレバー状回転体の他側中間部に前
記した上下摺動板のバネ挿入部における下面との間にレ
バーハンドル角芯を挿入するための角穴を介在する回転
体受け板を取付けたものであって、反転式ラッチボルト
を案内する前記したラッチガイドの底面板を貫通し、常
にバネにより下方に付勢したラッチストッパーと、前端
がこのラッチストッパーの下面に当接して後端が錠前本
体に軸支されて上下に作動するようにしたストッパー作
動板と、このストッパー作動板の後端を軸支した軸に介
在させて一端を錠前本体に掛け止めたねじりコイルバネ
と、このねじりコイルバネの他端を常に下方向に付勢さ
せてこの他端と当接する高さの低いつまみ、及びこのつ
まみより高さが高く、ストッパー作動板の下面に当接
し、ストッパー作動板を軸支した前記後端を中心として
前端を持ち上げる高さの高いつまみを並設したサムター
ン連結体とからなり、前記したストッパー作動板の前端
の上下作動により、前記したラッチガイドの底面板を貫
通してラッチストッパーを昇降させて反転式ラッチボル
トの後退を阻止したり、後退を可能とするラッチボルト
施解錠機構とからなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施例に基
づき、本発明に係るラッチ錠の実施の形態を詳細に説明
する。
【0011】図1は、本発明のラッチ錠の正面図を示す
もので、図2は、本発明のラッチ錠の底面図を示すもの
である。図3は、ラッチ錠の錠前本体から上蓋を取去っ
た本発明のラッチ錠の側面図である。
【0012】図3に示すラッチ錠1の錠前本体1aにお
ける前面1bには、ラッチ錠1を扉に取付けるための本
体取付部2が形成され、この本体取付部2の前面に本体
取付部2を覆うフロント3が固定されている。また、錠
前本体1a内には、本体取付部2から出入する反転式ラ
ッチボルト4が設けられている。前記フロント3には、
前記した反転式ラッチボルト4が摺動して出入するラッ
チボルト出入孔51を形成したラッチボルト停止体5を
嵌め込んでいる。
【0013】このラッチボルト停止体5は、前部を前記
したフロント3に嵌め込む大きさの矩形状に形成し、後
部をこの前部の矩形部52よりやや大形の矩形状に形成
している。そして、この後部のやや大形の矩形部53を
挿入する矩形孔21が本体取付部2に形成されている。
本実施形態では、ラッチボルト停止体5の形状を矩形と
しているが、反転式ラッチボルトの形状に合せて任意の
形状とすることができる。
【0014】前記した反転式ラッチボルト4は、図5及
び図9などに示すように横断面形状が略菱形状をしたも
ので、反転式ラッチボルト4の前面41と上面45を除
く反転式ラッチボルト4の回りを囲むラッチガイド6内
に摺動するようにした。この反転式ラッチボルト4は、
略菱形状の相対する前後面41,42と左右面43,4
4が鈍角をなすが、このうち一方の後面42と左面43
における鈍角部の外面を滑らかなR部とする。そして、
この滑らかな鈍角部を利用して前記したラッチボルト出
入孔51内に反転式ラッチボルト4を反転可能とした。
また、この反転式ラッチボルト4は、左右面43,44
を、反転式ラッチボルト4を案内する前記ラッチガイド
6の左右側面板62,63の内面に摺動するように挿入
する。そして、前記した錠前本体1aのフロント3に嵌
め込んだラッチボルト停止体5に形成したラッチボルト
出入孔51より出入する。つまり、このラッチガイド6
は、反転式ラッチボルト4のラッチボルト出入孔51方
向における前面41と上面45を除く回りを囲む底面板
61、左右側面板62,63及び後面板64からなり、
この左右側面板62,63で反転式ラッチボルト4の左
右面43,44を案内する。
【0015】この反転式ラッチボルト4の上下面45,
46には、後面42の上下における中央と反転式ラッチ
ボルト4の上下面45,46における略菱形状の中心と
を結んでラッチ突起部7,7を設ける。そして、このラ
ッチ突起部7,7を案内する案内溝82を設けたラッチ
回転阻止片81をラッチガイド6の上面に昇降可能に載
置してラッチ回転阻止機構8とする。
【0016】このラッチ突起部7,7は、前記したラッ
チガイド6の上面に昇降可能に載置したラッチ回転阻止
片81の案内溝82内に反転式ラッチボルト4を回転す
ることなく案内する。このラッチ突起部7,7は、反転
式ラッチボルト4の左右面43,44と平行に設けた。
このラッチ突起部7,7は、反転式ラッチボルト4の上
面45のもののみがラッチ回転阻止片81の案内溝82
に嵌め込まれる。そして、後述のように反転式ラッチボ
ルト4を軸方向に180°回転したとき、反転式ラッチ
ボルト4の下面46のラッチ突起部7がラッチ回転阻止
片81の案内溝82に嵌め込まれる。この案内溝82
は、ラッチ回転阻止片81の中央部に設けられている。
【0017】前記反転式ラッチボルト4の右面44と後
面42に亘っての中央部にバネ挿入部9が形成され、こ
のバネ挿入部9には圧縮コイルバネ91が挿入されてい
る。この圧縮コイルバネ91は、反転ラッチボルト4の
前面41における近傍のバネ挿入部9にこの圧縮コイル
バネ91の一端をバネ受けピン92で取付けている。そ
して、この圧縮コイルバネ91の他端を前記したラッチ
ガイド6の後面板64に形成したバネ受け孔65に取付
けている。この圧縮コイルバネ91は、前記したフロン
ト3を本体取付部2から取外してラッチボルト停止体5
を取除いたときに、反転式ラッチボルト4をラッチガイ
ド6から押出し、反転式ラッチボルト4を軸方向に18
0°回転可能とする。また、この圧縮コイルバネ91
は、フロント3を本体取付部2に取付時には、この圧縮
コイルバネ91の弾力に抗して反転式ラッチボルト4が
ラッチガイド6内へ後退することを可能とする。このと
き、反転式ラッチボルト4の上面45のラッチ突起部7
は、ラッチガイド6の上面に昇降可能に載置したラッチ
回転阻止片81の案内溝82に案内される。このように
圧縮コイルバネ91は、反転式ラッチボルト4をラッチ
ガイド6内に一体状に連結する作用を有し、フロント3
を本体取付部2から取外す際に、反転式ラッチボルト4
や圧縮コイルバネ91を紛失するおそれがない。
【0018】前記ラッチガイド6の上面に昇降可能に添
接した前記回転阻止機構8としてのラッチ回転阻止片8
1は、ラッチ回転阻止片81の上面と錠前本体1aの上
板1c間にラッチ回転阻止片案内板を兼ねたバネ受け8
3を設け、このバネ受け83に圧縮コイルバネ84を介
在している。このラッチ回転阻止片81は、後端に起立
連結片85を形成し、この起立連結片85を前記したラ
ッチ回転阻止片案内板を兼ねたバネ受け83で上下に摺
動可能に案内する。そして、この起立連結片85の上端
にラッチ回転阻止片81と平行なラッチ回転阻止片81
を持上げる持上げ片86をラッチ回転阻止片81の反対
側に形成した。そして、この持上げ片86の下方に持上
げ片86を上昇及び下降させる上下摺動板10を取付け
るようにしている。
【0019】この上下摺動板10は、持上げ片86の下
面に取付けた上昇下降片101と、この上昇下降片10
1の後端をバネ挿入部102として凹ませてなる。この
上下摺動板10の上下摺動は、錠前本体1aの本体底板
1dに設けたバネ挿入部102の案内突起103,10
3内を摺動させて行う。そして、このラッチ回転阻止片
81の上下摺動は、前記したばね挿入部102の底面と
錠前本体1aの上板1c間に介在させた圧縮コイルバネ
104の弾力により上下摺動板10を上下に摺動させ、
その前端の上昇下降片101から前記した持上げ片86
を介して行う。
【0020】この持上げ片86を上下作動させるのに、
前記した上下摺動板10以外に、レバー状の回転体11
を設けた。この回転体11は、その中央部を錠前本体1
aの本体底板1dにおける中央部に回転体取付軸113
で軸支した。このレバー状の回転体11は、上下摺動板
10の前端における前記した上昇下降片101の下面に
添接する昇降板111と、前記したラッチガイド6の後
面に取付けたバネ受け105に装着した圧縮コイルバネ
106を受けるバネ受け板112とを備え、昇降板11
1は回転体11の上側に、バネ受け板112は回転体1
1の下側に取付けている。そして、これら昇降板111
とバネ受け板112とを取付けた回転体11のこれら昇
降板111とバネ受け板112とを取付けた側と反対の
側における上下方向の中間部に回転体受板114を形成
した。この回転体受け板114は、前記した上下摺動板
10のバネ挿入部102における下方に位置させる。
【0021】この上下摺動板10のバネ挿入部102に
おける下面に取付けた押え板107と回転体11の回転
体受板114の間には図3に示すように錠前本体1aの
本体底板1dと上蓋1eを貫通して角穴121,131
を設ける。そして、この角穴121,131に、図6に
示す扉14における表面141と裏面142にそれぞれ
取付けたレバーハンドル取付座15,16に形成した取
付穴151,161よりレバーハンドル122,132
を設備した角芯12,13を差込む。そして、扉14の
表面141より角芯12を角穴121に差込み、レバー
ハンドル122を手前に引くことにより、角芯12の先
端が持ち上がり、バネ挿入部102の下面に取付けた押
え板107と共に前記した上下摺動板10が上方へ摺動
し、上下摺動板10の上昇下降片101により持上げ片
84が持ち上げられる。このことにより、ラッチ回転阻
止片81が反転式ラッチボルト4の上面45より上昇す
る。このとき、反転式ラッチボルト4の上面45に設け
たラッチ突起部7がラッチ回転阻止片81の案内溝82
から外れ、扉14を開くとき、図10の(1)に示すよ
うに、反転式ラッチボルト4は扉枠のラッチボルト受け
20に当接すると、二点鎖線の位置から実線の位置へと
反転する。さらに、扉14を開放し続けると、反転式ラ
ッチボルト4は左板43の傾斜をラッチボルト受け20
に沿わせて圧縮コイルバネ91の弾力に抗して後退して
図10の(2)に示す位置までラッチガイド6内に押込
まれ、扉14を開けることができる。また、扉14の裏
面142より角芯13を錠前本体1aの角穴131に差
込み、レバーハンドル132を前記と逆方向に押すと、
角芯13の先端が下がり、回転体11の回転体受板11
4が下がる。この回転体受板114が下がることによ
り、回転体11は中央部の回転体取付軸113を中心と
して昇降板111が回転し、上下摺動板10の上昇下降
片101により持上げ片84が持ち上げられ、前記同様
に扉14を開けることができる。
【0022】このように、上下摺動板10と回転体11
を設備したのは、扉14の表面141と裏面142より
上記のように操作するためであるが、表面141と裏面
142のどちらか一方より角芯13,14を挿入して操
作することもできる。また、この場合前記した上下摺動
板10と回転体11のうちどちらか一方のみを設備して
もよい。
【0023】以上は、解錠状態のラッチ錠1を説明し
た。次に、このラッチ錠1の施錠について説明する。こ
のラッチ錠1を施錠するに当たっては、反転式ラッチボ
ルト4の後退を阻止するラッチストッパーを前記したラ
ッチガイド6内に突出させるストッパー作動板を設け、
このストッパー作動板を高さの異なるつまみを並設して
なるサムターン連結体により作動するようにした。
【0024】ラッチボルト施解錠機構17は、反転式ラ
ッチボルト4がフロント3の前記したラッチボルト出入
孔51から後退することを防止したり、後退することを
可能とするものである。このラッチボルト施解錠機構1
7は、前記したラッチガイド6の底面板61の中央部に
後面板64と平行に設けた貫通孔61aに昇降自在に挿
入するラッチストッパー171と、このラッチストッパ
ー171の下端部に鉤形のバネ挿入部172を形成して
いる。
【0025】このバネ挿入部172には、バネ挿入部1
72の底面とラッチガイド6下方の錠前本体1aにおけ
る本体底板1dに取付けたバネ受け173間に圧縮コイ
ルバネ174を介在した。そして、この圧縮コイルバネ
174の弾力により常時はバネ挿入部172の底面とバ
ネ受け173間の距離を伸ばすように付勢し、ラッチス
トッパー171を前記した貫通孔61aからラッチガイ
ド6内に突出しないようにする。このラッチストッパー
171は、バネ挿入部172を本体取付部2内面とラッ
チガイド6の後面板64に取付けた前記したバネ受け1
05間に昇降自在とした。このバネ受け105は、ラッ
チストッパー171のストッパー案内板として利用して
いる。
【0026】このラッチストッパー171のバネ挿入部
172における裏面がラッチストッパー171を作動さ
せるストッパー作動板18の前端部に載置されている。
このストッパー作動板18は、ストッパー作動板18の
後端部よりの起立片181を錠前本体1aの本体底板1
dに回転軸182で軸支した。このストッパー作動板1
8の前端部が、ストッパー作動板18の後端部を軸支し
ている回転軸182を中心に上下作動してラッチストッ
パー171を上下に作動する。このように、前記したラ
ッチガイド6内に底面板61の貫通孔61aからこのラ
ッチストッパー171を突出させたり、突出しないよう
にして、反転式ラッチボルト4がラッチガイド6内へ後
退することを阻止したり、後退することを可能として反
転式ラッチボルト4の施解錠を行う。
【0027】このストッパー作動板18の前端部の上下
作動は、図7及び図8に示すようにサムターン連結体1
9の連結軸192に設けた角穴191にレバー(図示せ
ず)を挿入して回動させることにより行う。このサムタ
ーン連結体19は、前記ストッパー作動板18の後端部
における下方の錠前本体1aの本体底板1dに回動自在
に設けた。このサムターン連結体19は、連結軸192
に高さの低いつまみ193と高さの高いつまみ194を
並設している。このサムターン連結体19は、前記スト
ッパー作動板18の後端部を軸支した回転軸182にね
じりコイルバネ183を装着し、このねじりコイルバネ
183の一端を錠前本体1aの後側板1fに掛け、他端
が常に下方に付勢するようにしてこのねじりコイルバネ
183の他端をサムターン連結体19の高さの低いつま
み193に当接するようにした。また、高さの高いつま
み194を前記したストッパー作動板18の下面に当接
している。そして、このサムターン連結体19の角穴1
91にレバー(図示せず)を挿入してサムターン連結体
19を右回転させることにより、サムターン連結体19
の高さの高いつまみ194がストッパー作動板18の下
面を突き上げ、ストッパー作動板18は後端部を軸支し
た回転軸182を中心としてストッパー作動板18の前
端部を持上げる。このストッパー作動板18の前端部を
持上げることにより、ストッパー作動板18の前端部に
載置されているバネ挿入部172即ちラッチストッパー
171が上昇する。このように前記したラッチガイド6
内に底面板61の貫通孔61aからこのラッチストッパ
ー171を突出させて反転式ラッチボルト4の後退を阻
止し施錠を行う。また、反転式ラッチボルト4の後退を
可能とし解錠を行うときには、前記した施錠状態のサム
ターン連結体19の角穴191にレバー(図示せず)を
挿入してサムターン連結体19を左回転させることによ
り、前記と逆にラッチストッパー171をラッチガイド
6の底面板61における貫通孔61a内に下降させる。
【0028】このサムターン連結体19の右回転は、前
記した高さの高いつまみ194の右側面が錠前本体1a
の本体底板1dに形成したサムターン右止めストッパー
195に当接することにより回り過ぎが停止されてい
る。また、高さの低いつまみ193を常に下方に付勢す
るねじりコイルバネ183によるサムターン連結体19
の左回転をサムターン連結体19の連結軸192に取付
けたストッパー突起部196が錠前本体1aの下板1g
と当接することにより停止し、ストッパー作動板18の
前端部の下降位置を適性なものとしている。
【0029】本発明を使用するに当たっては、ラッチ錠
1の本体取付部2からフロント3を取り外すと、フロン
ト3に嵌め込んだラッチ停止体5は共に取り外され、反
転式ラッチボルト4は、圧縮コイルバネ91の弾力によ
りラッチガイド6内を摺動して本体取付部2から突出す
る。この突出した反転式ラッチボルト4を軸方向に18
0°回転し、反転式ラッチボルト4を上面45と下面4
6とを逆にしてラッチガイド6内に挿入し、フロント3
を本体取付部2に取付けるだけで、左右勝手違いの扉に
適した左右開き用の反転式のラッチ錠とすることができ
る。
【0030】また、本発明は、反転式ラッチボルト4の
回転阻止機構8と反転式ラッチボルト4の施解錠機構1
7を別設したので、サムターン連結体19を左回転さ
せ、施解錠機構17のラッチストッパー171をラッチ
ガイド6の底面板61の貫通孔61aから下げ、反転式
ラッチボルト4の後退を可能とした解錠状態にする。こ
のとき、反転式ラッチボルト4の回転阻止機構8におけ
る上下摺動板10は、バネ挿入部102に介在させた圧
縮コイルバネ104の弾力により上昇下降片101を下
降させ、持上げ片86を介してラッチ回転阻止片81を
反転式ラッチボルト4の上面45に降下させている。そ
して、図9の(1)に示すように、扉が閉塞方向に閉ま
ると、反転式ラッチボルト4の前面41が扉枠のラッチ
ボルト受け20に当接する。このとき、反転式ラッチボ
ルト4は、ラッチ回転阻止片81の案内溝82にラッチ
突起部7が案内されて回転が阻止されているから、この
反転式ラッチボルト4は、前記したラッチボルト受け2
0を前面41の傾斜に沿って案内して図9の(3)に示
すように、圧縮コイルバネ91の弾力に抗してラッチガ
イド6内に後退する。そして、反転式ラッチボルト4が
ラッチボルト受け20の掛止孔21に達すると、圧縮コ
イルバネ91の弾力により前進し、図10(1)の二点
鎖線で示すようにラッチ錠1は閉じられる。
【0031】この閉じられたラッチ錠1を解錠するに
は、図6に示すように、扉14の表面141又は裏面1
42より角芯12,13を差込み、これら角芯12,1
3のレバーハンドル122,132を前記同様に操作し
て押え板107を上方へ又は回転体受け板114を下方
へ移動させ、それぞれラッチ回転阻止片81が反転式ラ
ッチボルト4の上面45より上昇するようにする。反転
式ラッチボルト4の上面45に設けたラッチ突起部7
は、ラッチ回転阻止片81の案内溝82から外れ、図1
0(1)に示すように、二点鎖線の位置で閉じられてい
た反転式ラッチボルト4は、扉を開くことにより、ラッ
チボルト受け20に反転式ラッチボルト4の左面43が
当接し、この反転式ラッチボルト4は実線で示す位置に
反転する。そして、扉を開き続けると、ラッチボルト受
け20に反転式ラッチボルト4の左面43の斜面を沿わ
せて、ラッチガイド6内に後退する。
【0032】
【発明の効果】錠前本体の本体取付部よりフロントをラ
ッチ停止体と共に外すことにより、簡単に扉の左右開き
用のラッチ錠にすることができ、従来のように扉の左右
開きに適した反転式ラッチボルトを有するラッチ錠をそ
れぞれ別に作製して用いるものに比べて製作費が安価と
なる。
【0033】反転式ラッチボルトの回転阻止機構と反転
式ラッチボルトの後退を阻止したり、後退を可能とする
施解錠機構を設備したから、従来のロッキングピースに
比べて反転式ラッチ錠自体を簡単化かつ小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラッチ錠の正面図である。
【図2】本発明のラッチ錠の底面図である。
【図3】本発明のラッチ錠の錠前本体から上蓋を取去っ
た一部断面とした側面図である。
【図4】反転式ラッチボルトの回転阻止機構を示すもの
で、レバー操作前の要部拡大斜視図である。
【図5】反転式ラッチボルトの回転阻止機構を示すもの
で、レバー操作時の要部拡大斜視図である。
【図6】反転式ラッチボルトの回転阻止機構を示すもの
で、錠前本体の角穴にレバーハンドルを有する角芯の差
込み状態を示す一部断面とした要部正面図である。
【図7】反転式ラッチボルトの施解錠機構を示す一部を
断面とした要部拡大側面図で、(1)は施錠状態のもの
で、(2)は解錠状態のものを示す。
【図8】ストッパー作動板とサムターン連結体の詳細を
示したもので、(1)はストッパー作動板とサムターン
連結体の拡大斜視図で、(2)は錠前本体に組込んだ状
態の一部断面とした要部拡大背面図である。
【図9】扉を閉じるときの反転式ラッチボルトの動きを
示した一部断面にした要部平面図であり、(1)は反転
式ラッチボルトがラッチ受けに当接した状態のもので、
(2)は(1)の状態における反転式ラッチボルトを中
央で横方向に切断したものを示す。(3)は反転式ラッ
チボルトがラッチボルト受けに当接して掛止孔に掛止さ
れる直前の状態のものを示す。
【図10】扉を開放するときの反転式ラッチボルトの動
きを示した一部断面にした要部平面図であり、(1)は
反転式ラッチボルトがラッチ受けに当接して反転する状
態を示す。(2)は(1)の状態から反転式ラッチボル
トがラッチガイド内に後退した状態における反転式ラッ
チボルトを中央で横方向に切断したものを示す。
【符号の説明】
1 ラッチ錠 1a 錠前本体 1b 錠前本体の前面 2 本体取付部 3 フロント 4 反転式ラッチボルト 41 前面 42 後面 43 左面 44 右面 45 上面 5 ラッチ停止体 51 ラッチボルト出入孔 6 ラッチガイド 64 後面板 7 ラッチ突起部 81 ラッチ回転阻止片 82 案内溝 85 起立連結片 86 上下作動片 9 バネ挿入部 91 圧縮コイルバネ 10 上下摺動板 101 昇降片 104 バネ挿入部 105 バネ受け(ラッチストッパー案内板) 11 回転体 111 昇降板 114 回転体受け板 12,13 レバーハンドル角芯 121,131 角穴 17 ラッチボルト施解錠機構 171 ラッチストッパー 174 圧縮コイルバネ 18 ストッパー作動板 182 回転軸 183 ねじりコイルバネ 19 サムターン連結体 193 高さの低いつまみ 194 高さの高いつまみ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−92972(JP,U) 実開 平1−114762(JP,U) 実開 平1−114765(JP,U) 実開 昭62−2756(JP,U) 実公 平7−54502(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 15/10 E05C 1/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面形状が略菱形状である反転式ラッ
    チボルトを出入するラッチボルト出入孔がフロントに形
    成され、このフロントが錠前本体の前面における本体取
    付部に取付けられ、扉を閉じる時には前記したラッチボ
    ルト出入孔に反転式ラッチボルトが後退し、扉を開放す
    る時には反転式ラッチボルトが反転して開錠するように
    したラッチ錠であって、前記したラッチボルト出入孔よ
    り前端部が出入する反転式ラッチボルトの後部における
    上下面に設けて、この反転式ラッチボルトが前記したラ
    ッチボルト出入孔から飛び出すことを防止すると共に反
    転式ラッチボルトの回転を防止するラッチ突起部と、こ
    のラッチ突起部を案内する案内溝を有し、反転式ラッチ
    ボルトの上面に添接したり、この上面から上昇するラッ
    チ回転阻止片と、このラッチ回転阻止片の当たる反転式
    ラッチボルトの上面と前面を除く反転式ラッチボルトの
    回りを囲むように前記した錠前本体内に設備したラッチ
    ガイドと、前記した反転式ラッチボルトの右面中央部に
    形成したバネ挿入部にこのバネ挿入部内と前記したラッ
    チガイドの後面板間に介在した圧縮コイルバネと、前記
    したフロントに嵌め込み、反転式ラッチボルトが挿入す
    るラッチボルト出入孔を有し、前記ラッチ突起部と当接
    して反転式ラッチボルトを停止するラッチ停止体とから
    なり、フロントを本体取付部から取外してラッチ停止体
    を反転式ラッチボルトから取除き、反転式ラッチボルト
    上面のラッチ突起部をラッチ回転阻止片の案内溝に案内
    して、反転式ラッチボルトを前記した圧縮コイルバネの
    弾力によりラッチガイドから突出して反転式ラッチボル
    トを軸方向に180°回転して反転式ラッチボルトを元
    のように挿し込み、フロントを本体取付部に取付けて反
    転式ラッチボルトをラッチ停止体によりフロントからの
    抜出しを防止し、反転式ラッチボルトを左右開き用の扉
    に適合させることを特徴とするラッチ錠。
  2. 【請求項2】 横断面形状が略菱形状である反転式ラッ
    チボルトを出入するラッチボルト出入孔がフロントに形
    成され、このフロントが錠前本体の前面における本体取
    付部に取付けられ、扉を閉じる時には前記したラッチボ
    ルト出入孔に反転式ラッチボルトが後退し、扉を開放す
    る時には反転式ラッチボルトが反転して開錠するように
    したラッチ錠であって、前記したラッチボルト出入孔よ
    り前端部が出入する反転式ラッチボルトの後部における
    上下面に設けて、この反転式ラッチボルトが前記したラ
    ッチボルト出入孔から飛び出すことを防止すると共に反
    転式ラッチボルトの回転を防止するラッチ突起部と、こ
    のラッチ突起部を案内する案内溝を有し、反転式ラッチ
    ボルトの上面に添接したり、この上面から上昇するラッ
    チ回転阻止片と、このラッチ回転阻止片の当たる反転式
    ラッチボルトの上面と前面を除く反転式ラッチボルトの
    回りを囲むように前記した錠前本体内に設備したラッチ
    ガイドと、前記した反転式ラッチボルトの右面中央部に
    形成したバネ挿入部にこのバネ挿入部内と前記したラッ
    チガイドの後面板間に介在した圧縮コイルバネと、前記
    したフロントに嵌め込み、反転式ラッチボルトが挿入す
    るラッチボルト出入孔を有し、前記ラッチ突起部と当接
    して反転式ラッチボルトを停止するラッチ停止体とから
    なり、フロントを本体取付部から取外してラッチ停止体
    を反転式ラッチボルトから取除き、反転式ラッチボルト
    上面のラッチ突起部をラッチ回転阻止片の案内溝に案内
    して、反転式ラッチボルトを前記した圧縮コイルバネの
    弾力によりラッチガイドから突出して反転式ラッチボル
    トを軸方向に180°回転して反転式ラッチボルトを元
    のように挿し込み、フロントを本体取付部に取付けて反
    転式ラッチボルトをラッチ停止体によりフロントからの
    抜出しを防止し、反転式ラッチボルトを左右開き用の扉
    に適合させると共に、前記したラッチ回転阻止片の後端
    に起立連結片、この起立連結片の上端にラッチ回転阻止
    片と平行なラッチ回転阻止片の持上げ片を設け、この持
    上げ片の下面に前端を取付けた上昇下降片と後端にこの
    上昇下降片と連結して凹んだバネ挿入部からなるラッチ
    回転阻止片の上下摺動板と、前記した錠前本体の中央部
    に軸支したレバー状回転体と、このレバー状回転体は一
    側上方に上昇下降片の下面に添接する昇降片とこの一側
    下方に前記したラッチガイドの後部下面に設けたバネ受
    けを兼ねたラッチストッパー案内板に装着したバネを受
    けるバネ受けとをそれぞれ取付け、前記したレバー状回
    転体の他側中間部に前記した上下摺動板のバネ挿入部に
    おける下面との間にレバーハンドル角芯を挿入するため
    の角穴を介在する回転体受け板を取付けたものであっ
    て、反転式ラッチボルトを案内する前記したラッチガイ
    ドの底面板を貫通し、常にバネにより下方に付勢したラ
    ッチストッパーと、前端がこのラッチストッパーの下面
    に当接して後端が錠前本体に軸支されて上下に作動する
    ようにしたストッパー作動板と、このストッパー作動板
    の後端を軸支した軸に介在させて一端を錠前本体に掛け
    止めたねじりコイルバネと、このねじりコイルバネの他
    端を常に下方向に付勢させてこの他端と当接する高さの
    低いつまみ、及びこのつまみより高さが高く、ストッパ
    ー作動板の下面に当接し、ストッパー作動板を軸支した
    前記後端を中心として前端を持ち上げる高さの高いつま
    みを並設したサムターン連結体とからなり、前記したス
    トッパー作動板の前端の上下作動により、前記したラッ
    チガイドの底面板を貫通してラッチストッパーを昇降さ
    せて反転式ラッチボルトの後退を阻止したり、後退を可
    能とするラッチボルト施解錠機構とからなることを特徴
    とするラッチ錠。
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